好きなアニメキャラ(その44):七草真由美(魔法科高校の劣等生)

こんばんは。昨日は冷え込んだので峠では雪が降った北海道ですが、今日はまた秋晴れで暖かかったですね。三寒四温は春の言葉ですが、この季節は言わば四寒三温でしょうか。夜になると冷え込むのがさらに秋の侘びしさを募らせるような。

本日も引き続き好きなアニメキャラです。昨日と同じく「魔法科高校の劣等生」から国立魔法大学付属第一高校の生徒会長・七草真由美です。「七草」で「さえぐさ」と読む不思議な名字ですね。理由はあるのですがここでは省略。

身長155㎝、体重48㎏と小柄ですが、バストやヒップサイズは女子の平均並みということで、いわゆるトランジスターグラマーです。深雪もそうですが、体重を公表したんならスリーサイズも公表して欲しいものですね。

昨日の司馬深雪は学校一の美少女との誉れも高いそうですが、アニメを見る限りこの真由美もタメを張る美人だと思います。恐らく三年生随一でしょう。深雪が一年生一の美少女ということで、「魁!!男塾」に例えるならば(なぜ例えたし)、一号生筆頭剣桃太郎という役柄だとすれば、真由美は三号生筆頭の大豪院邪鬼ということに。

興味の無い人にはどうでもいい話ですが、二号生筆頭の明石剛次に該当する二年生一の美少女は誰なんでしょうか?

「美少女剣士」「剣道小町」の異名を持つ壬生紗耶香あたりかな。

それともバカップルぶりがちょっとうざい千代田花音か。

役職的には次期生徒会長の中条あずさが適当かとも思いますが、可愛いけど美少女かというと……。

即断できないので、ひとまずおいておいて真由美の話です。深雪同様、入学試験を主席で突破した才女です。背の低いのを気にしているような発言もありますが、自身のルックスやスタイルには密かな自尊心があった模様です。そりゃあ鏡をみればそうなりますよね。ただし、深雪と出会って以降は自信を喪失しているそうで、あんまり表には出さないですが、才色両面で自分を凌ぎかねない深雪には心穏やかではない部分もあるかもしれません。達也によくちょっかいを出しているのはその心理の裏返しだったりして。

ちなみに第一高校では部活連会頭の十文字克人と風紀委員長の渡辺摩利と並び、「三巨頭」と称されており、この三人が入学以来ダントツの実力を示してきたため、付属高校の対抗戦である「全国魔法科高校親善魔法協議会」(通称九校戦)では第一高校が二連覇していました。そして達也や深雪の活躍もあってめでたく三連覇で卒業に至るということになったわけです。

ところで三巨頭というとチャーチル(英)、ルーズベルト(米)、スターリン(ソ)の三巨頭(ビッグ・スリー)を連想する人が多いのでしょうが……

この人達を連想してしまうのは私だけでしょうか?ちなみにアイアコス、ミーノス(ミーノース)、ラダマンティスはギリシャ神話においては三人ともゼウスの子(ミーノースとラダマンティスは同母)で、冥界の審判者となっています。確かに冥界の三巨頭と呼ぶにふさわしいけど、「聖闘士星矢」では単に冥闘士の親分格に過ぎませんでしたね。

おっとまた話が横に。ストレートロングの黒髪が特徴の深雪に対し、真由美はフワフワロングの黒髪です。そして出自も、日本最高の魔法師の家系である十師族においても、四葉家とタメを張って最有力とされる七草家の長女です。ただし兄が二人に妹が二人(双子)いるため、当主の後継者かどうかは差だけではありません。

七草家は、不得意とする魔法の系統がないことから「万能の七草」の異名を取っていますが、真由美自身は驚異的な速度と圧倒的な精度での遠隔精密射撃魔法を得意とし、十年に一人の逸材とか世界屈指の使い手と称えられており、「エルフィン・スナイパー」「妖精姫」の異名を持っています。多分この二つ名は、真由美のルックスの良さもあってのものなんでしょうね。「エルフィンスナイパー」はともかく「妖精姫」は長じては痛い二つ名になってしまうかも「妖精妃」とか「妖精夫人」に変わったりして。

普段は人当たりの良いお嬢様のよう振る舞っていますが、真由美が認めた人々の前では猫被りをやめて、彼女本来の小悪魔的な性格で接しています。ルックスの良さと高い魔法力に加え、優れたディベート能力もあって、生徒会長としては人望が厚い彼女ですが、一科生と二科生の対立を改善したいという考えは、なかなか実現できないでいました。達也の入学によりその切っ掛けができたようですが、達也世代の二科生には他にもレオ、エリカ、幹比古と異彩の逸材が揃っているので、そもそも入学試験の方法を変えた方が国益に沿うのではないかという気もします。なにしろ「劣等生」のはずの達也がその実、戦略級魔法師(都市あるいは艦隊を一撃で潰滅させることが可能な威力を持つ魔法が使える魔法師)ですからね。

真由美は達也と深雪の入学式当日に最初に話しかけてきた生徒で、達也のペーパーテスト全問正解には高い評価を示し、それ以降も達也と深雪の兄妹に特別な興味を注いでいました。達也には何かとモーションをかけるような態度を示しており、それは前述の小悪魔的性格から達也からかっていたり、深雪を嫉妬させようとしているのかも知れませんが、多分実際にも達也には好意を抱いているのだろうと思います。

ちなみに真由美のパパンで七草家の現当主である七草弘一と達也・深雪の叔母で四葉家の現当主である四葉真夜はかつて婚約していたそうですが、アニメではまだ語られていない過去の大事件により解消されています。もしこの二人が結婚していたら、達也と深雪の運命は大きく変わっていたでしょうし、真由美にいたってはこの世にいなかったりするかも知れません。真夜の娘として真由美が生まれたとしたら、どんな能力を持つのか非常に興味深いですね。とりあえず髪の毛はストレートになって容貌も深雪に似た可能性はあるでしょう。

ちなみにアニメ終盤の「横浜騒乱編」の時期には生徒会長を退いていましたが、新生徒会長の中条あずさがまだ会長が板に付いていないこともあってか、存在感にはなお圧倒的な開きがありました。多分卒業するまで周囲は真由美を「会長」と呼んでしまったりするんじゃないでしょうか。あずさが真っ先に呼び間違えそうな気がします。

ちなみに私、真由美という名前が個人的にすごく好きです。え?明里?それはまあ別格として、真由美という名前は昔から好きなんですよ。だから真由美という名前を持つキャラを可愛く描いてくれた本編はそれだけで好きにならずにいられません。

CVはどんだけ仕事取ってくるんだといいたくなるような人気声優花澤香菜。色んな役をこなすだけあって、様々な声色を使い分けていますが、個人的には「STEINS;GATE」の椎名まゆりや「バディ・コンプレックス」の奈須まゆかような癒し系ボイス時のはなざーさんが好きです。もちろん真由美も良かったですけどね。


十文字克人も達也に勧めていましたが、達也×真由美はなかなかに良いカップリングではないかと思います。十師族が自由に伴侶を選べるのかどうか、また深雪が容認するかどうかを考えると難問山積な感じもありますが。個人的には藤林響子(そうだ、この人もやろう!)もいいのですが、達也の相手としてはちょっと年齢が離れすぎているかな。

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