好きな声優さん第二期(その4):日笠陽子~流行語「てへぺろ」の創始者

なんかブログのランキングが滅茶苦茶になっています。昨日の150位も「?」だったのですが、本日はなんと680位になっていました。昨日のアクセスは407もあるので、その順位はさすがにおかしい気がします。なぜか現在は未設定になっていてランキングが表示されていませんが、何らかトラブルでもあったのでしょうか?
さて、それはさておき本題に入りましょう。本日紹介する声優さんは日笠陽子です。

日笠陽子は1985年生まれの27歳。神奈川県出身です。「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎと「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサトという全く違ったキャラを演じた三石琴乃に憧れ、声優になることを目指すようになったそうです。確かに年齢差二倍のキャラを違和感なく演じていましたね。そうだ、三石琴乃を取り上げるのをすっかり忘れていました。この人は外せないですね。私は「なんでもQ」シリーズのうららで三石琴乃の芸達者ぶりに驚嘆しましたよ。

おっと日笠陽子の話です。高校卒業後、洋裁の専門学校と日本ナレーション演技研究所を掛け持ちし、「無料新人育成オーディション」に合格して特待生に選ばれたことで声優への道が開けました。2007年の「スケッチブック 〜full color's〜」の根岸みなも役でアニメデビューということで、22歳の時になるでしょうか。比較的遅咲きですね。2009年の「けいおん!」の秋山澪役でブレイクしました。

日笠陽子を語る上で外せないのは「てへぺろ」でしょう。2009年5月頃からラジオやブログなど各所で「てへぺろ(・ω<)」という持ちギャグを使用し始めたようです。相手がイラっとした時にすかさず発動させるギャグだそうで、イラっとした気分を緩和する効果があるとかないとか。これが当時一緒に仕事をしていた「けいおん!」メンバーに次々に感染し、アニメでも使用されるまでになりました。「声グラWebが勝手に選ぶ流行語2009」を受賞しています。


その後声優界を突破して芸能界にもパンデミック。AKB48のまゆゆこと渡辺麻友も2011年頃から使用し始め、「女子中高生ケータイ流行語大賞2011」にノミネートされて銀賞を獲得しています。渡辺麻友が使用した影響は大きかったものと思われます。


さらに、ギャル約2万人のアンケートで決定する「GRP AWARD 2011」ギャルの流行語部門でも第2位にランクイン。一般にも普及したことで、2011年12月9日のTBS「はなまるマーケット」で「てへぺろ」が取り上げられた際、日笠陽子が創始者としてVTRで登場しました。

2012年になると、ソフトバンクのCMで使用されたり、「笑点」の大喜利でもお題として取り上げられました。“「○○しちゃった!てへぺろ☆」→歌丸「やだぁ」→更に一言”というもので、おっさん落語家達が「てへぺろ」を嵐の如く使いまくる様が全国のお茶の間に放映されました。そのせいか「現代用語の基礎知識」2013年版の若者用語のページに最初の言葉として掲載され、さらに「女子中高生ケータイ流行語大賞2012」ではついに金賞を獲得しました。

発信源となったブログ「日笠陽子のひよっ子記」です。
http://blog.livedoor.jp/hiyonikki/
新人声優のブログだと言っていますが、もうそろそろ新人でもないような。今年に入って更新がないですね。
それでは私の知っている日笠陽子の演じたキャラです。デビューしてまだ6年目ということであまり知らなかったりするのですが、先日ようやく終了した「グローランサーⅣオーバーリローデッド」で彼女が演じるキャラとエンディングを迎えたのでこれを記念して強引にやっちゃいます。
秋山澪(けいおん!)

ガールズバンド「放課後ティータイム」のベーシスト。腰までの長い黒髪の姫カットがチャームポイントです。高校入学当時は文芸部志望でしたが、幼馴染みの田井中律が強引に軽音部へ引き入れてしまいました。

見た目はクールそうに見えますが、本当はとても繊細で恥ずかしがり屋です。左利きで、ベースもレフティ仕様で、愛用ベースを「エリザベス」と呼ぶ時があります。多分愛用のギターに「ギー太」と名付けた平沢唯の影響でしょう。

作詞もこなしますが、「ふわふわ時間(タイム)」「カレーのちライス」「わたしの恋はホッチキス」「ふでペン 〜ボールペン〜」など、曲名や歌詞が非常にロマンチックかつ甘々なのが特徴です。

目立つので普段は嫌がっていますが、ボーカルを兼ねることもあります。評判は良いそうで、テレビシリーズのED「Don't say "lazy"」(第1期)や「Listen!!」「NO,Thank You!」(第2期)は全て秋山澪が歌っています。「けいおん!」は歌唱が非常に高く評価されており、第4回声優アワードではにて、「けいおん!」の劇中ユニット“放課後ティータイム”として、豊崎愛生、佐藤聡美、寿美菜子、竹達彩奈とともに歌唱賞を受賞しています。
川島みなみ(もしドラ)

「もしドラ」は正式には「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」です。川島みなみは本編の主人公で、まさしくドラッガーの「マネジメント」を読んだ野球部マネージャーです。

髪も瞳も濃い赤茶色で、ポニーテールが特徴の活発な少女で、ある事情が元で野球を嫌悪していましたが、病気で入院した親友の宮田夕紀に頼まれて都立程久保高校(通称:程高)の野球部マネージャーになりました。

決して優等生ではありませんが頭の回転は早く、少々早とちりな所があるものの、性格は明るく社交的で、初心を貫き通す強い意志と行動力を兼ね備えていますつ。

親友の夕紀の回復を願い、マネージャーとして野球部のみならず程高全体を変える様な大活躍を見せましたが、地方予選決勝当日に夕紀が急逝したことで目的を見失って荒れ狂いますが、追いかけて来た下級生マネージャーの文乃に説得され、遅れながらベンチ入りします。始めこそ沈んでいたみなみでしたが、みなみの球場到着すると同時に夕紀の願いは気配として現れ、部員達に勇気を与え、見違える様なプレーを目の当たりにしたみなみはいつしか夢中になって応援していました。
使い魔D-MD型(グローランサーⅣオーバーリローデッド)

「グローランサーⅣ-Wayfarer of the time-」は2003年にアトラスから発売されたプレイステーション2用シミュレーションRPGです。2011年には、新要素を追加したPSP用の「グローランサーIV オーバーリローデッド」が発売されました。

グローランサーシリーズではマスコットキャラが登場するのがお約束です。「Ⅰ」ではホムンクルス、「Ⅲ」では妖精でしたが、本作では「使い魔」として登場します。本作では四種類の中から選択でき、D-MD型はオーバーリローデッドで追加された最新タイプです。

使い魔はパラメーターを保持しており、それらに応じてスキルを習得していきます。スキルは
①ダンジョン内の宝箱を数える
②戦闘中に敵に反撃したり主人公を守ったりする
③仲間の好感度を調べる
④主人公の性格を判定する
⑤ストーリーの進行状況を知らせる
⑥買い物の際に値引きする
⑦一定時間操作しないと独り言を言ったり仲間と会話したりする
などがあります。
D-MD型はあくまで道具に徹しようとする性格で、マスター(主人公)のために命のかけるという使い魔の特性を強調するあまり、自愛を持っていません。「使い魔はただの道具です。道具は使ってこそ。それで壊れたら、新しい道具に代えればいいのです。」と語るなど、使い魔は道具として扱うべきだと考えています。

このキャラの原型は、ラングリッサーⅤに登場したラムダでしょう。ラムダは当初は無感情、無表情で、主君であるギザロフの命令第一な面が色濃くありましたが、次第に人間らしい感情を取り戻していきました。同様に、D-MD型もマスターと心を通わせることで、マスターの愛情を受けて次第に変わっていきます。

ラムダであれば綴りは“Lambda”なのでD-LM型になりますが、既にD-LM型が存在しているので、ラムダの本名であるマリアンデールからD-MD型と呼称するようになったのでしょう。ラムダ=マリアンデールの声優は皆口裕子でした。

ちなみに使い魔には他にD-TP型、D-LN型、D-LM型が存在します。

D-TP型は「グローランサーⅠ」に登場したホムンクルス「ティピ」がモデルとなっており、声優も一緒(豊口めぐみ)なのでまさにティピそのままという雰囲気です。

元気いっぱいで明るく積極的な性格ですが、ティピのように主人公に蹴りをかませたりはしません。

D-LN型は「ラングリッサーⅢ」に登場したルナがモデルとなっており、思慮深く知性的な性格で、理性的に主人公をサポートしてくれます。

「グローランサーⅣ-Wayfarer of the time-」の際は彼女を選択しました。声優はルナは笠原弘子でしたが、D-LN型は藤田咲(初音ミク!)となっています。

D-LM型は「グローランサーⅢ」に登場した闇の妖精ラミィがモデルとなっています。のんびりした性格でぼんやりした口調が特徴的です。

ラミィのCVは堀江由衣でしたが、D-LM型のCVは矢作紗友里です。
「てへぺろ」による一大ムーブメント、これほど世間に影響力を与えたを声優は初めてではないでしょうか。
ちょっと顔立ちが熊田曜子に似ている気もしますね。ネタで元ヤンキーなどといじられているそうですが、本人曰く、ヤンキーとは無縁で、むしろヤンキーと関わらないように進学先を決めるなどしていたそうです。淑女として今後も頑張って下さい。

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