好きなアニメキャラ(その141):手品先輩(手品先輩)

記録的な早さの梅雨明けで干上がってしまうかと思われた四国ですが、その後台風が来たり戻り梅雨のようになったりで結構雨が降り、早明浦ダムの貯水率も60%まで回復しました。これは後になって梅雨明け宣言取り消しとかあり得そうな。気温だけは真夏なんですけどNE!

本日は「好きなアニメキャラ」です。終了したばかりの春季アニメからだと思った?残念!2019年夏季アニメ「手品先輩」から主人公の手品先輩です。3年も経ってからどういうことだとツッコまれそうですが、単純に忘れていました(笑)。

種無高校(なんかイヤな名前ですね)に入学した帰宅部志望のある1年生男子は、部活が強制参加だったため、なるべく楽そうなクラブ物色していました。たまたま「たのしい 奇術部」の張り紙を目にして部室を覗いてみると、そこにいたのが手品先輩でした。彼は強引に手品の助手にされてしまい、学校内外でかなりしょうもない手品を披露する先輩の助手を務めることになっていきます。

本作は「ゴブリンスレイヤー」同様、固有名詞がほとんど出てこず、手品先輩は奇術部で助手が入って来たからこの名称になりました。助手が入らなければ手品女子とかになっていたのでしょうか?助手の方も奇術部に関わらなければまた別の名称になっていたのか。しかしそれでは物語が全然進行しない。

手品先輩は3年生で奇術部唯一の部員でした。ルックスは悪くないし、なにしろ巨乳なので、男子生徒からモテモテでもおかしくない感じですが…実はぼっち。

多少ポンコツだったり天然だったりは個性のうちだと思いますが、先輩の場合は重度のコミュ症で、KYに加えていきなり吐いてしまうほどの極端なあがり症でもあるので、ぼっちもやむなしだったのか。うかつに話しかけて吐かれたら傷ついちゃうし。

じゃあ助手は迷惑をかけられてばかりなのかと言えばそうでもなく、とにかく先輩が手品を失敗しまくるのでラッキースケベにはしばしば遭遇するので、ご褒美はたくさん貰っているような気がします。

先輩には手品を通して人気者になるという夢があり、なんだかんだ言いながら手品に対する姿勢は真摯です。練習もちゃんと重ねているため、人目を意識しなければ結構見事な手品にも成功するのですが、極度のあがり症のため、助手といえども人の目があるとほぼ必ず失敗してしまいます。YouTuberとかになって、人前じゃない状況で手品を披露したら結構いけるのかも知れませんが、手品師ってだいたい観衆の前で手品を披露するからなあ。

手品用のハトに「バハムート」、スプリングアニマル(別名アクションアニマル。手品で生きているように見せる人形)に「べひもす君」と名付けている手品先輩。何気に中二病全開のような。

助手の担任の先生は、なんと手品先輩の実の姉。作中ではお姉ちゃん先生と呼ばれています。彼女が手品先輩を呼ぶときは本名を呼びそうなものですが、なぜか「妹ちゃん」と呼ぶのでやはり手品先輩の本名は不明。お姉ちゃん先生には深村という旦那がいるので、深村先生ということになりそうですが、誰もそう呼ばない不思議。

お姉ちゃん先生は手品先輩以上に自由奔放な性格で、職員室で大声で騒いで他の教師に叱られたり、部活動の要件を満たしていないのに奇術部の顧問になっていたりと何かと問題の多い人です。

いくら顧問がいようが部員二人では正式なクラブになれるはずもありません。しかし化学部の部長である斑さんが、助手を取りあえず化学部の部員としたり、奇術部が(勝手に)部室としている化学準備室の利用を黙認してくれたりと便宜を図ってくれたことで廃部を免れました。

その後、転校してきた咲ちゃんとその弟の正志(まーくん)が加入したことで奇術部員は4人となり、一応正式に部活と認められることになりました。斑さん、咲ちゃん、正志は一応固有名詞ですが、フルネームが不明なのは相変わらず(笑)。咲ちゃんは3年生なので、手品先輩のことは「手品ちゃん」と呼んでいます。この人本当に“鈴木手品”とか“田中手品”という名前なんじゃ…

咲ちゃんはバルーンアートなど大道芸が得意なのですが、ドヤ顔をして鼻息で風船を膨らませるというのは確かにスゴいけど、女子として大切な何かを失っているような。

そして不器用なので妙なバルーンをこしらえてしまう手品先輩。ミニチュアのネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲でしょうか?完成度たけーなオイ。

子供達に手品を披露しようとして全然上手くいかなかった際は、子供達に「ヘタクソ手品おばさん」と呼ばれそうになっていました。JK捕まえて“おばさん”扱いはキッツいぜ…しかし小学生からしたらそんなものなのか。


何かと言うと縛られてたり拘束されてたりしている手品先輩。誰かにされているということなら犯罪そのものなんですが、自分でやっているのだから仕方が無い。ラッキースケベを自ら産み出す女・それが手品先輩。なんだかんだ言いつつも助手が離れないのもむべなるかな(笑)。

最終話ではあがり症を克服するために、更に恥ずかしい衣装を着ればいいんじゃないかと考えた手品先輩、バニーガール衣装を装着しました。「涼宮ハルヒ」でもハルヒやミクルが来ていましたがが、JKってのはバニーガールに憧れとかでもあるんですかね?「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」ってアニメもありました。

しかし手品先輩のバニーガール姿は世間に受けたらしく、こんな素敵フィギュアが。やはり手品先輩は高校生離れした巨乳でいらっしゃる。JKがバニーガール好きなんじゃなくて、世間一般のオノコ達がバニーガールが好きってことでいいんでしょうか。まあ私も質されたら「ワシもじゃみんな!!」と答える気はありますが。

CVは本渡楓。デビュー7年目でまだ26才ですが、もはやベテランの貫禄があるような。

春季も「パリピ孔明」でヒロイン月見英子、「勇者、辞めます」でやはりヒロイン格の魔王エキドナを演じており、夏季も「異世界薬局」で主人公のお世話係のメイド・シャルロットを元気に演じています。まさか9才とは思いませんでした。

本渡楓のことを知ったのは、まだ駆け出し時代の2016年秋季アニメ「ガーリッシュナンバー」の久我山八重ででした。その後「亜人ちゃんは語りたい」の小鳥遊ひかり、「ヒナまつり」の三嶋瞳なんかが印象的でしたが、白眉はやはり「魔女の旅々」のイレイナでしょうかね。今後はヤンデレとか悪女なんかも演じて欲しいですね。
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