はなさくいろは:「花咲くいろは」第2クールのEDは繊細で優しいメロディー

こんばんは。昨日今日は雪なんて予報もありましたが、どうやらなくなったようで一安心です。いまだに孤立しているところもあるというのに、これ以上雪は要りません。筑波嶺周辺は大した被害もなくてむしろ肩身が狭いような。

本日は「花咲くいろは」の第2クールのED、クラムボンの「はなさくいろは」です。14話から21話、そして23話と24話で使用されました。

クラムボンは1996年に結成された3人組のバンドで、1999年にメジャーデビューしてから11枚のシングル、8枚のアルバムをリリースしています。メンバーはリーダーのミト(ベース、ギターその他)、原田郁子(ボーカル、キーボード)、伊藤大助(ドラムス)で、同じ専門学校に通っていた3人が授業の一環の演奏会で組んだバンドが原型となりました。
番組のエンディング、CMソング、映画のエンディングなどタイアップを行ってきたクラムボンですが、「はなさくいろは」は2011年8月24日にリリースされたクラムボンの9thシングルで、アニメ作品のエンディングは初めて担当しました。

リーダーのミトはコアなアニメファンだそうで、アニメとのタイアップに歓喜したとか。ミトのツイッターによれば、2011年4月中旬に話が決まり、ツアースケジュールの関係で製作日数は5日しかなかったそうです。25話分のアニメの脚本を読み、「音楽で、緒花たちの葛藤を彩れる華になれたら」と考えて製作にあたったとか。その結果「ビックリするほどはかなくて、すぐに壊れそうな甘酸っぱいメロディがそこに出来上がりました」とのことです。
ランティスの宣伝コメントは「TVアニメ『花咲くいろは』を毎週見ている人にもこれから見る人にも深い共感を得られる歌詞と映像美をそのまま音に表現したような繊細かつ心暖まる優しいメロディーが心に残る名曲です」とのことです。

ところで「クラムボン」というバンドの名前…。これは宮沢賢治の「やまなし」に出てくるあの謎の単語ですね。「やまなし」は小学校の国語の教科書に出てきましたが、様々な解釈がある中、現在の教科書では「作者が作った言葉。意味はよくわからない。」と記されているのだそうです。このクラムボンについては私、新説を唱えたいと思っておりますので、その話は明日にでも。

それでは歌詞です。
ブルー イエロー パープル レッド 溜め息のいろいろは
あの日の後ろ姿 まぶたの裏で揺れる
ひい ふう み よ いっつ むう なな や 喜びのいろいろは
あなたが教えてくれた 言葉にならない想い
何度も 何度も 思い出す
風のまにまにふっと 輝くプリズム
うつろいながらもきっと
夢にみた場所へと 近づいてゆける
とまどいながらもそっと 手をのばしてみる
まだ見ぬ空 いつか 花咲く頃
ここまではテレビサイズです。テレビ版はラストの一行が、歌詞ラストの「まだ見ぬ空 その先へと いつか 花咲く頃」に差し替えられていました。

帰り道 忘れても
それぞれの 旅はつづいてく
胸の奥 ともる火よ
あぁ どうか 消えないでいて
ブルー イエロー パープル レッド 溜め息のいろいろは
確かめてみたいこと ひとつだけ あるの
ひい ふう み よ いっつ むう なな や 喜びのいろいろは
渇いた喉からこぼれる なつかしいメロディ
何度も 何度も 口ずさむ
風のまにまにふっと 輝くプリズム
うつろいながらもきっと
夢にみた場所へと 近づいてゆける
とまどいながらもそっと 手をのばしてみる
まだ見ぬ空 その先へと いつか 花咲く頃
それでは聞いてみて下さい。テレビ放映バージョン。HDです。

http://www.youtube.com/watch?v=ttptGg7Si24
フルバージョン。高音質でかつフルHDですが画像は変わりません。

http://www.youtube.com/watch?v=Jed5onoURqk
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