魔法科高校の劣等生WEBラジオ 満開!ブルーム放送委員会:仲の悪さがウリ?の楽しいラジオ

こんばんは。今日から札幌の小中学校は新学期だそうです。というか、夏休みなしでも耐えられる暑さなので、代わりに1~2月を全休にしたらどうでしょうか?しかし、今日はそんなことより驚きが。

いつも昼休みになぼけっとNHKを見ているので「花子とアン」(再放送)も目に入る訳ですが、昨日ラストになって何やら色っぽい女性が。あれ?見たことあるなあと思ったので、今日はOPのキャストをガン見したら、やはり“雪乃 壇蜜”の文字が。そうか、壇蜜さん、ついにNHKの朝ドラに出演するまでになったか。やたら色っぽいから、蓮子一家と同居したら夫や息子がNTRということになりそうですが、それはやろうと思えばできるということで、彼女の本質は“色惚け”ではなく、むしろさばさばしているので、同居しても良い感じに暮らせそうですな。

女優としてランクアップしていっても、「ギルガメッシュLIGHT」に出演していたことなどを“黒歴史”にして封印することなく、自然体でありのままにやっていって欲しいですね。幸せの形は人それぞれですが、日々幸せを感じていられることをお祈りしています。それにしても、全く無名の時期に彼女を見いだした私って凄くないですか(誰も褒めてくれないので自分で褒める)。おい香港とかマカオにある(と思われる)人身売買シンジケート、この在野の美人鑑定士を放っておくなんてお前らの目は節穴か。三顧の礼で迎えに来い。しっかり鑑定してやんよ、上玉を。

そんな戯言はさておき、本日の本題に。深雪ならずとも「さすがお兄様ですわ!」と言いたくなるほど毎回毎回お兄様無双の「魔法科高校の劣等生」ですが、実はWEBラジオもありました。「魔法科高校の劣等生WEBラジオ 満開!ブルーム放送委員会」です。

パーソナリティーは光井ほのか役の雨宮天と北山雫役の巽悠衣子。正直、キャストの中では脇っぽい二人なので、ここは主役の司馬兄妹(達也と深雪)がやるべきじゃないの?と思ったのですが、中の人二人のキャラにより、とても面白い内容になっています。

隔週水曜日の更新で、プレ配信の第0回から始まって、現在までに第10回までが更新されています。第3回以降は毎回ゲストが登場していますが主役が来ないのが特徴。来れば乗っ取られると怯える会話もありましたね。

ちなみに国立魔法大学付属第一高校(第一~第九まであって通称「魔法科高校」)では、入学成績によって学生は一科生(ブルーム=花冠)と二科生(ウィード=雑草)に分類されています。二科生は一科生とは違い、教師から魔法実技の個別指導を受けられず、成績順である以上、一科生は二科生よりも魔法の成績が優秀なため、一科生は二科生に対して差別を行うケースがあります。200人入学して100人ずつ一科と二科に別れるので、100番目(一科のドン尻)と101番目(二科のトップ)の差など、一科のトップとドン尻の差から比べれば取るに足りないものなのですが。

一科生の制服の胸と肩には八枚花弁のエンブレムがあるが、二科生の制服は無地であるため、一科生は自らを花の形から「ブルーム」と呼び、二科生を花の開かない雑草と揶揄して「ウィード」と呼んでいます。生徒会長の七草真由美(CV花澤香菜)などは、差別の温床ともなっているこの制服制度は廃止すべきだと考えていますが、魔法の才能こそ全てと思っている(魔法を学力に置き換えればこの世界にもたくさんいそうですが)一科生には差別意識を隠さない者も多く、また二科生にも強い被差別意識を持っている者がいます。そうした意識を下地に描かれた事件が「入学編」にありました。

作品の話が長くなってしまいましたが、キャストのほのかと雫は優等生である深雪の親友にしてクラスメートであり、当然一科生なのでタイトルが「満開!ブルーム放送委員会」とされている訳です。

光井ほのかは魔法の実力は深雪に次ぐ学年総合2位で、他の一科生達と違い、二科生を見下すような考え方をしない優しい性格の持ち主です。元々、入学試験時に達也の無駄のない魔法を目撃して感銘を受けていたため、尊敬と思慕を抱くようになっています。はい。ほのかだけに完全に「ほの字」です。

北山雫もほのかと共に深雪の友人で、小学校のころからずっと一緒に行動しており、達也に恋心を抱くほのかを応援していますが、自身も「信頼の域を超える」懐きぶりを見せています。ぱっと見そうは見えませんが、大実業家を父に持つ令嬢で、魔法実技では学年2位の実力者です(1位は当然深雪)。

「劣等生」とはイヤミか貴様ッッと範馬勇次郎ならずとも言いたくなる無双ぶりを見せる達也ですが、女性にもモテモテで、ほのか、雫はもとより七草真由美からもかなり露骨なアプローチを受けています。一番愛されているのは実妹の深雪でしょうが。こういう部分も中二病患者に受けているんでしょうね。

光井ほのかの「中の人」、雨宮天(そら)は通称てんちゃんで弱冠20才。今年から主役キャラを演じだした新進声優で、透明感のある声が特徴とされます。

北山雫の「中の人」、巽悠衣子は通称たっつん。ちょっとお姉さんの26才で、「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」での志崎綾(原村和や高鴨穏乃らがいた阿知賀こども麻雀クラブにいた中学生の後輩)などを演じています。

この二人はネット番組「ほのかと雫の魔法塾」でも共演しているのですが、どうやら巽悠衣子がかなり「やらかす」人らしく、6才も年上なのに雨宮天が完全にタメ口になっています。「魔法塾」の方はまだ見ていないのですが、見たらこれでも一本記事を書く予定です。

ゲストが驚くほどのディスり合いもしょっちゅうやらかしますが、おそらくケンカするほど仲がいいのでしょう。内容は

① ふつおた:いわゆる普通のおたより。アニメの感想やパーソナリティーへの質問・メッセージなど

② 教えて!佐島先生!:原作者の佐島勤への質問メッセージを、メール送信して直接回答を貰うというていのコーナー。本作は設定・世界観がかなり詳細に構築されているため、質問も回答もかなり濃いです

③ 超兄妹愛~略してCDA~:本作のCADは魔法発動を簡略化させるデバイスですが、超兄妹愛の略だということで、理想の妹像や理想の兄像、そしてリアルな妹像と兄像、「リアルな兄は本当に愚兄です!」など、理想と現実の兄妹像について送って貰うコーナー。司馬兄妹の関係が、キャストからもあきれるほど熱々なので、このコーナーには妄想が送られてくる場合もあって面白いです

④ 特化型劣等生:他の事は人並みに出来るのに、ある物に関して自分はとてつもなく劣等生であるという、特化した苦手なものを教えて貰うコーナー

⑤ ブルーム・ウィード検定:ゲストを交えてクイズに答えてブルーム(優等生)かウィード(劣等生)かを判定するコーナー。野球ブルームとか新幹線ウィードとか訳のわからないことになります。キャラはブルームで一科生の中でもトップレベルの成績の二人ですが、中の人はかなりウィードですね。

本来優等生にして美少女の光井ほのかと北山雫(作者曰く「地区の公立高校に紛れ込めばトップクラスの美少女」)なのですが、そばに原作者認定の超絶美少女の司馬深雪がいるせいでかすみっぱなしです。中の人である雨宮天も思わず「あの子がいなければ…」「また深雪ッ!」「深雪さえいなければ!!」「深雪ィィ!!」などと黒い感情を吐露したりしています(第9回)。


一人でやっている場合はともかく、ラジオの面白さは、カップリング次第ですね。これが合わないとあんまり面白くないんですが、雨宮天と巽悠衣子の場合は、不仲説が出て罵り合うほどに面白く、まさにナイスカップリングです。隔週といわず毎週やればいいのに。

YouTubeで聴取できます。
https://www.youtube.com/watchv=RbBbNTqYtG8&list=PLiG6RqmmzVwgCMTm_W2JrTkt1hRCuEaqO

ニコニコでも聴取可能です。
http://www.nicovideo.jp/mylist/42465350


ちなみにゲストも交えたトークから、キャスト達もお兄様の無双ぶりや司馬兄妹の熱烈関係に

前も言及しましたが、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の新垣あやせ(司馬深雪)が、高坂京介(司馬達也)に関し「桐乃の妹振りは良くない。私ならこういう妹になる。でもその為にはお兄さんはこうでなければ」と妄想した結果の世界ではないかと思うんです。


だから桐乃は登場しないけど、あやせと仲がいい麻奈美(柴田美月)は登場する訳です。終盤かなりさや当てした黒猫(七草真由美)が登場しているのはやや意外ですが、いくら達也にアプローチしてもまったく届かないあたりにあやせの悪意が秘められているのかもしれません。こういう中の人繋がりの妄想をする私のほうがより中二病かも知れませんが。

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