野口五郎の歌で妄想する「秒速5センチメートル」(その1):もし貴樹と理紗が同棲していたら

寒空
 
 こんばんは。三連休もあっという間に終わってしまいました。秋が戻ってきたようだった札幌も昨日今日は結構寒く、今日は曇りから雨模様。雨が降っているうちはまだいいのでしょうが。何気にストーブのスイッチを入れてしまう自分が怖い。まだ11月だというのに。

コミック版の水野理紗と貴樹

 本日は久しぶりに「妄想秒速」です。ここのところ「妄想言の葉」に浮気したりしてすっかりレトロ歌謡路線ですが、レトロ路線は今回も健在。今日は野口五郎の「甘い生活」で妄想してみたいと思います。

野口五郎 めぐり逢う青春

 野口五郎は1956年2月23日生まれで岐阜県出身。西城秀樹、郷ひろみとならぶ新御三家の一角で、1970年代の日本を代表する男性アイドルの一人です。

 妻はレースクイーンやキャンギャルの経歴を持つタレントの三井ゆり。「お嫁さんにしたいタレントNo.1」になったこともある反面、「女性が嫌う女性タレント」ランキングに名前が挙がることもありました。個人的には年齢を4歳詐称していたことが発覚したという事件が記憶に残っています。1997年のことでしたか、25歳と称していたのが実は29歳だったという。野口五郎との結婚は2001年なので詐称の影響はなかった模様です。

三井ゆり

 それはさておき、野口五郎は1971年に演歌歌手として15歳でデビューし、2曲目からはポップス歌手に転向して成功しました。1972年には紅白歌合戦に当時最年少(16歳10か月)で出場しました。郷ひろみは1973年、西城秀樹は1974年が紅白初出場だったので、新御三家では一番早い紅白出場でした。

 「甘い生活」は1974年10月リリースの14thシングルで、オリコンで初めての1位を獲得し、50万枚近いセールスを記録(累計では95万枚)して自身最大のヒットとなりました。作詞山上路夫、作曲筒美京平で、この年の第16回日本レコード大賞で作曲賞を受賞しています。また新御三家が初めてそろい踏みした1974年の紅白歌合戦では野口五郎はこの曲を歌いました。

甘い生活

 この歌で妄想されるのは、貴樹四度目の恋となる水野理紗との恋愛模様とその終焉です。初恋は言わずと知れた明里で、花苗は残念ながら彼女の片想い。小説版によれれば大学時代に2回(大学の生協で一緒に弁当を売っていた子と塾講師の子)恋愛をしており、水野さんとの恋愛はそれに続くもののようです。

 大学生時代の彼女については映像版には登場しませんが、清家雪子のコミック版ではちらりと登場しています。手元にコミックがないので画像を出せないのが残念ですが、弁当売りの子は可愛らしい子で、塾講師の子はクールビューティー風で貴樹と塾の経営者と二股かけているというちょっとアレな子でした。ゴミバケツを蹴っ飛ばしてちょっとDVチックな貴樹が描かれていました。

貴樹のベッド

 水野理紗との恋愛はお互い社会人ということもあり、最も濃密な関係であっただろうと思われます。映像版でも一瞬ですが一緒のベッドにいる姿が描かれていましたし。もしもう少し長く続いていたら、同棲生活になっていたかも知れません。それでも二人が結ばれる未来はちょっと考えられないのですが…

水野さん

 あなたと揃いの モーニング・カップは
 このまま誰かにあげよか
 二人で暮らすと はがきで通知を
 出した日は帰らない
 愛があればそれでいいと
 甘い夢をはじめたが
 今では二人からだ 寄せても愛は哀しい
 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ

机に向かう水野さん

 貴樹も一度は「この人となら」と思ったはずなのです。そしてその幻想は最も長く続いた。しかし、やはり明里の呪縛を脱することはできませんでした。貴樹の心の中の違和感、つまり「これじゃない」という思いは小さくなるどころか次第に大きくなる一方なのでした。

一人の部屋に帰ってきた水野さん

 土曜の夜には あなたを誘って
 町まで飲みにも行ったよ
 なじみのお店も この町はなれりゃ
 もう二度と来ないだろ
 壁の傷はここにベッド
 入れた時につけたもの
 今ではそんなことも 心に痛い想い出
 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ

二人のベッド

 今では二人からだ 寄せても愛は哀しい
 何かがこわれ去った ひとときの甘い生活よ

暗い水野さん

 どうして自分の恋愛は上手くいかないのか。貴樹も今回ばかりはかなりの苦悩があっただろうと推察されます。大学時代の恋愛については、小説版では特に罪悪感を感じている風ではないのですが、水野理紗に対しては何らかの強い想いが残ったことでしょう。でも電話に出ないしなあ。

 映像版では何故に二人の恋愛が終焉を迎えたのかがはっきりと描かれていなかったので、コミック版ではその部分を補完しようと頑張ったようですが、その展開は貴樹が相当の鬼畜に写るので、私をはじめ貴樹に意識をシンクロさせていた男性ファン(すなわち秒速病患者達)からはかなりの不評のようです。女性視点だと男(貴樹)を悪役にするとすっきりと解釈できるのかも知れませんが。

空を見上げる貴樹

 “今では二人からだ 寄せても愛は哀しい”の部分が、一つのベッドで寝ながら心が離れているような映像版の一コマを連想させますね。それでは聞いてみて下さい。まずはショートバージョン。解像度がちょっと残念ですが歌の上手さは堪能できます。



 こちらはフルバージョン。ギター弾き語りです。フルバージョンでしかもフルHDですが、曲の後に2013年時

点でのトークが入っています。トメさんいらんわ。



 2010年4月に歌ったバージョン。リリース時は18歳で、この時は54歳。36年の時間の流れを感じられるでしょうか。やはり歌うまいですねこの人は。フルバージョンでフルHDです。
 


 タイトルですでに(その1)と入れているとおり、野口五郎の歌ではまだ妄想する予定です。近日公開。需要があるかどうかはわかりませんが。
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写真が?

最初の画像、どうみてもチャン・グンソク。

Re: 写真が?

green appleさんはじめましてこんばんは。こんな僻地へようこそいらっしゃい。

> 最初の画像、どうみてもチャン・グンソク。

 若き日の野口五郎はチャン・グンソクに似ているという話は有名なんですが、ご指摘のとおりうっかり取り違えてしまっていました。大変失礼しました。

 こっそり差し替えさせていただきました。
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