アルトネリコ 世界の世界の終わりで詩い続ける少女(その1):ナゾの「ムスメ調合RPG」

アルトネリコ

 先週の土曜日のあの涼しさは幻だったんでしょうか。暑い…暑すぎる…

 土曜日は部屋掃除をしてから運動に行くのが恒例なんです。といっても一駅先分往復するウォーキングなんですけど。なんだたったの一駅かよと鼻で笑った都会派のあなた。田舎の一駅は、地下鉄の一駅とは全然レベルが違うんですよ。終電で乗り越してしまって深夜タクシーに乗れば3000円くらいはかかっちゃうんだから。といって乗らないで突っ張って歩くと最悪遭難の可能性もあるという…田舎をなめてはいけません。

 まあ春秋などは気持ちよく風景を眺めたりしながら季節の移ろいを感じつつ叙情性豊かに歩けるんですが、こういう猛暑日はマイッチングですね。水に濡らした冷感タオルを首に巻き、額にも水に濡らしたヘッドバンド。2回位は水かスポーツドリンクを給水して2時間弱歩くのですが、もう途中でへろへろになって、家に戻ってシャワー浴びることだけを夢想しながらとぼとぼ歩くことになります。

 そんな訳で、ギャルゲーの土曜日ですが、今回はバテバテなので明日と2回にわけてお送りしたいと思います。で、今日ご紹介するのは「ムスメ調合RPG」と銘打った「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女」です。「ムスメ調合」とは一体なんぞやという話ですが、コンシューマー機(PS2)用だし、12歳以上対象なので過度な期待はしないで下さい。とはいえ、本作は妙な表現や思わせぶりな表現が多いことで一時期話題にもなりました。
主要登場人物達
ライナー(中央)と愉快な仲間達。シュレリア様はいません…

 本作は2006年に発売されたガストとバンプレスト(現バンダイナムコゲームズ)が共同開発しました。ガストといえば「マリーのアトリエ」を始めとするいわゆる「アトリエシリーズ」で有名ですが、本作もこれが反映されていて、様々なアイテムや武器・防具を自ら開発していくことになります。

 舞台は地球とは異なる「アルシエル」と言う惑星です。アルトネリコとは巨大な塔のことで、古代の超文明が開発した巨大建造物です。過去の2回に亘る大災厄により、人類はこの塔とその周辺でしか生きていけなくなっています。空には「ブラストライン」というプラズマが充満した空域で覆われ、大地は粉砕されて「死の雲海」と呼ばれる分厚い雲の層が広がっており、生き残った人々はアルトネリコとその周辺でのみ、かろうじて生存できる状態にあります。雲海の果てに人間が生き残っている可能性もありますが、雲海を越えて探索することは困難なため、シリーズ1作目の本作では把握されていません。

 主人公はライナーといい、アルトネリコ上層部のプラティナ出身で、父親は行政官をしています。ライナーも後継を期待されていますが、自身は冒険を好み、アルトネリコの管理者であるシュレリアを守護する「エレミアの騎士」となります。そしてアルトネリコの危機に際して世界を救う冒険に挑むことになります。ヒロインからはモテモテですが、鈍感力に長けているせいであまり気付くことはありません(笑)。

 ヒロインはレーヴァテイルと呼ばれる種族です。見かけは人間と変わりませんし、婚姻も混血も可能ですが、詩を力に変える能力を持つ稀少種族です。過去に人造的に生み出された種族であり、基本的には女性しか存在せず、身体の表面には「インストールポイント」と呼ばれる紋章が刻まれています。詩魔法(うたまほう)と呼ばれる神秘の力を操ります(要するに魔法少女ということですな)。

 レーヴァテイルは、特別なレーヴァテイルであるレーヴァテイル・オリジン、純粋なレーヴァテイルである「β純血種(ベータじゅんけっしゅ)」、及び人間との混血である「第三世代」の3つに大別されます。レーヴァテイルとしての力はオリジン>β純血種>第三世代となります。

 オリジンは塔の管理者として作られた特別なレーヴァテイルで、通常状態では不老不死です。β純血種はオリジンのクローンで、不老で長寿命(150歳位)です。第三世代は人間とレーヴァテイルの混血で、人間として生まれた後にレーヴァテイルの能力が発現した者で、一般的にその能力は「β純血種」に劣り、人間と同様に成長し老化します。寿命は極端に短く、20年程度しかなく、延命剤を定期的に摂取しても40歳前後で死を迎えます。

ミシャとオリカ
右がオリカ、左がミシャです。

 一人目のヒロイン・オリカ(17歳)は第三世代のレーヴァテイルです。以前は明るい性格でしたが、数年前事件で両親を失ったことでトラウマを負い、人間不信に陥っています。レーヴァテイルのクラスはDで、能力が低いとされており、また自分でも力は無いと思い込んでいます。ライナーと出会って優しさに触れていくうちに徐々に本来の明るくエキセントリックな性格を取り戻していきます。可愛い顔をしていますが、思ったことをそのまま口に出すタイプで、またネーミングセンスは「天才的」です。レーヴァテイルのネーミングセンス自体が異色なので、これについては後編でぜひ取り上げさせていただきたいと思います。

 もう一人のヒロインは彌紗(ミシャ)。18歳ですが、事情により出会った時点では12歳程度にしか見えません。β純血種レーヴァテイルで、とても聡明で知性に富んだインテリですが、運動神経は皆無で、極度の高所恐怖症でもあります。性格は明るく強気です。
プラティナ出身でライナーの幼なじみですが、ライナーはこのことを忘れています。

 戦闘は、彼女らレーヴァテイルが後方で詩魔法を唱えている間、前衛のライナー達が敵を足止めして守るというスタイルで行われますが、彼女たちの魔法力を強化するために必要なのが、「ダイブ」です。

 「ダイブ」とは、レーヴァテイルの精神世界(コスモスフィア)に入り込んで干渉する行為で、レーヴァテイルにとっては自分の内面を曝け出すこととなるため、強い信頼関係で結ばれたパートナーにしか許さない行為です。ダイブによってパートナーがレーヴァテイルのコスモスフィアに干渉すると、コスモスフィア内部でのパートナーの行動により、レーヴァテイルが抱えている悩みや葛藤が昇華され、コスモスフィアのさらに深い階層へとダイブすることが出来るようになります(パラダイムシフト)。また、レーヴァテイルがコスモスフィア内部で詩魔法を紡ぐと、現実世界でもその詩魔法を使えるようになります。パラダイムシフトが発生してコスモスフィアの1つの階層が完了すると、その階層でレーヴァテイルが着ていたコスチュームを、現実世界でも着ることが出来るようになります。
 
コスモスフィアの階層はLV9までありますが、そこまで到達することは極めて困難で、一時代に数人いるか居ないかと言うレベルであり、それだけで英雄候補たり得る存在という事らしいですが、当然我らがライナーはLV9をクリアしていくわけです。先述の「ムスメ調合」とは、「ムスメ」であるレーヴァテイルの心の世界「コスモスフィア(精神世界)」に潜り込んだり、コスモスフィアで獲得した天使、巫女や魔女など様々なコスチュームをレーヴァテイルに着せることができることなどを表しているということです。

 それで、ゲームプレイ中、ヒロインをオリカにするかミシャにするかで悩み、やはり再プレイは必須だぜ、ということになるのですが、じゃあお前はどっちが好きなんだ、といわれれば、答えは簡単。「シュレリア様に決まっています!」

鳥の人

 これがシュレリア様です。「様」は、全キャラがそう呼んでいるので自然に言いたくなります。まるで鳥の人かノイエジールかという感じですが、これは装甲です。

シュレリア様

 「中の人」はこんな感じです。シュレリア様はアルトネリコの管理者を務めるレーヴァテイル・オリジンです。理性派で、個人的感情に流されないよう自分を律しています。塔と一心同体の存在であり、肉体は16歳の少女のまま739年の間生き続けています。

スクールガール・シュレリア

 甲冑装備中は威厳ある大人の女性のように見せかけていますが、甲冑を脱いでパーティ加入後は、公の場では決して見せることがなかった意外な一面を見せるようになります。例えば方向音痴で度々迷子になったり、戦闘中に転ぶなどドジっ娘だったり、うさぎが好きだったり。また甘えん坊で寂しがり屋な素の性格をのぞかせるようにもなり、実は以前からライナーにベタボレであることが判明したりします。

浴衣シュレリア

 アルトネリコ建設以来、739年もの長き時間を生きているというBBAオブBBAですが、実際には精神は「永遠の16歳」です。世界の存亡をその小さな体で必死に担っているシュレリア様を、支えてあげなくてなんために男に生まれてきたのかといいたくなるので、私のライナーはシュレリア様一択でしたよ。

 それでは明日は「アルトネリコ」の「問題のシーン」と「ネーミング問答あれこれ」について語っていきましょう。
 


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