好きな声優さん第四期(その1):種田梨沙~期待の新星は美人さんだった

こんばんは。今日もなかなかに冷え込んだ札幌ですが、とりあえず寒波もここまでのようで、明日からは気温が上がる模様です。そうこうしているうちに木立もすっかり寂しくなってきました。

本日は昨日も取り上げた種田梨沙を紹介したいと思います。「好きな声優さん」シリーズは第三期までで一期13人ずつ、計39人を取り上げてきましたが、遂に第四期の開始です。第三期が終了したのが去年の7月なので、1年3か月以上ぶりですよ。しかも13人集める当ては今のところ無いので、不定期連載ということでオナシャス。なんで一期13人なのかといえば、これは「重戦機エルガイム」に登場した13人衆(EX13)になぞらえている訳です。


「重戦機エルガイム」は「ファイブスター物語(略称FSS)」のベースとなったアニメですが、13人衆はミラージュ騎士の原型と言っていいだろうと思います。つまり声優さんの中でも(私が選んだ)屈指の精鋭であるという意味合いと、「ええい!FSSの13巻はまだか!」という怒りを含んだ焦れを内包しているという。……まあこんな30年前のアニメ作品の設定などどうでもいいことですよ(だったら言うな)。

そういや、「銀河お嬢様伝説ユナ」には闇のお嬢様13人衆というのが出てきたなあ。あれもエルガイム由来だったのでしょうか(さらにどうでもいい話題)。

種田梨沙は1988年7月12日生まれで東京都出身。今時珍しく実家にはテレビがなかったということで、ラジを聞いて育ったそうです。兄が二人の三人兄妹の末っ子ですが、中高一貫の女子校に通っていたそうです。

中学1年の頃に「ハリー・ポッター」シリーズのファンとなり、声優に興味を持ち始めたそうですが、女子校では芸能活動が禁止だったそうで、演技のノウハウは独学で学んだのだとか。

元々絵を描くのが得意であったため、美術大学のデザイン科に入り、中学校・高等学校教諭1種免許(美術)を取得しています。美術の先生か…なんか変わった人が多かった気がします。大学時代に事務所に通いながらラジオ番組のアシスタントを務めたり、ミニシアター系の映画に出演したりしていました。

声優デビューは2010年で、ドラマCDのエキストラが初仕事でした。2012年9月に「新世界より」でテレビアニメで初主演を務め、主役の渡辺早季名義でED曲「割れたリンゴ」も担当しました。

2013年には「ゆゆ式」「きんいろモザイク」で、それぞれユニットを組んで主題歌を担当するなど、目覚ましい活躍を見せていますがが、私が視聴していなかったので全然認識していませんでした。スマヌ。

2014年には春季アニメ「ご注文はうさぎですか?」で天々座理世を、夏季アニメ「グラスリップ」では永宮幸を、そして秋季アニメ「異能バトルは日常系の中で」で高梨彩弓、「四月は君の嘘」で宮園かをりと、私が視聴したアニメに続々と登場してきました。

「ご注文はうさぎですか?」では主要キャラが結成する「Petit Rabbit's」の一員としてOP「Daydream café」を歌ったほか、「異能バトルは日常系のなかで」でも主要キャラが結成する「Qverktett:||」の一員としてOPの「OVERLAPPERS」を歌っています。

では私の知っている種田梨沙の演じたキャラの紹介です。が、「ごちうさ」の天々座理世については既に本年8月7日に紹介済み(http://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-787.html)なので省略。

ということで電波系キャラが多かった「グラスリップ」の宮永幸から。ヒロインである深水透子のクラスメイトで高校3年生です。


病弱で高校を休みがちで、よく入院しています。趣味は読書。親友である透子に好意以上の感情を抱いているようで、いわゆる百合キャラ風です。

そのせいか、登場するやいきなり透子に馴れ馴れしく接してきた沖倉駆には強い警戒心を示し、嫉妬からか透子と駆の関係を邪魔しようと目論んだりもしていました。それ自体はともかく、自分に好意を抱いている白崎祐を、その好意をいいことに利用しようとしたら、かなりの腹黒という印象を持ちました。しかもそれがばれてるし。

物語中盤から病院生活を余儀なくされていました。祐に明確に想いを寄せられていますが、当初は彼からの好意を持て余し気味でした。だからって策略に利用していいことはないですが。後半は透子と同じくらい好きという気配を示していましたが、これはバイセクシャル宣言なのか?

そしてまだ始まったばかりですが「異能バトルは日常系のなかで」の高梨彩弓。

泉光高校三年二組で、文芸部の唯一の三年生にして部長です。物腰が柔らかく博識で、柔和な印象がありますが、柔道と空手は黒帯レベルで、沸点は意外に低くすぐに手が出るようです。「ドSなお姉さん」というキャッチフレーズがありますが、今のところはそれほどとは思えませんが。

灯代の十倍速を目で追う、市民プールで飛び交う水滴を一滴残らず躱し切るなど、運動神経・戦闘力は文化部随一。それも異能ゆえではないという。

よく本を読んでいますが、どうやら腐女子のような気配があり、サブカルにも理解があるので重度の中二病である安藤寿来の話にも対応できるようです。

昨日も書きましたが、彼女の手にした異能は、触れたものを彼女の思うあるべき姿に戻す「始原(ルートオブオリジン)」。

中の人は「ごちうさ」の青山ブルーマウンテンであり、「グラスリップ」の高山やなぎでもある櫛川鳩子と並んで、作中のグラマラス部門担当者のようです。脱いだら過ごそうな鳩子に対し、外見からバインバインなのが彩弓。

最後に「四月は君の嘘」のヒロイン、宮園かをり。


主人公である有馬公生と同じ市立墨谷中学の3年生で、ヴァイオリニストです。気が強く、明るい性格ですが、実際は寂しがり屋のようで、公生に「一人にしないで」と泣きながら縋っていました。「神童」と賞されていた小学生時代の公生を知っており、憧れていたようです。


楽譜に忠実に弾くことが求められるコンクールにおいて、極めて個性的な演奏をしたので、審査員達からは酷評されましたが、聴衆から絶大な支持を受けて二次予選に進みました。

二次予選では強引に公生にピアノ伴奏を依頼しましたが、さあ結果はどうなるか。親友の澤部椿と共に公正を追い込むところは、「ちはやふる」でかるた部に強引に引き込もうとした綾瀬千早を彷彿とさせました。


ちなみに椿のCVは佐倉綾音で、「ごちうさ」の心愛と理世コンビ、ここに復活です。今後青山ブルーマウンテンも出てくるらしいですよ。

それにしてもこの人は美人だなあ。声優の資質や魅力に「美人」であるは関係ないと思っていますが、「美しいものが嫌いな人がいるかしら」(byララァ)ということで、どうせなら綺麗な方がそりゃあいいですよ。


美人度では雨宮天と並んで最近売り出し中の声優の双璧ではないかいな。声もかなり使い分けるので、花澤香菜の後継者もしくはライバルになるかも知れませんね。


スポンサーサイト