記憶に残る一言(その9):神山高志と林田慎二郎のセリフ(魁!!クロマティ高校)

中島公園の秋
 
 ちょっと奥様聞きまして!?明日の札幌の天気予報は晴れ時々雪、最低気温3度、最高気温5度ですってよ。今日は最低気温7度、最高気温16度で夕方雨が降ってきましたが全然寒くなかったのに。もっとも中央区は雨らしいですけどね。大自然が魅力の大北海道といえども「200万人都市」(ちょっと盛りました。本当は193万人くらい)札幌中心部は都市化が進行しているということでしょうか。まだ雪はええっちゅーの。

札幌地下歩行空間

 実は札幌駅から大通公園までは、「札幌駅前地下歩行空間」で結ばれており、さらにさっぽろ地下街ポールタウンに接続しているので、札幌駅からすすきのまでは地下を通って行くことができるのです。夏場は全く用なしだと思っていましたが、雪の季節には重宝するでしょうね。

魁!!クロマティ高校

 さて本日は久々に「記憶に残るセリフ」行ってみましょう。今回は「魁!!クロマティ高校」からの名セリフです。

アニメ版ひょっとして

 「魁!!クロマティ高校」は2000年から2006年にかけて週刊少年マガジンで連載されていた野中英次のギャグ漫画で、2002年に第26回(平成14年度)講談社漫画賞少年部門を受賞しています。

メカ沢

 真面目で成績優秀な主人公神山高志が、選りすぐりの不良達が揃い「ワルのメジャーリーグ」とも言われるほど恐れられている(そして驚くほどのバカが揃った)悪の巣窟「都立クロマティ高校」に、不思議な経緯で入学してしまうことから始まるギャグ漫画です。

メカ沢フィギュア

 神山は、中学時代に助けてもらった親友と同じ高校に行くため「引き算ができれば入学できる」というクロマティ高校を受験したのですが、なんと親友は不合格となってしまい(なぜ落ちたし。引き算できんかったんか)、結局神山1人が入学してしまうのですが、挫けずに通学している内に、クセの強い(強すぎる)友人や仲間が増えてゆき、異常な学校に馴染んでいきます。

中沢新一

 個性的なキャラクターが揃うクロマティ高校ですが、ひときわ異彩を放つのがメカ沢新一でしょう。多分名前の由来は中沢新一なのでしょうが、もうそんなの関係ねぇ!(古い)

メカ沢とメカ沢β

 明らかにドラム缶型のロボットのような外見。油をさしたり、中をドライバーでいじったり、初期化ボタンがついていたりする頭部。内部にコンピューターが備わっていたり、変形したりするボディ。明らかにロボットなのですが、本人にはなぜか全く自覚がありません。

漢だメカ沢

 義理人情に厚い、男らしい硬派の中の硬派です。何しろ物理的にも硬いし。放電攻撃やドリルなど、ロボらしい技も持っています。初めは神山や林田(究極バカ)たちはメカ沢を普通の高校生ではないかもしれないとにらんでいましたが、なぜか彼のクラスメートは全く気づいていません。

漢だメカ沢その2

 頼りになる男ですが、機械オンチなのでした。級友が壊れたCDプレイヤーを直せないかと尋ねてきて「何となくお前は機械に強そうな気がしてさ…」と言うのですが(そりゃ本人がメカだけに)、メカ沢はそれは単なる先入観であり、それで勝手な思い込みをしてはいけないと諭します(極めて理性的だなあ)。

メカ沢新一

 それどころか、メカ沢は機械に頼りすぎてデジタル化された世界に危惧を持っており、
 「やっぱそこに心が通い合わなきゃスゲェむなしいと思うんだよ…」
 「このままじゃオレたち……機械に支配されちまうぜ!!」
と、人間同士の心が通じ合う事の大切さを強調するのです。

それはひょっとしてギャグで言っているのか

 この、機械オンチな機械が機械に支配されることを恐れるという、シュールな光景を目の当たりにした神山(右)と林田(左)が心の中で思い切りツッコんだ時のセリフがこれです。

ひょっとしてAA

 いや…メカ沢の言っていることは至極まっとうなのですが。どうしても「お前が言うな」と言いたくなりますよね。そしてこのセリフ、使い勝手が良かったので一時期は上記のようなAAが流行していました。今でも頻繁に使われているようです。

ミルコ・クロコップさんの名言

 また同趣旨のツッコミとしては、K-1とかPRIDEに出場していた格闘家ミルコ・クロコップのこれもありました。これは「PRIDE男祭り」の煽りVTRの中で発言した言葉「What are you saying?」の訳のようですが、メカ沢へのツッコミとしては互換性があるような。ところでクロアチア人で元警官ということでクロコップというリングネームは、それこそ

それはひょっとしてギャグで言っているのか

 しかし相変わらず級友達はメカ沢が機械だとは思いもよらず、神山たちも次第にツッコまなくなっていきます。その割に級友達はメカ沢を思いっきりロッカーや自動販売機と見間違えたりしているんですが(笑)。いいなあ、こういうシュールなギャグ。

ドリル付きメカ沢

 メカ沢新一は1月1日生まれで、座右の銘は「人間だもの」。得意科目は美術・現代国語で、尊敬する人物は高倉健と鶴田浩二。好きな音楽は吉田拓郎(「♪人間なんて ラララ ラララララ」)だそうです。「早く人間になりたい!」とかは禁句でしょうかね。

メカ沢くん

 なお、作中の人気キャラクターの一人ですが、作者の野中英次は「壊したい」「ジャマ」「あんなのに人気があるわけがない」と否定しています。なお講談社の月間児童漫画雑誌「コミックボンボン」では、メカ沢を主役とした漫画「メカ沢くん」(ダイナミック太郎:2003年-2005年)が連載されていました。残念ながら同誌は2007年に休刊してしまいました。

しばいぬ子さん

 ちなみに竹書房系四コマ雑誌で連載され、アニメ化された「しばいぬ子さん」さんは、どうみても柴犬なのに、準主人公である石橋茶子とその弟以外は誰もその姿を気にしないしばいぬ子さんが主人公ですが、メカ沢新一の設定をパクったのではないかと思っているのは私だけでしょうか?

言え!言うんだ

 さあ皆さんも、世の中のおかしな事件・言動などに遭遇したら心の中でこうツッコみましょう。「ひょっとしてそれはギャグで言っているのか!?」……でも大方はギャグじゃないんですよねえこれが。

実写化したクロマティ高校

 ちなみに「魁!!クロマティ高校」は2003年にアニメ化されているほか、2005年にはまさかの実写映画化されています。「魁!!」は「魁!!男塾」からパクった感がありますが、これは特にクレームはつかなかった模様ですが、「クロマティ」の語源であろう元巨人軍のウォーレン・クロマティは、映画化に際して無断で名前を使用されたとして公開中止を提訴しました。

クロマティ

 映画は字幕でクロマティ本人とは無関係である旨を表示することで仮処分申請が取り下げられました。その後もクロマティは、配給会社と原作を連載している講談社を相手に損害賠償を請求する民事訴訟を起こして争う構えを見せていましたが、どうも現在はうやむやになっているようです。

バース
デストラーデ

 一説には、作中にクロマティ高校のほか、バース学園高校とかデストラーデ工業高校、マニエル高校といった元助っ人野球選手から命名したとみられる高校が登場していたことから、クロマティはランディ・バースやオレステス・デストラーデにも損害賠償の民事訴訟の引き込みを図ったのだそうですが、バースには「子供じゃないんだから」と笑われ、デストラーデには「今でも俺達を日本のファンが覚えているだけいいじゃないか」と全く相手にされなかったのだとか。それこそ…

それはひょっとしてギャグで言っているのか
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マガジン第2黄金期

当時はジャンプの人気作品「ドラゴンボール」が終了し部数を大幅に減らしたのに対し、「金田一」「GTO」「シュート!」などがヒットし再びジャンプを抜いたのがマガジン派の自慢です(笑)
・・・がコレは読んでいませんでした。

クロマティ、バース、デストラーデ、マニエル・・・
昔の外国人野球選手は個性もあって記憶に残りますね~~~

Re: マガジン第2黄金期

 junkyさんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 junkyさんはマガジン派なんですか。私はチャンピオン(売れてた頃の)→ジャンプでした。就職して足を洗いましたが。

 マガジンは行きつけの床屋にあったので、待ち時間に読んでいましたね。サンデーが一番疎かったな…

> クロマティ、バース、デストラーデ、マニエル・・・
> 昔の外国人野球選手は個性もあって記憶に残りますね~~~

 超芸術「トマソン」の由来となった舶来扇風機トマソンとかもいましたね。最近だとラミレスが良い味だしていました。
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