冬アニメ中間評価:もう終盤かもしれませんが…

今日は一日雨模様。雪だと結構積もりそうでしたが、雨で良かった。←こんな風に思うのは雪が多かった冬が終わった後だからでしょう。
さて3月になって冬アニメももう終盤に突入しているところで、すっかり時期を外した気もしますが慌てて中間評価をしたいと思います。

まずは「バディ・コンプレックス」。8話まで見ました。

「ナイス・カップリング」「プロポージング」「アクセプト」などなど、男女ならともかく男と男でこんな単語が飛び交うこのアニメ…

ヤマジュンか!ヤマジュンなのか!!とかなりビビりながら見たのですが、特にそういうことはなかったぜ!

でも「ウホッ!いいヴァリアンサー…」「乗らないか」的な展開だと言えば言えるような気がします。なぜ過去から70年未来に飛んできた青葉がいきなりヴァリアンサー(モビルスーツみたいなものだと思っていただければほぼ正解です)に乗れるのかという点については一応説明がついていますが、なぜ誰とでもカップラーになれるのかについてはこれから解明されるのでしょうか?しかし1クールだと厳しそうな…続編前提でしょうかね?

謎といえば1話に登場して未来から青葉を助けに来たという弓原雛。可愛いのですが、消えてしまったのは悲しかったものの、2話以降敵側のパイロットであるヒナ・リャザンとして再登場しました。

それはいいのですが、青葉のことは全く知らない様子。おそらくもっと未来の時点から過去に戻ったのでしょうが、ヒナの傍にいる幼なじみだというビゾンが1話で青葉を殺そうとしたヤツなのでしょうか?だとすると青葉を守るために彼の前に立ちふさがったヒナに、「なぜだ!ヒナ!」と叫んでいたのも頷けます。ビゾンからすればとんだNTR気分だったことでしょう。

コミケで売られる薄い本では絶対青葉×ディオの乙女ロード専用本が出ることでしょう、そして私は決して見ないことでしょうが、女の子キャラは結構多いですねこの作品。

はなざーさんが演じる奈須まゆか

井上麻里奈演じるアネッサ・ロセッティ

佐藤利奈演じるエルヴィラ・ヒル

悠木碧演じるフィオナ・ウェインバーグ
などなど。しかしこの時代、大戦争中だとはいえ、やたら若人が従軍しているんですよね。青葉、ディオ、ヒナは16歳だし、まゆかとアネッサもだ。フィオナなんて12歳。フィオナは兵士じゃないからいいけど。

「機動戦士ガンダム」の場合アムロ達少年少女が戦争に参加する理由をそれなりの説得力をもって説明していましたが、「バディ・コンプレックス」では特段の説明もありませんね。軍に入るにしても高校卒業してから位が適当だろうし、士官なら最低20歳位にはなってないと不自然だと思うのですよね。

無論中卒でも兵隊にはなれるでしょうが、まゆかやアネッサも伍長、すなわち下士官なんですよね。これはどう説明をつけるんでしょうか。まさか…

まさかの松田鏡二?まあヒナが可愛いので私は最後まで見届けますけどね。

続いて「咲-Saki-全国編」。第7局(7話)まで見ました。回想シーンばかり続いていつ全国大会が始まるのかとやきもきしましたが、現在2回戦副将戦まで進んでいます。

清澄高校は大阪の姫松高校、鹿児島の永水女子高校(全員巫女装束)、岩手の宮守女子高校と戦っています。上位2校が準決勝に進出するようです。
清澄高校は、先鋒片岡優希(くぎゅ)はそこそこだったものの、次鋒染谷まこ(白石涼子)は珍しく(失礼)頑張って最多獲得点数を記録しました。中堅副将大将は清澄最強トリオ…のはずだったんですが、中堅で主将の竹井久(伊藤静)がまさかの大ブレーキでした。

実力も人望もあって冷静沈着な久ですが、実は飄々とした態度とは裏腹でプレッシャーに弱く、部員には弱いところを見せないようにしていましたが、ここで緊張してしまったようです。久は私の好きなキャラなんですが、逆に人間味が出て良かったかな。準決勝ではきっと名誉挽回してくれることでしょう。不敵な久もかっこいいけど、弱った久も可愛いよ。
それにしてもこのアニメ、これでもかというほど女性声優が出てきます。インターネットラジオ「咲らじ-全国編-」で植田佳奈は「Saki48」が作れると言っていましたが、それもむべなるかな。ギャラは大丈夫なのでしょうか?
なにしろ長野県予選で敗退している学校の選手まで相変わらず登場しますからね。アテレコ現場は大混雑なんじゃないでしょうか。それにしても麻雀をなぜ男女別でやるのかは前から不可解に思っているのですが、特に何の説明もないままに作中世界では常識となっているようです。
「ちはやふる」の百人一首の方がまだ男女別にやるべき必然性を感じるのですが、麻雀は男女混同でなんら問題ないでしょう。女性キャラだけ見たい野郎共に媚びているのでしょうか?

注目チームは鹿児島代表の永水女子。巫女服もポイント高いですが、声優陣が豪華です。早見沙織、赤崎千夏、水橋かおり、大原さやかとお気に入り声優がずらっと。辻あゆみだけちょっと存じ上げずに申し訳ないですが。

本家の巫女で皆から「姫様」と呼ばれる神代小蒔(早見沙織)が最強キャラかと思っていましたが、先鋒で登場してその恐ろしさの片鱗を見せただけで退場。

今後大将として登場する岩戸霞(大原さやか)に期待しましょう。

それにしてもこれだけアストロ球団的超人(雀士)がぞろぞろ登場してくるアニメも珍しいです。そのうち麻雀で革命とか言い出すヤツとか、麻雀撃っていて死ぬヤツとか出てきてもおかしくないです。そういえば千里山女子の園城寺怜(小倉唯)はマジで死にそうになってましたね。

最後に「中二病でも恋がしたい!戀」。第8話まで見ました。第二期になります。第一期で完結してもおかしくない幕引きをしていたのでどうするのかと思いきや、高校二年生になってさらに中二病に拍車がかかっている六花。

中学時代の勇太と森夏を中二病にかからせた張本人というかラスボス的存在。七宮智音(長妻樹里)も登場し、全般的に登場キャラの中二病度がエスカレートしているような。

特に丹生谷森夏は、1話でイメージチェンジを図り黒髪ロング&ロングスカートにしていたので驚きましたが、2話以降は何の説明も無く元の姿に戻り、一年生のころより頻繁にモリサマーになっています。足を洗ったはずなのに、前以上に回帰してどうする(笑)。

七宮智音はなかなかいいキャラしています。中の人の長妻樹里は、去年の春アニメ「絶対防衛レヴィアタン」に脇役で登場し、番宣Webラジオ「絶対防衛ラジオたん!」で宣伝隊長として主役の早見沙織と一緒にパーソナリティーを務めていましたが、今年はブレイクの予感じゃないですか?

それにしても勇太&六花のカップルの話はあまり面白くないですね。というか中二病を都合良く使おうとする六花があざとくてちょっとうざい気がします。


反面モリサマー・丹生谷森夏は最高です。生徒会長に立候補する4話や偽モリサマーと対決する8話は神回といっていいでしょう。なにやら凸守と百合フラグが立っているような気がしますが。

赤崎千夏、ここんところとてもいい仕事しています。恋愛ラボの真木夏緒といい、丹生谷森夏といい、傾向が違うキャラも演じ分けが綺麗にできていますね。

「ええい、六花はいい、森夏を映せ、モリサマーの中二病ぶりを!」とテム・レイ的なことを言ってしまうのでした。とにかくもっと森夏を前に出して欲しいです。

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