春季アニメ総括

 玉青ちゃんも思わず叫びます。

キマシワター

 はい来ましたね猛暑。小暑は明日なので、もうちょっと待って欲しかったのですが、地球温暖化が進行島倉千代子の昨今、致し方ないのかもしれません。

ヨルムンガンドの妹たち

 本格的な夏が到来した以上もはや春の話題は打ち止めにせねばなるまいということで、ギャルゲーの土曜日ですが本日は予定を変更して春季アニメの総括を行いたいと思います。

ラブリーマイエンジェルあやせたん

 春季はアニメを7本も見まして、個人的には凄い数をこなしたという気がするのですが、マニアの方々からすれば……

アニメマニアの叫び

 といった感じでまだまだなレベルなんでしょうが。ではまず個別の感想から。

① フォトカノ

フォトカノ

 エンターブレインの同名ゲームが原作。エンターブレインのギャルゲーといえば「キミキス」「アマガミ」と評価が高い作品を輩出しており、特に「アマガミ」は二期が制作されるほどアニメの評価も高かったのですが…。

フォトカノOP
 
 実は原作のゲームはプレイしていないので、原作との対比はできないのですが、ヒロインが8人もいて1クール13話はどだい無理があるので、メインヒロイン格の新見遙佳(CV伊藤かな恵)を中心に据えて他のヒロインとのエピソードをちりばめるような形で進行するのかと思っていました。そして途中までは確かにそんな感じだったのですが。

主要キャラコスプレと水着

 5-6話で急速に新見遙佳関連のストーリーが展開し、なんとハッピーエンドを迎えてしまいました。おいおいまだ半分あるじゃないかと思ったが、次話以降、怒濤のヒロインクリア展開ラッシュが。

新見遥佳

 なんとこの作品1-4話が共通ルートで、5話以降が各ヒロイン個別エンドという驚くべき形式だったのです。新見遙佳こそさすがにメインヒロインなので2話分貰っていましたが、他のヒロインは1話で一気にハッピーエンドにたどり着くという。

遙佳とののか

 ギャルゲーをやったことがある人なら、4話まででフラグを立て尽くしてセーブし、あとは個別エンドを見たらロードしなおしていると思っていただければ判りやすいと思います。ただ、これをアニメでやると、この前新見遙佳と結ばれたはずなのに、先週は実原氷里(CV水橋かおり)に手を出し、今週は室戸先輩(CV中原麻衣)に迫っているという、“いっちょかみ”しまくるとんでもないだドンファン野郎が主人公というように見えてしまうのですね。毎回4話に戻ってからパラレルワールドで再開していますよということが判っていないと、いつ主人公は前に口説いたヒロインに刺されるかとヒヤヒヤしてしまうことになります。

果音

 最終話では禁断の妹・前田果音(CV伊瀬茉莉也)も毒牙に(笑)。しかし両親が連れ子再婚ということで、実は血が繋がっていない「みゆき」状態の妹なのでした。逃げ道を作っちゃダメだ!深夜アニメらしく怒濤の鬼畜エンドにYou突入しちまいなYo!とも思わないでもないですが、やはり無理ですかね。

メインキャラ

 8人ヒロインは多すぎかな。アマガミみたいに2クールあれば何とかなったんでしょうが、1クールにしたよくやった方なのかも知れません。CVは他に斉藤千和、沢城みゆき、金元寿子など豪華でした。個人的には教育実習生の大谷桃子(CV遠藤綾)も攻略して欲しかったのですが、ありませんでした。学園もののギャルゲーは先生攻略してなんぼのもんなのに(独断と偏見)。

大谷桃子

② やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

 最近は長いタイトルが流行っているのでしょうか。これなんか最後に「。」まで付いています。各話のタイトルもやたら長いです。

俺ガイルメインキャラ達

 しかし、この作品はなかなか考えさせるものでしたね。友達作りを諦めて「ぼっち道」を極めようとする主人公比企谷八幡(CV江口拓也)が、見かねた若き美人教師(自称)によって「奉仕部」という部活に入れられてからの高校生活が描かれています。ラブコメという単語が入っているけど、ラブコメなのでしょうか、この作品。

雪乃と八幡

 「ぼっち」なんて今時の問題のようでいて、実はずいぶん昔からあったものだと思うのですが、八幡みたいにわりと平然と流していたんじゃないかなと思います。八幡は実は平然としているようでいつもいつも傷ついているのですが、それに耐えることができる強さは持っています。

平塚先生

 実は平塚静(CV柚木涼香)のような先生こそ、昔から高校には不在だったような。高校教師なんて、もっと生徒に無関心だったような記憶があるので、平塚先生の介入ぶりは驚かされます。良い先生ですけど、こんな先生はまずいないので、中学生諸君は高校生活に妙な希望を持たないように。

メイド雪乃

 むしろ平塚先生的に何とかしたかったのは、八幡ではなく雪ノ下雪乃(CV早見沙織)だったのではないかとも思ったり。その美貌と完璧さのために、小学校高学年の頃から多くの男子生徒に好意を寄せられ続ける反面、女子生徒からは常に嫉妬の対象とされて壮絶ないじめを受け続け、友達と呼べる存在が誰もいなかったという雪乃。人の嫉妬などの醜い部分を含めて世界を変えるため奉仕部で活動しているのですが、その雪乃に友達を紹介してやったというところでしょうか。

文化祭

 「あなた馬鹿なの?」などの雪乃の一連の「静かな罵倒」は早見沙織の新たな魅力になったんじゃないかと思います。ストーリー後半、文化祭の諸業務を押しつけられまくってオーバーワークで体調を崩して休んでしまったあたりは本気で腹が立ったものですが、それも彼女の成長に必要なステップだったのかも知れません。

雪乃と結衣

 そしてもう一人のヒロイン由比ヶ浜結衣(CV東山奈央)が思いの外良かったですね。リア充にくっつているキョロ充といった立ち位置にいながら、そんな自分が実は好きではなく、孤立しても超然としている雪乃に憧れ、自ら奉仕部に入ってくる子ですが、一見ビッチっぽいギャル風ですが、実は純情で素直な良い子です。八幡に好意を持っていた、ないかとフラグを立てようとしているのに、片っ端から八幡がフラグをへし折っているのが哀れでした。

可愛い小町

 あと、八幡の妹の小町(CV悠木碧)や雪乃の姉の陽乃(CV中原麻衣)が良い味を出していました。一見妹を煽っていじめているかのごとき陽乃の行動も、妹を想ってのことなのでしょう。高校生如きは鎧袖一触なので、この人に刃向かってはいけません。小町は可愛いのでぜひ同じ高校に入って欲しいですね。そして第二期希望です。

総武高校奉仕部ラジオ。

 それから、番宣ラジオ「総武高校奉仕部ラジオ」が非常に面白くて毎回楽しく聴きました。二部構成になっていて、一部が早見沙織と東山奈央、二部が江口拓也の「ぼっちラジオ」となっていました。同じスタジオにいながら、江口拓也は一部の間は隔離されて一人遊びを強いられ、ようやく二部が始まると、女の子達はとっとと帰ってしまって独りぼっちで番組続けるという。でもなんだかんだと皆「ぼっち党」の党員になっていて笑います。戸塚彩加役の小松未可子だけが「ぼっち党」加入を拒否されていましたが、なぜ?(笑)

③ 這いよれ!ニャル子さんW

這いよれ!ニャル子さんW

 萌えクトゥルー第二弾。日本人しか思いつかないラブ(クラフト)コメディというやつですが、今回は第一期以上にニャル子のラブの押しつけがきつくて、もう少しラブコメディでなくラブクラフトコメディで行って欲しかったというのが本音のところです。

ニャル子さん壁紙

 相変わらずパロディの嵐で、判るものから判らないものまで一体どれだけ詰め込んでいるのだという感じです。パロディはいいんです、どれだけ詰め込んでも。それがニャル子さんの味だから。ただ、それはそれとしてオリジナルストーリーの方ももっと面白く出来なかったものでしょうかね、と。

ハス太と黄衣の王モード

 やはりもっとクトゥルー関係は出してきて欲しいですね。旧支配者や外なる神などはまだまだいるじゃないですか。バトル活劇を結構期待していたんですが盛り上がりに欠けた感じでした。

逃げられない(逃がさない)

 OPに第一期以上にケイオスでいい感じでしたが、EDが週替わりのように変化していてイマイチ記憶に残りませんでした。第一期の「ずっとBe with you」は良かったなあ…

メインキャラ達

④ 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。

俺妹二期

 第一期と区別がつきにくいですが、末尾に「。」がついています。テレビは終了しましたが、なおWEB版が3話付くらしいです。第一期でも似たようなことをやってましたな。

可愛い桐乃

 こちらも「俺ガイル」同様、タイトルが長い。各話のタイトルはもっと長くて、第2話は「信じて送り出したお兄さんが携帯美少女ゲームにドハマリしてセクハラしてくるようになるわけがない」、第12話は「マジ天使すぎるあやせたんが一人暮らしの俺んちに降臨するわけがない」など、節子これタイトルと違う、セリフや!と言いたくなるほどです。

桐乃とあやせ

 こちらは第13話(TV版最終回)「妹(あたし)が兄(アイツ)に恋なんてするわけない」で、桐乃の気持ちが明らかになりましたが、何と桐乃の現在の姿は、全て兄京介のせい(おかげ)だったということですね。どんだけお兄ちゃん子なんだ桐乃。そして京介に夢見過ぎ。

桐乃と黒猫

 あまりに高い理想像と、それにどんどんそぐわなくなっていく京介へのいらだちが第一期冒頭のギスギスした関係を作っていた訳ですが、それもこれも愛故だったとは。

黒猫抱き枕

 一方、幼馴染みの麻奈美は、ありのままの京介をいつも受け入れていたので、桐乃の想う「昔の素敵なお兄ちゃん」なんて最初から現実にはなかったことを知っていて、それもこの二人の関係悪化(桐乃が一方的に嫌ってるだけですが)の原因になっていたわけですね。麻奈美と接触して自分の「理想の京介像」が虚像であることに気付くのが怖かったのかもしれませんね。

可愛いあやせ

 既に第2話を神回として紹介していますが、第12話もなかなかのものでした。新垣あやせ(CV早見沙織)が出てくると「俺妹」は面白くなると個人的には思います。あれだけセクハラしてちょっかい出しておいて、いざ告白すると「だが断る」の鬼畜京介がまじパネエです。しかも別の「好きな人」って妹だし。ここは包丁で刺しちゃっても良かったところですが、泣いて諦めるあやせが逆にいいですね。ゲームではヤンデレになった挙げ句に刺しちゃう展開もあるそうですが、テレビでは自制したものか。

あやせヤンデレ顔コレクション

⑤ 絶対防衛レヴィアタン

レヴィアタン

 キャスティングが「俺妹」とかぶりまくっているレヴィアタン。レヴィアタン=早見沙織=新垣あやせ、ヨルムンガンド=竹達彩奈=桐乃、妖精シロップ=花澤香菜=黒猫です。そうか、だからレヴィアタンとヨルムンガンドは仲がいいのか(笑)。

カッコイイレヴィアタン

 こちらはGREEが配信しているソーシャルゲームが原作で、おそらくゲームの前設定がアニメということなのでしょう。メインキャラクターは豪華キャストで固めており、流石はGREE金あるなあというところを見せつけています。

主役トリオ(変身前)

 毎回冒頭に金田朋子のナレーションがあるのですが、何を言っているのかさっぱり判りません。この人の声で言われても、まったく言葉が漢字に変換できないので、異国の呪文を聞いている見たいです。だがそれがいい。

レヴィアタンとシロップ

 ストーリー的には大の大人が一生懸命見るようなものではないので、環境ビデオかなにかのように憩いと癒しでも求めたらいいのではないかと。レヴィアタンの声は日曜日の癒しでしたね。あとバハムート(CV喜多村英梨)がわがまま可愛い。芸域広いなあキタエリは。

絶対防衛!ラジオたん!

 このアニメも番宣のラジオ番組「絶対防衛!ラジオたん!」が面白かったです。本編より面白いのはないかという。ニコニコ動画では、早見沙織のラジオ番組には「ラジオに定評のある早見沙織」というタグが貼られるのがお約束ですが、本当にこの人は達者だと思います。

妖精シロップ

⑥ RDGレッドデータガール

RDGレッドデータガール

 春季アニメでは早見沙織の主演作品がやたらに多く、余勢を駆って見たのがこれです。角川文庫創刊65周年記念作品ということで、原作6巻中5巻までを放映したようです。

RDGレッドデータガール2
 
 ボーイミーツガールというべたな設定に、様々なオカルト要素を詰め込んでいるのですが、たった12話しかないところに無理に詰め込みすぎたため、原作を見ていないと非常に舌足らずになってしまった側面があります。アニメの場合、より丁寧な説明や描写が必要なのではないでしょうか。

くつろぐ泉水子

 ヒロイン・鈴原泉水子は当初非常に人見知りで引っ込み思案で優柔不断で、見ているこちらもイライラしましたが、演じている早見沙織もかなり大変だったそうで、自分ありとあらゆるネガティブ経験を繰り出して演じたとか。でもそういう鬱陶しい泉水子がきちんと描かれていたので流石だと思いました。

酔っ払った泉水子

 上京後はだいぶ楽しく見られるようになりましたが、やはり説明不足な点は相変わらずで、高尾山近くにある鳳城学園には特殊な力がある生徒が集められているということになっていましたが、むしろ一部にそういう生徒がいるだけという感じで、大半の生徒は特殊能力とは無縁な一般人という印象でした。だとするとこの学校の設立目的がよくわかりませんね。

姫神が憑依した泉水子

 外国人留学生も来ていましたが、外国にだって何らかのオカルト系魔術・呪術の体系はあるだろうに、何故日本が注目されているのかが説明されていませんでした。

説明なくこれだから

 あと劇中に登場する陰陽師ですが、あれは安倍晴明ファンなどから反発を受けそうですね。式神って動物霊なの?あの描写には違和感がありましたね。

姫神

 それはそれとして、和風な雰囲気あふれるファンタジックな雰囲気は悪くありませんでした。またOP「スモルワールドロップ」(Annabel)とED「予感」(伊藤真澄)も非常に内容にマッチしていて、これに対抗できる主題歌は「俺ガイル」の「ユキトキ」(OP)「Hello Alone」(ED)位でしょう。

初めての満員電車

 「ちはやふる2」はまだ6話分残しているので感想はまた紹介記事で別途行います。冬から2クールやっているからということもありますし、第一期からトータルで評価すべき作品でもあるでしょう。

メタルチャームその1

 それでは私が視聴した番組内でのランキング。

 1位:「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」
 2位:「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」
 3位:「RDGレッドデータガール」

メタルチャームその2

 なお、今季のアニメではありませんが、GWに一気見した「ガールズ&パンツァー」を入れるなら0位に入ることになるでしょう。これほどの傑作はなかなか…

ガールズ&パンツァー

 1クールなのに2回も総集編を挟んだ上に終了させたのは3ヶ月後と色々問題もありましたが、終わりよければ全てよし。

ガールズ&パンツァー2

 ちなみに登場する学園艦としては最小サイズの大洗女子ですが、それでもこの巨大さです。ヤマト?マクロス?なにそれおいしいの?

学園艦の大きさを見よ

 
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