好きなアニメキャラ(その138):神谷花蓮(終末のハーレム)

今日明日は全国的に今年一番の暑さになるそうで、真夏日もありそう。今はクールビズが普及して、ちょっと暑いと感じたら軽装でも問題なしになっていますが、昔は衣替え(6月1日)まで上着を着なければならなかったので、この時期に暑いと辛かったですね。昔は夏でもネクタイ巻いていたんですよね。夏に巻くと暑くて仕方がないけど、冬に巻いても全然暖かくならない、それがネクタイ。

本日は好きなアニメキャラです。思い出せば春季アニメにまだお気に入りキャラがいたので紹介しましょう。作品自体はちょっと「?」でしたが、「終末のハーレム」から神谷花蓮です。羽生柚希先生じゃないの?とツッコまれそうですが…確かに綺麗な先生は大好きなんです。

作中最強と目されるエロボディも見せつけても来たゆずせんせーですが、出番が案外少なかったのと、めでたく(?)ご懐妊により途中退場を余儀なくされたようなので、ここは先生や学園の女子達のみならず、主人である土井翔太すら操っていた感のある神谷花蓮を推したいと。ウマ娘のカレンチャンが好きなので、花蓮という名前にも惹かれてしまいました。

人為的に散布されたらしい「MKウイルス」により、男性の99.9%が死滅してしまった近未来。日本では「細胞硬化症」に罹患後、治療した5人(「ナンバーズ」と呼ばれる)だけが免疫を持っており、人類維持のために子作りを要請されるという世界が描かれた本作ですが、花蓮は「ナンバー3」土井翔太の専属担当官です。

本作の主人公は「ナンバー2」水原怜人ですが、相思相愛の幼馴染への操を貫いて、モテまくりの状況にも関わらず全くエッチ(作中では“交尾”を意味するメイティングと呼ばれます)をしないキャラなので、「いやこの状況ならやりまくるだろう常考」と突っ込む視聴者の欲望の体現者が翔太となるでしょう。そして、いじめられっ子で非モテだった翔太を、心身共にエロエロ世界にスムーズに適応させるべく暗躍したのが花蓮です。

年齢は不詳ですが、18才の高校生である翔太の同級生として同じ制服を着て同じクラスに在籍しても違和感がないので、見かけ上はそれほど年齢差がないように見えます。翔太は5年間コールドスリープで眠っていたので、今の同級生達は本来5才年下で、元の同級生達は23才になってとっくに卒業しています。身長は161センチメートルで、スリーサイズは80(D)-55-81㎝。金髪で瞳も金色。

しかしいくら翔太が高校生だからと言って、高校生を専属担当官にするものかどうか…。童顔なだけで実は結構行ってるとかもあるかも知れませんね。実は飛び級で既に大学を卒業しているとか。

笑顔を絶やさず明るい口調で、常に翔太ファーストで動いています。専属担当官として、「ナンバー1」火野恭司や水原怜人の陣営には対抗心を強く持っており、翔太のメイティングをスムーズに行うために考えたのが、「学園ハーレム計画」。

当初翔太には伏せていましたが、クラスメートは全員翔太とのメイティングに積極的な娘ばかりが選ばれています。ただ、飛び級で同級になったちびっ子のちふゆだけはさすがの翔太もメイティング候補とみなしておらず、賢い花蓮がどうして彼女を加えているのかは不明です。「成長促進器」を使えばワンチャンあるでしょうが。


花蓮は、いじめられっ子で屈折した日々を過ごしていた翔太の過去を充分認識していたらしく、まずは憧れの女教師・羽入柚希を翔太にあてがいます。5年経ってアラサーになった柚希ですが、5年間眠っていた翔太の気持ちは当時と全く変わらず、憧れの美人教師に導かれて初体験という、ある意味「男の夢」を実現します。「俺の空」か(笑)。もちろん段取りは全て花蓮が付けていた模様。無言でしたが、あえてセリフを入れるなら「計画どおり」といったところでしょうか。

翔太としては柚希だけいれば他には何もいらないという気持ちでしたが、人類存続という視点からだと一夫一婦制なんてとんでもない話。どんどんいろんな女の子とメイティングして貰わなければなりません。そこで柚希を遠ざけてクラスメートの女の子を宛てがい始める花蓮。柚希への想い持ちつつも、状況に流される翔太。まあヤリたがりの年齢の小僧など、花蓮の戦略にかかればたわいなくても仕方が無いでしょう。

女生徒達に対しては明るく無邪気な口調ながら、話の中には威圧や揶揄を織り交ぜており、彼女の手腕や権限が相当強いことを伺わせています。柚希に対してもそうしていたので、少なくとも学園内では誰よりも権力があるのが花蓮なのでしょう。もちろん他の先生に対しても…

例えば保健室の先生。この先生、私もいいじゃんと思っていましたが、翔太に食われてしまったか。同年代が嫌な訳ではないけど、「オネショタ」気質が垣間見えるような気がする翔太。だから翔太という名前なのだ、きっと(笑)。

図書室でもメイティングしていますが、これも司書の先生か。やりよるな翔太、やはりオネショタ気質。ま、先生方も翔太とのメイティングを前提にこの学園に勤務しているということであれば、本望なのか。先生も生徒も美人ばかりというエロゲーシチュになっていますが、花蓮が作り上げたエロゲー学園なのだから当然。

そういう訳で、花蓮のメイティング成果は上々で、上司からも期待と賞賛を受けていました。「ナンバー1」恭司はそもそもチャラいので、女の子をどんどんあてがっておけば勝手にメイティングするし、「ナンバー2」怜人はとにかくなにがあってもメイティングしない厄介キャラであるところ、本来なら性格的に難のなる翔太を、作戦を企画立案して適切に実行した花蓮は一番の策士に見えます。なお「ナンバー4」は男性ほぼ滅亡後の世界を統治するUW(女性による国際連盟)に反発する「イザナミ」という集団に拉致され、「ナンバー5」はアニメ未登場でした。

メイティングして子供を産むことは、本人の社会的地位とか待遇を大幅に向上させるらしく、この状況下ではメイティングしたいという若い女性が多数出るのも当然なんですが、花蓮もルックスは大変良いのでその気になればメイティングする側に回ることも可能だったでしょうが、彼女はメイティングさせる側に回りました。一度翔太に誘われた時は「お望みならば」と言っていましたが、おそらく両者とも本気ではなかったでしょう。

花蓮の作戦で翔太は順調にクズ化…いやいや状況に適応していき、花蓮もご機嫌。ストーリーは怜人がいないと進みませんが、視聴者が見たい場面は翔太がいないと見られないということで、主人公格が二人いるというのは本作では必然だったのか。

翔太は当初自分が世界で唯一残った男だと思っていましたが、花蓮は他にも「ナンバーズ」がいることを明らかにした上で、翔太を「世界一の男性」に据え、花蓮自身は世界で一番偉くなりたいという野望を吐露しました。将軍の御台所ではなく、春日局ポジを狙いたいということですな。

じゃあエロい場面は全くないかといえばそうでもなく、こんなシーンも。ただ、誰かを誘惑しようとかそういう意図は全くないのですが。

花蓮は翔太に成長促進器の使用を勧め、その後の正体はショタっ気がすっかり抜けました。アニメではまだ描かれていませんが、その後は実際日本を支配下に置くとか。花蓮の一番偉くなりたい作戦は順調に進展中ということでしょうか。

グッドルッキングながらメイティングの対象とならない野望の女・花蓮。底知れなさや小悪魔っぽさ、さらにはサイコのような部分も垣間見えて、作中一番興味深いキャラでした。

CVは竹達彩奈。10年以上前に「けいおん!」のあずにゃんこと中野梓、「俺妹」の高坂桐乃を演じていた彼女も30才を超えました。近年は「だがしかし」の枝垂ほたるや「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」の如月玲於奈のような大人キャラとか「ラーメン大好き小泉さん」の小泉さんのようなクールなキャラも演じるようになっています。そうだ、小泉さんを忘れてたよ!

花蓮についてはきゃぴっとしている部分と、何を考えているのかわからない怖い部分を意識して演じていたそうですが、彼女は何歳なんだろうと不思議に思っていたそうです。やはり見た目と年齢は乖離しているのか?「のうりん」のベッキーが一見全然そうは見えないけど40才だったように、花蓮も実は結構いい年齢なんでしょうか。
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