i Love:アニメ「アマガミSS」OP~azusaが歌う“軟水系”ラブソング

正月三が日なんてあっという間におしまいです。明日はもう出勤かぁ。帰省先から渋滞やラッシュに悩まされながら戻って来た人達も多いことでしょう。明日が金曜日だというのは一応の救いですが。
本日のランキングは会社員・OL部門で46位。昨日より落ちましたが正月三が日はずっと50位以内。二桁圏は息苦しい感じがしていたのももはや過去の話になってしまいました。
それでは本日の記事です。深夜アニメ・アマガミSSの第一期OP「i Love」。歌っているのはazusaです。アマガミについてはゲームを中心にアニメやコミックやドラマCDやとメディアミックス展開をしてかなりの人気を博した作品なので、ご存知の方も多いのではないかと思います。各ヒロイン毎に語るだけでも6+2(隠しキャラと妹の美也)で8回は必要なほか、主人公・橘純一の変態紳士ぶりとかサブキャラの魅力なんかに触れればかなりの回数が必要となるので、本年中にはいずれアマガミ・サイクルを開始したいと思っているのですが、とりあえずは歌から。

先日紹介した「ずっとこのままで…」はゲームのEDでしたが、こちらはアニメのOP。第1話から第13話まで使用されました。作詞・作曲・編曲・歌唱とazusaが一人でこなしています。印税がっぽり?azusaは1988年でまだ24歳という若さ。「i Love」は21歳の頃の作品ということになります。早熟の天才か。
実は2004年9月に3人組のボーカルユニット「スパークリング☆ポイント」でデビューしています。当時は「梓」と名乗っていました。奄美群島在住の歌手希望者約によるボーカリストオーディションが切っ掛けだったようです。シングルを10枚、アルバムを3枚リリースしましたが、2009年に6月に約5年の活動に終止符を打って解散しました。

梓は解散前の2008年3月からazusa名義でソロ活動を開始し、2010年7月リリースのこの「i Love」で再デビューしました。これまでに7枚のシングルと1枚のアルバムを出していますが、シングルは全てアニメとのタイアップになっています。そのせいか売り上げは「スパークリング☆ポイント」時代を大きく凌駕しています。シングルのうち4曲はアマガミ関連です。
ちなみに非アマガミの3rdの「夢ノート」は「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)のOP、4thの「真夏のフォトグラフ」は「アスタロッテのおもちゃ!」のED、7thの「太陽のサイン」は「武装神姫」のEDです。「もしドラ」以外は見てないなあ…
Amazonの「i Love」の内容紹介では
TVアニメ 「アマガミSS」のオープニングテーマ!!
その透き通るような甘い歌声・・・21歳の女性シンガーソングライター“azusa”のデビュー作!!
瑞々しく透き通るスウィートヴォイスが心地いい・・・
期待の軟水系シンガーソングライター!
となっています。「軟水系」という表現は新しいというか風変わりというか…優しく瑞々しい歌声を評してのものなのでしょう。
「i Love」制作にあたっては、高校生のピュアな恋愛を描いた「アマガミSS」らしい、爽やかなキラキラ感を出すことを意識したとazusa本人が語っていますが、確かにメロディも心地よく、ゆったりと歌う歌詞も幸福感に満ちていてとても良いです。
何はともあれ、とりあえず聞いてみて下さい。
なかなか動画が見つかりませんでしたが、一応フルで聴けます。

http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=Mg677L6As6k&NR=1
こちらはアニメのOP。最終部分にヒロイン達が一人ずつ登場しますが、ラストのヒロインがそのエピソードの主役となっています。故にこれは森島はるか編のOPでしょう。一応HD対応です。

http://www.youtube.com/watch?v=EpgY_jXeRKk
映像作品「azusa Music Video & Live DVD 〜visuel〜 #1」のダイジェスト。本人が出演しています。

http://www.youtube.com/watch?v=7VFLqbgj1pQ
会える日まで指折り数えていた
今じゃ会えない日の方が少ないね
こんな幸せ誰が予想した!?
あなたと私がそう恋をした
アマガミのヒロイン達はみんな同じ学校に通っているので、顔を見るくらいならほぼ毎日見られるのですが、「見る」と「会う」の決定的違いは会話の有無ですよね。会える日を指折り数えて待っている女の子なんて健気でいいです。
どんな時もこの手を離さないで
最後の恋にしようって誓ったこと
今はまだ内緒にしておこうか
一人でニヤけてる午前0時過ぎ
高校生で最後の恋とか、どんだけ恋愛遍歴重ねているんだという気もしますが(笑)。何となく歌詞のこの部分は「男殺し天然女王」というすさまじい異名を持つ“ラブリー”こと森島はるかを連想させます。ゲームで自室のソファに寝そべってニヤけているシーンがあるのです。「私の嫁」は本当に可愛いなあ。早く寝ないとお肌に良くないぞ。

愛してる あなたのこと 初めてのキモチよ
愛してる ずっとずっと 変わらないキモチ
このフレーズは歌詞を少しずつ変えながら繰り返されます。こんなにも自分を想ってくれる女の子がいるなんて羨ましいぞ、橘純一(主人公のデフォルトネーム)。なおゲームプレイの際は自分の名前でもプレイできますが、リアル志向の強いアマガミにあって、この人の言動だけは常に予想の斜め上をいくので、自分の名前でプレイすると「俺はこんなこと絶対にしない!」という事態の連続となってシンクロ率が落ちるので、素直に「橘さんのお手並み拝見」に徹した方が良い気がします。

誰に愛されるのかが問題だ、という意見もあるでしょうが、アマガミに限っては(恋愛の過程で苦労する人もいますが)、みんな良い子なので誰が歌ってくれてもいいなあと思います。隠れキャラのストーカーでも可愛いのでOK。あと妹の美也が実に妹らしい(阿澄佳奈がノッてます)のも好感が持てます。年子ですがこの兄妹に間違いは起きそうにないです。しかし美也、貧相なプロポーションの割に結構モテるようなのですが、なぜ断る?兄を心配するのもいいけど、美也自身にも幸せになって欲しいんだけど(うーん、兄らしいセリフだ)。

おっと、アマガミを語り出すと止まらなくなって歌から逸脱してしまいますね。今後のために取っておかねば。それでは今日はこの辺で…
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