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秒速5センチメートル one more side:愛故にちょっと辛口になってしまう“もう一つの「秒速」”

one more side
 
 サッカーのワールドカップ予選の真っ最中だというのにブログ記事を書く。これが筑波嶺クオリティー。それもそのはず、本日は加納新太「秒速5センチメートル one more side」だからです。加納新太の作品は今回初めて読みました。

左が加納新太。右は新海誠

 加納新太(あらた)は生年月日不詳。愛知県出身で愛知県立大学文学部卒業の作家・ライターです。代表作は本人によればに「ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる」「雲のむこう、約束の場所」「タウンメモリー」「シャイニング・ティアーズ 双竜の騎士」などだそうです。

 つまり新海誠の三部作を全て小説にしている訳ですね。他に漫画「アクエリアンエイジ Girls a War War」の脚本、ドラマCD「コードギアス 反逆のルルーシュ」の脚本などを手掛けています。

小説版 ほしのこえ

 「秒速5センチメートル one more side」は2011年5月20日にエンターブレインから刊行されています。私が初めて「秒速5センチメートル」を見た直後ということになります。

 例によってAmazonの内容紹介です。
小説版 雲のむこう、約束の場所

 どんなに遠くに行ってしまっても、あなたはきっとだいじょうぶ
 「来年も、一緒に桜、みれるといいね」魂のむすびつきを感じた幼いタカキとアカリの無邪気な願いも空しく、ふたりは引き離され──[第1話・桜花抄]
 「君は誰だ…」たびたび夢に現れる少女の影を追う貴樹は、同級生の花苗の好意に気づかぬふりを通していた──[第2話・コスモナウト]
 「今、ここにいる自分が、あの頃なりたくてたまらなかった自分だ」出会いと別れの中で疲弊していた貴樹の心の再生。そして──[第3話・秒速5センチメートル]
 新海監督が映画の準備稿に書いた「タカキの手紙」も初収録!もの悲しく美しい新海ワールドを映画とは異なる視点で描いたもうひとつの『秒速5センチメートル』

人気の無い通り

 本書の特徴は、“one more side”の名のとおり、映像版とは逆の視点から物語を描いていることです。つまり、映像版では貴樹の視点で描かれていた「桜花抄」は明里の視点から、同じく花苗の視点から描かれていた「コスモナウト」は貴樹の視点から。そして「秒速5センチメートル」は明里と貴樹双方の軌跡を描いています。

 この発想は非常にユニークで興味深いですね。同じ出来事を、もう一方はどのように思っていたのか。また、映像版や新海誠による小説版が描いていない部分を矛盾なく補完することが可能であるという利点があります。ただ、私を含めて映像版を見た人にはそれぞれの思い入れがあるので、そこから逸脱すると違和感あるいは反感が生じてしまうのも事実です。

自転車のカゴに捨てられたゴミ

 以前も書きましたが、映像版と新海誠の小説版は「秒速教」の正典であることは間違いないと思いますが、「one more side」が正典に入るかと言えば…。もちろん正典に入れると考える方はそれはそれでいいのですが、私自身は外典かなあと思ってしまうのです。各話を紹介しつつその点についても触れたいと思います。

 まずは「第一話 桜花抄」です。

図書館の二人

 明里視点なので、明里の転校から描かれています。明里は母の出身地である栃木県宇都宮市で生まれ、小学校に上がる前に秋田県に引っ越し、さらに静岡県と石川県を経て四年生になった春に東京に引っ越してきたそうです。まさに転勤族の面目躍如。しかし、静岡から越してきたという新海版の小説とは異なっています。一方貴樹は長野→三重→静岡→東京だそうです。こちらも長野から越してきたという新海版とは異なっていますね。行く先々で違和感を感じているという二人の様子からすれば、これくらい転居したほうが自然だと解釈したのかも知れませんが、貴樹の父は銀行員ということが新海版に明記されているので、そこまで頻繁に地方を回るのかはちょっと疑問ですね。都市銀行だと東京→地方→東京→地方くらいが適当だと思うし、地銀だとそんなに各地に支店はないでしょう。

 明里は転校する先々で学校になじめず、すっかり内向的で内気な少女になってしまっています。ようやく貴樹によって救われることになりますが。明里は貴樹と同じくらい、またはそれ以上に貴樹のことが好きだという描写がされていて、この辺りは嬉しい限りです。まあ貴樹によって救われたのならそうなりますよね。

貴樹の時刻表

 好きな教科は一緒で、国語と理科と社会だそうです。ワシもじゃ、ワシもじゃ二人とも!一方、世渡りというか、人付き合いが極端に苦手な明里に対し、貴樹は如才なくクラスメートと付き合っていて、それを明里が頼もしく思っていたようです。

 そして一緒に私立中学に進学しようとして、合格までしたのに明里の不意の引っ越し。これは明里の父が栃木の本社に戻りたいという要望が通ってのことだったそうです。栃木に本社で全国展開している会社ってどんなのでしょうか?岩舟の家は父の実家みたいです。まあ岩舟に本社で全国展開している会社はそうそうないでしょうね。

雪原を走る両毛線

 栃木に引っ越してからの明里の心境は……もう可哀想で見てられません。明里が嫌がらないなら抱きしめて上げたい。引っ越しを貴樹への裏切り行為と考えて自分を責めて…。ところで映像版第三話でご承知のとおり、結婚を控えた明里は正月を実家で過ごすことなく東京に戻りますよね。独身最後なら正月くらい両親と過ごしたらいいのにと思っていましたが、「one more side」では明里の両親はかなり手前勝手な印象を受けます。中学受験をさせておいて引っ越したり、協調性をつけるためとバスケット部に入ることを強いたり。両親なりに明里のことを思ってのことかも知れませんが、明里は心のどこかにこうした仕打ちを根に持っていて、それがとっとと実家を離れるという行動に反映されているのかも知れません。

 岩舟駅に持ってきたお弁当も、自分一人で作ったそうです。女の子用の小さなお弁当箱に詰めて。映像ではかなり大きなおにぎりを食べていたので、ボリュームが減ってますね。空腹の貴樹が満足できないで、明里も食べちゃうぞ(笑)。

貴樹の後ろ姿

 そして雪の一夜。口づけの瞬間の「理想の恋」の顕現を明里もちゃんと感じていました。あの体験に較べては言葉はあまりにも無力。それが明里が手紙を渡さなかった理由でした。「タカキくんは、きっと、この先もだいじょうぶだと思う、ぜったい!」これは、明里が誰かに言って欲しかった言葉。はるばる明里に逢いに来てくれた貴樹は明里を祝福しに来てくれた、それに報いたいという思いが口に出たのでした。明里はこれを言ったことで、今後一人で生きていける力を得たと言って良いでしょう。

 続いて第二話「コスモナウト」です。

種子島の空と海

 相変わらず周囲となじんで上手くやっているように見えた貴樹ですが、貴樹自身によるといつも違和感に包まれていたようです。中学時代は自転車で島のあちこちを回ったりしてなかなかアクティブです。サッカーは転校後はもう続けなかったようです。

 明里との文通は数年で途絶え、高校で貴樹は花苗を再発見します。中学当時から存在には気付いていましたが、高校に入ってから子犬のようにやたら懐いてくるので自然と好意をもったようです。それにしても貴樹、ちょいワル高校生です。タバコなんか隠れて吸っています。大人になった貴樹が喫煙しているのは映像版でも確認できますが、何も不良みたいに高校時代から吸わなくても。貴樹にはチンピラじみた背伸びとかは無縁な気がするので、このあたりもちょっと違和感です。

一目惚れした花苗

 さらに言うと、花苗を口説いて寝てみようかなんて考えています。もちろん思っただけで実行はしていませんが…私が思う貴樹と違うんですよね。そして映像版で全く接触が描かれていなかった花苗のお姉さんである澄田先生(名前は美穂だそうです)との接触。何か緊張感があるんですよね、この二人のコンタクトは。先生は可愛い妹が好きになるにはちょっと危険な男だと感じている節があり、貴樹によっては花苗に対する気持ちの抑止力となっているような気がします。

 例の花苗が告白しようするシーンですが、貴樹はあからさまに拒否しています。その気持ちは知っているけど言葉にするなと。

花苗ランチタイム

「好き」と言葉にすれば花苗への興味が死ぬと。しかし言わなければ付き合うという訳でもなし、それならいっそ告白を受けて振った方が両者すっきりしていいと思うのですが。何となく「俺を好きでいろ。でも告るな」というわがままを言っているように感じます。

 それから例の貴樹の夢ですが、あれは頻繁に見ていたようです。最後に彼女にも光が当たって顔が見れる訳ですが、それでも貴樹は彼女が誰だか判らないようで、「君は誰だ…」と言っています。映像版では微笑み合って見つめ合っていたのに。

コーヒーとヨーグルッペ

 最後に第三話「秒速5センチメートル」。ここは新海版もそうですが、新事実てんこ盛りです。特に明里に関して。

誰もいない教室

 ① 明里は現役で大学に合格。上京して一人暮らしです。一人暮らしはぜひともしてみたかったとか、母も折れざるをえなかったという語りぶりに、なんとなく母との不和を感じます。

 ② 大学は「いわゆるマンモス私大の日本文学科」だそうです。これは日大ということでいいのでしょうか?マンモス大学というと真っ先に思い浮かぶのですが。次に学生数が多いのは我が母校・早稲田ですが、文学科に日本文学専修はあっても、日本文学科というのはありません。また貴樹は立教なので早稲田だと地理的に結構近くてニアミスする可能性が。日大文理学部だと国文学科というのがあって、場所も世田谷区桜上水なので池袋からちょっと離れていて良い感じかな、と。

 ③ 2年生になったころ、同級生に熱心に口説かれて初めてちゃんと付き合ったそうです。ということは映像版で確認できる高校時代に明里の横にいた男はやはり彼氏ではなかったのか。まさか遊びでつきあっていたとか…いやいや、明里はビッチじゃない!でも半年くらいでダメになったそうです。理由は明確にされていません。「好きだって言われると、すごく弱いなあ…」と言っています。押しに弱いタイプでしょうか。あの人は何回好きって言ってもなびいてくれなかったぜ畜生め!……いやいや、こっちの話です。

明里の幻影

 ④ 3年生の冬、英文学の講師に熱烈な片思いをして、あっさり袖にされています。明里を振るとは何と怖いもの知らずの男よ。でも「一口かじってポイッ」みたいなことはしていないようなので許す。首の皮一枚で助かったぞ。

 ⑤ 一方貴樹。新海版で語られていない部分はといえば、水野理紗関連でしょうか。理紗には兄がいましたが、理紗が中学生の頃に理由は不明ですが自殺してしまったそうです。それは理紗の大きなトラウマになっていて、人付き合いができなくなったそうです。そんな理紗が自分から貴樹に声をかけたと言うことは兄の面影を見たのかも知れませんね。自分より深くて大きな心の傷をもった理紗を扱いかねる貴樹のへたれっぷりが情けないです。

 ⑥ 貴樹が就職活動に出遅れながら案外あっさりと内定を勝ち取った(さすが理系)のに対し、明里は早々に就活にいそしみ、苦労を重ねて大手書店チェーンに内定しました。本好きだからちょうどいいじゃないと感じるのは私だけでしょうか。大学以降の明里は、積極的に友達を作ったり、かつての内気ぶりがウソみたいです。あの日を境に変わったのか。

本を読む明里

 ⑦ 就職して4年目、出版社の営業の男と出会います。これがおそらく「祐一さん」でしょう。貴樹に較べると恋愛遍歴少ないなあ。ビッチはいかんけど、おぼこすぎるのもどうかと。夫となる「祐一さん」に処女まで捧げるのはもったいないので、大学時代でロストバージンしてて欲しいですが、その講師はいかん。じゃあ2年生の時の同級生か…。明里の方から振ったと言うことなら許そう(笑)。

 ⑧ “あなたの中になにか大事な、重大なものの、においだけが残っている。そこにあったものを誰かが持ち去ってしまった。だから私はからっぽの宝箱に響く自分のため息を聞くだけなんだわ。”これは理紗のセリフですが、これが正しいとすれば、持ち去った誰かとはもちろん明里。持ち去ったものとは「カリオストロの城」ではないけど「貴樹の心」の一部なのでしょうか。ひとりぼっちだった明里は、貴樹の心を手に入れたことでその後の人生に立ち向かう力を手に入れ、方や貴樹は何かを探して彷徨うことになったのか。逆だと許せないけど、好きな女のための犠牲というか、礎になるのなら、それは男の本望というものなので、これはこれでいいかなと思います。理紗や花苗には申し訳ないですけどね。

 ⑨ 踏切のシーン。すれ違った二人は小田急線に阻まれ、電車が通過した後に明里はいません。しかし、明里がいないことで貴樹は心から満ち足りた気持ちになって微笑むのでした。貴樹は彼女が明里とは認識していませんが、何かを彼女がくれたと感じます。幸せになった明里が、貴樹に長い間預かっていた心の一部を返してくれたのでしょう。おそらく幸福感という熨斗を付けて。ラストシーン、貴樹はやたら元気になっています。

二人の足跡

 ⑩ 余談ですが、気になったのは、「タカキ」「アカリ」「リサ」としばしばカタカナ表記が登場することです。これって何か意味があるんでしょうか?理紗なんかずっと「リサ」でしたよ。ステッグマイヤーかい。

 コミック版ほどではないですが、+αを描くとどうしても貴樹がちょいワルになっていく傾向があります。それを我慢できたなら、なかなかに興味深い野心作だと思います。「雪の一夜」の奇跡をなんとか言葉で表現しようとする試みは賞賛に値すると思います。しかしその一方で「言葉ではとても表現できない」と貴樹や明里に言わせているところが何ともはや(笑)。

ポストと明里

 映像版や新海版との矛盾点が気になるので私個人は正典とは扱いませんが、外典としてならとても良く出来た一冊だと思います。

 ……ああ、サッカーはワールドカップ出場が決まったようですね。引き分けだけど良かったですね。

誰がどう見ても明里なんですが
 
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No title

こんばんは。いつも共感を覚える考察、興味深く拝見させてもらっています。
私もこの加納新太さんの小説に違和感をもちましたのでその違和感をユースフさんはどう思うか聞いてみたいです。

桜花抄から
①明里さんはかなりのいじめられっ子としている点。私は、いじめられるというより、転校経験のせいか、新しい環境に自ら飛び込まない、周囲との関係を築きたがらない。そんな性格なのだと思っていました。なんとなく「怯える少女」を小説では感じてしまいます。

②転校を告げる電話で明里さんはひどく怯えています。恐い。恐い。恐いよ・・・どーも違和感なんですけどどうでしょうか?

③「秒速5センチメートルなんだって」このセリフを愛の言葉、そして落下スピードのようにゆっくり結びつきたい。と書いてありますが、
実際にはゆっくりというより転校での別れの予感からなのか焦るように二人の世界にのめり込んでいったように私には思います。
次の転校もきっとあるだろう・・・そうすれば今の環境も0になるのだ・・・と。
だとしたらどうも違和感があるのですよねー。どうでしょう?

Re: No title

 ぷそ2さん、はじめましてこんばんは。こんな僻地にようこそいらっしゃい。

 記事でも書いているとおり、「one more side」は加納新太なりの解釈ではあるのですが、映像版や新海版の小説を愛する人が必ずしも受け入れるものではないと思っています。そこで「外典」と呼んでいます。

 「外典」とはキリスト教用語ですが、Wikipediaによれば、“「外典」とは、聖書におさめる主張もあったが、正典から除外された文書群のことを指している。それに対して同じように使われることがある「偽典」というのは、そもそも聖書として認められたことがない文書のことを指して用いられる。”とあります。

 私にとっては、加納版は「外典」、そして清家版(コミック版)は「偽典」であると認識しています(あくまで個人的解釈です。人それぞれに解釈はあるので、違う認識があって当然です)。なので違和感はあって当たり前であると考えます。

 ①についてですが、加納版では明里は転校しすぎです。4年生にして3回目です(秋田→静岡→石川→東京)。ほぼ学年が上がる度に転校している計算です。一体どういう仕事をしているんだ明里パパン。まあこれだけ転校を繰り返していれば、そういう風にもなるかなあという気がします。新海版では静岡から東京に転校しているのですが、加納版は“明里はいじめられっ子”という解釈が先にあり、その理由を転校回数に求め、それにしては新海版は回数が少ないと考えて追加したのかな、とか考えてしまいます。

 ②についてですが、貴樹を得てようやく心の平穏を得たのに、また独りぼっちで生きていくことへの恐怖というものを強調したかったのかも知れません。4年生の時の明里ならそれも当然と思いますが、今や明里は中学生になる寸前の6年生。ある程度は精神的成長を見せて欲しいところです。加納版ではそこが感じられない気もします。

 ③についてですが、「秒速5センチメートル」というスピードが速いのか遅いのかはまさに人それぞれの解釈によると思いますが、私もあれを「愛の言葉」と取るのはちょっと飛躍があるように思います。人が言った他意のない一言が、なぜかいつまでも心に残ることがあります。それは言った側ではなく聞いた側の問題であるように思えるので、貴樹がなぜ明里のその言葉を心に刻みこんでいたのかに興味があります。

 なお、時間の感覚はそれこそ人それぞれでしょうが、一般に幼少期は一年が非常に長く、年を取るにつれ次第に短く感じるようになるのではないかと思います。小学生の6年間は、当初は永遠に続くようにも思えていましたが、学年があがるにつれて少しずつ時の流れが早くなっていったように感じます。明里と貴樹が過ごした3年間は、その後の中学や高校の3年間よりも長く感じられるものであったのではないかと。そんな小学生が「ゆっくり結びつきたい」なんて大人みたいなことを考えるかなあ、なんて思っちゃいますね。

No title

こんばんは。早速のお返事とても嬉しいです。①~③まで丁寧に感想をくださりありがとうございます。ユースフさんの文面にはいつも「傾聴」「共感」そして「自分の考え」がしっかりと感じ取れ、気持ちがとても良くなります。また投稿してしまうと思いますが、なにとぞよろしくお願いします。

私は加納版の小説の完成度が高いと思うので「高いが為に受け入れられない所」ができてしまっている気がするんですよね。その意味ではやはり「外典」とのこと納得です。いっそ「明里が種子島に転校」なんてストーリーならこんな違和感も無いのでしょうねぇ。

多分ユースフさんもそうだと思いますが私はこの映画を見た時に叔父さんのクセに明里に心を奪われてしまいました。何といっても小中学生の明里が魅力的すぎますよねぇ。

Re: No title

 ぷそ2さんこんばんは、いらっしゃい。またのご来訪ありがとうございます。
 
> また投稿してしまうと思いますが、なにとぞよろしくお願いします。

 ぜひコメントを頂きたいと思います。いつでも、どんな内容でも結構です。お待ちしています。

> 私は加納版の小説の完成度が高いと思うので「高いが為に受け入れられない所」ができてしまっている気がするんですよね。その意味ではやはり「外典」とのこと納得です。いっそ「明里が種子島に転校」なんてストーリーならこんな違和感も無いのでしょうねぇ。

 なにしろプロの作家ですし、新海誠のお墨付きも貰っているようなので、完成度は高いのでしょう。しかし、プロであるが故のためか、どうしても自身のオリジナル要素を入れたくなるもののようですね(コミック版もそうですが)。原作に沿いながらオリジナル色を出すから原作ファンから違和感を持たれてしまうのでしょう。おっしゃるとおり、登場人物だけ借りて完全なifストーリーを書いてもらった方が違和感はないのかも知れません。私も勝手にSS書いてますが(笑)。

> 多分ユースフさんもそうだと思いますが私はこの映画を見た時に叔父さんのクセに明里に心を奪われてしまいました。何といっても小中学生の明里が魅力的すぎますよねぇ。

 私は完全に明里派なのですが、ファンの中には花苗派もいらっしゃるようです。あの子も健気で良い子なので、確かに可哀想ですよね。ただ、花苗に肩入れすると、相対的に貴樹が「悪い男」として描かれてしまう傾向があるような。

 コミック版だと、花苗に加えて映像版での扱いが酷すぎる水野さんにスポットライトを当てているのですが、水野さんの人となりを知る上ではとても興味深い反面、貴樹のヘタレぶりが際立ってしまう結果になっているように思えます。

 コミック版については当ブログでも取り上げていますが、もし未読なら一度読まれてみてはいかがでしょうか。私は買いましたが、置いてあれば漫喫で充分だと思います。

No title

コミック版の秒速、もちろん購入して読みました。しかしどうしても受け入れ難く1回読んで、本棚に眠っています。確か3話で栃木に行ってしまうお話ですよね。まぁ1-2話はよく再現されていて良いのですけど、3話がどうも自分には駄目でした。「正典」が色あせてしまう気がして嫌なのかもしれませんね。

お話は変わりますがユースフさんの考察で一番心に響いたことがあります。それは大人になった貴樹くんは、現在の明里でも愛せないかもしれないとおっしゃっていたことです。私の周りの人々は「大学入学と同時になぜ貴樹は明里に逢いにいかないのか」と言う人がいます。

貴樹の心の中の愛する明里さんは、「小中学生の明里」であり、「貴樹の想像の中で大きくなった明里」さんですもんね。
だからといってあのまま転校をしないで、中学、高校と一緒にいてもごく普通の形の二人の終焉がやってきてしまうと思うのです。
私には、どういった形でも結ばれる可能性がなかった二人に思えるんです。時間って残酷ですよねぇ。

Re: No title

 ぷそ2さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 コミック版をお読みになっていましたか。それはお見それしました。はい、水野理紗をきちんと描いたことは清家雪子の功績だと思いますが、返す刀で貴樹を「ヘタレ野郎」にしたことについては私も許せないでいます。

 このことについてはすでに過去記事にも書いていますが、貴樹を「ヘタレ野郎」と解釈すれば話は簡単なんですが、そうではないからこその「秒速」じゃないかと思うのです。貴樹がヘタレ野郎だと思っていたら、「秒速病」になんか罹らないし、そもそもこんなにも感情移入はしないので。ただ、女性視点で貴樹を解釈するとああいうのもありなのかも知れません。私も何人かの女性に見せたのですが、「秒速病」に罹る人はいませんでしたね。

 そして「貴樹の心の中の明里」ですが、ぷそ2さんがおっしゃるとおり「雪の一夜」の明里を心の中に抱きしめたまま貴樹が成長したのだとすれば、「貴樹の心の中の明里」と「大人になった実際の明里」とはイコールにはなり得ないことになるので、上手くいかない可能性は大きいかなと思います。

 転校無くしても破局はありえたと、私も思います。「妄想秒速」でも取り上げていますが、小学生の頃は鏡を見ているかのようによく似た趣味嗜好の二人でしたが、やはり成長すれば相違点が目立ってくるのは目に見えています。本編を見る限りでも、理系の貴樹に対し文系の明里、ずっと本を読んでいる明里に対し高校生以降本を読むシーンが見られなくなった貴樹など、成長した二人は小学生時代とは大きく違ってきています。

 要は二人の間に生じた相違点を魅力と捉えられるかどうかなんでしょうが、上手くいくシナリオもダメになるシナリオも描くことが可能でしょうね。もし何でもかんでも一致していないといけないと二人が考えていたのだとしたら、最初から上手くいくわけのない恋だったということになりますが……

 私としては、「秒速5センチメートルなんだって」という冒頭の会話のくだりから、貴樹にそこはかとない包容力を感じるので、一緒にいたなら自然と結ばれたという可能性も排除できないと思っています(希望的観測かも知れませんが)。

No title

ユースフさんこんばんは。11月に入り一気に寒くなりましたね。北海道には遠くおよびませんが、東京も朝晩とても冷え込む日が続いています。しかし私は東京都といっても田舎の方の東京なのですがw

ところで私の最近の日課なのですが、メタボ対策として夜近所の公園に行きマラソンをしております。始めたては辛くてどうしようもなく、気が紛れるようにと、スマートフォンに秒速5センチメートルの映像版を落とし、それを聞きながら頑張っています。最初の頃は貴樹君が久喜駅あたりでダウンしてしまっていたのですが、段々伸びていって今ではコスモナウトの途中まで頑張れるようになっていますw最終的には全部聞きながら走れるようになるのが目標なんですけどね。
そこでふと気づいた事なんですが私は秒速を聴いたり見たりしていると感情の高ぶる場面がいつも同じなんですよね。ユースフさんはどの場面で切なくなりますか?とても興味があります。
それと私の切なくなる場面はどうですか?(笑)

①第3話、明里さんが手紙を机の上に置き突っ伏しているシーン
②第1話、「来年も桜、一緒に見れるといいね」の後のオープニング画面
③第1話、岩船の桜の樹の下で「まるで雪みたいじゃない?」と明里さんが言うシーン

①はコミック版では書く事が無くなっていく事でのあの場面になっていたように思います。確かにそれもあるでしょうがそれに加えて、「貴樹君を必要としなくなっていく自分」に悲しみ、「貴樹も同じだ」と明里さんは感じていたのかなぁと思ったりしてしまいます。

②は初見では何とも思わなかったシーンですが見返す度に切なくなるんですよねー。「もう一緒にはみれないんだよーーー!!15年以上経って他人としてしか桜はみれないんだよーー」って感じですかねー。その直後のオープニング画面とメロディが切なすぎですw

③は②の願いを二人は幻想でかなえているのですよねー。雪を見ながら「まるで雪みたいじゃない?」切なすぎですよねー。

ユースフさんの切なシーンもしよかったら教えてくださーい。

Re: No title

 ぷそ2さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 サントラじゃなくて本編を聞きながらマラソンというのが凄いですね。「秒速病」患者の中には怖くて見られないという人もいる(例:リアル明里パパ)というのに。全部聞いたら1時間強ですか…まあ無理の無い範囲で。

> ①第3話、明里さんが手紙を机の上に置き突っ伏しているシーン
> ②第1話、「来年も桜、一緒に見れるといいね」の後のオープニング画面
> ③第1話、岩船の桜の樹の下で「まるで雪みたいじゃない?」と明里さんが言うシーン

 いや、どれも切ないシーンですねえ。全く異論を挟む余地がありませんよ。

> ユースフさんの切なシーンもしよかったら教えてくださーい。
 
 はーい。私なら上記三点に加えてですね…

① スーパーカブで走る貴樹がふと砂浜を見ると、うつむいて歩く明里の幻影が見えるシーン。独りぼっちの明里は貴樹の心象風景そのものなのでしょうか?

② 貴樹が雨の中郵便ポストを覗き、手紙が入ってないのがわかって落胆するシーン。直前に入っている手紙を見て喜ぶシーンがあるだけに余計切ないです。

③ すさんだような目付きの貴樹が夜の新宿を歩くシーン。反面明里は彼の腕に掴まって楽しそうにしています。まあ逆じゃなくて良かったというべきでしょうか。

 あ、どれも三話で山崎まさよしが熱唱している部分ですね。じゃああとは…

④ 一話で貴樹の乗った電車を見送る明里のシーン。それからあの踏切までずっと逢えないなんて。

⑤ 二話ラストの布団で泣く花苗のシーン。花苗というか秒速では珍しい下着シーンなんですが、花苗なのでそれほど色っぽくありません。でもそれだけに彼女の悲しみがストレートに伝わってきます。

 「秒速」は切ないシーン盛りだくさんで、だからこそ「秒速病」患者が発生する訳ですが、とりあえず思いついたところはこんなとこでしょうか。

No title

ユースフさんこんばんは。詳しく答えてくださりありがとうございます。早速チェックしちゃいました。ユースフさんの①~⑤確かに切ないですね>_<。その中で①と③の場面、自分はけっこうあっさり見ていいたのでさすがユースフさんだと感心しました。しかも①のカブに乗っているのは花苗だと勝手に思っていました。なので意味が不明だったのです。しかし今日よくみたら貴樹なんですねw納得。
意味が解らないついでに・・・カブのシーンのすぐ後に中学生の明里があの日着ていた白いコートで必死に雪の降るなかを走っているシーンがありますよね。あれはなんでしょうかね??理解力不足ですね・・

ユースフさんも??な場面ってないですか?



Re: No title

 ぷそ2さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 「桜花抄」の中で、遅れまくる両毛線の中での貴樹のモノローグに「手紙から想像する明里は、なぜか、いつも一人だった。」というフレーズがあります。種子島に行っても、高校生になっても、貴樹の心の中の明里は一人きりだったのでしょう。その端的な表現が、カブに乗った貴樹が見た明里の幻影なのだと思います。一人ぼっちの明里を救わなければならない、助けなければならないとの思いこそが、貴樹を突き動かしていた「この数年間、とにかく前に進みたくて、届かないものに手を触れたくて、それが具体的に何を指すのか、ほとんど脅迫的とも言えるようなその思いがどこから湧いてくるのかも分からずに…」という強迫観念だったのでしょう。

 白いコートで走る明里は、あの「雪の一夜」の、お弁当を持って岩舟駅に急ぐ姿でしょう。私は必死というよりは、貴樹に再会できる喜びに輝いているように見受けられます。明里に会いたくてたまらなかった貴樹同様、あの日の明里も貴樹と再会することをとても楽しみにしていたのだということを示したシーンだと思います。まさしくあの日の二人は相思相愛。そして桜の大木の下でキスした時、あの瞬間だけは明里は完全に貴樹のものだったに違いありません。大負けに負けてあの一夜だけは、と言い換えていいですが。

 映像版で「?」だったのは水野さんでした。最初は明里がやけに地味子になってしまったのかと思いました。彼女についてはコミック版が詳しく描写してくれましたのでもう「?」ではありませんが。コミック版の水野さんは映像版より美化されている気がします。きっと作者(清家雪子)が思い入れのあるキャラなのでしょう。

> ユースフさんこんばんは。詳しく答えてくださりありがとうございます。早速チェックしちゃいました。ユースフさんの①~⑤確かに切ないですね>_<。その中で①と③の場面、自分はけっこうあっさり見ていいたのでさすがユースフさんだと感心しました。しかも①のカブに乗っているのは花苗だと勝手に思っていました。なので意味が不明だったのです。しかし今日よくみたら貴樹なんですねw納得。
> 意味が解らないついでに・・・カブのシーンのすぐ後に中学生の明里があの日着ていた白いコートで必死に雪の降るなかを走っているシーンがありますよね。あれはなんでしょうかね??理解力不足ですね・・
>
> ユースフさんも??な場面ってないですか?

No title

ユースフさんこんばんは。お返事ありがとうございます。またまた疑問を解決してくださってありがとうございます。確かにもう一度よく見直すと焦っているのとは少しちがうようですね。貴樹君も明里さんもいち早く逢いたくてあの描写になったのですね。すごーく納得できました。ありがとうございます。あの一夜がより特別な物に思えてきました。

私も初めに水野さんが出てきた時には「これ誰?」と思った事を覚えていますね。それにチラッとしかでてきませんしね。一時間で物語を完結させているので、しかたないのでしょうかね。でも二時間になっていたらこれほど考えを膨らませられる作品にはなっていないような気もします。

 私は現在のアニメや声優さんに全然無知でしてユースフさんの毎日の更新になかなかついていけないですが楽しく読ませていただいています。私にとってアニメというとガンダムや土曜日の7時から放送していた日本昔ばなしだとか、大昔のアニメしか頭になかったのでこれからレンタルショップに出かけた時に借りて見てみたくなりました。

Re: No title

 ぷそ2さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 疑問の解決の一助になれたのでしたら幸いです。

> でも二時間になっていたらこれほど考えを膨らませられる作品にはなっていないような気もします。

 そうですね。短く作り込んで、後のことは見た者に考えさせるという手法を取っているんでしょうね。この作品については、語りすぎや説明しすぎはよくないのでしょう。余韻を楽しみ(苦しむとも言いますが)、空想をたくましくする余地があるのがいいところだと思います。

 ただ、水野さんについてはそれにしたってあまりにチラっとした出てこないので想像(妄想)を働かせる余地があまりありませんでした。小説版やコミック版で補完してなんとかという感じです。

>  私は現在のアニメや声優さんに全然無知でしてユースフさんの毎日の更新になかなかついていけないですが楽しく読ませていただいています。私にとってアニメというとガンダムや土曜日の7時から放送していた日本昔ばなしだとか、大昔のアニメしか頭になかったのでこれからレンタルショップに出かけた時に借りて見てみたくなりました。

 いや、いい年をして未だにアニメ見て騒いでいる情けないおっさんです。私も昔見ていたいのはぷそ2さんと同じようなアニメです(そもそも深夜アニメなんてありませんでした)が、成長したアニメっ子達が作り上げているであろう現在の深夜アニメは、玉石混淆ながら大人が視聴し、賞賛に値する作品もちゃんとあります(「魔法少女まどか☆マギカ」とか「ちはやふる」とか)。よろしかったら見てみて下さい。

 私が面白いと思った作品が、他者にとっても面白いかどうかは保証の限りではないのですが、当ブログでは見て面白かった作品についてレビューしていますので、ご参考になれば幸いです。

No title

ユースフさん、

初めまして、こちらの秒速5cmコンテンツ楽しませていただいてます。実は先月中旬に映画をみてに”秒速病”にかかってしまいました(笑)。まるで取り付かれたように秒速の2つの小説と漫画あっという間に制覇してしまいました。最後に読んだのが秒速5OMSでした。いいか悪いかの2択なら”悪い”を選んでしまいます、理由は後ほど。実際全体的に悪くはなく新海小説と同様感動する場面もありました。しかしなんかだらだらと心情の説明が書かれすぎていて途中で飽きてくることもありました。自分は新海スタイルのはあまり多く語らないことでろいろな解釈ができる感じが好きなんだと思います。いろいろな解釈ができるからこそ胸のもやもやも生まれます。ちなみに今ももやもや続いています、幸い日常生活に支障は”まだ”出てません(笑)。まあ読んでよかったとは思います、秒速の世界を深く知るにはやはり読むべきだと思います。

では”悪い”と評価してしまう理由、それは最後の踏切で電車が通りすぎるのを待たずに去っていった明里の心情が書かれてなかったことです。じつは自分はこれに一番期待してました、なので最後の最後でなんか裏られた感じがしてすっきり読み終わることができませんでした。結局最後は貴樹視点がちょっと盛りつけられてる感じでしたよね。

こんな考えの自分おかしいですかね?

Re: No title

 RB4さん初めましてこんばんは。こんな僻地にようこそいらっしゃい。

 ますます広がる秒速病。公開から8年を経てパンデミックですね。「患者の会」とか設立しなければいけないかもですね。

 全ての派生作品を読まれたそうで、なかなかの症状重篤ぶりです。私も加納版小説はあまり評価していません。新海版は映像にせよ小説にせよ、“行間”や“隙間”を読ませる作りになっていると思います。過度の描写はなく、むしろそっけない位にしておいて、読者・視聴者をして自由に解釈させるというような。

 で、加納版小説や清家版コミックは、それぞれが独自に解釈した行間や隙間を我々に示している部分があるのだと思います。そこがオリジナルに比べて描写が過度だとかだらだらしていると思わせる要因なのかも知れません。まあ「あのシーンはこういうことなんだよ!」みたいなことはどうしても言いたくなりますよね。

 問題なのは彼らの解釈が胸にすとんと落ちない場合で、そうなると「余計な解釈はイラネ」となってしまうのでしょう。見た上、読んだ上でならどんな感想を持ってもそれは個々人の自由なので、どんな感想を持ったとしてもおかしいということはないと思います。例えば本編を見て「女々しい男の独りよがり」だと思ったとしても。

 加納版小説はOne more sideということで、別視点から物語を描くという面白い試みをしたと思います。が、第三話についてはそういう構造になっていないのですよね。まあ映像版の第三話が両者の視点から描かれているからなんでしょうが。水野さんに自殺した兄がいたとか、勝手な追加とも思える独自の描写も目立っていますが、いっそ貴樹×水野さんなら水野さん視点で書くとか、明里×祐一さんなら祐一さんからのなれそめを描くとかあっても良かったかも知れません。もっともこれは嫌がる人も多いでしょうね。

 踏切の部分は、確かに本編や新海版小説貴樹視点なので、One more sideというなら明里視点で描いて欲しかったところですね。でもここは非常に重要なシーンなので、描き方次第では秒速病患者の猛反発を喰らいかねないリスクがあります。あえて「逃げた」可能性もあるのではないかと。

No title

ユースフさん、早速お返事ありがとうございます。

はい、とても症状重篤です(笑)。あと見た時期のタイミングも悪かったです。2月中旬、バレンタインの数日前に見てしまったのです、なにげに恋を意識する2月、もちろん自分には本命チョコくれる人などいません、(まあ職場で義理はいただけましたが)。そんな時期に秒速見てしまってしかも心の奥にしまっていた小学校時代の片思いで終わった初恋の記憶が、もう精神ぼろぼろでした。

おっしゃるとおり加納小説は解釈に同感できるかできないで意見分かれそうですね。おそらく自分は同感できなかった部分が多かったのだと思います、だからつまらなく感じた。アマゾンレビューで4つ星と以外に高かったのはちょっと驚きました。

ちなみに清家版コミックはすごく楽しめました。多分台詞重視なんでそこまで余計な解釈/心情がないのが逆によかったのかもしれません。たださすがに貴樹の水野さんの扱いはちょっと引きました、まあ貴樹も相当病んでたので仕方なかったのかもしれません、っとやっぱり貴樹をかばう自分がいたりします(笑)。

自分の意見もありと言っていただけて安心しました。自分もあまり見たくありませんがネガティブ/批判的な意見もチェックします。やはりよく見かけるのが”女々しい男の....系”と”ただのリア充、氏ね系”です。確かに貴樹の女性の扱いは見方によればたちの悪いリア充かもしれません。でも貴樹だってつらかったんです、普通の恋愛をしようと一生懸命努力しました、でもやっぱり無意識に明里を意識して前に進めませんでした、って自分に言い聞かせてしまいます。

水野さん視点はあってよかったと思います、彼女は処女を貴樹二捧げましたしね。貴樹も彼女のことを本気で愛したいって気持ちもあったみたいですし。個人的に祐一視点はいらないです、そこまで出てきてませんし。まあ正直な気持ちを言うと明里が祐一にいじられるのを想像するのがいやだから(笑)。

踏切シーンであえて明里視点書かなかったのは納得できます。自分はかまわないですがおそらく秒速病患者たちはそれぞれの妄想の中で明里の心情を想像してると思います。おそらく加納さんは症状を悪化させるリスクをさけたのでしょう。

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。

> はい、とても症状重篤です(笑)。あと見た時期のタイミングも悪かったです。2月中旬、バレンタインの数日前に見てしまったのです、なにげに恋を意識する2月、もちろん自分には本命チョコくれる人などいません、(まあ職場で義理はいただけましたが)。そんな時期に秒速見てしまってしかも心の奥にしまっていた小学校時代の片思いで終わった初恋の記憶が、もう精神ぼろぼろでした。

 そうですか…鳳凰幻魔拳を受けたが如しですね。「雪の一夜」の3月4日を記念日とし、岩船を聖地している方々もおられます。私のブロともfumbartさんが秒速の聖地巡礼を行っていますので、よろしかったら訪問してみてはいががでしょうか。「ブロとも一覧」のアイコンをクリックすると訪れることができますよ。


> おっしゃるとおり加納小説は解釈に同感できるかできないで意見分かれそうですね。おそらく自分は同感できなかった部分が多かったのだと思います、だからつまらなく感じた。アマゾンレビューで4つ星と以外に高かったのはちょっと驚きました。

 秒速病患者は大半男性で、男性はどうしても女性に夢を見がちです。患者は全員意識が貴樹にシンクロしているので、明里はどうしても天使とか女神のように見てしまう傾向があるような。そんな明里が普通の女の子のような下世話なことをしているシーンは許せないという人も多いのではないでしょうか。貴樹同様、明里にも恋愛遍歴があって当然だと思いますが、理性と感情はまた別物ということでしょう。私は明里は美人なので、高校~大学時代に恋人の一人や二人いても当然だと思いますが、チャラ男やオラオラ系とはつきあったり市内で貰いたいなあとは思います。あとロストバージンは高校卒業後、できれば10代を過ぎてからと思いますが、素敵な相手だったら仕方ないかな、とか。ここは人により色んな見解があって絶対意見が一致しない部分だろうと思いますが。

> ちなみに清家版コミックはすごく楽しめました。多分台詞重視なんでそこまで余計な解釈/心情がないのが逆によかったのかもしれません。たださすがに貴樹の水野さんの扱いはちょっと引きました、まあ貴樹も相当病んでたので仕方なかったのかもしれません、っとやっぱり貴樹をかばう自分がいたりします(笑)。

 コミックは文字ではなくキャラの表情や仕草にものを言わせますからね。女性から見た貴樹はあんな感じなのかと興味深く読みました。学習塾で出会った美人さんについてはどうか分かりませんが、清家解釈では、生協のアルバイトの娘と水野さんは、貴樹を嫌いになったわけではなく、自分は今でも貴樹を好きだけど、貴樹の方は自分ほどこちらを好きじゃないと感じているようです。その理由について私は「理想の恋の呪縛」だと捉えたのですが、清家解釈ではずばり「明里の呪縛」だとしているようです。この二つは一見似ているようですが、決定的に違うのは、私の解釈だと、踏切ですれ違った大人の明里でさえも、あの時の明里とは似て非なる存在ということで、貴樹を充足させることができない可能性があることです。

 あの時の明里はあの瞬間にしか存在しえないので、「One more time,one more chance」の歌詞のようにいつであろうとどこであろうと探し続けたところで決して見つけることはできないのですが、それでも探し続けずにはいられないというところに貴樹の哀しさを見るのですが…自分の体験に重ねすぎかも知れませんね。

> 水野さん視点はあってよかったと思います、彼女は処女を貴樹二捧げましたしね。貴樹も彼女のことを本気で愛したいって気持ちもあったみたいですし。個人的に祐一視点はいらないです、そこまで出てきてませんし。まあ正直な気持ちを言うと明里が祐一にいじられるのを想像するのがいやだから(笑)。

 加納版では水野さんの過去についての言及がありましたが、清家版のように水野さんサイドから見た貴樹を描いて欲しかったですね。ただし清家版では貴樹がダメンズ化しているので、貴樹とシンクロしている私としてはちょっと受け入れがたいところがありますが。

> 踏切シーンであえて明里視点書かなかったのは納得できます。自分はかまわないですがおそらく秒速病患者たちはそれぞれの妄想の中で明里の心情を想像してると思います。おそらく加納さんは症状を悪化させるリスクをさけたのでしょう。

 実は全く気づいていなかったとか、「うわ、今さら出てきたよこいつwwキメエwww」とかだと凹みますからねえ。実は突然の悪阻に襲われて口元を押さえて走ったとかだと泣いちゃう人もいるかも知れません。最近は自分からそういう妄想をした方が強くなれるような気がしています。

 「少しだけ耐えられるということ……それは永遠に耐えられるということ」by片岡輝夫(餓狼伝)

No title

ユースフさん、またまた丁寧なお返事ありがとうございます。

fumbartさんのブログ今ちょっとのぞいてみました。なんか写真の再現がすごくてびっくりしました。またお気に入りの秒速ブログが増えました。


自分も明里のいろんな恋愛経験ありだと思います、ただやっぱり相手がすてきな人だったことを願いますね、特にロスとバージンは。ただ明里は貴樹という理想が過去にいたので結構冷静に男を見れたんじゃないかなと思います、少なくとも甘い言葉やうまい言葉にはだまされないような冷静さ。清家コミックではanother sideで多少貴樹を意識していた様な描写もありますし。

「理想の恋の呪縛」と「明里の呪縛」については自分も後になって結構考えました。映画見た直後はやはり貴樹はずっと明里のことを引きずっていて「明里の呪縛」だとおもっていました。でも映画を見返してみれば貴樹自身もなにに縛られてるのか分からずそれが呪いのようになり何を目指しているのかも分からないと言ってしました。小説で明らかになったのはただ誰かに『大丈夫』と言ってほしかった、それを言ってくれたのは明里だけだった、よって貴樹の中で理想の恋愛=それを言ってくれた13歳の明里って解釈もできますね。

これを考えればone more time, one more chance の急行待ちの踏切あたりでいるはずがないのも納得できますね。実際そこに13歳の明里はいませんでしたから。ある意味初恋に”幻滅”したのかも?いい意味で、貴樹もそれが分かってあの笑顔だったのかもしれません。考えてみれば自分も昔、もし今ここに好きな人とばたりであったらなど想像したこともあります。秒速病の症状って自分のの経験を何かしら貴樹と重ねることかもしれないですね。

清家版での貴樹がダメンズ化は考えてみれば貴重な女性視点の貴樹かもしれませんね、その貴樹に対する気持ちを水野さんを通して伝えようとした。おそらく貴樹がイケメンだから可能だとおもいますが。

>実は全く気づいていなかったとか、「うわ、今さら出てきたよこいつwwキメエwww」とかだと凹みますからねえ。実は突然の悪阻に襲われて口元を押さえて走ったとかだと泣いちゃう人もいるかも知れません。最近は自分からそういう妄想をした方が強くなれるような気がしています。

いいとこつきますね、でも実際、現実の世界ではこの可能性の方が高いですよね、なんか自分もそんな経験あるような気がします、ただ彼女にサプライズしようと思っただけなのに......

では御邪魔しました。


Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。しばらく不在にしておりましてお返事が遅くなりました。あいすいません。 

> fumbartさんのブログ今ちょっとのぞいてみました。なんか写真の再現がすごくてびっくりしました。またお気に入りの秒速ブログが増えました。

 気に入っていただけたようで私も嬉しいです。fumbartさんも重度の秒速病患者だそうですよ。聖地巡礼に留まらず、シーンを写真で再現してしまうのが凄いですね。

> 自分も明里のいろんな恋愛経験ありだと思います、ただやっぱり相手がすてきな人だったことを願いますね、特にロスとバージンは。ただ明里は貴樹という理想が過去にいたので結構冷静に男を見れたんじゃないかなと思います、少なくとも甘い言葉やうまい言葉にはだまされないような冷静さ。清家コミックではanother sideで多少貴樹を意識していた様な描写もありますし。

 ええ、「明里の男」は我々秒速病患者の眼鏡にかなった者でなければいけませんとも。ただ、加納版では「好き」と言われる弱いといった、押しに弱い様子を見せているのが気になります。チャラ男に押しまくられてズルズルと付き合うことに…なんてのは勘弁して欲しいです。

> 「理想の恋の呪縛」と「明里の呪縛」については自分も後になって結構考えました。映画見た直後はやはり貴樹はずっと明里のことを引きずっていて「明里の呪縛」だとおもっていました。でも映画を見返してみれば貴樹自身もなにに縛られてるのか分からずそれが呪いのようになり何を目指しているのかも分からないと言ってしました。小説で明らかになったのはただ誰かに『大丈夫』と言ってほしかった、それを言ってくれたのは明里だけだった、よって貴樹の中で理想の恋愛=それを言ってくれた13歳の明里って解釈もできますね。

 自分の恋愛が上手くいかない理由が明里のせいだと思っているのであれば、貴樹の心持ちも本編とはずいぶんと違っていたと思うのですが、“この数年間とにかく前に進みたくて、届かないものに手を触れたくて、それが具体的に何を指すのかも、ほとんど脅迫的とも言えるようなその思いがどこから湧いてくるのかもわからずに、僕はただ働き続け、気付けば日々弾力を失っていく心がひたすらつらかった。”というモノローグでわかるとおり、貴樹自身も自分を呪縛するものの正体に気づいていなかったようです。故に明里という人ではなく、岩船での雪の一夜という本来現出するはずのなかった「理想の恋」の降臨に遭遇してしまったことがその後の貴樹の人生に大きな変化を与えたのではないかと思います。

> これを考えればone more time, one more chance の急行待ちの踏切あたりでいるはずがないのも納得できますね。実際そこに13歳の明里はいませんでしたから。ある意味初恋に”幻滅”したのかも?いい意味で、貴樹もそれが分かってあの笑顔だったのかもしれません。考えてみれば自分も昔、もし今ここに好きな人とばたりであったらなど想像したこともあります。秒速病の症状って自分のの経験を何かしら貴樹と重ねることかもしれないですね。

 私もそう思います。「理想の恋」の相手であった明里はあの瞬間にだけ存在しているのであり、もはやどこにも存在しないのです。今の美しく成長した明里ですら、貴樹にとってはあの明里とはまた異なる存在でしょう。貴樹自身、ようやくそれを理解して、「そうか、そういうことかリリン」的な微笑を浮かべたのがラストのシーン…という解釈は充分可能だと思うのです(もちろん異論はいくらでもあるでしょうし、見た人がそれぞれ独自の解釈をしていいと思いますが)。

> 清家版での貴樹がダメンズ化は考えてみれば貴重な女性視点の貴樹かもしれませんね、その貴樹に対する気持ちを水野さんを通して伝えようとした。おそらく貴樹がイケメンだから可能だとおもいますが。

 清家版の特に2巻は明らかに女性視点ですね。私もかつて数人の女性に秒速を見せてみたのですが、面白かったとは言うのですが、秒速病の症状は全くないようでした。秒速病は男性限定の病であり、秒速病に罹らない人から見た貴樹はこう見えるというのが、清家版の貴樹解釈なのかも知れません。

♪冬のリヴィエラ 人生ってやつは
思い通りに ならないものさ
愛しければ 愛しいほど
背中合わせになる♪
(「冬のリヴィエラ」より)

No title

ユースフさん、お忙しい中返事ありがといございます。
 
fumbartさんも重病なのですね、だからこそあそこまで写真で再現することにより症状を和らげてるのかもしれませんね。

>ただ、加納版では「好き」と言われる弱いといった、押しに弱い様子を見せているのが気になります。

そこすっかり忘れてました、加納版はあんまり好きじゃなかったので内容そこまで覚えていませんでした。

> 自分の恋愛が上手くいかない理由が明里のせいだと思っているのであれば、貴樹の心持ちも本編とはずいぶんと違っていたと思うのですが、“この数年間とにかく前に進みたくて、届かないものに手を触れたくて、それが具体的に何を指すのかも、ほとんど脅迫的とも言えるようなその思いがどこから湧いてくるのかもわからずに、僕はただ働き続け、気付けば日々弾力を失っていく心がひたすらつらかった。”というモノローグでわかるとおり、貴樹自身も自分を呪縛するものの正体に気づいていなかったようです。故に明里という人ではなく、岩船での雪の一夜という本来現出するはずのなかった「理想の恋」の降臨に遭遇してしまったことがその後の貴樹の人生に大きな変化を与えたのではないかと思います。


最近考えてしまいます、もしどちらかが手紙を渡せていれば、貴樹はここまで悩まなくてよかった。でも雪の一夜があったから貴樹は『理想の恋』というすばらしい神秘的な経験をした、それが貴樹の原動力となり一流のSEとして収入もよかった、でも目指してる物が分からなくなるぐらいがんばりすぎて身も心もぼろぼろに。じゃあやっぱり手紙を渡していれば悩まずにすんだ?やでも手紙という文章じゃどうにもならないくらい雪の一夜は大きすぎた。え?じゃあ結局どうすれば良かったの?って感じで解釈の無限ループが成立します。これも秒速病?

>私もそう思います。「理想の恋」の相手であった明里はあの瞬間にだけ存在しているのであり、もはやどこにも存在しないのです。今の美しく成長した明里ですら、貴樹にとってはあの明里とはまた異なる存在でしょう。貴樹自身、ようやくそれを理解して、「そうか、そういうことかリリン」的な微笑を浮かべたのがラストのシーン…という解釈は充分可能だと思うのです(もちろん異論はいくらでもあるでしょうし、見た人がそれぞれ独自の解釈をしていいと思いますが)。

思ったのは、雪野の一夜の明里はもういなかったことに付け加えて明里はもう自分を必要としていない、もう彼女を守れるだけの力を無理してつけることは必要ないっていうのもありかなと思います。

異論についてはそれらを自分一人でいろいろ考えてしまいます、そして悩みます.....またone more time, one more chanceの歌詞解釈になりますが踏切で遭遇できたことは奇跡だった。『奇跡がもしも起こるなら、 今すぐ君に見せたい、新しい朝、これからの僕、言えなかった「好き」という言葉も』。すれ違った後二人とも認識していた、貴樹は明里の『大丈夫』を思い出しこれからの自分は大丈夫だと見せることができた。明里は人妻の立場なのでもちろん振り返らなかった、でも貴樹が大丈夫だと分かって安心した。


>清家版の特に2巻は明らかに女性視点ですね。私もかつて数人の女性に秒速を見せてみたのですが、面白かったとは言うのですが、秒速病の症状は全くないようでした。秒速病は男性限定の病であり、秒速病に罹らない人から見た貴樹はこう見えるというのが、清家版の貴樹解釈なのかも知れません。

自分は知り合いの女性に見せるどころか秒速にはまってることをまだ誰にも明かしていません、なんとなく。ユースフさんは堂々と公表していますか?

後どうでもいいことかもしれませんがとうとう秒速の限定版DVD−Box買ってしまいました。もうレンタル3回したので買っちゃえってかんじで。もちろん生産終了なので中古品で結構値は張りましたが美品でいい買い物でした。
ちなみに『One more time,One more chance 「秒速5センチメートル」Special Edition 』にも手を出しました。

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。
 
> fumbartさんも重病なのですね、だからこそあそこまで写真で再現することにより症状を和らげてるのかもしれませんね。

 そのようですね。きっと症状は私よりずっと重篤なようです。私はいろいろとよからぬ妄想を展開することで軽減できているかなあという気がします。

> 最近考えてしまいます、もしどちらかが手紙を渡せていれば、貴樹はここまで悩まなくてよかった。でも雪の一夜があったから貴樹は『理想の恋』というすばらしい神秘的な経験をした、それが貴樹の原動力となり一流のSEとして収入もよかった、でも目指してる物が分からなくなるぐらいがんばりすぎて身も心もぼろぼろに。じゃあやっぱり手紙を渡していれば悩まずにすんだ?やでも手紙という文章じゃどうにもならないくらい雪の一夜は大きすぎた。え?じゃあ結局どうすれば良かったの?って感じで解釈の無限ループが成立します。これも秒速病?

 この問題は私が考察の中で引用している実写映画「時をかける少女」のアバンタイトルである“ひとが現実よりも、理想の愛を知ったとき、それは、ひとにとって、幸福なのだろうか?不幸なのだろうか?”に直結するもので、結論としては「人による」としか言いようがないのかも知れません。

 あの日季節はずれの大雪が降らなければ両毛線が大幅に遅れることはなく、おそらく貴樹と明里は駅の待合室で話し合ってお弁当たべて手紙交換してその日のうちに別れたことでしょう。そうして二人は岩船と種子島に別れ、それぞれの青春を送っていくことになるのですが、この運命線の先には花苗と結ばれる貴樹とか、大学の女の子と結ばれる貴樹がいるんでしょうかね?恐らく二人がしばらく文通を続けてやがて自然消滅するという辺りは同じではないかと思うのですが。

 明里はあまり変わらない未来が待っているような気がする(明里の結婚までの人生が本編ではほとんど描かれていないせいもありますが)のですが、貴樹はだいぶ未来が変わった気がしますね。多分水野さんは出番が回ってこないような気がします。

> 異論についてはそれらを自分一人でいろいろ考えてしまいます、そして悩みます.....またone more time, one more chanceの歌詞解釈になりますが踏切で遭遇できたことは奇跡だった。『奇跡がもしも起こるなら、 今すぐ君に見せたい、新しい朝、これからの僕、言えなかった「好き」という言葉も』。すれ違った後二人とも認識していた、貴樹は明里の『大丈夫』を思い出しこれからの自分は大丈夫だと見せることができた。明里は人妻の立場なのでもちろん振り返らなかった、でも貴樹が大丈夫だと分かって安心した。

 貴樹と明里、それぞれの手紙は相手に届くことはありませんでした。しかし、それぞれの心の中には残り続けました。貴樹は、自分が書いた「風に飛ばされた手紙」で「いつかずっと先にどこかで偶然に明里に会ったとしても、恥ずかしくないような人間になっていたいと僕は思います。そのことを僕は明里に約束したいです。」と書いていますが、もしかすると明里に届かなかったこの気持ちに自ら呪縛されてしまったのかも知れません。

 明里については新海小説版での描写ですが、結婚直前の明里が実家で自分の「渡せなかった手紙」を見つけ、読もうとして止める場面があります。今読めば祐一さんへの気持ちが揺らぐ恐れがあると悟ったからのようですが、結婚したからもう揺らがないというものでしょうか?踏切の明里がすれ違った相手を貴樹だとはっきり認識していた場合、その場から去ったのはそのまま再会してしまえば今の生活を失ってしまう恐れを感じたからかも知れません。世間からは不倫だのビッチだの言われても、二人が本当に愛にたどり着けるのであれば、それでも構わず突っ走って欲しいような気もしますけど、確実にそれで不幸になる人が出てくるんですよね。

> 自分は知り合いの女性に見せるどころか秒速にはまってることをまだ誰にも明かしていません、なんとなく。ユースフさんは堂々と公表していますか?

 「秒速病」だのとほざいているのはこのブログの中だけです。そして私の表(世間での姿)と裏(ブログでの活動)のどちらも把握している人は極少数です。見せたのはアニメ好きな人に「これ面白かったけど見てみない?」的に貸したのでした。といっても3~4人程度ですが。

> 後どうでもいいことかもしれませんがとうとう秒速の限定版DVD−Box買ってしまいました。もうレンタル3回したので買っちゃえってかんじで。もちろん生産終了なので中古品で結構値は張りましたが美品でいい買い物でした。
> ちなみに『One more time,One more chance 「秒速5センチメートル」Special Edition 』にも手を出しました。

 正に「病膏肓に入る」という状態ですね。秒速病は命に関わることはありません(多分)が、完治の難しい難病だと思います。お大事に。

No title

ユースフさん、返事遅れてすいません、今からしばらく忙しくなりそうなのでひょっとしたら秒速病の症状から気がまぎれるかもしれません。

それにしてもユースフさんの回答にはいつも納得します、こちらの妄想に丁寧につきあってくださってありがとうございます。
 
>結論としては「人による」としか言いようがないのかも知れません。

結局最後はそうなるんですよね、おそらく新海さんもそれを狙って作った作品だと思っています、それが秒速病患者たちを作り出し悩みまくる。DVD特典の新海さんのインタビューで新海さんの込めた思いなどを期待してたのですがほとんど制作過程の裏話でした、気になるところですがおそらく明かすことはないでしょうね、まあだからこそ魅力が生き続ける秒速だと思います。

>あの日季節はずれの大雪が降らなければ両毛線が大幅に遅れることはなく、おそらく貴樹と明里は駅の待合室で話し合ってお弁当たべて手紙交換してその日のうちに別れたことでしょう。そうして二人は岩船と種子島に別れ、それぞれの青春を送っていくことになるのですが、この運命線の先には花苗と結ばれる貴樹とか、大学の女の子と結ばれる貴樹がいるんでしょうかね?恐らく二人がしばらく文通を続けてやがて自然消滅するという辺りは同じではないかと思うのですが。

>明里はあまり変わらない未来が待っているような気がする(明里の結婚までの人生が本編ではほとんど描かれていないせいもありますが)のですが、貴樹はだいぶ未来が変わった気がしますね。多分水野さんは出番が回ってこないような気がします。

新海小説の描写でもともとすべての始まりは小学校卒業して半年後に明里が書いた手紙でしたよね。貴樹も全く明里を意識していなかった訳じゃないですがサッカーで仲間と汗を流し友達もできこの時点で貴樹の方がかなり前に進んで新しい人生を歩み始めていたともいます。このまま時間が経ってれば明里の記憶も自然薄れて全く別の人と結ばれていたと思います、おそらく花苗も有力候補じゃないかと?いやでも明里を意識してない貴樹はまた花苗に違って見えたかも?

まあともかくそんな時に届いた手紙で心が揺すられ明里に対する思いがまた蘇ってしまってあんな展開に。でもおっしゃる通り雪が降らなかったら岩舟で2時間ぐらい話して終わってお互い手紙を読んであっさりと終わる可能性大ですよね。雪野の一夜があっても文通が自然消滅したように、まあ自然消滅した理由はまたちょっと違ってくると思いますが。

>貴樹と明里、それぞれの手紙は相手に届くことはありませんでした。しかし、それぞれの心の中には残り続けました。貴樹は、自分が書いた「風に飛ばされた手紙」で「いつかずっと先にどこかで偶然に明里に会ったとしても、恥ずかしくないような人間になっていたいと僕は思います。そのことを僕は明里に約束したいです。」と書いていますが、もしかすると明里に届かなかったこの気持ちに自ら呪縛されてしまったのかも知れません。

手紙に関していつも気になるのは好きですの告白が貴樹は過去形、明里は進行形だったことです。おそらく貴樹は雪の一夜で思いが変わってしまったと思います。でもまた出会っても恥ずかしくない自分になるという思いは変わってないはずです、でもその伝えられなかった思いに呪縛された、いやあ納得できます!!

>明里については新海小説版での描写ですが、結婚直前の明里が実家で自分の「渡せなかった手紙」を見つけ、読もうとして止める場面があります。今読めば祐一さんへの気持ちが揺らぐ恐れがあると悟ったからのようですが、結婚したからもう揺らがないというものでしょうか?踏切の明里がすれ違った相手を貴樹だとはっきり認識していた場合、その場から去ったのはそのまま再会してしまえば今の生活を失ってしまう恐れを感じたからかも知れません。世間からは不倫だのビッチだの言われても、二人が本当に愛にたどり着けるのであれば、それでも構わず突っ走って欲しいような気もしますけど、確実にそれで不幸になる人が出てくるんですよね。

よく感想、解釈で読むのは明里は完全に貴樹を思い出にして前に進んだ、恋愛に関して男は名前別に保存、女は上書き保存。でも明里の心は実際手紙を見つけて揺らいでましたよね、おっしゃる通り祐一との関係が壊れることを心配したと解釈できるぐらい。貴樹との思い出が食べた血肉の一部って思ってるのを考えると上書き保存とはちょっと違う気がします。栃木から帰ってきて祐一と待ち合わせして腕を組んでた時の明里の笑顔がちょっと無理してるように見えたのは自分だけですか?清家版ではもろに無理してるように描かれてましたよね、貴樹についても『思い出にできた』じゃなくて『思い出にできたよね?』でしたし。

あの踏切の時点で明里が人妻であ以上二人が結ばれるには不倫、数ヶ月で離婚
などちょっとドロドロした展開しか想像できませんよね。でもそうなればまた違った意味でドキドキする作品ができると思いますが(笑)。でも秒速はやっぱりあれで良かったんだと思います。でもこれはこれれで人は誰にでも結婚あいてが知らない過去があるかもという事実を見せつけてると思います。ある意味それをおそらく知らない祐一は不幸かも?

>「秒速病」だのとほざいているのはこのブログの中だけです。そして私の表(世間での姿)と裏(ブログでの活動)のどちらも把握している人は極少数です。見せたのはアニメ好きな人に「これ面白かったけど見てみない?」的に貸したのでした。といっても3~4人程度ですが。

そうでしたか。やあネットのある時代を生きれて本当よかったと思います。もしネットがない時代に秒速病になってたらどこで思いを吐き出してたのかな?

>正に「病膏肓に入る」という状態ですね。秒速病は命に関わることはありません(多分)が、完治の難しい難病だと思います。お大事に。

ありがとうございます。もうこの病とはうまく付き合っていくつもりです。そこで今考えてるのが二次創作小説を書くことです。ただ自分は文学的才能全然ないのでまずは新海小説をじっくり読んで自分なりに勉強してみようと思います。ちなみにユースフさんの『トゥルー・エンド”:距離に負けない想い』は読ませていただきました、なんか秒速病患者たちの妄想する展開をよく理解してくれてるような内容でとても楽しめました。こちらも参考にさせていただいてもいいですか?

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> ユースフさん、返事遅れてすいません、今からしばらく忙しくなりそうなのでひょっとしたら秒速病の症状から気がまぎれるかもしれません。

 もちろんコメントはご都合の良いときにしていただければ全然問題ないです。忙しいのは結構ですが、「僕はただ働き続け、気づけば日々弾力を失っていく心がひたすら辛かった」などということがないといいですね。

> 結局最後はそうなるんですよね、おそらく新海さんもそれを狙って作った作品だと思っています、それが秒速病患者たちを作り出し悩みまくる。DVD特典の新海さんのインタビューで新海さんの込めた思いなどを期待してたのですがほとんど制作過程の裏話でした、気になるところですがおそらく明かすことはないでしょうね、まあだからこそ魅力が生き続ける秒速だと思います。

 「秒速」は解釈や感想を見る人に委ねた作品だと思います。新海誠が「あの場面はこういうことだ(それ以外の解釈は誤りだ)」と断言したとしても、納得できないものは納得できないでしょうし、また誰がどう見てもこういう解釈しかできないという場面もないと思います。

> 新海小説の描写でもともとすべての始まりは小学校卒業して半年後に明里が書いた手紙でしたよね。貴樹も全く明里を意識していなかった訳じゃないですがサッカーで仲間と汗を流し友達もできこの時点で貴樹の方がかなり前に進んで新しい人生を歩み始めていたともいます。このまま時間が経ってれば明里の記憶も自然薄れて全く別の人と結ばれていたと思います、おそらく花苗も有力候補じゃないかと?いやでも明里を意識してない貴樹はまた花苗に違って見えたかも?

 映像を見て、私も貴樹は中学校で独り立ちしていたように思っていたのですが、小説版には実際にはそうではなかった、明里並みに孤独だったということが書いてありませんでしたっけ?これは映像版では計り知れない気持ちだなあと思いますが、明里との文通が貴樹にとっても重要なものとなっており、種子島に行く前にわざわざ逢いに行くあたり、貴樹も貴樹なりに明里に依存していたのかも知れません。先に手紙を書かなかったのは、卒業式で大人げない(いやまだまだ子供だけど)態度を取ったせい?

 花苗はカノジョの有力候補ですね。が、告る決意を固めたのが高三の二学期では遅すぎるような。せっかく両思いになっても貴樹はすぐに東京の大学に行ってしまいます。そして連絡は次第に間遠くなっていき……同じか!

> まあともかくそんな時に届いた手紙で心が揺すられ明里に対する思いがまた蘇ってしまってあんな展開に。でもおっしゃる通り雪が降らなかったら岩舟で2時間ぐらい話して終わってお互い手紙を読んであっさりと終わる可能性大ですよね。雪野の一夜があっても文通が自然消滅したように、まあ自然消滅した理由はまたちょっと違ってくると思いますが。

 あれほどのイベントがあっても時間と距離によって風化していく想い。いわんやイベントがなければ、ということですね。それはそれで「子供の頃仲のいい女の子がいて引っ越した後もわざわざ逢いに行ったことがある」という記憶にはなるでしょうが、その後の貴樹の人生に影響を与える可能性は極めて小さいことでしょう。

> 手紙に関していつも気になるのは好きですの告白が貴樹は過去形、明里は進行形だったことです。おそらく貴樹は雪の一夜で思いが変わってしまったと思います。でもまた出会っても恥ずかしくない自分になるという思いは変わってないはずです、でもその伝えられなかった思いに呪縛された、いやあ納得できます!!

 手紙の時制についてですが、「いつ書いたものか」ということが大きいのではないかと思います。つまり貴樹の手紙は(極めて短いですが)岩船に行く前にあらかじめ書いていたもので、明里の手紙は列車の遅れでなかなかやってこない貴樹を待つ駅の待合室で書いたものであるという。つまり「雪の一夜」というビッグイベントのあることを知らない状況で書いたのが貴樹の手紙で、種子島に引っ越す→もう明里には逢えないという気持ちが過去形にさせたのだと思います。

 対して明里の手紙はまさに「雪の一夜」イベント進行中に書かれたもので、来ない貴樹を待つほどに募る想いというものが込められているのではないかと思います。故に現在形なのでしょう。そもそも明里は貴樹のようにあらかじめ手紙を用意していなかったのでしょうかね?手紙書くのを好きそうだからそんなことはないような気がするのですが。

 ちょっと妄想するに、実は事前に書いたおいた手紙はあったけど、貴樹を待つ間に今の気持ちとそぐわないような気がして、ストーブに投げ込んでしまって改めて書き始めたとか。本当に「前の手紙」があるのなら、ちょっと読んでみたい気がします。

 それともあらかじめ封筒や便せんを用意していたということは、当初から駅で書こうと思っていたということなのでしょうか。まあ駅付近のコンビニとかで買ったのかもしれませんけどね。

 話題から外れますが、二人はやりとりした互いの手紙をどうしたんでしょうか?個人的にはちょっと捨てられないんじゃないかと思うのですが。だとすると明里の「昔のもの」の箱には貴樹からの手紙で溢れていてもおかしくないのですが、そんなものがある気配は全くありませんでしたね。捨ててしまったんでしょうかね?そうだとすると、ちょっと冷たいような気もしますが…。別に保管しているといいなあと思いますが、結婚した後も「元カレ」の手紙を大事にしているというのは、祐一さん的には心穏やかならぬことかも知れませんね。

> よく感想、解釈で読むのは明里は完全に貴樹を思い出にして前に進んだ、恋愛に関して男は名前別に保存、女は上書き保存。でも明里の心は実際手紙を見つけて揺らいでましたよね、おっしゃる通り祐一との関係が壊れることを心配したと解釈できるぐらい。貴樹との思い出が食べた血肉の一部って思ってるのを考えると上書き保存とはちょっと違う気がします。栃木から帰ってきて祐一と待ち合わせして腕を組んでた時の明里の笑顔がちょっと無理してるように見えたのは自分だけですか?清家版ではもろに無理してるように描かれてましたよね、貴樹についても『思い出にできた』じゃなくて『思い出にできたよね?』でしたし。

 おっしゃるとおりだと私も思います。祐一さんと逢った場面での明里の笑顔にそのような背景を想像するというのは凄いですね。私は電車で読書してすっかり気持ちを切り替えていたと思っていました。RB4さんの秒速病の症状はきっと私以上なのでしょう。

> あの踏切の時点で明里が人妻であ以上二人が結ばれるには不倫、数ヶ月で離婚などちょっとドロドロした展開しか想像できませんよね。でもそうなればまた違った意味でドキドキする作品ができると思いますが(笑)。でも秒速はやっぱりあれで良かったんだと思います。でもこれはこれれで人は誰にでも結婚あいてが知らない過去があるかもという事実を見せつけてると思います。ある意味それをおそらく知らない祐一は不幸かも?

 ドロドロ妄想などについては当ブログ記事では歌にかこつけてやっております。本編はあれでいいと思います。その分妄想でいろいろ補完しちゃいますけど。祐一さんは知らない方が不幸か、知った方が不幸かこれは議論の余地がありそうです。私は「知らぬが仏」かなあなんて思います。きっと祐一さんにも過去にそれなりのことはあるでしょうし。知ってしまって明里の心の中の貴樹に嫉妬して夜な夜な明里を折檻する祐一さんなんてのもドロドロ妄想の一種ですかね?せめて傷など残らないようにやってくれ祐一さん。

> そうでしたか。やあネットのある時代を生きれて本当よかったと思います。もしネットがない時代に秒速病になってたらどこで思いを吐き出してたのかな?

 アニメージュとかのアニメ系雑誌の文通コーナーで「『秒速5センチメートル』に胸潰れる思いの人、私と語り合いませんか?」みたいなことを書いてペンパルを募ったりして。そして語り合ううちに、次第に文通の頻度は減っていき、いつか自然消滅…ってそれじゃまさに「秒速」そのもの(笑)。

 拙作SSに限らず、いろいろやっている各種妄想も参考になるものならばしてやって下さい。SSについては自分の気持ちを納得させるために書いたのですが、自分の気持ちを納得させるために二次創作をすることは秒速病に有効なのではないかと思います。

No title

ユースフさん、いつもいつもありがとうございます。もう4月ですね、秒速病患者として初めての桜の季節ですが、秒速を見た前と後では、世界の何もかもが変わってしまったような気がします(笑)。

>もちろんコメントはご都合の良いときにしていただければ全然問題ないです。忙しいのは結構ですが、「僕はただ働き続け、気づけば日々弾力を失っていく心がひたすら辛かった」などということがないといいですね。

ではマイペースでやらせていただきます、もちろん日々の弾力はキープするよう努力します!!

>映像を見て、私も貴樹は中学校で独り立ちしていたように思っていたのですが、小説版には実際にはそうではなかった、明里並みに孤独だったということが書いてありませんでしたっけ?これは映像版では計り知れない気持ちだなあと思いますが、明里との文通が貴樹にとっても重要なものとなっており、種子島に行く前にわざわざ逢いに行くあたり、貴樹も貴樹なりに明里に依存していたのかも知れません。先に手紙を書かなかったのは、卒業式で大人げない(いやまだまだ子供だけど)態度を取ったせい?

よく読み返したら『全く明里を意識していなかった訳じゃない』よりもっと深い心情でしたね失礼しました、でもやはり映画と小説を総合的に見て明里からの手紙は大きかったんじゃないかなと思います。もし明里からの手紙がなかったらそれはそれで自分を偽ることになれてきてそのうち明里がいない生活にも慣れて思い出も薄れていってまた誰かと出会いもしかしあら花苗のチャンスも巡ってこなかったかも、あっ、でもどうせ種子島に行くことは変わりないんだから結局遠距離になる、文通自然消滅する。ん、これって!?いやいや、たった1年でそこまで進まないか。

考えてみれば卒業式で大人げないどころか明里が貴樹に転校の電話してから二人はまともに会話してなかったかんじでしたよね。貴樹は電話でひどい言い方したことをかなり後悔していましたし、今更手紙なんて出せないと思ったのかも知れません。

>花苗はカノジョの有力候補ですね。が、告る決意を固めたのが高三の二学期では遅すぎるような。せっかく両思いになっても貴樹はすぐに東京の大学に行ってしまいます。そして連絡は次第に間遠くなっていき……同じか!

んー、ここは難しいとこだと思います。雪の一夜を経験してない、どこか遠くを見ていない貴樹が花苗にどう映るかですよね。自分は二通りのパターンが浮かびます。一つは花苗がもっと早く告白する、いいタイミングとしては中学卒業あたり、一緒の高校行くために勉強がんばったんだよ!!みたいな、なんか想像しただけでかわいい。おそらく闇のない貴樹はアプローチしやすい。

もう一つは全く逆で最初から花苗は貴樹を好きにならない。花苗が好きになった貴樹は闇を抱えた貴樹、つまり明里と雪野の一夜が作り出した貴樹。

>あれほどのイベントがあっても時間と距離によって風化していく想い。いわんやイベントがなければ、ということですね。それはそれで「子供の頃仲のいい女の子がいて引っ越した後もわざわざ逢いに行ったことがある」という記憶にはなるでしょうが、その後の貴樹の人生に影響を与える可能性は極めて小さいことでしょう。

正に『あのキスの前と後とでは、世界のなにもかもが変わってしまった』がすべてを語ってると思います。おっしゃる通り思い出としてはずっと残るでしょうが重みが全然違うでしょうね。

>手紙の時制についてですが(以下省略)

>ちょっと妄想するに、実は事前に書いたおいた手紙はあったけど、貴樹を待つ間に今の気持ちとそぐわないような気がして、ストーブに投げ込んでしまって改めて書き始めたとか。本当に「前の手紙」があるのなら、ちょっと読んでみたい気がします。

 
さすがユースフさん、いいとこに気づきますね、自分はそこまで考えていませんでした、まだまだですね。

貴樹の手紙についてはおっしゃる通りだと思います。 おそらく風で飛ばされてもなくても手紙は渡さなかったと思います、明里と同様キスですべてが変わったと思うので。

封筒と便せんはいつでも貴樹に手紙が書けるように常に持ち歩いてたと手紙の中でも書いてあるので間違いないと思います、部活が忙しい時電車の中で書いてたぐらいですからね。ちなみにあの駅の周辺ってコンビニありそうにない感じじゃないですか?それにあの日は吹雪いてたので車もない女子中学生が買いに行くのはちょっと厳しいような気がします、まあどうでもいいことはおいといて問題は 前の手紙はあったか?ですよね。

手紙のいくつかの気になる部分で妄想してみましょう。

>貴樹くんへ
>お元気ですか?
>今日がこんな大雪になるなんて、約束した時には思ってもみませんでしたね。
>電車が遅れているようです。だから私は、貴樹くんを待ってる間にこれを書く>ことにします。

最初は大雪も電車の遅れも想定外だったのでこれだけ読む限り手紙はあらかじめ書いてなかった?たとえ明里が貴樹を待ってることが苦じゃなかったとしても中学生に取って4時間は長すぎると思います、なので募る想いを伝えるのと時間つぶしを兼ねて手紙を初めて書いた?

>目の前にストーブがあるので、ここは暖かいです。
>そして私のカバンの中にはいつもびんせんが入っているんです。いつでも手紙>が書けるように。
>この手紙をあとで貴樹くんに渡そうと思っています。
>だからあんまり早く着いちゃったら困るな。どうか急がないで、ゆっくり来て>くださいね。

いつでも手紙が書けるように鞄に入れてある、おっしゃる通り明里は手紙を書くのが好きそうですし少なくとも手紙を書く意志はあったんじゃないかな?これから想像できるのは前もって手紙は書いてた、でも待ってる間の募る想いから書き直したくなった 、鞄に入れてたのはいつでも書き直せるように。募った想いはあまりにも大きくゆっくり書く時間が欲しかったので急がないでほしかった。

>それから、これだけは言っておかなければなりません。
>私が今日言葉で伝えたいと思っていうることですが、
>でも言えなかったときのために、手紙に書いてしまいます。

もともと『好き』という気持ちを約束の日に伝える意志があった、そこで確実に伝えられる方法として手紙に書いた、もちろん前もって。あとは上と同様駅で書き直した。

これらを考えて『前の手紙』があった可能性は充分あると思います。いやあ、世界が広がり謎が深まりますね。



>話題から外れますが、二人はやりとりした互いの手紙をどうしたんでしょうか?個人的にはちょっと捨てられないんじゃないかと思うのですが。だとすると明里の「昔のもの」の箱には貴樹からの手紙で溢れていてもおかしくないのですが、そんなものがある気配は全くありませんでしたね。捨ててしまったんでしょうかね?そうだとすると、ちょっと冷たいような気もしますが…。別に保管しているといいなあと思いますが、結婚した後も「元カレ」の手紙を大事にしているというのは、祐一さん的には心穏やかならぬことかも知れませんね。

小説を読む限り『むかしのもの』段ボールにはいっていたものは、卒業文集、修学旅行のしおり、小学生向け雑誌、カセットテープ、ランドセル、中学時代の革の鞄、そして渡さなかった手紙が入ったクッキーの缶。特別な手紙だけはノートに挟んであったのは納得できますね。

手紙の枚数に関してですがはじめ文通始めたのは小学校卒業して6ヶ月、そして再会するまでの約半年、貴樹は1ヶ月に一度のペースで文通していたと語っています、なのでこの時点で約6枚。貴樹が種子島に引っ越してからも少しは文通があったのがPVで分かります、まあ長くは続かなかったと思うので合計10−15枚ぐらいでしょうか?それぐらいの枚数ならクッキーの缶の底、あるいはランドセルか革の鞄に充分入る余裕があると思います。んー、でもなんかちょっと考えすぎかな?現実的に考えて捨てたかどこかにまぎれてなくしたってとこでしょうか?


>おっしゃるとおりだと私も思います。祐一さんと逢った場面での明里の笑顔にそのような背景を想像するというのは凄いですね。私は電車で読書してすっかり気持ちを切り替えていたと思っていました。RB4さんの秒速病の症状はきっと私以上なのでしょう。

手紙の妄想のことも踏まえてそうなのかもしれません(笑)。


>ドロドロ妄想などについては当ブログ記事では歌にかこつけてやっております。本編はあれでいいと思います。その分妄想でいろいろ補完しちゃいますけど。祐一さんは知らない方が不幸か、知った方が不幸かこれは議論の余地がありそうです。私は「知らぬが仏」かなあなんて思います。きっと祐一さんにも過去にそれなりのことはあるでしょうし。知ってしまって明里の心の中の貴樹に嫉妬して夜な夜な明里を折檻する祐一さんなんてのもドロドロ妄想の一種ですかね?せめて傷など残らないようにやってくれ祐一さん。

ユースフさんは祐一をちゃんと『さん』付けで呼べる心が広い方なのですね、自分は祐一がただ嫌いです、おそらく多くの秒速病患者がそう思ってるかと(笑)?

祐一は『知らぬが仏』でいいと思います、でもすべてを知った中立的な立場の第三者視点から見れば不幸とも見えるかもしれません。ちなみに祐一がマニアックなプレイする妄想を確か秒速病の処方箋として出されてましたよね?
 >アニメージュとかのアニメ系雑誌の文通コーナーで「『秒速5センチメートル』に胸潰れる思いの人、私と語り合いませんか?」みたいなことを書いてペンパルを募ったりして。そして語り合ううちに、次第に文通の頻度は減っていき、いつか自然消滅…ってそれじゃまさに「秒速」そのもの(笑)。

秒速の破壊力の一つはそんな人間の当たり前のような行動パターンを見せつけてるとこだと思います。便利なメールやネット上の文通途絶えるぐらいですからね。


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>拙作SSに限らず、いろいろやっている各種妄想も参考になるものならばしてやって下さい。SSについては自分の気持ちを納得させるために書いたのですが、自分の気持ちを納得させるために二次創作をすることは秒速病に有効なのではないかと思います。

ありがとうございます。今新海小説を読み返してストーリーの展開をいろいろ妄想中です、できるのはいつになるのか検討もつきません、まあ気楽に自己満足程度にやっていきたいと思います。

最後に秒速ファンにはがっかりなニュースがいくつか、種子島の高校で花苗が貴樹を待ち伏せていた校舎が先月取り壊されたみたいです。あと小山駅の『きそば』も先月一杯で営業終了したみたいです。いつかロケ地巡りをしたいと思ってただけに非常に残念です。まあもう公開から8年経ってるんでしょうがないかもしれません。

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。各地で桜の便りが聞かれますが、ここ札幌ではまだまだです。雪がなくなったのはいいのですが、緑が萌える前は汚らしくていけません。

> よく読み返したら『全く明里を意識していなかった訳じゃない』よりもっと深い心情でしたね失礼しました、でもやはり映画と小説を総合的に見て明里からの手紙は大きかったんじゃないかなと思います。もし明里からの手紙がなかったらそれはそれで自分を偽ることになれてきてそのうち明里がいない生活にも慣れて思い出も薄れていってまた誰かと出会いもしかしあら花苗のチャンスも巡ってこなかったかも、あっ、でもどうせ種子島に行くことは変わりないんだから結局遠距離になる、文通自然消滅する。ん、これって!?いやいや、たった1年でそこまで進まないか。

 実はほんの一コマですが、中学校で先輩の女生徒が貴樹に話しかけていますよね。あの雰囲気が結構良さげだったので、年上ですが彼女とねんごろになっていたかも…なんて。きっと基本優しいからモテるんですよこの人は。天然ホストめ。

> 考えてみれば卒業式で大人げないどころか明里が貴樹に転校の電話してから二人はまともに会話してなかったかんじでしたよね。貴樹は電話でひどい言い方したことをかなり後悔していましたし、今更手紙なんて出せないと思ったのかも知れません。

 それはあるかも知れません。面子でも意地でも、貫いていけばやがて「明里離れ」して一人で生きていけるようになったかも知れませんが。

> んー、ここは難しいとこだと思います。雪の一夜を経験してない、どこか遠くを見ていない貴樹が花苗にどう映るかですよね。自分は二通りのパターンが浮かびます。一つは花苗がもっと早く告白する、いいタイミングとしては中学卒業あたり、一緒の高校行くために勉強がんばったんだよ!!みたいな、なんか想像しただけでかわいい。おそらく闇のない貴樹はアプローチしやすい。

 花苗の友だちはともかく、他の女生徒から見ても貴樹は狙い目だったような気がします。呪縛がないのなら、様々な女生徒からのアプローチを受け、一番相性が良さそうな子を選ぶかも知れません。相性という意味では花苗はちょっと厳しいような…。コミック版ではやはり優等生の佐々木さんと親しく話す貴樹に花苗が動揺していましたが、塾の先生と交際しているという佐々木さん自体はともかく、優等生タイプの方が貴樹に似合いそうです。黒髪ロングだとなお良し。

> もう一つは全く逆で最初から花苗は貴樹を好きにならない。花苗が好きになった貴樹は闇を抱えた貴樹、つまり明里と雪野の一夜が作り出した貴樹。

 花苗は闇貴樹にしか惹かれないけど、闇貴樹は花苗を相手にしないということだと、なんという皮肉だと言わざるを得ませんね。世の中ってそういうもんなのかなー、辛いなーなんて思ってしまいます(遠い目)。


> 正に『あのキスの前と後とでは、世界のなにもかもが変わってしまった』がすべてを語ってると思います。おっしゃる通り思い出としてはずっと残るでしょうが重みが全然違うでしょうね。
>
> 貴樹の手紙についてはおっしゃる通りだと思います。 おそらく風で飛ばされてもなくても手紙は渡さなかったと思います、明里と同様キスですべてが変わったと思うので。

 そうですね、あくまで当初想定していた「普通のお別れ」をした場合に渡す手紙だったと思います。なにしろ明里は待っている間に書いた手紙すら渡せなかったほどですから。二人とも未曾有の体験をして、つい「未来に」期待してしまった。しかし未来はそうはならなかった(涙)。

> 封筒と便せんはいつでも貴樹に手紙が書けるように常に持ち歩いてたと手紙の中でも書いてあるので間違いないと思います、部活が忙しい時電車の中で書いてたぐらいですからね。ちなみにあの駅の周辺ってコンビニありそうにない感じじゃないですか?それにあの日は吹雪いてたので車もない女子中学生が買いに行くのはちょっと厳しいような気がします、まあどうでもいいことはおいといて問題は 前の手紙はあったか?ですよね。

 ああ、そうですね。便せんと封筒は明里の標準装備でしたね。これは一本取られてしまいました。岩船くんだり(失礼)まで行ってなぜ中学校に通うのに電車に乗っているのかは謎ですが。高校ならともかく。これについては酷いいじめに遭って転校したのではないかというダークな妄想をしてしまいましたが、そういうこともあったせいでたまらず貴樹に手紙を書いたのではないかなんて思ってしまいます。

> これらを考えて『前の手紙』があった可能性は充分あると思います。いやあ、世界が広がり謎が深まりますね。

 まあ「前の手紙」は本当に妄想レベルの発想なんですけどね。「渡せなかった手紙」に少しでも言及があればともかく、一切触れていませんからね。でも
① 明里は手紙好き
② 予定通り貴樹が到着していたら駅であのような長文の手紙を書く暇はなかった
ということから、普通にお別れするに際しても手紙を用意していたと考えてもあながち不自然ではないと思います。どんな文面だったんでしょうね?映像にちらっと映る過去の明里の手紙を見るに、イラスト満載のどちらかというと楽しい内容のものだったかも。こういう本筋と関係の薄い(つまりどうでもいい)想像をするのが私は大好きです。

> 手紙の枚数に関してですがはじめ文通始めたのは小学校卒業して6ヶ月、そして再会するまでの約半年、貴樹は1ヶ月に一度のペースで文通していたと語っています、なのでこの時点で約6枚。貴樹が種子島に引っ越してからも少しは文通があったのがPVで分かります、まあ長くは続かなかったと思うので合計10−15枚ぐらいでしょうか?それぐらいの枚数ならクッキーの缶の底、あるいはランドセルか革の鞄に充分入る余裕があると思います。んー、でもなんかちょっと考えすぎかな?現実的に考えて捨てたかどこかにまぎれてなくしたってとこでしょうか?

 私は引っ越した後も高2くらいまでは続いていたのではないかと思います。明里が手紙を書けなくなって突っ伏す横に数ⅡAの教科書があるので、少なくとも高1までは書いていたのでしょう。そうすると中2~高1の3年間は文通していたことになるので月イチなら36通以上、次第に文通の間隔が開いていったと考えても20通くらいはあるような気がします。

 ただ、内容については「風に飛ばされた手紙」や「渡せなかった手紙」のような「好き」という文字に溢れたものではなかたので、取っておく価値があまりなかったとか。もし熱烈なラブレターの往来であったらまた違った運命だったような気がします。私のSSのように遠距離をものともせずに逢いに行ったり。

> ユースフさんは祐一をちゃんと『さん』付けで呼べる心が広い方なのですね、自分は祐一がただ嫌いです、おそらく多くの秒速病患者がそう思ってるかと(笑)?

 私は明里を愛しているので、明里が愛する人に対してもあまり粗略にしたくないと思っています。だって明里が悲しむじゃないですか?まあ妄想のネタにはしてますけど(笑)。無理矢理とか脅迫とか変なシチュエーションだとしたらともかく、相思相愛で結婚したのなら、明里を大事にしてくれる限りは無碍には出来ないと思っています。

> 祐一は『知らぬが仏』でいいと思います、でもすべてを知った中立的な立場の第三者視点から見れば不幸とも見えるかもしれません。ちなみに祐一がマニアックなプレイする妄想を確か秒速病の処方箋として出されてましたよね?

 ええ、我が妄想に限りなしです。他人から幸せそうに見えても本人は不幸、というよりは他人から不幸そうに見えても本人は幸福な方が絶対いいと思います。幸不幸はあくまで当人の主観が第一ではないでしょうか。

> 最後に秒速ファンにはがっかりなニュースがいくつか、種子島の高校で花苗が貴樹を待ち伏せていた校舎が先月取り壊されたみたいです。あと小山駅の『きそば』も先月一杯で営業終了したみたいです。いつかロケ地巡りをしたいと思ってただけに非常に残念です。まあもう公開から8年経ってるんでしょうがないかもしれません。

 止められないものは時間の流れ、ですね。時間と距離に引き裂かれていった貴樹と明里ですが、時間の方が大きかったのかなあなんて思います。距離は成長すれば狭まりますが、時間の方は成長すればするほど離れていってしまいます。

 「秒速」のテーマパークとか作るといいかも知れませんね。東京ランド、岩船ランド、種子島ランドの三つに分かれてそれぞれの風景を再現して。桜の巨木前ではカップル達がちゅっちゅしてるかも知れませんが、それ別れるぞ(笑)。飲み物は種子島コーヒーとヨーグルッペ。踏切は渡るやいなや小田急線が疾走します。毎日夕方にはロケットが打ち上がります。マスコットはネコのチョビとミミ。

No title

>RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。各地で桜の便りが聞かれますが、ここ札幌ではまだまだです。雪がなくなったのはいいのですが、緑が萌える前は汚らしくていけません。

こちらこそ。今ググってみたら北海道は開花が5月ぐらいなんですね。これから楽しんでください。

>実はほんの一コマですが、中学校で先輩の女生徒が貴樹に話しかけていますよね。あの雰囲気が結構良さげだったので、年上ですが彼女とねんごろになっていたかも…なんて。きっと基本優しいからモテるんですよこの人は。天然ホストめ。

自分も最初はあのシーン見過ごしてたのですが何回か見返して結構意味深にもとれるなと思いました、案外あの女子生徒も貴樹が読んでた手紙がラブレターじゃないと聞いて安心したかも?まあ本当にラブレターではなかったんですけどね。

> 花苗の友だちはともかく、他の女生徒から見ても貴樹は狙い目だったような気がします。呪縛がないのなら、様々な女生徒からのアプローチを受け、一番相性が良さそうな子を選ぶかも知れません。相性という意味では花苗はちょっと厳しいような…。コミック版ではやはり優等生の佐々木さんと親しく話す貴樹に花苗が動揺していましたが、塾の先生と交際しているという佐々木さん自体はともかく、優等生タイプの方が貴樹に似合いそうです。黒髪ロングだとなお良し。

自分も貴樹に闇の有無に関わらず想いを寄せていた女子生徒がいてもおかしくないと思います、やはり優しくてイケメン、そしておっしゃる通りの天然ホストですから。

自分は貴樹と花苗もありだと思います。おそらく花苗にも少し感情移入できるので彼女にとっての幸せな展開を願ってるのかもしれません。でもユースフさんと同様佐々木さんはNGですね、ビッチ感がハンパないんで(笑)。優等生かどうかはともかく自分もやはり落ち着いた黒髪ロングがベストマッチだと思います、もちろん 花苗も否定しません。そう考えるとやはり貴樹にシンクロしてる人たちは明里の面影を貴樹の相手に求めてるのでしょうね。確かエントリの一つで貴樹は水野さんにいつでも探している明里の破片を見つけたという解釈/妄想がありましたよね?強く同感です。


>花苗は闇貴樹にしか惹かれないけど、闇貴樹は花苗を相手にしないということだと、なんという皮肉だと言わざるを得ませんね。世の中ってそういうもんなのかなー、辛いなーなんて思ってしまいます(遠い目)。

>そうですね、あくまで当初想定していた「普通のお別れ」をした場合に渡す手紙だったと思います。なにしろ明里は待っている間に書いた手紙すら渡せなかったほどですから。二人とも未曾有の体験をして、つい「未来に」期待してしまった。しかし未来はそうはならなかった(涙)。

明里にしても花苗にしても結局縁がなかった、タイミングが悪かった、つらいけどこれも日常茶飯事のことで秒速のテーマの一つだと思います(なんか自分でテーマを後から勝手に増やしすぎかも知れませんがそれだけ内容が濃いと思ってます)

>ああ、そうですね。便せんと封筒は明里の標準装備でしたね。これは一本取られてしまいました。岩船くんだり(失礼)まで行ってなぜ中学校に通うのに電車に乗っているのかは謎ですが。高校ならともかく。これについては酷いいじめに遭って転校したのではないかというダークな妄想をしてしまいましたが、そういうこともあったせいでたまらず貴樹に手紙を書いたのではないかなんて思ってしまいます。

単純に新しい学校になじめなかったからぐらいにしか考えてませんでしたが確かに公立中に電車通学ってなんか不自然ですよね、私立ならあり得ますが。そのダークな妄想も納得できます。

>まあ「前の手紙」は本当に妄想レベルの発想なんですけどね。「渡せなかった手紙」に少しでも言及があればともかく、一切触れていませんからね。でも
① 明里は手紙好き
② 予定通り貴樹が到着していたら駅であのような長文の手紙を書く暇はなかった
ということから、普通にお別れするに際しても手紙を用意していたと考えてもあながち不自然ではないと思います。どんな文面だったんでしょうね?映像にちらっと映る過去の明里の手紙を見るに、イラスト満載のどちらかというと楽しい内容のものだったかも。こういう本筋と関係の薄い(つまりどうでもいい)想像をするのが私は大好きです。

前の手紙があるとすればおそらく貴樹と同様別れを覚悟したドライな内容の手紙が想像できます。

“本筋と関係の薄い(つまりどうでもいい)”っておっしゃってますがそういう妄想ができることがすごいと思います、自分は基本的に妄想は秒速の争点である貴樹と明里の関係、その他の女性関係が中心ですので。でも “どうでもいい”妄想を通して新たな本筋の妄想が生まれると思います。

> 私は引っ越した後も高2くらいまでは続いていたのではないかと思います。明里が手紙を書けなくなって突っ伏す横に数ⅡAの教科書があるので、少なくとも高1までは書いていたのでしょう。そうすると中2~高1の3年間は文通していたことになるので月イチなら36通以上、次第に文通の間隔が開いていったと考えても20通くらいはあるような気がします。

>ただ、内容については「風に飛ばされた手紙」や「渡せなかった手紙」のような「好き」という文字に溢れたものではなかたので、取っておく価値があまりなかったとか。もし熱烈なラブレターの往来であったらまた違った運命だったような気がします。私のSSのように遠距離をものともせずに逢いに行ったり。

ああ、そうですよね、数ⅡAの教科書あるってことは高校ですよね。自分もペースは雪の一夜以降落ちていったと思うので20通、多くても30ですかね?加納小説では貴樹自身が文通する手紙も意味のない物言ってましたよね。それを考えると取ってなくてもおかしくはないですよね、まあ本心は取っておいてほしいですけど。きっとランドセルか革の鞄の中に入ってるんですよ、きっと…….

確かに貴樹にはもうちょっとがんばってほしかったですよね、文通の中で 一言明里のことがやっぱり好きって言ってれば、あと高校にあがればバイトもできるんだからたくさん働いてお金貯めて夏休みに会いにいくことだってできましたよね。まあでもやっぱり冷静に考えればまだ10代にはきついでしょうね。


>私は明里を愛しているので、明里が愛する人に対してもあまり粗略にしたくないと思っています。だって明里が悲しむじゃないですか?まあ妄想のネタにはしてますけど(笑)。無理矢理とか脅迫とか変なシチュエーションだとしたらともかく、相思相愛で結婚したのなら、明里を大事にしてくれる限りは無碍には出来ないと思っています。

そうですね、なんか自分が大人げないですね、まあ相手は二次元の人物ですから妄想ネタにはもってこいですね(笑)。明里も貴樹の幸せを願ってますからね、でもやっぱり祐一……さんが…

>止められないものは時間の流れ、ですね。時間と距離に引き裂かれていった貴樹と明里ですが、時間の方が大きかったのかなあなんて思います。距離は成長すれば狭まりますが、時間の方は成長すればするほど離れていってしまいます。

時間だけはどんなにがんばっても戻りませんからね、それでもやっぱり人間は過去にとらわれやすい生き物なのでしょうね、貴樹のように。そう考えると秒速5センチって過去を振り返りながらゆっくり前に進む人生そのものなのかもですね。

>「秒速」のテーマパークとか作るといいかも知れませんね。東京ランド、岩船ランド、種子島ランドの三つに分かれてそれぞれの風景を再現して。桜の巨木前ではカップル達がちゅっちゅしてるかも知れませんが、それ別れるぞ(笑)。飲み物は種子島コーヒーとヨーグルッペ。踏切は渡るやいなや小田急線が疾走します。毎日夕方にはロケットが打ち上がります。マスコットはネコのチョビとミミ。

そんなのできたらすぐ行きますね、ネットでは『秒速病クリニック』なんて呼ばれたりして(笑)? この先新海さんがヒット作品を作り続けて知名度があがれば『新海ワールド』なんて言うのもありかもしれないですね。まあでも彼の作品は人を選びますから難しいですかね? やっぱりジブリみたいに子供から大人までの幅広くないとだめかな?

最後に、自分も秒速について語るfc2ブログ始めたいと思ってます。主な解釈や考察はユースフさんをはじめもう多くの方がやってるので本当に個人的な妄想や解釈を中心に考えています。あとは二次創作ができたときにのせる場所が欲しいってのもあります。そこでブログの中でユースフさんのブログも紹介しようと思うのですがよろしいですか?こちらのブログにはすごくインスパイされたので!!

ではまた長々と失礼しました。

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> 自分も最初はあのシーン見過ごしてたのですが何回か見返して結構意味深にもとれるなと思いました、案外あの女子生徒も貴樹が読んでた手紙がラブレターじゃないと聞いて安心したかも?まあ本当にラブレターではなかったんですけどね。

 あの先輩にとっては、ほのかに気になっていた貴樹が遠くに引っ越してしまうことは残念なことだったかも知れませんが、後々のことを考えると、深みにはまらずに済んで良かったのではないかな、なんて。あの踏切後、思いがけないところで先輩と貴樹は再会して改めて恋に落ちるなんてのも面白いかも知れません。或いは実はあの先輩、水野理紗という名前で、後に貴樹と交際していた…なんて。まあこっちの妄想は、水野さんが年上風には見えないのが苦しいところです。

> 自分も貴樹に闇の有無に関わらず想いを寄せていた女子生徒がいてもおかしくないと思います、やはり優しくてイケメン、そしておっしゃる通りの天然ホストですから。

 実は貴樹に寄ってくる女性達をことごとく切り捨てていた花苗とかどうでしょう。実は教師であるお姉ちゃんまで使ってたりして。虫を追い払うのに忙しくて肝心の貴樹へのアプローチが遅れてたなんてことだったらお笑いですね。

> 自分は貴樹と花苗もありだと思います。おそらく花苗にも少し感情移入できるので彼女にとっての幸せな展開を願ってるのかもしれません。でもユースフさんと同様佐々木さんはNGですね、ビッチ感がハンパないんで(笑)。優等生かどうかはともかく自分もやはり落ち着いた黒髪ロングがベストマッチだと思います、もちろん 花苗も否定しません。そう考えるとやはり貴樹にシンクロしてる人たちは明里の面影を貴樹の相手に求めてるのでしょうね。確かエントリの一つで貴樹は水野さんにいつでも探している明里の破片を見つけたという解釈/妄想がありましたよね?強く同感です。

 水野さんを始め、新海小説版に出てくる学生時代に交際した2人の女性は、貴樹にとってどこかしら明里を想わせる部分があったのではないかと思います。明里の欠片ではやはり満足できなかったのか、明里の欠片かと思ったけどやはり違っていたのか。花苗については残念ながら明里と似ている部分がちょっと思い浮かびません。花苗は花苗で良い子なので、普通であれば付き合うのになんら問題はないのですが。「雪の一夜」さえなければ…。花苗の真の敵は雪に弱い両毛線だったりして(笑)。

> 明里にしても花苗にしても結局縁がなかった、タイミングが悪かった、つらいけどこれも日常茶飯事のことで秒速のテーマの一つだと思います(なんか自分でテーマを後から勝手に増やしすぎかも知れませんがそれだけ内容が濃いと思ってます)

 傍目八目で、あの時こうしていれば、という場面はいろいろとありますね。ただ、肝心の貴樹は、己の半生について、あそこで間違えたとか失敗したといった思いは抱いてはいないように感じますね。貴樹的には明里と疎遠になってしまったのも、その後交際した女性達と別れることになったことも、仕方の無いことだと認識しているかのようです。若いに似ず諦観の境地ですね。それも「雪の一夜」の体験のせいなのか。

> 単純に新しい学校になじめなかったからぐらいにしか考えてませんでしたが確かに公立中に電車通学ってなんか不自然ですよね、私立ならあり得ますが。そのダークな妄想も納得できます。

 中学生ならせいぜいが自転車通学あたりではないかと思ってしまいます。岩船近辺にも私立中学はあるかも知れませんが、貴樹と同じ私立中学を受験して合格したのに引っ越しを強いられたことから、栃木の私立中学受験は時間的に間に合わなかったのではないかと思います。貴樹も種子島では普通の公立中学に転校してますし。もっとも貴樹の場合は種子島に私立中学がないからなのかも知れませんが。

> “本筋と関係の薄い(つまりどうでもいい)”っておっしゃってますがそういう妄想ができることがすごいと思います、自分は基本的に妄想は秒速の争点である貴樹と明里の関係、その他の女性関係が中心ですので。でも “どうでもいい”妄想を通して新たな本筋の妄想が生まれると思います。

 様々な妄想を展開する余地があること、そして思わず妄想したくなるようなストーリーであることから、「秒速」はやはり私にとって稀有な作品だと思います。

> それを考えると取ってなくてもおかしくはないですよね、まあ本心は取っておいてほしいですけど。きっとランドセルか革の鞄の中に入ってるんですよ、きっと…….

 私も明里には貴樹の手紙の束を取っておいて欲しいなと思っています。でも誰かに見られたり見せたりするくらいなら焼き捨てて欲しいかな。貴樹の方は…なんかもう明里の手紙は持っていないような気もします。実家にでもあるといいのですが、東京にはなさそうですね。

> 確かに貴樹にはもうちょっとがんばってほしかったですよね、文通の中で 一言明里のことがやっぱり好きって言ってれば、あと高校にあがればバイトもできるんだからたくさん働いてお金貯めて夏休みに会いにいくことだってできましたよね。まあでもやっぱり冷静に考えればまだ10代にはきついでしょうね。

 同じような気持ちで、もっと「運命に抗う貴樹」を見たくてSSにしたのですが、全くじたばたしない貴樹がちょっと老成しすぎているようにも感じてしまいます。結果はやはりダメかも知れませんが、悪あがきこそが若さえはないかという気もします。

> そうですね、なんか自分が大人げないですね、まあ相手は二次元の人物ですから妄想ネタにはもってこいですね(笑)。明里も貴樹の幸せを願ってますからね、でもやっぱり祐一……さんが…

 私の個人的な見解なので、無理をされる必要は全くありません。呼び捨てで構わないと思いますよ。

 ただ、秒速コミック2巻の帯に「どうか、どうか、好きなあの人がずっと幸せでいますように」と書かれていて、まさに貴樹の想いのように見えますので、私としてはどうか祐一さんには明里を幸せにして下さいと思わずにはいられません。でも変な妄想はしますし、明里の処女まで祐一さんが独占というのもどうかな、とかは思ってしまいますが。

> そんなのできたらすぐ行きますね、ネットでは『秒速病クリニック』なんて呼ばれたりして(笑)? この先新海さんがヒット作品を作り続けて知名度があがれば『新海ワールド』なんて言うのもありかもしれないですね。まあでも彼の作品は人を選びますから難しいですかね? やっぱりジブリみたいに子供から大人までの幅広くないとだめかな?

 「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「言の葉の庭」と「秒速」の4本で新海ランド作れそうですね。「星を追う子供」は未見ですがなんか評判悪いので外しておきますか。アトラクションには「雪の一夜」体験シミュレーターとかもいいですね。一夜を明かす物置のなかでの会話をうまく運んで、いい雰囲気を作って一気に初体験にまでなだれ込めるとか。しかしまだ中一なのがネックですね。正直いくら貴樹が相手でも明里に中一でロストバージンというのは嫌です。高校生あたりならなあ…

> 最後に、自分も秒速について語るfc2ブログ始めたいと思ってます。主な解釈や考察はユースフさんをはじめもう多くの方がやってるので本当に個人的な妄想や解釈を中心に考えています。あとは二次創作ができたときにのせる場所が欲しいってのもあります。そこでブログの中でユースフさんのブログも紹介しようと思うのですがよろしいですか?こちらのブログにはすごくインスパイされたので!!

 新たな「秒速病棟」が生まれることになるのですね。私のブログは秒速以外の成分が多いので不純かも知れませんが、もしよろしければ「ブロとも」にお願いします。
>
> ではまた長々と失礼しました。

No title

ユースフさん、

いつもいつもありがとうございます。こちらはすっかり桜も散ってしまい寂しい気分です。忙しい毎日ですがなんとか日々の弾力はキープしてます。

>あの先輩にとっては、ほのかに気になっていた貴樹が遠くに引っ越してしまうことは残念なことだったかも知れませんが、後々のことを考えると、深みにはまらずに済んで良かったのではないかな、なんて。あの踏切後、思いがけないところで先輩と貴樹は再会して改めて恋に落ちるなんてのも面白いかも知れません。或いは実はあの先輩、水野理紗という名前で、後に貴樹と交際していた…なんて。まあこっちの妄想は、水野さんが年上風には見えないのが苦しいところです。

もし深みにはまって本気で貴樹を好きになってたりしたらおそらく『雪の一夜』の被害者がまた一人増えてたでしょうね、貴樹も花苗のときみたいに優しく接すると思うので、ああでもの一夜から転校まで一週間あるかないかだったのでそこまで展開しないか。

水野さんは貴樹より年が二つ下なのでその妄想は無理がありますね、まああの先輩(=水野さん)が昔は天才で飛び級してたってことにしときますか?

>実は貴樹に寄ってくる女性達をことごとく切り捨てていた花苗とかどうでしょう。実は教師であるお姉ちゃんまで使ってたりして。虫を追い払うのに忙しくて肝心の貴樹へのアプローチが遅れてたなんてことだったらお笑いですね。

花苗はおっちょこちょい感じのするのでそれもありかも。実際二人は仲良かったのである程度噂にはなったんじゃないかなと思います、なのである意味 花苗のそんな存在が他の女子を遠ざけていたかもしれません。

加納版では貴樹はお姉さんが苦手って感じでしたよね?多分妹を思っての行動だと思いますが。

> 水野さんを始め、新海小説版に出てくる学生時代に交際した2人の女性は、貴樹にとってどこかしら明里を想わせる部分があったのではないかと思います。明里の欠片ではやはり満足できなかったのか、明里の欠片かと思ったけどやはり違っていたのか。花苗については残念ながら明里と似ている部分がちょっと思い浮かびません。花苗は花苗で良い子なので、普通であれば付き合うのになんら問題はないのですが。「雪の一夜」さえなければ…。花苗の真の敵は雪に弱い両毛線だったりして(笑)。

山崎まさよしの『寂しさ紛らすだけなら、誰でもいいはずなのに』がすべてを語ってると思います、おそらく『雪の一夜』さえなければそうなのでしょうけど。でも 雪の一夜の被害者たちはあのイベント自体を知らないんですよね?コミックで水野さんを岩舟まではつれて行きましたが具体的なことは話してなかったはずです。

> 傍目八目で、あの時こうしていれば、という場面はいろいろとありますね。ただ、肝心の貴樹は、己の半生について、あそこで間違えたとか失敗したといった思いは抱いてはいないように感じますね。貴樹的には明里と疎遠になってしまったのも、その後交際した女性達と別れることになったことも、仕方の無いことだと認識しているかのようです。若いに似ず諦観の境地ですね。それも「雪の一夜」の体験のせいなのか。

最後は貴樹自身もも何が原因か分かってなかったですもんね、正体の分からない脅迫とも言える、恐るべし雪の一夜。


> 様々な妄想を展開する余地があること、そして思わず妄想したくなるようなストーリーであることから、「秒速」はやはり私にとって稀有な作品だと思います。

自分も一時間弱のアニメ映画にここまで考えさられて『苦しめられてる』ことに驚きです。大人になってほとんどアニメを見ることはなくたまに見ると言えばテレビつけて偶然やってるクレヨンしんちゃん見るぐらいでした。秒速ってやっぱりすごいですね。

> 私も明里には貴樹の手紙の束を取っておいて欲しいなと思っています。でも誰かに見られたり見せたりするくらいなら焼き捨てて欲しいかな。貴樹の方は…なんかもう明里の手紙は持っていないような気もします。実家にでもあるといいのですが、東京にはなさそうですね。

貴樹の実家が種子島にまだあったら取ってるんじゃないのかな?もしまた引っ越してたらどこかにまぎれてなくなってるような気がします。東京にはなさそうですね。

> 同じような気持ちで、もっと「運命に抗う貴樹」を見たくてSSにしたのですが、全くじたばたしない貴樹がちょっと老成しすぎているようにも感じてしまいます。結果はやはりダメかも知れませんが、悪あがきこそが若さえはないかという気もします。

そうですか?自分は自然に感じましたよ、3月4日に会いにいった貴樹の延長って感じで。あのSSはおそらく多くの秒速病患者が願ってる&妄想してる展開だと思いますよ。

> 私の個人的な見解なので、無理をされる必要は全くありません。呼び捨てで構わないと思いますよ。

ではこうしましょう『祐一氏』、ねっ、いいひびきでしょ!?

>ただ、秒速コミック2巻の帯に「どうか、どうか、好きなあの人がずっと幸せでいますように」と書かれていて、まさに貴樹の想いのように見えますので、私としてはどうか祐一さんには明里を幸せにして下さいと思わずにはいられません。でも変な妄想はしますし、明里の処女まで祐一さんが独占というのもどうかな、とかは思ってしまいますが。

自分はアマゾンの配達が待ちきれなかったんでブックオフで古本買ったんです、なので帯なしにそんなことが書いていたのは今知りました。それは明里が貴樹に願ってたことと同じですね。こうなれば祐一が明里を幸せにするしかないですね。

ちなみに最初に読んだのが新海小説でしたがが地元の本屋、古本屋をいくつか回ってもなかったので仕方なくアマゾンで頼みました。届くまで三日ぐらいだったのですがもうその三日がものすごく長く感じました。

> 「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」「言の葉の庭」と「秒速」の4本で新海ランド作れそうですね。「星を追う子供」は未見ですがなんか評判悪いので外しておきますか。アトラクションには「雪の一夜」体験シミュレーターとかもいいですね。一夜を明かす物置のなかでの会話をうまく運んで、いい雰囲気を作って一気に初体験にまでなだれ込めるとか。しかしまだ中一なのがネックですね。正直いくら貴樹が相手でも明里に中一でロストバージンというのは嫌です。高校生あたりならなあ…

実は自分も星を追う子供見てないです、なんかジブリの二番煎じ、劣化など評判悪いので。なんか絵柄もしっくり来ません。あとは全部見ました、どれも良かったのですがやっぱり秒速に比べるとちょっと….

明里にはできれば18ぐらいまでピュアでいてほしいですね、ただ一夜を明かすだけのシュミレーターならありだと思います。

> 新たな「秒速病棟」が生まれることになるのですね。私のブログは秒速以外の成分が多いので不純かも知れませんが、もしよろしければ「ブロとも」にお願いします。

ではぜひお願いします!!できれば今週末には始めたかったのですが微妙な感じです。

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。雪解け水で川は増水し、チューリップは伸びてきましたが、桜はまだまだという感じの札幌です。

> 山崎まさよしの『寂しさ紛らすだけなら、誰でもいいはずなのに』がすべてを語ってると思います、おそらく『雪の一夜』さえなければそうなのでしょうけど。でも 雪の一夜の被害者たちはあのイベント自体を知らないんですよね?コミックで水野さんを岩舟まではつれて行きましたが具体的なことは話してなかったはずです。

 水野さんを岩船につれていって置き去りにしたド外道行為により、清家版は私の中では「偽典」となっています。全般的に2巻の貴樹には違和感ありまくりなんですが、あれが決定的でした。私の貴樹(基本秒速病の男性は貴樹と意識がシンクロしていますから)はあんなことしません。貴樹がただのヘタレだっていう解釈だと、「雪の一夜」なんてどうでも良くなってしまうんですよね。

> 自分も一時間弱のアニメ映画にここまで考えさられて『苦しめられてる』ことに驚きです。大人になってほとんどアニメを見ることはなくたまに見ると言えばテレビつけて偶然やってるクレヨンしんちゃん見るぐらいでした。秒速ってやっぱりすごいですね。

 私にとっては、自分自身も忘れかかっていたの過去の恋愛体験などの、痕跡も消えてしまったかのようだった心の傷が、「秒速」を見ることによって突如口を開き、鮮血がほとばしるような衝撃を与えてくれました。

> そうですか?自分は自然に感じましたよ、3月4日に会いにいった貴樹の延長って感じで。あのSSはおそらく多くの秒速病患者が願ってる&妄想してる展開だと思いますよ。

 表現が上手くなかったですが、「全くじたばたしない貴樹がちょっと老成しすぎているようにも感じてしまいます。」というのは本編での貴樹を見ての感想です。なので、SSではちょっと足掻いて貰いました。

> 自分はアマゾンの配達が待ちきれなかったんでブックオフで古本買ったんです、なので帯なしにそんなことが書いていたのは今知りました。それは明里が貴樹に願ってたことと同じですね。こうなれば祐一が明里を幸せにするしかないですね。
 
 そう、祐一さんには「我々にとっては明里が幸せであることが第一義なのであって、別に明里のパートナーは君でなければならないということはないんだよ」ということを肝に銘じて貰いたいですね。

> 実は自分も星を追う子供見てないです、なんかジブリの二番煎じ、劣化など評判悪いので。なんか絵柄もしっくり来ません。あとは全部見ました、どれも良かったのですがやっぱり秒速に比べるとちょっと….

 「ほしのこえ」についてはコミック版のレビューをやりました。「言の葉の庭」については妄想考察を展開しております。「雲のむこう、約束の場所」について言及していないのはハッピーエンド的だったからですが、その後本当にめでたしめでたしだったのかは分かりませんね。「星を追う子ども」は見ようと思っていたのですが、見るのが怖くなりました。

> 明里にはできれば18ぐらいまでピュアでいてほしいですね、ただ一夜を明かすだけのシュミレーターならありだと思います。

 私もむなしい願望ですが、高校生の間は……とは思いますが、高校生になった明里はかなり美人なんですよね。周りの男が放っておくかどうか。加納版の押しに弱いという設定が非常に気になります。

> ではぜひお願いします!!できれば今週末には始めたかったのですが微妙な感じです。

 そうですか。では見に行きます。

No title

>水野さんを岩船につれていって置き去りにしたド外道行為により、清家版は私の中では「偽典」となっています。全般的に2巻の貴樹には違和感ありまくりなんですが、あれが決定的でした。私の貴樹(基本秒速病の男性は貴樹と意識がシンクロしていますから)はあんなことしません。貴樹がただのヘタレだっていう解釈だと、「雪の一夜」なんてどうでも良くなってしまうんですよね。

清家コミックは全体的に良かったんですけどね、あそこだけは引きましたね、いい風に見れば貴樹が過去の束縛から自らを解放するためとも解釈できるかもしれませんがさすがに度が過ぎましたね。

>表現が上手くなかったですが、「全くじたばたしない貴樹がちょっと老成しすぎているようにも感じてしまいます。」というのは本編での貴樹を見ての感想です。なので、SSではちょっと足掻いて貰いました。

これは失礼しました、やっぱり本編でもあれぐらい足掻いて欲しかったですね。


>そう、祐一さんには「我々にとっては明里が幸せであることが第一義なのであって、別に明里のパートナーは君でなければならないということはないんだよ」ということを肝に銘じて貰いたいですね。

そうだ、聞いてるか祐一、もし明里を泣かせてみろ、ただじゃすまないぞ、って感じで。

>「ほしのこえ」についてはコミック版のレビューをやりました。「言の葉の庭」については妄想考察を展開しております。「雲のむこう、約束の場所」について言及していないのはハッピーエンド的だったからですが、その後本当にめでたしめでたしだったのかは分かりませんね。「星を追う子ども」は見ようと思っていたのですが、見るのが怖くなりました。

他の新海作品は映画を一度見ただけなので今後秒速が落ち着いたら見入ってみたいと思ってます、星追う子供もいずれ見ようかな?

>私もむなしい願望ですが、高校生の間は……とは思いますが、高校生になった明里はかなり美人なんですよね。周りの男が放っておくかどうか。加納版の押しに弱いという設定が非常に気になります。

自分の中で加納版、新家版はあくまでもそれぞれの勝手な妄想だと思うようにしてます。秒速で妄想膨らます人たくさんいるんですから(ここにも)二人はその中で出版できるだけの才能があっただけ。

さて、 私がここのコメント欄にお世話になってもう一ヶ月以上たつんですね、読み返せばずいぶんと吐かさせていただきました、毎回ユースフさんの丁寧なお返事には感謝の気持ちばかりです。もうそろそろ退院ですかね?他に吐き出せる場所も作りましたから。また他のエントリーでちょくちょくコメントすると思うのでよろしくお願いします。

Re: No title

 RB4さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> さて、 私がここのコメント欄にお世話になってもう一ヶ月以上たつんですね、読み返せばずいぶんと吐かさせていただきました、毎回ユースフさんの丁寧なお返事には感謝の気持ちばかりです。もうそろそろ退院ですかね?他に吐き出せる場所も作りましたから。また他のエントリーでちょくちょくコメントすると思うのでよろしくお願いします。

 ブログ開設おめでとうございます。最初は慣れないので色々大変(私は「秒速」やる前のおよそ一ヶ月はエチュード状態でした)ですが、頑張って下さい。
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