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好きなアニメキャラ(その157):ミーア・ルーナ・ティアムーン(ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~)

月着陸

 JAXAが小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸成功を発表しました。太陽電池が発電していないなど不安要素もありますが、世界でもロシア(ソ連)、アメリカ、中国、インドに次ぐ5カ国目の快挙ということです。今後太陽電池が首尾良く機能するといいですが、「はやぶさ」「はやぶさ2」などもそうですが、日本の宇宙開発もなかなかやりよりますね。

ミーア姫

 話題が月ということで、本日の「好きなアニメキャラ」は、「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の主人公にしてへっぽこヒロインのミーア・ルーナ・ティアムーン、通称ミーア姫を紹介しようと思います。

大人ミーア
ギロチンのミーア

 大陸を二分する大国・ティアムーン帝国。しかし3年前に飢饉や失政に端を発する革命が勃発。皇帝の一人娘ミーア姫は17歳にして囚われの身になり、3年幽閉された後に弱冠20歳にしてギロチンの露と散ることに。

死に戻りしたミーア
血染めの日記

 しかしその瞬間、彼女の魂は過去に逆行し、12歳当時の肉体に戻りました。最初は悪夢かと思ったミーアですが、一緒に過去に戻ってきた自身の血染めの日記帳が事実であることを証明しています。

ダブルミーア

 ミーア姫は、革命が起きる原因となった疫病や飢饉といった災害を未然に防ぎ、ひいては自身の死を回避するため行動を開始することとなります。12歳の時点に戻ったのは、おそらくこの時期から行動を開始しないと革命が不可避だったためだと思われます。

ベッドにばったりミーア姫

 普通に考えれば、革命が成功すれば、帝国の統治者である皇帝は死を免れないとは思いますが、娘であるミーア姫まで殺さなくてもいいように感じます。が、おそらく帝国の行った失政の中にはミーア姫の命令に基づくものなどもあって責任追及を免れなかったのでしょう。幽閉された3年という期間は諸勢力がミーア姫の処分をめぐって綱引きをしていたと思われますが、最終的には「死刑」という結論に落ち着いてしまったと。

革命時の二人
改変後の二人

 その要因の一つは、革命の旗印となった辺土伯令嬢ティオーナと、ティアムーン帝国に並ぶ大国サンクランド王国第一王子で、革命勢力を支援していたシオン王子のミーア姫への心証がすこぶる悪かったことがあると思われます。ミーア姫は留学先のセントノエル学園でシオンに一目惚れしてモーションをかけまくって呆れられていた上、シオンと仲が良かったティオーナをいびっていたので。そのあたりのやり直しをするには、留学直前の時期に戻るしかなかったのでしょう。

辺土伯

 なお余談ですが、辺土伯って面白い称号ですね。よく似た称号に辺境伯というのがあって、中央から離れた異民族と接する地に設けられていました。通常の地方長官である伯よりも広大な領域と大きな権限が与えられており、高い地位にある役職とみなされ、後代には公と伯の中間にある爵位、すなわち侯爵とイコールとみなされ、時には公爵に匹敵することもあったようです。本作の辺土伯は隣の領地の子爵に小馬鹿にされており、史実の辺境伯とは全然違う存在のようですが。

ブランデンブルグ辺境伯

 神聖ローマ帝国にはその他にも皇帝の側近である宮中伯、小国君主のような存在である方伯、城塞の司令官を意味する城伯といった、伯爵のバリエーションが色々とあって面白いですね。そもそも欧州の貴族を古代中国の五等爵に無理矢理落とし込もうとするのが無理なのかも知れません。

ミーアの両翼

 閑話休題、肉体年齢12歳、精神年齢20歳となったミーア姫、見た目は子供、頭脳は大人の某名探偵と同じ状況なのですが、本質は全く変わっておらず、基本自己中でわがままで聡明ではありません。しかし、文字通り命を賭けることで革命の主原因である流行病や飢饉対策が必要であることを認識し、またアンヌやルードヴィッヒなど本当に信じるべき人物を把握できたことで、歴史改変作業がスタートします。

普通のミーア姫

 ミーア姫の打ち出す諸政策は、他者から見ると未来を的確に予測しての予防策と映ったため、非常に聡明で先見性のある人物と誤解されるようになり、いつしか二つ名は「帝国の叡知」になりました。

清楚なミーア姫
男はイチコロ

 実際のところミーア姫は本質的におバカなままであり、彼女の言動は自己中心的だったり他者に責任転嫁したりするものだったりするのですが、なぜか他者からはことごとく知恵と慈愛に満ちた行為と誤解されることになり、結果オーライということもあって、その虚像と実像の乖離は日を追うごとくに激しくなっていくのでした。

笑顔のミーア姫

 敵対者に対しても寛容な処分を取り計らうことが多いミーア姫。これも実は“自分は死んだことで過去に戻ったのだから、他人も死後に過去に戻り、今の歴史を改変しようとする可能性がある”という恐怖感に基づくものだったりします。しかしそんなミーア姫の心情を伺う術もない人々からすると、OPの歌詞通り「女神!聖女!叡知!聡明!慈愛!博愛!」と映ってしまいます。そして「ですわ~!」と全力で乗っかってしまうミーア姫。

ミーア姫悪い顔

 しかしわがままで自己中な性格ではありますが、忠義の恩には必ず報いるという信条を持っていたり、知らないことを恥じ、頭を下げてでも知ろうとすることができたり、身分に関係なく分け隔てなく接することができたりと良い為政者になる資質は持っていたようです。

ミーア変顔1
ミーア変顔2

 アニメはティアムーン帝国の革命を阻止したのみならず、代わりに危機的状況に陥った恋仲になったアベル王子のレムノ王国の危機を防ぎ、主要登場人物達が仲良くお茶会を開いてミーア姫が「この暖かい世界が好き」と思ったところで終了しました。続編制作には期待していますが、仮にこれで終了だしても一応物語は完結しており、2023年秋季の他のアニメ作品に頻発した、続編前提のろくにオチを付けない終わらせ方(でも2期があるとは思われない)とは一線を画した綺麗な終わり方だったと思います。

ミーア変顔3
ミーア変顔4

 本作の見所としては、まず周囲の見方と全然異なるミーア姫の本音と、それを端的に示す変顔です。この変顔が可愛いで済むのが12歳あたりなのかも知れませんね。

ミーアとギロちん0
ミーアとギロちん

 それとギロチンで処刑されたことはミーア姫のトラウマとなっており、彼女の空想内にはしばしばギロチンが擬人化され手足が生えた“ギロちん”が登場します。ギロちんはミーア姫に迫りくる処刑に対する恐怖を視覚化した存在ですが、人気キャラクター投票で4位となるなど人気キャラになっています。

ミーアとギロちん2
ミーアとギロチン3

 しかし処刑具をマスコットキャラと呼んで良いのでしょうかね?まあ登場時はいつもコミカルで愛嬌たっぷりで視聴者の笑いをさらっていくのですが、ミーア姫自身はとても笑えないものばかりでしょう。

ミーアとギロちん4
ミーアとギロチン5

 本作でのティアムーン帝国での革命は、確かに飢饉や流行病といった天災と帝国の失政が重なった複合的な理由で勃発したものではあるんですが、実は陰で糸を引いていた勢力の存在が明らかになっており、それはシオン王子のサンクランド王国の諜報機関「風鴉」内の特務部隊「白鴉」によるもののようでした。しかし王国を代表するシオン王子が登場しても抵抗し続けようとするなど、必ずしも王国のために動いていたのではないような部分もありました。

混沌の蛇

 どうやら「混沌の蛇」という邪教結社が存在し、ティアムーン帝国をはじめとする各国を破滅へと導こうと様々な陰謀を企んでいるようですが、本作ではその影ぐらいしか登場しませんでした。

ミーア変顔5

 ともあれ、普通にしていれば美少女皇女のミーア姫ですが、しばしば崩れてする変顔も可愛いので、見ていて飽きないキャラでした。色恋抜きで構って、百面相のような変顔を見ていたいタイプです。そして多少意地悪しつつも、最終的には優しくしてあげたいなと。

上坂すみれ

 CVは上坂すみれ。それはそれはたくさんのキャラを演じている有名人気声優ですが、ミーア姫は彼女を代表キャラの一人と言っていいんじゃないでしょうかね。個人的には「中二病でも恋がしたい!」の凸守早苗(なんとアニオリキャラらしい)、「SHOW BY ROCK!!」のチュチュ(闇落ちが素敵)、「オーバーロード」のシャルティア(おバカだけど可愛い。そして強い)に匹敵するはまり役と思いました。

ハッピーエンドプリンセス

 OPで本人出演のMVもある「ハッピーエンドプリンセス」も非常に良い歌で、オリコンチャートはさほどではなかったものの、彼女の代表曲の一つに数えていいんじゃないかと思います。

ミーア姫変顔集


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