星のかけら:これぞ「ラノベ」ではない「ジュブナイル」ってやつです

ごめん寝
 
 すいません。元根以蔵さんからコメントをいただき、返事を書いたのですが、なぜか「不正な投稿です」と何度も言われてしまって。ここで返事させていただきます。

>戦国ランス、順調ですね。

 一回死んじゃいました。何度もプレイしているというのにふがいないです。もうランスは箱入りにしてしまいましょうか。

>話は変わりますが、先日、うちの子供がランスクエストの箱を手にとって可愛がっていました(相撲部屋的な意味で)。ああ、それは18禁なのに!いけませぬっ!と思い、すぐに取り上げましたが・・・
将来、はまったらどうしましょ

 それはいけませんね。すごく…危険です。18禁からは足を洗って親子でポケモンでも楽しむのが正解ではないでしょうか。

>ついに川島亜美が出てきましたね。亜美ちゃんも味のあるキャラです。ある意味、みのりん(永遠の17歳)よりも素直かもしれません。

 亜美は嫌いじゃ無いです。ストレートに腹黒なので。実乃梨のほうが何考えているのかわからんキャラですね。

>そしてインコちゃん。実は、インコちゃんも成長していくのです。きもいとか言われながらも。やっちゃんも。全ては最終回への布石。

 後藤沙緒里のためにもインコちゃんには頑張って欲しいです。背中にチャックがあって中から綺麗なインコちゃんが出てくるとか。泰子ママンは私の癒しです。もっと出てきてもっとしゃべって欲しいです。

星のかけら

 さてそれでは今日の本題に。本日はは重松清の「星のかけら」です。重松清は少年物に定評がありますが、本書は小学館の学習雑誌「小学六年生」に連載されたものを加筆修正したものなので、大人のための少年物というよりは、少年少女のための少年物小説ということになるでしょうか。

 例によって文庫本裏表紙の内容紹介です。

 それを持っていれば、どんなにキツいことがあっても耐えられるというお守り「星のかけら」。ウワサでは、誰かが亡くなった交通事故現場に落ちているらしい。いじめにあっている小学六年生のユウキは、星のかけらを探しにいった夜、不思議な女の子、フミちゃんに出会う──。生きるって、死ぬって、一体どういうこと? 命の意味に触れ、少しずつおとなに近づいていく少年たちの物語。

 小学校五年生の後半からいじめに遭っているユウキ。塾での他校の友達・マサヤや幼なじみのエリカなど、味方はいるのですが彼自身はどうにも心が弱くていじめに立ち向かうことができないでいます。そんなときにマサヤから聞いた都市伝説「星のかけら」。車のフロントガラスの破片なのだそうで、交通事故現場に落ちているらしいです。ユウキはマサヤと塾の帰りに、起きたばかりの交通事故現場に行って「星のかけら」を探そうとします。

 そこで出会った幽霊のような不思議な女の子。「星のかけら」の探し方を教えてくれ、ありかも知っていると言います。彼女の言うとおり、マサヤは「星のかけら」を見つけますが、フミちゃんというその子に言わせれば「星のかけら」には本物と偽物があり、それは偽物だとか。フミちゃんの持つ本物の「星のかけら」は強い光を放ち、想い出を浮かび上がらせるのでした。

 ユウキが翌日この話をエリカにすると、児童会室で過去の記録を調べてくれます。すると6年前に現場で死亡事故が起きていて、亡くなったのは小学2年生の永瀬文でした。やはり彼女は幽霊なのか?

 一方、マサヤには2つ上の兄・タカヒロがいますが、不登校になっています。まるで生きる気力がなく、ささいなことでブレーカーが落ちるように眠ってしまうタカヒロは、かつてフミちゃんの幼なじみで、事故の直前に口げんかして「死んじゃえ」なんて言ってしまったので、フミちゃんの死の責任を感じてしまっていたのでした。そして小学校の卒業式でフミちゃんの遺影を見たことで、心が壊れてしまったのだとか。

 そしてユウキのいじめの首謀者であるヤノもフミちゃんと関わりがありました。そして次第に明らかになるユウキをいじめる理由。再びフミちゃんに出会ったユウキは、タカヒロを助けてやって欲しいと言いますが、フミちゃんはタカヒロは自分自身で立ち上がらなければならないと言います。

星のかけらPOP

 「生きている間は、自分の力で歩いて行かなければならない」
 「死ぬとは、生きられなくなること」
 「人間ってさ、みんな、ぎりぎりのところで生きているんじゃないかって言う気がするの」
 「生きているって、なんか、すごい」
 作中の人物たちのこれらのメッセージがズシンと心に響きます。

 重松清の少年物には、「疾走」みたいにダークで破滅的なもののありますが、本作は小学生向けに書かれたこともあって後味爽やかでハッピーエンドで終わります。ユウキはヤノと和解し、タカヒロもおそらく立ち上がる切っ掛けをえたことでしょう。
 
 「星のかけら」は別に車のフロントガラスである必然性はなく、自分の強い想いがこもったものであればいいようです。ユウキは後半自分自身の「星のかけら」を手に入れますが、それはヤノに初めて立ち向かった時にもみ合う中で壊してしまった花瓶のカケラでした。

 しかしまあ、いじめに悩むユウキですが、傍から見れば結構リア充ですね。宇宙飛行士になるのが夢で私立中学校受験を目指していたり、すてきなガールフレンドがいたり。ちょっと「秒速5センチメートル」の貴樹みたいです。しかし、大学に宇宙関係の学部があるということが中学受験の理由になっていますが、大学から入ってもいいんじゃないかと思うのは私だけ?エスカレーターの方が楽とは言え、希望学部まで選択するならそれなりの成績も必要だと思われます。

 エリカは公立中学に行くらしいので、ここから「秒速」展開か?エリカは明里よりはるかに逞しいので、引っ越しさえなければ今後もユウキを尻に敷いていきそうな気配がありますが。ユウキが気が弱いだけに、二人はベストカップルじゃないかと思います。
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