花咲くいろは(その5):緒花の奮闘編とリタイヤ編

秋の霧
 
昨日は風雨が強い夜でしたが、本日は朝から濃霧でした。霧たちのぼる秋の夕暮れだと様になるのですが、朝は電車が遅れるし迷惑千万。遅刻しそうになりました。

9話扉

 さて都合により昨日できなかった「花咲くいろは」レビュー、公約どおり始めましょう。まずは第9話「喜翆荘の一番長い日」。このタイトルは邦画の「日本の一番長い日」のパロディでしょうか。喜翆荘の、というよりは緒花の一番長い日ではないかと思いますが。

ぼろぼろになった緒花

 第8話の続きで、さて結婚式場に乗り込んだはいいものの、大都会金沢では当然結婚式もたくさん行われているわけで…一つずつしらみつぶしにと決意はしたものの、たった一人では苦難の道です。民子に電話しても同級生の結婚式としか判らないし、受付に名簿を見せてくれと頼んでもこの個人情報保護にうるさいご時世では拒否されてしまいます。

孝一に電話

 がっくりした緒花に孝一から電話が。不在着信の嵐の中、ようやく繋がりました。思わず弱音を吐く緒花。後先考えずに突っ走ってしまったと反省の弁です。そもそも徹を見つければ何もかも上手くいくという保証もないのに。

喜翆荘に向かっている孝一

 まさに喜翆荘に向かっている孝一、そのことを告げる暇もなく緒花を励まします。「上手くいくんじゃないか?だってお前がちゃんともの考えて動いたことっていままであったか?だけど…今までなんとかなってきたろ?緒花がそれが一番だって信じてやったことならなんとかなるんだよ!これからだってきっと!」

孝一の一言で緒花が変わる

 よくよく見ると前半さらりと酷いことを言っていますが、これこそまさに緒花が欲しい言葉だったんですね。すっかり勇気付けられた緒花、新郎の年齢を聞いて会場を回ります。同級生なら徹と同じ年な訳で。緒花の迫力に負けただけでもないでしょうが、いくらプライバシー重視とは言ってもそれくらいなら教えて貰えたようです。

やっと徹をみつけて

 そして…苦労に苦労を重ねた末に、ついに徹を発見。受付に呼ばれた徹が会場から出てくると、ボロボロになった緒花が倒れ込んできます。草履は片方鼻緒がちぎれているし、お仕着せは薄汚れているし、「孝ちゃんのお陰なんです」と訳の分からないことをうわごとのように口走っているし。

徹はこういうところにぐっと来る

 しかし、喜翆荘がピンチだということを理解した徹、結婚式場から連れ出してしまったことを謝る緒花に、「お前がそれが一番だと思って俺の所に来たんだろ?お前が俺の事をそう思ったんなら必ず上手くいかせてやるからさ」と頼もしい一言。徹は緒花みたいな一直線な行動派が好きみたいですね。

しむら~後ろ後ろ!

 バイクに二人乗りで喜翆荘に急ぐ二人。その頃孝一は、緒花とすれ違いになり、喜翆荘への宿泊も満室のため断られ、「なにやってんだ俺…」とぼやきながら帰って行く汽車の中にいました。窓の外のバイクに注目しろ孝一!志村~後ろ後ろ!と言いたくなるシーンですが、ここは知らない方がいいかな。緒花の中では孝一への好感度アップなのに、タンデムの緒花を見たら孝一のNTR気分全開になってしまいそうです。

天ぷら味見

 さて有言実行の徹、板長の蓮二に「戻りました!(キリッ」と言うと、様子がおかしかった蓮さんの表情が引き締まります。下の者には格好悪いところは見せられないという意識が強いのでしょうか。じゃあなぜ民子ではダメなんでしょうか。板前になってないからかな。徹はすぐに仕事にかかり、民子にも天ぷら作成の指示。手が離せない通りに箸で「あーん。」これは民子にとってご褒美でしょうし、「徹さえいれば」という意識をさらに強めたような。ますます惚れるな、民子は。しかし残念、徹の心は緒花で一杯だ(笑)。

凍り付くような視線

 緒花も仲居に復帰し、フルメンバーになった喜翆荘。次郎丸が崇子の指示でこそこそと小細工をしようとしますが、お客は分け隔てなく扱うという女将の方針はみんなに共有されていました。菜子の凍り付くような視線が怖い。ごく一部の人は「我々の業界ではご褒美です」とか言うかもしれませんがね。

数年後の比呂美と乃絵?

 長い一日が終わって、翌朝、次々とお客さんが帰って行きます。覆面記者はどうやら親子連れだったようで、次郎丸が腹踊りまでして見せた女性二人組は全然違っていたようです。しかしこの二人、どこかで見たような気が……

true tearsの比呂美

 そうそう、手前の女性はtrue tearsの比呂美に似ていませんか?もっと言えば奥の女性は乃絵に似ているような。そうか、あれから数年語の二人の姿なのか!もしそうなら、仲よさそうで何よりです。

考ちゃんに忍び寄る影

 肩の荷を降ろした緒花、孝一にメールを送ります。「誰が記者かなんて関係なかったの。おもてなしの心は皆に同じなんだから。ね、孝ちゃん、私が頑張れたのも孝ちゃんのおかげだよ。ありがとう!!」緒花からのメールをバイト先で読む孝一。結局緒花は孝一が会いに来てくれたことに最後までは気付きませんでした。浮かない表情の孝一を呼びに来る女の子の姿が。これは…これは孝一NTRなのか?この人も比呂美に似ているような気が。ヤバいよ緒花、比呂美タイプは危険だ。

女将退院

 そして女将が退院して戻ってきます。軽くて良かったですな。

女将を出迎える喜翆荘一同

 喜翆荘の全従業員が出迎えます。「お帰りなさい!女将さん!」いやあめでたしめでたしと言いたいところですが、今回の緒花のオーバーワークが次の話に影響を与えている気がします。

10話扉絵

 さて続いて第10話「微熱」です。この回、演出のせいで時間軸がバラバラでちょっと見ただけではわかりにくくなっています。斬新な演出…なのでしょうが、「花いろ」は緒花と同じで素直にやった方がいいと思うのですが。

10話の時間軸
 
 本レビューでは時間軸に沿って紹介したいと思います。奇特な方が作ったタイムテーブルは上記のとおりです。 
コウモリ退治

 ここのところやる気全開の緒花、民子より早起きして掃除に奮闘しています。お客さんに朝のお茶出しをして、女将から言われた廊下のコウモリ退治をしていますが、何やら様子が。

熱に浮かされた緒花の顔

 お酒にでも酔ったようなその表情はどうした?朝から一杯ひっかけたのか?いやいや緒花にかぎってそんなことは。

倒れる緒花

 そして廊下でばったり倒れているところを豆爺発見。倒れるまで体調不良に気付かないとはどういうことよ。

微熱とは思えない寝込み方

 微熱とは思えない寝込み方をする緒花。医者は一日安静にしていたら大丈夫だと言いますが。そういえば私、高校時代に39度の熱があったのに学校に行ったことがあるので、若い頃なら案外平気なのかも知れませんね。今なら絶対休みますが。

エロ小説を朗読する次郎丸

 そんな病床の緒花の元に忍び寄る影。なんと次郎丸。新作官能小説の朗読を始めます。弱った緒花になにをするだー!

死んで貰います?

 タイトルは「濡れ濡れ女将鉄火場始末」(笑)。今度の餌食は女将かよ。とんだフケ専野郎だぜ。

緋牡丹博徒のような女将

 しかし喜翆荘の写真で見る若き日の女将は確かに美人でカッコイイです。次郎丸はこれを見たか。

君に胸キュン

 夢うつつに朗読を聞いていた緒花ですが、気付くと次郎丸はいなくなっています。時計を見るとお昼。ここに徹が病人食を持ってきます。俺にこんなもの作らせやがってと憎まれ口をきいていますが、どうぜいそいそと作ったくせに。おいしいという緒花に満足そうですが、熱にうるんだアンニュイな緒花にまたもやハートを打ち抜かれています。 

アンニュイ緒花

 確かにけだるくて色っぽい感じがしますね。緒花にすればただ熱っぽいだけなんでしょうが。額をくっつけて熱をみたりと無抵抗な緒花にやりたい放題の徹。そこまで踏み込むか。しかし照れた自分の顔も熱いので熱があるかどうかわからない。なんなんだお前は。

菜子に強制パジャマ

 お昼ご飯でやや元気になったか、仕事をしようとする緒花。お仕着せを着ようとしますが、そこへ菜子登場。再びパジャマに戻されます。なにをされてもほとんど無抵抗の緒花。着せ替え人形状態です。

すり下ろし林檎

 そしてすり下ろしリンゴを緒花に食べさせる菜子。懐かしい!子供の頃食べたなぁ。菜子の家は大家族で、弟妹達にいつも食べさせているのだとか。もしや君の家にはビッグダディがいたりしないか?このシーンについてネットで「緒花にマーガリンを食べさせるなんてひどいよ菜子」というのがあって吹きました。確かにそうも見えるなあ。菜子は、緒花が来る前は巴さんと二人だけでやってたんだから緒花がいなくても大丈夫と言います。これは無論緒花を安心させようとしての発言なんですが、弱った緒花は「私が居なくても喜翆荘はやっていける?」と取ってしまいます。

女将も見舞いに

 そのせいで菜子が去った後、またベッドから降りる緒花。役に立ちたくて仕方ないのでしょうか。しかし今度は本気で体調悪そうで、ベッドの下でへたっています。そこへ今度は女将が直々に登場。まあ孫娘なんだから来ても当然といえば当然ですね。またもやベッドに戻されます。

緒花を迎えに来た考ちゃん

 すると夢の中に孝一が登場。神社で「喜翆荘はお前がいなくても大丈夫だから、帰ってこい」と語りかけます。これは菜子の発言がきっかけで呼び出されたものでしょうか。孝一がレイプ目です。

少女と狐

 その様子を影から見ている謎の少女と狐。これは湯乃鷺温泉で祭られている神様ではないでしょうか。

考ちゃん宛のメール

 変な夢を見た緒花は孝一にメールを打ちます。「体がボーッとして、なんかあたし孝ちゃんの体も光ってて、やっぱり喜翆荘にはちゃんと人がいて、誰でも入れるわけじゃ…」熱のせいか妙な内容のメールです。しかも力尽きて寝てしまいますし。

民子の妄想

 そして民子も見舞いに。まあ民子の部屋でもあるんですが。徹が緒花のためにおかゆを作っているのを見て面白くない様子の民子、マジックで緒花に落書きを。見損なったぞ民子!しかしこれはただの民子の妄想でした。なら許す。考えることと実行することの間には果てしない懸絶がありますから。布団をかけ直してやったりして。

私がいなくても喜翆荘は…
 
 緒花は目を覚ますと民子の「大丈夫、なんとかなっているから」という言葉を聞いて泣き出します。とどめを刺したか民子。

泣く緒花に動揺する民子

 泣く緒花に動揺する民子。「私がいなくても喜翆荘は大丈夫だよね…」「そんなことない!」

菜子も激励

 そこへ菜子再登場。菜子は緒花の携帯を見て、緒花が誤解していた事に気付き、一生懸命弁解します。しかし、いつの間に緒花は眠ってしまっていました。よく寝るな緒花は。まあ具合が悪いときは寝るに限りますが。部屋の外で様子をうかがっていた巴さんは、近くまで来ていた女将さんと一緒に部屋から離れていきます。ここは若い衆にまかせようということでしょうか。

孝一にさよならを

 そして再び緒花の夢の中に登場し、一緒に帰ろうという孝一に緒花は「私、ここが好き。喜翆荘が好き。喜翆荘のみんなが好き」と答えます。「そう…」と静かに消える孝一。これは緒花的に孝一にさよならを告げたということなのでしょうか。前回ラストに登場した女性(「五十嵐波子」というらしいです)がほくそ笑むぞ。波子→孝一→緒花←徹←民子という構図ができつつありますが、緒花は孝一と切れるのか結ばれるのか?2クールだからきっと引っ張ってくれることでしょう。true tearsみたいなドロドロじゃないのがいいですが。
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