艦隊これくしょん-艦これ-(その30):2022年冬イベント完遂しました

ロシアがウクライナに軍事侵攻して17日。なお侵攻は継続中で、世界の非難がロシアに集中しています。資源の不安や物価の値上げなど、有形無形の影響が日本にも迫っていますが、意外に思ったのは、世界有数の軍事力を持つロシアが2週間を経過してもウクライナを降伏させられていないことです。ロシア軍は士気の低さや燃料・食料不足に悩まされているという話ですが、当のロシアももっと早く制圧できると思い込んでいて、十分な兵站を用意をしていなかったんじゃないかと思います。このまま続けばいずれはウクライナを屈服させられるかも知れませんが、ロシア(或いはプーチン)にとってその代償はあまりにも高く付きそうな…

比較するようで不謹慎な気もしますが、「艦これ」でロシアのウクライナ軍事侵攻直前の2月22日に始まった冬イベント「発令!『捷三号作戦警戒』」、先週金曜日に前段作戦が終了したところですが、本日後段作戦も終了してイベント完遂となりました。ロシア軍より我が鎮守府の方が強い(だから比較するな)というより、難易度丙に落としたことによるのだろうと思います。

いや、難易度乙で行こうとは思っていたんです。実際E4も最終局面まで難易度乙だったんですが、操作ミスで必要不可欠な艦に妙な札を付けてしまって使用不能にしてしまったため、涙を飲んで難易度を札による出撃制限のない丙にしたという。おかげで突破報酬は非常にしょぼくなってしまいましたが、予定より早く終了することに。

E4「シマ船団護衛作戦」のラスボスは深海玉棲姫。艦種は航空戦艦で艦載機を飛ばしてきます。笠と垂衣で顔を隠していますが、一つ目の異形が目を引きます。これを見て連想したのは…


「ファイブスター物語」に登場するA・トール〔スクリティ〕。頭部がそっくりなような。A・トールはハスハ連合共和国の主力MHで星団三大MHに数えられる名機ですが、A・トール〔スクリティ〕は隠密・索敵行動に特化していて他のA・トールとは基本構造が大きく異なる特殊仕様でした。

素顔を曝した姿はこちら。なぜか艦種が駆逐艦に変わりますが、笠が甲板だったのか?ほぼ生前のお姿を留めており、なかなかの美人さんですが、「サテ……ミチャッタワネ…? アタシィ……ジャア…シズンデモラウシカ……ナイワネェ…ッ!」とやたらお怒りでした。

“光浮き”した姿はこちら。夕雲型駆逐艦の9番艦、玉波。E2のラスボスだった梅もそうでしたが、突破報酬ではなくドロップ扱い。なので深海玉棲姫を倒しただけでは入手出来ないという鬼畜仕様。

なので通常は“掘り”を行うのですが、私の場合は深海玉棲姫の削り中にぽろっと出てきてくれました。なんて優等生…あ、でもそれじゃああの深海玉棲姫の正体は誰なんだ(笑)。だから言うわけではありませんが、憂いを漂わせた雰囲気のある美人さんです。クラスにもっと美人さんがいたとしても、一番モテそうなのは彼女という感じ。独特の雰囲気が男を惹き付ける。

そして最終海域E5「北九州防空戦」。敵の超大型爆撃機が八幡地区を襲います。おそらく八幡製鉄所がターゲットなのでしょう。見た感じ銀色のたこ焼きみたいですが、おそらくモチーフはB29。この空襲が出た際には、中央下の「北九州防空戦闘機、全機発進!」をクリックしないといけません。

これにしばらく気がつかずに空襲で大被害を出していたという。通常なら自動的に迎撃してくれるもので。なお空襲は高高度爆撃なので、高高度迎撃をしないと有効な打撃を与えられません。つまりロケット戦闘機が必要。幸いMe163Bと試製秋水が4個中隊あったので、航空優勢を取ることができました。

ラスボスは防空埋護冬姫。やたら凄まじい対空力を持ちますが、艦種は深海玉棲姫と同じく航空戦艦なので、艦載機を飛ばしてきます。

名前からして2017年秋イベント「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)」に登場した防空埋護姫の姉妹艦という感じです。防空埋護姫は“光浮き”して秋月型駆逐艦3番艦涼月となりましたが、こちらは「冬」が付いています。ということは…

そう、撃破すると突破報酬として秋月型駆逐艦8番艦冬月となります。「艦これ」では艦の大きさが艦娘の姿と比例する傾向があるので、駆逐艦娘は幼い感じの子が多いのですが、秋月型は駆逐艦としては大型だったせいか大人びた雰囲気があります。特に冬月は大人っぽいというか大人そのものですね。

涼月が時報ボイスでよく「お冬さん」と言っていましたが、4年以上経過してようやくの冬月実装。名前的にはネルフの副司令みたいですが、大和の沖縄特攻(坊ノ岬沖海戦)の際には姉妹艦の涼月と共に護衛に付き、終戦後はやはり共に福岡県若松港の防波堤となり、さらにその後コンクリートにより完全埋設されました。だから「埋護姫」なんですね。

なお坊ノ岬沖海戦に参加した艦は全て艦娘となっていますが、大和をはじめ矢矧、磯風、浜風、霞、朝霜が戦没。生き残った艦のうち、初霜は終戦直前に舞鶴で空襲により戦没。雪風は中華民国へ、響はソ連へ賠償艦として引き渡されました。上画像は大和随伴艦娘達です。冬月は今回実装なので描かれていません。

ということで、今回新規実装された4艦は全て入手出来ました。ちんまい艦ばかりという印象ですが、おそらく日本艦は主だったところが全て実装済みとなっているので、今後は戦艦や空母といった大型艦は海外艦しか出てこないような。「信濃」は残ってますけどNE…。しか~し!今回本当に久々に雲龍型空母の3番艦葛城がE4でドロップするという噂を聞いたので、E5クリア後に押っ取り刀で“掘り”を行いました。10回ほど掘ったでしょうか、遂に…遂に念願の葛城をゲットすることができました。

実装されたのは私がまだ未プレイだった2015年春イベント「発令!第十一号作戦」。16年と17年にもイベントでドロップ設定されていたということですが、当時はまだ我が鎮守府に“掘り”を行うだけの力がありませんでした。やっときたドロップ機会に、遂に最後まで残った大型艦を手に入れることができました。CV茅野愛衣ですが、やたら声が若い!やはり7年前だからか。

空母なのに艦載機を1機も持たず機銃だけ装備してやって来ました。そうえば雲龍型は全員艦載機を持ってこないな。1944年10月竣工という日本海軍が最後に完成させた空母で、レイテ沖海戦も終わったその頃には搭載する航空機も空母に発着艦できる熟練搭乗員も払底していたという悲しい事実の反映なのでしょうか。改装すると艦載機を持ってくるらしいので、そこに期待しましょう。

葛城掘りの途中で米戦艦サウスダコタが2隻もドロップ。強いので1隻はセカンドとしてキープしますが、さすがに3隻目は多すぎるので改修のエサに。しかしなぜ九州西方海域に米艦が出るのだ(笑)。防空巡洋艦アトランタや装甲空母になるサラトガもドロップするそうです。とっても魅力的ではあるのですが…今回は葛城ゲットでもう充分かな。入手艦の育成と資源の回復に努めましょう。


これで未入手艦は夕雲型駆逐艦涼波と秋霜、丁型海防艦第三〇号海防艦の3隻だけとなりました。涼波と秋霜は今回ドロップ設定がされていない模様。第三〇号海防艦はE3でドロップするようですが、戦力的にはさほどの魅力がないので“掘り”をしてまで欲しいとは思えず。冬イベントは完全終了としたいと思います。「出ない四天王」なんてのがいたのも今は昔。今後は「出ない三銃士」とでも呼びましょうか。ただ、一番古株の秋霜でも2019年12月実装なので、約6年間手が出なかった葛城に比べたらまだまだ鼻垂れ小僧。

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