好きなアニメキャラ(その18):大道寺知世(カードキャプターさくら)

こんばんは。今くらいが一年で一番日が暮れるのが早いですね。これからは徐々に日が暮れるのが遅くなりますが、日が昇るのは依然遅くなり続けます。

18回目となる本日の好きなアニメキャラ、先週の木之本桜に続いて大道寺知世を紹介したいと思います。実は昨年12月16日の記事nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-220.htmlで好きな声優さんとして岩男潤子を紹介した際にちらっと取り上げていました。「好きなアニメキャラ」は「好きな声優さん」では漏れたキャラの落ち穂拾いとして始めたので、じゃあ止めた方がいいかなとも思ったのですが、やはり知世には一本専用記事を書く価値があると思い直して取り上げます。

大道寺知世はさくらの同級生で一番の親友あり、はとこにあたります。6親等だから堂々の親戚ですね。9月3日生まれの乙女座で、いかにも知世に相応しいと思います。好きな花は木蓮と桜なのだそうで、桜はさくらだとすると、知世は木蓮なのでしょうか。木蓮は赤というか紫というかという色の花を咲かせますが、好きな色はベージュと白だということなので、知世のイメージは白木蓮かなと思います。白木蓮の花はとても美しいですが、傷みやすいのが欠点ですね。

資産家である大道寺家の一人娘で絵に描いたようなお嬢様で、ボディガードが何人もいます。コーラス部所属で、発表会などでは独唱することもあるほど歌が得意です。この辺り声優決定の重要項目だったことでしょう。好きな科目は当然の音楽と国語です。

趣味は料理と裁縫。ここまでだとぜひお嫁さんに欲しいようなお嬢さんなんですが、あとビデオ撮影です。見た目はおっとりしたお嬢様で、母親の園美が従姉妹でさくらの母親である撫子に似せるために伸ばした長い黒髪が特徴。黒髪ロングは男を魅了します。「〜ですわ」などの典型的お嬢様口調で喋ります。実在するなら一度お会いしたいですね、実際にこういう口調で話す女性。

歳に見合わぬ落ち着いた性格で思慮深い性格です。ガチ百合疑惑があるほどさくらが大好きで、自分の作った服を彼女に着てもらい(だから裁縫が得意なのか!)、撮影した映像を観ることを至上の喜びとしていますが、さくらからは多少引かれている。可愛い女の子がやってるから笑って許されていますが、おっさんが同じ事をやってたら即通報でしょうね。

知世の自室には、映像編集機材やシアタールームが設置されているそうで、さすがお金持ちです。さくらがカードを捕まえる際のバトルコスチュームを手作りしており、戦闘中は「さくらの勇姿は1秒たりとも逃さない」という信条からビデオカメラを片手に彼女を応援しています。

いつもカードキャプターであるさくらのそばにいるせいもあって、「声」のカードに声を奪われて話せなくなる等、カードを巡るトラブルに巻き込まれる時もありますが、知世は常にさくらを信頼しており、全く気にしていないようです。

魔力は持っていませんが、人の心を読み取る洞察力が非常に鋭く、小狼のさくらへの恋心にもいち早く気付いています。知世自身もさくらに対しては明らかに特別な想いを持っていますが、「好きな人の幸せが私の幸せ」とさくらの恋路の邪魔をしないあたり、仮にガチ百合だったとしても達観しているなあという感じです。小学生にしておくのは惜しい。

さくらを中心に周囲の人々が抱える困難な問題を、豊富な資金で解決の糸口をつくってやったりしています。それでいて鼻に掛けることもなくお嬢様ぶることもなく、誰に対しても物腰柔らかな姿勢で接するので、学校でも友達がたくさんいます。骨川スネ夫とは大違いですね。スネ夫とは違うのだよ、スネ夫とは!!

あ、ラル大尉出張ご苦労様。

ちなみに、ツバサ・クロニクルでは、姫巫女の知世姫、ピッフル国の知世=ダイドウジ、鳥カゴの国の知世姫など、大道寺知世を基にしたキャラが複数登場しています。どれも異世界の同一人物なんだそうです。

人を包み込んだり励ましたりする保護者のような側面もあり、後期になるにつれてその点が強調されて描かれるようになっています。小狼とさくらがいい仲になって、小狼を好きだった苺鈴は失恋するのですが、知世が慰めていました。知世もさくらを失うようなものなのに。しかし、知世のさくらに対する感情は単なる百合ではないような気がします。わざわざさくらと小狼をくっつけるようなこともしていますし。

自分のことよりも相手(この場合さくら)の気持ちを大事にし、相手の幸せを最優先するような包容力を持つ知世は、恋愛感情より一段高いステージにあるような気がします。さくらの兄である桃矢と結ばれれば、さくらの義姉になるわけで、今よりより親密な姻戚関係が築けますけど…

「カードキャプターさくら」の世界は、善人ばかりで悪人がいないのですが、そんなほんわかした世界でありながら、百合にとどまらず、ホモとか教師と生徒(しかも小学生)の恋愛とか三角関係や四角関係といったどろどろしかねない関係が描かれていました。そしてNHKが全国放映するという(笑)。

CVは岩男潤子。この人については上記記事で取り上げていますので省略しますが、さくら同様ばっちりなキャスティングだったと思います。

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