二人の時:「ときめきメモリアル」EDは欺瞞に満ちているッ!?

関東地方、明日はまた大雪とかいう話です。先日は油断したら思いもかけぬ大雪になったせいか、今回は大騒ぎしていますね。案外こういうときは大したことなかったりして。
そして私、悪いことにまた風邪引きの予感。前回ほどではないのですが、肩こりがします。喉はまたいたくないので、マツコ・デラックスの逆襲がある前に葛根湯エキスを飲んで早めに寝ることにしたいと思います。
さて、本日の記事ですが、OPを紹介したらEDもね、ということで「ときめきメモリアル」のED「二人の時」です。これは誰かしら女の子から告白されてハッピーエンドとなった場合に流れるもので、バッドエンドの場合は「女々しい野郎どもの詩」が流れます。

まあさんざんラスボスとか言ってネタにしている詩織ですが、好きか嫌いかと言われれば、私は好きなんです。彼女は言ってみれば「白きたおやかな峰」ないし「スタンレーの魔女」なんです。それなりの覚悟と努力なくしては征服することなど叶いません。

詩織はやはり初遭遇時の「一緒に帰って…」という隣に住んでいる幼馴染みとは思えない発言が尾を引いて「高ビー」「何様」といった感想を持ちやすいのですが、仲良くなれって笑顔を見せてくれるようになれば可愛い女の子なんですよ。彼女は傲慢なのではなく、自分に相応しい男を待っているだけなのだと思います。ただ、彼女のスペックがえらく高いので、なかなかそのレベルにたどり着けないという……

しかし、詩織はデレさせてなんぼのもん!最初のアレは詩織がツンデレだと思えばなんと言うこともありません。あの虫を見るかのような目をしていた詩織が私を見て頬を赤らめ、眩しいような困ったような笑顔を浮かべる…この時ほど征服感を感じることはありません。「あの詩織がついに陥落!」という。でも最後の最後に「伝説の樹の下に美樹原愛登場」という凄まじい悲劇が起こりえるので、最後まで油断は禁物です。

「二人の時」の歌詞ですが、曲自体はとてもいいのですよ。OP同様、詩織の中の人・金月真美が歌っているので、これは詩織の心境をつづっているのだと考えたいのですが……
キラキラと木漏れ日の中で 二人の時が流れてゆくわ
あんなにもあこがれ続けた 笑顔の側に私がいる
この歌詞に「欺瞞」を感じるのは私だけでしょうか?卒業式に詩織をゲットしたとして、詩織がこちらにデレるのは早くても2年生の後半、3年生になってからということだってざらです。“あんなにもあこがれ続けた 笑顔の側に私がいる”というほどこちらを憧れ続けることなんか詩織にはあり得ないのです。「2」のメインヒロイン陽ノ下光ならいざ知らず。むしろ“あんなにもあこがれ続けた 笑顔の側に僕がいる”と言いたいのはこっちの方です。
初めてあなたに出会ってから どれくらい時が流れたの
思い出の写真の中には 遠くで見てる私がいる
出逢ったのは幼稚園時代から(お隣で同年代なのだからそれ以前とも言えますね)なので、確かに長い時間は経過しているのですが、こちらも同様に、“思い出の写真の中”には、詩織を遠くで見てる「僕」がいるはずなのです。詩織に見合うレベルに達していない「僕」を詩織が熱く見つめているなんてありえない話ですよ。
この胸のときめき
あふれる想いを
感じていたい いつまでも
あなたと二人きりで
このラストの歌詞は、まあ告白後の詩織の心境としてはおかしくありません。初めて詩織の胸をときめかせたのは「僕」だッ!と征服感を感じる時。しかし慢心してはいけません。常に自身を高めていかないといつ詩織が見限るかわかりませんから。そういう意味で、詩織を人生の伴侶にするということは、常に向上心を持って自身を高めていかなければならないということで、私などはそう長い時間を経ずして疲れ果てて、「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。 何だかとても眠いんだ。」なんて言ってしまいそうです。

それでは聞いてみて下さい。
「ときめきメモリアル~forever with you~」のエンドロールです。なにげにHD。

http://www.youtube.com/watch?v=c54vwP7ENdw
高音質版です。画像はイベントシーン等の詰め合わせでなかなかいい感じですね。画像は私の“初めての人”片桐彩子で。やはり初めての人は忘れられないですね(笑)。ラストに全員攻略しないと見られない画像があります。私?当然見ましたとも。嫌いな美樹原とも政略結婚気分で結ばれました。


http://www.youtube.com/watch?v=OxrW7Sqgm-A
「二人の時」ではないですが、詩織の告白シーン。詩織に嬉し涙を流させる位の甲斐性があれば、どんな女の子もイチコロです。


http://www.youtube.com/watch?v=DgmxxLhc5Wc
そして誰とも結ばれなかったときに流れる「女々しい野郎どもの詩」。最後に振り向くこの絵が見たかったのです。実はファーストプレイで遭遇したのはこれでした。爆弾爆発しまくってですね……

http://www.youtube.com/watch?v=5TlRpTCEnys
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