好きな声優さん第二期(その1):釘宮理恵~「傲嬌系女王」くぎゅ

拍手が計50に達しました。嬉しいです。もっと頂けたらとても喜びます。またサブジャンル会社員・OL部門でも48位と再び50位以内に復帰しました。ありがとうございます。
いよいよ明日から本格始動という方も多いことでしょう。学生さんは明日も休みかな?そんなアンニュイな日曜日(まあ日曜日の夕方以降というのは大抵憂鬱になりがちですが)を少しでも明るくすべく、本日も声優さんを紹介していくことにしましょう。
とりあえず昨年中に13人衆は完成したのですが、今後は第二期ミラージュナイトを発掘していくことにしましょう。その第一弾は、ツンデレ女王の異名を持つ釘宮理恵です。

釘宮理恵は1979年5月に大阪で生まれ、熊本で育ったそうです。声優を志望したきっかけは、高校時代に所属していた放送部でアナウンサーをしていたところ、同級生に褒められたことだそうです。うんうん、放送部はいいねえ。リリンの生み出した部活の極みだよ。

98年にゲームで声優デビューを果たしますが、同年まだ声優志望だった釘宮理恵の部屋を爆笑問題の太田光が訪問したところ、あまりに殺風景な部屋だったために太田に怒鳴りつけられた(多分仕込みでしょうけど)そうです。どんな部屋だったんでしょう?この声質からはオノコ達はひときわメルヘンチックな部屋を想像してしまうので、落差が激しかったんでしょうね。

当初は声質から主として幼年から10代の少女役を演じていましたが、後に少年役にも起用されて演技の幅を広げました。「十二国記」の泰麒とか良い感じでしたね。その声質は…もう皆さんご存知でしょうけど、聞けば判ります。
YouTubeにアップされているボイスサンプルです。まずはその1。
http://www.youtube.com/watch?v=pePuU3luhos
続いてその2です。
http://www.youtube.com/watch?v=AWcoRQFzpTA

釘宮理恵の熱烈なファンは“釘宮病”と呼ばれ、しばしば度を超した愛情表現を行うことで知られているそうです。患者は日本に留まらず、2010年1月に関連書籍の販売促進サイン会を台湾で行った際には、現地のファン約1000人が殺到して混乱状態となり、「暴動のようだ」と表されるほどの騒ぎとなって現地メディアで報道されています。

記事をよく見ると「傲嬌系女王釘宮理恵」なんて書いてありますが、傲嬌系ってツンデレのことなんでしょうか?傲慢の「傲」がツンで、愛嬌の「嬌」のデレということなら、ニュアンスは伝わってくる気がしますね。
それでは釘宮理恵の演じた役について……なんですが、「くぎゅと言えばこの役だろ!」という思い入れが皆さんそれぞれにあるかも知れませんが、私がちゃんと見ていない場合は非常に多くてですね…つまりシャナとかルイズとかいう代表的なツンデレキャラは未見なので取り上げません。ファンからするとストライクゾーンではないキャラ紹介になってしまうかも知れませんがどうかご勘弁を。例によって年代順です。
泰麒(十二国記)

「十二国記」は小野不由美の異世界ファンタジーです。続編を楽しみにしているのですが、なかなか出ませんね。2002年にNHKでアニメ化されていますが、原作が未完のため途中で終わっています。

この十二国記の世界では、その名のとおり十二の国があり、中国神話的世界となっていて妖魔や神仙が存在しています。12の国は神獣・麒麟が天意に従って選んだ王が統治しています。王や王が任命した高官達は神仙として不老不死になりますが、(殺傷可能な特殊な武器はあります)天意に従う形で国を治めなければならず、道を外れれば麒麟は病にかかって死んでしまい、王もまた死ぬことになりますます。各国の王とそれを選ぶ麒麟、政治に関与する高官や軍人達の物語ですが、天意とは一体何なのか、現実世界との関係はどうなっているのかという世界の根本に関わる謎が提示されているのですが、解明されないままに停滞している状態です。

泰麒は戴極国の麒麟ですが、蝕にという異常現象により日本に流され、人間の子として10年ほど育ってから連れ戻されるという特殊な経歴を持っています。その後泰王を選びますが謀反により角を斬られた衝撃で再び日本に舞い戻り、6年間人間世界で暮らしました。人間としての名前は高里要といいます。そして異世界の存在が現実世界に干渉したときに沸き起こる恐怖を描いたのが、十二国記の外伝的作品「魔性の子」です。

麒麟は本来天真爛漫なのですが、人間として育てられた経緯から「出来損ないの麒麟」と卑下する自虐的な性格になっています。通常の麒麟は金髪というか金色の鬣を持っていますが、泰麒は黒い鬣を持つ黒麒麟です。黒麒の誕生は大変な吉兆とされています。使令(僕としている妖魔は傲濫のみですが、これは饕餮(とうてつ)という伝説的な怪物です。他に全ての麒麟に必ずいる保護者的存在の女怪・白汕子(はくさんし)がいます。
松平瞳子(マリア様がみてるシリーズ)

主人公福沢祐巳の妹(プティ・スール)です。演劇部に所属しており、長い髪の両側につくった縦ロールの髪型が特徴的で、作中では聖などに「電動ドリル」と例えられています。

祐巳の姉・祥子とは遠縁にあたり、慕っています。反面祥子の妹である祐巳にはやや敵対的で、祥子を「祥子お姉さま」と呼んで祐巳を挑発するなどしていました。

1年生ながら文化祭公演のメインキャストに抜擢されるなど、女優としては才能があるようです。クラスメイトや祥子には愛くるしく振舞いますが、実は全て演技で、誰かに頼ることや同情されることを嫌う性格からその本性を隠しています。なんか「アマガミ」の絢辻詞みたいですね。

水瀬伊織(THE IDOLM@STERシリーズ)

プレイヤーがプロデュースするアイドル候補生の一人で、育ちが非常に良い令嬢です。性格は基本的に我侭で、自分の思う通りに物事が進まないとやたらに怒ります。プライドも高く、非常に勝気でキツイ態度が目立ちますが、内面的には細やかで思いやりがあり、気遣いなどもかなりできるのですが、それを表に出すことはほとんどないためにツンデレと言われます。まさに釘宮理恵の適役ですね。

前髪がアップではっきり出たおでこと、いつも抱いているウサギのぬいぐるみが特徴的でしたが、「2」ではカチューシャが変わり、髪型も変更されました。しかもプロデュース不可となったことはかなりの波紋を生んだようです。

釘宮理恵はアイドルマスターのライブには度々出演しており、2010年7月に開催されたライブではソロで歌った後に感極まって泣いてしまい、MCで言葉をつまらせたりもしたそうです。

久慈川りせ(ペルソナ4)

高校一年生で、短期間で準トップにまで上り詰めたジュニアアイドルで通称「りせちー」。実家は豆腐屋をやっています。 ツーサイドアップの髪型が特徴の美少女(アイドルなら当然)ですが、突如芸能活動を停止して実家に戻ってきました。原因は、アイドルとして作られた「りせちー」というキャラクターを演じ続けることで、本当の自分が分からなくなったためでした。

そういう訳で登場時は鬱っぽいローテンションな言動が多く、ツンデレならぬヤンデレキャラかと思いましたが、本来の自分を取り戻してからは明るく無邪気で人懐っこい本来の性格に戻ります。純真で他人の悲喜も敏感に察知する高い感受性と優しい心を持つ反面、デビュー前にイジメに遭った経験と、芸能界でただならぬ苦労をしてきたためか、ドライで落ち着いた発言をする事もあります。

主人公に救助されて以降、主人公に対しては熱烈な好意を抱き、空気をあえて読まずに恋のアピールを行います。アルカナが「恋愛」なのでそれも仕方ないかなと(笑)。千枝や雪子の突き刺さるような視線が痛い主人公でした。

ペルソナは情報支援に特化した探索系能力のため、戦闘に直接参加はせず、ダンジョン探索や戦闘ナビゲーションでメンバーを支援します。戦闘中も実況中継のような喋りを見せますが、可愛らしいので男性陣はやる気が出るというもの(女性陣はどうか知りませんが)。

ちなみにこのゲーム、ヒロインセレクトが可能なのでそのうちギャルゲーとして土曜日に紹介しようかなとも思っていますが、最初に選択したヒロインは当然(?)りせちーでした。
片岡優希(咲-Saki-)

美少女麻雀バトル漫画「咲-Saki-」にあって、主人公の咲と同じ清澄高校1年生です。和とは中学時代からの友人です。お気楽にして豪快な性格で、タコスが大好きです。それ以外でも、タコ焼きなど「タコ」が付く食べ物はすべからく好きで、食べると元気がでます。

麻雀では速攻型の打ち手で、東場では無敵の強さを発揮するが、南場になると集中力が切れて失速する先行逃げ切り型です。東場での攻撃力は清澄高校メンバーでも随一で、東場しかない予選などではほぼ無敵の強さを見せます。半荘戦でも並の相手なら大リードを守って悠々と逃げ切れるのですが。

点数計算ができないというショボショボな理由で先鋒を務めますが、作品内にあっては先鋒に各校の最強クラスが集まる傾向が強いため、チームが勝ち進むと当て馬になってしまいがちで、今一ついい成績が残せなくなります。

「だじぇ」や「じょ」などと特徴的な喋り方をしています。百合色の強い作品にあってまったく百合っぽさを見せない稀有な存在なんですが、相手の男はこれでいいのかという感じです。いや、いいですけどね。

ハス太(這いよれ!ニャル子さん)

「名状しがたきもの」ハスターであるところの、ハスター星人です。ハスターの化身である「黄衣の王」にちなんで全身黄色づくめの服装をしています。

小柄な美少女のような外見ながら、残念なことに男です。風の邪神の首領であるハスターだけあって戦闘能力は高く、風を操るほか、本気になれば雷や氷も操ることが出来るようです。

宇宙ゲームハードメーカー「カルコサ・コンピュータ・エンタテインメント」の御曹司で、「曲がり角でぶつかる」というベタなイベントで主人公の真尋に一目惚れし(ウホッ)、真尋と「がったいしたい」と願っています(アッー)。

ニャル子やクー子とは同級生ですが、2人とは違って邪気のない癒し系の性格で照れ屋です。3人の邪神達の中では比較的常識的で、真尋からは弟分のように思われています。
最後に、釘宮理恵といえばツンデレということで、このような商品も販売されています。
SEGNITY

ワンセグの携帯テレビですが、ナビゲーション音声を釘宮理恵が担当。最初はツンですが、愛用しているうちにデレになるとか。実は昔ちょっと欲しかった(笑)。

ツンデレカルタ

ツンデレ美少女の発言がカルタになっています。読み手を釘宮理恵が務めています。

ツンデレ百人一首

ツンデレシリーズ第二弾。当然読み手です。

ツンデレタロット

ツンデレシリーズ第三弾。各アルカナのツンデレキャラを演じているようです。
「傲嬌系女王」の座は当面揺らぎそうにない釘宮理恵。取りあえず個人的には時期不明ながら本年中に放映されるらしい「這いよれ!ニャル子さんW」に期待大です。

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