艦隊これくしょん-艦これ-(その32):2022年梅雨イベントを完遂しました

アツゥイ!なんと梅雨が2週間程度で過ぎ去り(しかも空梅雨)、あっという間に猛暑がやって来ました。やばいぞ四国、水がない。頼みの綱の梅雨がこれでは、あとはもう台風頼みしかありませんね。


5月28日から開始された「艦これ」春/梅雨イベントですが、先週日曜日夜に完遂しました。前段が「激闘!R方面作戦」、後段が6月17日スタートの「血戦!異聞坊ノ岬沖海戦!」。既に前段作戦については6月11日付けの記事で触れているので、今回は後段作戦についてです。

後段の作戦海域は二海域で、E4「豊後水道を抜けて」とE5「血戦!異聞坊ノ岬沖海戦」。今回前段作戦を難易度甲で貫徹できたので、引き続き後段もなるべく難易度甲で突っ張ろうと思っていました。E4はギミックが2つ、戦力ゲージが3つで、戦力ゲージE4-1、E4-2までは悪戦苦闘しつつ難易度甲でいけたんですよ。

最後の戦力ゲージE4-3はいよいよ大和を中心に天一号作戦(坊ノ岬沖海戦)参加艦艇に特効補正がかかるということで、満を持して大和改二重と武蔵改二を出撃させようとしたのですが…なぜか大和に妙な札が付いてしまっていて。大切に温存していたはずなのにどうして?何かの拍子に誤操作してしまったのか…


札が付いてしまうと出撃制限がかかってしまい、他作戦に出撃させられません。しかし、ここで大和を使わないなんて。せっかく坊ノ岬沖海戦の史実をひっくり返す好機なのに。ということで、他戦艦の起用よりも大和の起用を優先した結果、札を無視できる難易度丙にすることに。ここまでの苦労は一体何だったんだ(涙)。おなじみ難易度丙なら、我が鎮守府は無双状態。ラスボスには装甲破砕ギミックもあったようですが、そんなの無視して大和と武蔵の重打撃で粉砕してやりました。

大和と武蔵には特殊砲撃が設定され、凄まじい主砲の全力斉射を行います。大和の場合は武蔵以外にもアイオワやビスマルクなどとのコンビもありで、また長門&陸奥や扶桑&山城などとの3隻での特殊砲撃もあるそうです。武蔵だと大和とのコンビしかないので、やはり難易度甲でE4-3を大和抜きでクリアするのは至難の業でしょう。トライしてみたかったですが…


気を取り直して最終海域E5へ。難易度を丙まで下げてしまうともう甲には戻せないので、難易度乙を選択しました。いつも最終海域は難易度丙がお約束のようになっていますが、難易度丙のE4-3がやたら簡単だったので、乙でもいけるんじゃないかと。E5はギミックが2つ、輸送ゲージが1つ、戦力ゲージが3つとボリューミーでした。もうお腹いっぱい。

ラスボスは近代化戦艦棲姫。昔から登場している戦艦棲姫(下画像)とは似ても似つかない姿をしていますが、その辺りが“近代化”なんでしょうか。戦艦棲姫はいかにも怪物じみていますが、近代化戦艦棲姫は本体(女の子の部分)が闇墜ち前の姿を良く留めているような。

戦艦と言いつつ開幕航空戦に艦載機を飛ばしてくる航空戦艦ですが、高い火力と耐久値を持つものの、比較的シンプルな特性のラスボスといった感じでした。

最終海域に限っては難易度乙でも札制限を受けないので、大和&武蔵を基幹とする連合艦隊を出撃させ、正面から殴り合いました。今回はきっちり装甲破砕ギミックもこなし、支援艦隊も基地航空隊も全力出撃させた上、正々堂々と撃破に成功。

突破報酬は米戦艦メリーランド。コロラドの妹にあたるコロラド級戦艦の二番艦で、大和との会敵、砲戦を夢見て坊ノ岬沖に急行するも、空母機動部隊の艦載機群に先を越されてしまいました。大戦中は損傷は受けても沈んでおらず、戦争終了後にスクラップとして解体されていますが、「艦これ」世界では大和と殴り合えなかったことで深海棲艦化してしまっていたのか。

今回晴れて大和・武蔵と殴り合ったことで光浮きして艦娘に。ビッグセブン、「世界7大戦艦」と呼ばれた戦艦としては、長門、陸奥、英ネルソン、米コロラドに続く5隻目となりました。残るは英ロドニーと米ウェストバージニアですが、いずれ実装されそうですね。ビッグセブンはいずれも何らかの特殊砲撃を持っており、特にネルソンの“ネルソンタッチ”は強力で重宝されています。ロドニーも実装されたら同様の“ロドニータッチ”を使うのか。長門・陸奥の特殊砲撃も強いですが、コロラドの特殊砲撃は残念ながらさほど強くないと評されています。妹のメリーランドが実装されたことで、強化されるといいですが。

米艦娘はこれで18隻。海外艦娘としては圧倒的大戦力です。2位のイタリア艦娘が13隻、3位のイギリス艦娘が7隻となっていますが、伊英が連合を組んでも米には勝てないと思います。戦艦は5隻ずつで一見タメのようですが、質的にはやはり米。また米は空母の艦載機搭載数が倍近いのと、圧倒的な防空力を持つ防空巡洋艦アトランタを擁しているのが強いです。

さて、残るは“掘り”。今回新規実装されたのは4艦で、駆逐艦早潮と戦艦メリーランドは突破報酬なのでイベントクリアで自動的に入手できました。潜水艦伊201は前回掘りに成功しているので、今回は最後に残った海防艦倉橋を掘りました。

定期的に開催されるイベントに際して、ベテラン提督は10万を超える資材を備蓄していることが多いですが、それを目の当たりにした新人提督は、自分はこの程度の資材備蓄量で十分なのか、この程度ではイベントを突破できないのではないか・という不安に駆られます。そんな新人提督に救いをもたらすという“真理”がこの画像。しかしポップが「嘘やん…!」と言っているとおり、ただのコラネタです。

中規模とされる今回のイベントでも、海域が5つあって、各海域にゲージが2~4あるという。これを突破するには大量の資材が必要なのは当然です。いくら強い艦娘を揃えていても、資材がなければ動かすことができません。だからこちらの画像こそ真理。ただし…単にイベントを突破するだけならそんなにはいりません。難易度丙・丁とかで挑めば、イベント攻略を完了した際に、開始時より資材が2,3万前後しか減っていないということも少なくありません。ただし、これはあくまで“掘り”を考えない場合で、実際は“掘り”で大量の資材を消費するんですね。

伊201の掘りもかなり苦戦しましたが、倉橋もやはり大苦戦。倉橋はE4-3、E5-2、E5-4でドロップするのですが、ドロップ確率や周回のしやすさからみてE4-3一択でしょう。海防艦一隻を目当てに連合艦隊を出撃させることになるので、資材を浪費するのは必至です。

やたらドロップする軽巡那珂の「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよー!」の声に殺意さえ覚え始めた頃、50周ぐらいで漸く倉橋をゲット。御蔵型海防艦の5番艦で、既に実装されている御蔵の妹にして屋代の姉です。御蔵型の絵師さんの絵はなんか癖が強いのですが、倉橋は一番癖が弱くて可愛いと思います。


これで新規実装艦娘はコンプリートしたので、今イベントは完全終了です。未だ邂逅を果たしていない艦娘は、これまでどおり夕雲型駆逐艦の秋霜と涼波、そして丁型海防艦の第30号海防艦の3隻です。かつての「来ない四天王」に倣って「来ない三銃士」とでも呼びましょうか。いずれも今イベント海域でドロップする可能性はあるのですが、資源が心許なくなったので次回に見送りましょう。“「すべて、何も皆、事のとゝのほりたるは、あしき事なり。し残したるをさて打ち置きたるは、面白く、生き延ぶるわざなり。内裏造らるゝにも、必ず、作り果はてぬ所を残す事なり」と、或人申し侍りしなり。”(徒然草 第八十二段より)

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