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REBECCAの歌で妄想する「秒速5センチメートル」:貴樹と明里のカップルを横目に歌い踊る花苗

雪国
 
 こんばんは。今日も寒かったですね。夏は暑い暑い、冬は寒い寒いで全く芸がありませんが、個人的にはどっちがましかと言われればまだしも冬の方が。多分雪国にいれば違う答えになるのでしょうけど。

 本日は妄想「秒速5センチメートル」、今回はREBECCAの「プライベイト・ヒロイン」で貴樹、明里、花苗の三角関係を妄想してみたいと思います。例によって可哀想な花苗ということになりますが…

 誰しもお気に入りのミュージシャンやバンドを持っていて、それは千差万別でしょうが、日本の80年台を代表するロックバンドの一つがREBECCAであるということについては、賛成して下さる方も多いのではないでしょうか。

レベッカ

 REBECCAは1984年にデビューし、当初はロック色の強いバンドでしたが、1985年以降はボーカルであるNOKKOの魅力を前面に押し出すポップな曲調に変化しました。同年発売の4枚目のシングル「フレンズ」は大ヒットし、この年発売の4枚目のオリジナルアルバム「REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜」は、当時のロックバンドのアルバムとしては異例のミリオンセラーとなりました。その後も「RASPBERRY DREAM」「LONELY BUTTERFLY」「MONOTONE BOY」「MOON」などヒット曲を連発していきます。

rebeccaiv.jpg

 当時は女性ボーカル1人と楽器担当の男性という構成の音楽グループは珍しかったのですが、REBECCAの登場、そして成功以降は同じような構成の音楽グループが多く登場することになります。

NOKKO.jpg

 1991年に一度解散しましたが、2000年に再結成されています。しかし…彼らの年を取り、こちらも年を取ったせいか、あのころのREBECCAはもう二度と戻らないのだろうなあという気分です。REBECCAの魅力は何と言ってもNOKKOのボーカルにありました。いつも怒りを湛えたような挑戦的な瞳、ハイトーンボイス、そして激しいダンス。酸欠でぶっ倒れてしまうのではないかというほどに弾けています。それにしてもWikipediaのNOKKOの項がほとんど何も説明していないのは何故なんでしょうね?

PRIVATE HIROINE

 「プライベイト・ヒロイン」は「REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜」の2曲目です。このアルバムは全曲作詞NOKKOなのですが、この曲は作詞家の沢ちひろ(沢田知可子の「会いたい」の作詞など)との共作となっています。大ヒット曲の「フレンズ」も収録されていますが、「プライベイト・ヒロイン」はなぜシングルカットしなかったのか不思議に思うほどの傑作です。個人的には「フレンズ」よりも好きです。哀しみとか怒りといった負の感情の方に引き寄せられるタイプなのかも…

 さて妄想ですが、舞台は都会ないしアメリカあたりと思っていただければ。花苗と貴樹は中学高校と同じで、悪友的な付き合いをしていました。友達以上恋人未満といったところでしょうか。この妄想世界の花苗はあれほど純情可憐ではありません。というか、心の底は純情可憐なんですけど、都会育ちなのでちょっとひねてるというか。一方貴樹も一貫して都会育ちで、何しろ女性には優しくてそつがないのでモテモテです。遊び上手なんて異名をとっていたりしますが、花苗は知っています。貴樹が誰か一人の女性にのぼせ上がったりしたことがないことを。

 しかし高校時代のある日、一人の転校生が。それが明里だったのです。三人のハイスクールでは学年末になって、プロムナードが開かれます。プロムナード(略称プロム)というのはアメリカやカナダの高校で学年末に開かれるフォーマルなダンスパーティのことです。参加は原則として男女のペアということで、相手を見つけられなかったらどうずんだと思いますが、参加は強制ではないそうです。強制されてたまるか、そんなリア充どものイベント。

プロムナード

 一般的なプロムの内容はダンスや食事、おしゃべりなどで、基本的に夜、飾り付けをした学校の体育館で行われるそうですが、都会ではホテルを借りたりもするそうです。会場ではロックバンドやDJが登場し場を盛り上げ、ダンスのあとに
は大抵、投票によってキングとクイーンを決めるイベントがあるそうです。この辺り、「ファイブスター物語」(ええい、13巻はまだか!)の11巻の巻末マンガ「プロムナード」を見ていただければ。

明里に夢中の貴樹

 踊りの中のあなたは
 Boy 1番イカしてる
 だけど彼女に夢中なの
 遊び上手なあなたでも
 Don't 今度はちがうのネ
 マジなとこなんて見たくない
 いつでも友だちの顔
 気のないフリのジョーク
 意地はってた胸がいたむ


 友達以上恋人未満の関係をある意味楽しんでいたところもある花苗。貴樹と最も親しいポジションにいながら、そして誰よりも貴樹が好きだったのに意地を張っていたんですね。貴樹の方からいつか告って来ることを待っていたのに…。いつの間にか現れた明里においしいところを持って行かれてしまいました。

 Tonight 哀しみはプライベイト
 ひとりで踊ってる
 つよがりなヒロインなの
 Tonight なきがおはプライベイト
 ジェラシーのラストダンス
 今夜は恋のファイナルステージ


 でもそんな哀しさ、悔しさはおくびにもみせず踊る花苗。その激しいダンスが花苗の涙です。

明里の髪はブルネット♪

 彼女の髪はブルーネット
 Foon たしかにきれいだけど
 それがどーしたってゆーのよ
 チークタイム重なった影
 瞳があつくショート
 みえなくなる胸がいたい


花苗もブルネット

 ブルーネットというのは 褐色がかった髪の色ですね。特に女性に使うようです。明里の髪の色は確かにブルーネット。しかし花苗だったそうなのに。貴樹はショートよりロングが好きだったのでしょうか?いやいやそんな単純な好みの問題ではありません。貴樹は出会ったのですよ、運命の女に。そして花苗の目の前でチークタイム。ぴったりと寄り添う二人。溢れ出る哀しみの涙と吹き上がる嫉妬の炎で目も見えなくなる花苗。これはもはやNTRですね。花苗、何の助けにもなれないけれど、その胸の痛みは、私にもわかる。

哀しみはプライベイト…
 
 Tonight 哀しみはプライベイト
 くちびるにアンハピネス
 歌ってるヒロインなの
 Tonight ジェラシーもプライベイト
 フィナーレのラストダンス
 踊るよ恋のファィナルステージ


君に幸あれ

 プライベイト(private)って「個人的な」とか「私的な」といった意味ですが、ここでは「秘密の」とか「非公開の」といった意味で解するのが正解でしょう。今まさに貴樹を失おうとしている花苗、しかしその苦しみ、哀しみは決して貴樹には見せません。いや、誰にも見せることはないのです。たった一人で負の感情を抱え込み、歌い踊る花苗。いつかキミに幸あらんことを。

 それでは聞いてみて下さい。REBECCAといえばやはりライブ版でしょうということで。

 1985年のライブ版です。NOKKO熱唱

ライブで熱唱

http://www.youtube.com/watch?v=pg4y0Vr793w

 1986年の伝説の早稲田祭でのライブ。戸山キャンパス(文学部)ではなかろうか。雨の中ギタリストが頭に巻いていたタオルを奪って髪の水滴を拭うNOKKO(笑)。NOKKOのボーカルはこれが一番声が出ていると思います。

早稲田祭ライブ

http://www.youtube.com/watch?v=BS_DvwuAxhs

 1989年のライブ版。冒頭でMONOTONE BOYをアカペラで歌っています。

1989年ライブ版

http://www.youtube.com/watch?v=G0JWslBldq0

 1990年のライブ版。もうNOKKOに歌の主人公が取り憑いています。

1990年ライブ版

http://www.youtube.com/watch?v=UJJUH0mb36Y

 一応テレビ版も。番組はNHKのポップジャムのようです。ライブとテンションが全然違いますね。特にバンドが。NOKKO孤軍奮闘。

テレビ版

http://www.youtube.com/watch?v=qIaBZ2biJ8Y
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