悶絶スパイラル:人気作家になってもオタク心をなくさない三浦しをんがイイ!

デング熱流行地域

 こんばんは。デング熱騒動、なかなか収まりませんね。札幌でも患者が出たりして。私も先日東京に行ったので心配なんです。嘘ですけど。代々木公園にはここしばらく行ったことがありません。私は東京でも人気のないイーストサイド派なのです。なにしろ地獄の一丁目の隣にあるといわれるAD区育ちですから。まあエボラ出血熱よりはましな病気のようですが、早く収束して欲しいですね。これも地球温暖化の影響なんでしょうか。

悶絶スパイラル

 本日は三浦しをんの傑作エッセイ「悶絶スパイラル」です。2007年に単行本が出て、2012年に文庫版が刊行されました。2006年(平成18年)8月に「まほろ駅前多田便利軒」で同年上半期の直木賞を受賞しており、もはや押しも押されもせぬ人気作家となっているのですが、相変わらずの庶民的というかオタク的生活がいいですね。

夢のような幸福

 ちなみに直木賞最年少受賞記録において三浦しをんは29才9か月で第5位です。その上には山田詠美とか平岩弓枝がいますが、史上一位は堤千代の22才10か月。凄い記録だけど全然知らないぞこの作家。初の直木賞受賞女性作家だそうですが、38才で早逝してしまったんですね。

堤千代

 三浦しをんにはぜひ長生きしてオタク人生を継続して欲しいものです。一方、最年長受賞記録は星川清司の68才2か月。もはや“無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞”のコンセプトが崩壊しているような。

乙女なげやり

 例によって文庫本裏表紙の内容紹介です。

単行本悶絶スパイラル

 作家の一日は忙しい。「シャツがイン」のあるべき姿を考察し、脳内政界ラブロマンスに思いを馳せ、ジョジョTを着て打ち合わせにむかう。タクシー運転手さんにはモテ女を演じ、野球場のゲイカップルをやっかみ、天丼を求め夜の町を彷徨う…。キャラの濃すぎる家族や友人たちに囲まれて、妄想アドレナリンは今日も絶賛分泌中。愛と笑いで読者を包む、情熱的ミラクルエッセイ。

桃色トワイライト

 「夢のような幸福」「乙女なげやり」「桃色トワイライト」に続く週一エッセイ連載シリーズの最終作ということで、どうやらサイトで更新していたらしいのですが、作家業の多忙さにより連載が滞りはじめ、ついに終了となったようです。 文庫版ではマンガ家の松苗あけみのイラストが表紙となっており、段々人数が増えていくのが面白いです。三浦しをんのエッセイは他にもいろいろありますが、週一エッセイ連載シリーズは「桃色トワイライト」しか読んでいませんでした。

ジョジョT

 いずれは全作読みたいですが、どこから読んでもあまり問題がないのがエッセイのいいところ。というか、年月を経ても三浦しをんがあまり変わらない生活を続けているというか。「電車男」(なつかしい)に感動したり、ジョジョの奇妙な冒険にはまったり、仲間達と新作落語を作ったり。ぜひ三浦しをんと愉快な仲間達と飲んで見たいです。女性なのに「あんちゃん」とか女犯坊(凄い仇名だ…)とかスターウォーズファンの「ぜんちゃん」とか、とにかく奇人が多くて楽しそうです。

姫川亜弓

 本作では章の狹間に「なんでもベスト5」というコーナーがあって、「私のヰタ・セクスアリス漫画」「泣ける漫画」「理想のヒーロー」「理想のヒロイン」「ダイエットを決意した瞬間」「死ぬかと思った瞬間」「宝くじで1億円当たったら何をする?」「ドラえもんの道具でほしいもの」のベスト5が列挙されています。「宝くじで1億円当たったら何をする?」のベスト5って何なんだって感じですが。

アリオン

 基本三浦しをんは少女マンガに造詣が深く、一方私は少女マンガはからきしなのでよくわからんものも多いのですが、「私のヰタ・セクスアリス漫画」第4位の「アリオン」(安彦良和)、第5位の「北斗の拳」(原哲夫)あたりはわかるなー。しかし、レイ×ケンシロン、シン×ケンシロウ、トキ×ケンシロウといった妄想を持ち出す当たりはさすがBL女と言いたくなります。敢えて言おう、貴腐人であると!私なら「六三四の剣」を入れて欲しいところ。ごく真っ当な剣道漫画ですが、時折妙にエロいんですよね。

杉子ねっちゃ…

 「理想のヒーロー」の第3位に004(アルベルト・ハインリヒ)、第4位に岸辺露伴(「だが断る」の人)が入っているあたりは良いセンスだと思います。「理想のヒロイン」第1位のオスカルは、さすがに少女マンガとはいえ知っていますが、この人ってヒロインなの?どっちかっていうとヒーローっぽいような気がするんですが。第2位の姫川亜弓はよくわかりますが。

004.jpg
岸辺露伴

 「好きなおかずベスト5」は1位揚げ物(特にエビ)、2位天ぷら(特にエビ)、3位刺身(特にエビ)、4位豚の角煮、5位なんでもいいで、「好きな主食ベスト5」は1位お好み焼き、2位たこ焼き、3位飯粒、4位うどん、5位そばだそうです。女性はエビ好きな人多いですよね。三浦しをんのことは「文壇のエビちゃん」と呼んではどうでしょうか。「主食」にラーメンが入っていないのは意外ですが…

オスカル

 エッセイにしばしば登場し、姉である三浦しをんを「ブタ」「ブタちゃん」と呼ぶ弟は今回も健在なのですが、巻末の松苗あけみの解説漫画では中谷美紀とも釣り合うイケメンという妄想が展開されている(中谷美紀なら許そう。伊東美咲ならヤッちまってるところだぜ)のですが、私はこの人のことがむしろ心配です。もういい年のようですが、ちゃんと就職して働いているのでしょうか。他人が心配することではないけれど、姉が人気作家となってお金を持ってそうなだけに、引きこもりになってもタダ飯を喰わせて貰ってないかと。いらんお節介ですが、姉が立派になると弟も大変なんでしょうねえ。「姉よりすぐれた弟など存在しねぇ!」とか言われちゃったりして。

ジャギ兄さん独特の構え
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