稚内出張:最北端に一泊しました

最北端の碑
 
 二日ぶりにこんばんは。お元気でしょうか。理由あって一泊で稚内に行ってきました。

スーパー宗谷

 朝のスーパー宗谷に乗って札幌から5時間ちょいで稚内。なぜに飛行機を使わない?私は飛行機はあまり好きではないんですよ。もちろん乗れないわけではないのですが、乗る前の待ち時間とか乗ってから離陸するまでの時間とか到着してから降りるまでの時間が嫌でして。海外旅行が好きな時代は乗る前の時間も好きだったんですけどね。かつて味わったあのワクワク感は戻ってこないのか。列車は発車1分前でも楽々乗車できのがいいですね。

稚内市

 言うまでもなく稚内は北海道最北端の市ですが、そういう“最果ての街”というイメージに相応しく(?)人口流出が続いていて、80年代までは5万人以上だった人口も今では3万7千人弱となっています。

樺太の島影

 7月最強といわれた台風8号のせいか、天気が悪くなってしまいましたが、樺太南端まで43キロなので天気が良ければ天気が良ければ海の彼方に樺太の島影が見えます。

車屋・源氏

 用件のほうは乙女ならぬおじさんの秘密と言うことでさておき、夜は車屋・源氏という店に連れて行って貰いました。ここの名物は「たこしゃぶ」。その名のとおりたこを湯に潜らせてレタスを中心とする野菜と食べるのですが、正直最初はそれほどそそられませんでした。たこなんか湯に潜らせたら固いんじゃないの?

たこしゃぶ

 しかーし、それは認識不足でした。たこの足を平行に薄く大きく切っているので、とても柔らかく、こりこりとした食感も快く、一度食べるとやみつきになります。一緒に食べるレタスがまたいいのです。この店の特製のタレがまた美味しいんですよね。たこなんてたいして味ないじゃんと思っていましたが、稚内に来たら一度は食べてみるべきでしょう。しめのラーメンもおいしくいただきました。

稚内グランドホテル

 宿泊したのは稚内グランドホテル。線路のそばにあって立地は便利です。見てのとおり外見は“グランド”の名がちょっと痛いかなという感じもしますが、決して悪くないホテルでした。パックでとった宿だったのですが、部屋はツインのシングルユーズだったせいで広々していました。このところ札幌のホテルがシングル続きで狭かったので、久々に広い部屋に泊まったという感じです。

ふれあいの湯

 さらに一階には天然温泉「ふれあいの湯」が。地下1200メートルからわき出した化石海水型温泉の大浴場があるのです。海岸付近の温泉は、海水やちょっと昔の海洋水を温泉の起源としていますが、非常に古い海洋水が起源となっているのが化石海水型温泉なのだそうで、150万~80万年前の海水らしいです。なんとなく効能がありそうな気配がありますね。

サウナ

 それよりも私が嬉しかったのがサウナ。サウナはあれば必ず入るのですが、ここのところご無沙汰でした。90度前後の定温設定で、ミントの香り入りの赤外線サウナでした。思わず入って砂時計をひっくり返したのですが、それは一番長い10分計でした。我慢して10分入り続けましたが、飲んだアルコールが全部出て行ったような気がしました。サウナは不眠症や疲労・ストレス解消に効果的とのことですが、そのせいか9時30分には眠くなってしまって寝てしまいました。例によって6時前に目が覚めましたが、寝たのが早かったせいで気持ちよく起きられましたよ。朝もサウナと大浴場に入ったのは言うまでもありません。

 稚内の主な観光スポットといえばこんなところでしょうか。

宗谷岬

① 宗谷岬:岬とは言っても2時間ドラマで真犯人が告白するような断崖絶壁ではなく、海岸線が丸くカーブしています。「日本最北端の地」と記された石碑のほか、樺太探検を行った間宮林蔵の銅像も建っています。

ずらりと土産物屋

 最北端というと何もない茫漠たる風景を連想しそうですが、石碑から後ろを振り返れば土産物屋や食堂があってあまりさびしくありません。 なお、実効支配はしていませんが、日本が領有権を主張する択捉島のカモイワッカ岬の方が宗谷岬より北にあるので、もし択捉島が返還されれば「北海道最北端」に降格することになるでしょう。

野寒布岬

② 野寒布岬:ノシャップと読みます。「人情岬」と呼ばれる(byとんねるず)納沙布岬と間違えそうな名前ですが、あちらは根室市にある北海道最東端の岬です。稚内市の市街地は野寒布岬の付け根部分にあるので、野寒布岬の方が簡単に行けます。

大沼と利尻富士
広い大沼

③ 大沼:沼と言うにはあまりに大きいのですが、砂州によって海と切り離された海跡湖です。湖と呼んでもいいんじゃないかと思いますが、水深が浅いようですね。近年はコハクチョウが呼び寄せられ、日本でも有数の飛来地となっています。どうやって誘致したのかと思ったら、直球で餌付けだそうです。他にもオオハクチョウ・コブハクチョウ、マガン、アオサギなども飛来するので、利尻富士を背景にした白鳥の群れというのが大沼の冬のトレードマークです。反面夏は寂しい限り。

大沼バードハウス

 市営の大沼バードハウスでは双眼鏡の貸し出しも行っており、観察室から野鳥の姿を見ることができるのですが、この時期はウミネコ、カラス、トビ、ウグイスなど17種の野鳥がいるとのことですが、派手に目立つ水鳥の姿はありませんでした。

百年記念塔からの風景

④ 稚内公園:市立の総合公園で、稚内市や宗谷岬などを一望できますが、小高い丘の上にあるので自動車がないとちょっと登れません。かつてはロープウェーがあったそうですが、現在は廃止されてしまっており、冬は道路が除雪されないため完全閉鎖だそうです。

氷雪の門

 公園内には樺太で亡くなった日本人慰霊碑である「氷雪の門」があります。中央の女性は、顔は戦争で受けた苦しみを、手のひらを見せているのは樺太も家族も失ったことを、足はその悲しみや苦しさから早く立ち上がることを表しているとされているそうです。

9人の乙女の碑

 また「九人の乙女の像」もあります。真岡郵便電信局事件(1945年8月20日に樺太・真岡へのソ連軍侵攻に際し、電話交換手の女性12人のうち9人が青酸カリなどを用い自決した事件の慰霊碑です。

百年記念塔

 百年記念塔は正式には「稚内市開基百年記念塔・北方記念館」で、地上80メートルの高さの鉄筋コンクリート造です。地上1階部と2階部に北方記念館が置かれており、塔頂部の展望室は四方をガラスで囲まれており、天気がいいと利尻島・礼文島や樺太も見えるそうです。

綺麗になったたからや

 最後に言っておきたいことは、北海道名物!(その4)http://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-718.htmlでも言及した「たからや」を再訪問が叶ったことです。7年ぶりの再会でした。

旧稚内駅舎
新稚内駅舎

 まず驚いたのは、周辺が激変していたことです。まず稚内駅は2012年に一新され、ガラスを多く使った明るく綺麗な駅舎となっていました。そして道の駅やバスターミナルも併設され、三つの施設が併設されているのは北海道で唯一だそうです。

旧たからや

 そのせいへ駅周辺もすっかり道路や駐車場が整備され、すっかり昔の面影がなくなっていましたが、たからやも建物が新しくなっていたものの、やはり駅のすぐそばにありました。

塩ラーメン

 またも注文してしまった塩ラーメン。ねぎだくの透明感のあるスープ、味の染みた麩、メンマとチャーシューのシンプルな具は昔のままでした。この器ぎりぎりまで入れてくれるスープがたまらなにです。レンゲでぐいぐい飲んでしまいます。ラーメンスープは底まで飲むと恥ずかしいとか言いますが、ほぼ底まで飲んでしまいました。

 しかし変わったこともいくつかあって…

① 値段。消費税アップに伴い600円→700円に値上げ。でも700円でもこの味このボリュームなら満足です。

② 店内禁煙。前はラーメンはおいしいけど流れてくるタバコの煙がな…と思っていたのですがこれは嬉しい変化です。

③ 店内綺麗。木をメインにした明るい店内になりました。多少汚くてもこの味なら入りますが、綺麗にこしたことはありません。

 相変わらず塩と醤油、そして普通盛と大盛(+100円)だけのシンプルなメニューですが、前もあったかどうか不明ですが、ライス(小)(大)の文字が。そう、このラーメンスープで雑炊つくったら美味しいだろうなあと思っていましたが、単に残ったスープにご飯突っ込むだけでも美味しそう。昔はインスタントラーメンやカップラーメンのスープにご飯を突っ込むという下品な「ラーメンライス」をよく食べていました。人前でおおっぴらにはできないですが、今でもこっそりやってたりして。

 今度行くときはぜひスープにライスを入れて食べたいと思いますが、知らず知らずぐいぐい飲んじゃわないようにせねば。 
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