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好きなアニメキャラ(その130):フレイ・ランドール(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X)

冬の猫

 大好きな11月があっという間に過ぎ去って、早くも12月です。行かないで秋という願いも儚く、やたら寒くなってきました。瀬戸内地方って温暖なイメージがあったんですが、結構寒いですね。

Nウォームは暖かい

 真田さんばりに、こんなこともあろうかと秋のうちに買っておいたニトリのNウォームダブルスーパーの毛布&敷きパッドを装備し、CMのお父さんみたいになっている今日この頃です。

麗しのフレイ

 本日は「好きなアニメキャラ」です。「はめふらX」こと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」からフレイ・ランドールを紹介しましょう。マリアやメアリを差し置いて、脇役にもほどがあるだろうとツッコまれそうですが、妙に大活躍した回があったんですよ。

迷コンビ

 フレイはシリーズ2期の「はめふらX」から登場したキャラです。物語の舞台であるソルシエ王国の貴族・ランドール侯爵家の令嬢で、魔法学園ではカタリナより一年後輩の生徒会役員です。貴族が多い(というより平民のマリア以外はほぼ全員貴族の子女のような)魔法学園ですが、生徒会には能力が優秀でないと入れないのできっと優秀なのでしょう。

当然のように生徒会にいるカタリナ

 当然“土ボコ”のカタリナは生徒会のメンバーではありません。しかし、仲良しがことごとく生徒会役員なのでいつも当たり前のように部屋に迎え入れられています。傍目には実家の権勢(なにしろ公爵家)を盾にして入り浸っているように見えるかもしれませんが、実際はカタリナの人徳のなせる業です。

ジンジャーを構うフレイ

 魔法学園は2年制で、1期はカタリナ達が1年生だった時の話だったため、フレイ達がいなかったのは当然ですが、初登場は「はめふらX」2話。もっともOPでは最初から登場していて、友人のジンジャーを構っていました。当初は「誰?」としか思いませんでしたが。

フレイ初登場

 生徒会が行う予定の演劇で怪我人が出てしまい、“主人公をいじめる意地の悪い義姉の役”に代役を立てなければならなくなったという状況で、「カタリナ様がよいのではないでしょうか?」と提案したのがフレイでした。

焦るカタリナ
お願いしますカタリナ様

 私は生徒会じゃないしと尻込みするカタリナでしたが、その場の全員がフレイの案に乗ってしまい、のっぴきならない状況に。

悪役令嬢の面目躍如

 案の定本番ではドジをやらかしまくるカタリナでしたが、元々が悪役令嬢のせいか妙にどハマりしたのでした。おそらくかつてプレイしていた乙女ゲーム「FORTUNE・LOVER」で本物のカタリナが言っていたセリフを思い出したんでしょう。

よくジンジャーといるフレイ

 それはさておき、フレイは主に同期のジンジャー・タッカーと一緒に行動しています。ジンジャーは貴族としては下級のタッカー男爵家の出で、しかも庶子(要するに本妻以外の女性から生まれた子)だったため、ほぼ放置状態に置かれていましたが、風の魔力に目覚めたことから注目されて魔法学園に入学することとなりました。トップクラスの成績の秀才ですが、堅物でとっつきにくく、物言いがはっきりしすぎているため敵を作りやすく、友人はほぼフレイしかいません。その本質が優しいと看破しているのはフレイとカタリナぐらい。

ラーナ・スミス

 魔法省にはラーナ・スミスという魔法の才能に秀で国一番の秀才とすら呼ばれる才媛がいて、「はめふらX」ではなにかとカタリナ達と絡むことになるのですが、この人は本名をスザンナ・ランドールと言い、第一王子ジェフリーの婚約者にしてフレイの姉に当たります。

王子と婚約者達

 スザンナ(ラーナ)は魔法省で魔力研究に一生を捧げたいと思っており、王族になる気はさらさらありませんでしたが、ジェフリー王子も王位に興味がなく、弟王子たちのために国家の危機を防ぎたいと考えていたことで意気投合し、ビジネスパートナーのような間柄となっています。このことはフレイの生き方に大きな影響を与えたようです。

ニコル・アスカルト

 それが判明したのは8話「お見合いしてしまった…」です。王国の宰相を務めるアスカルト伯爵の跡取り息子であり、カタリナの親友ソフィアの兄であるニコルは、やはりというか当然というか、幼少期に出会ったカタリナに魅了されています。

ニコルとカタリナ

 作中一番の常識人であるため、あまりあからさまなアプローチはしませんが、ソフィアはニコルとカタリナをくっつけたがっているので、彼女の後押しで度々ライバル達を出し抜いたり。

ニコルとパパン

 老若男女問わず魅了する美青年であること、そして宰相の息子であり本人も極めて優秀ということで縁談は引きも切らずにやってきます。パパンは「結婚は本人の意思が大事」という考えなので縁談を押しつけたりしない理解のある人です。

お見合いしよう

 愛する女性はカタリナのみ。しかし彼女には第3王子にして自分の幼なじみでもあるジオルドという婚約者がいるので、常識的に考えて無理筋。きっぱりと諦めて新たな道へ踏み出すべきだと考えるニコルはお見合いをしてみようとします。

フレイにもお見合いが

 一方フレイにもお見合い話が。本人にはその気はありませんが、ニコルと違ってパパンが無理押ししてくるようです。ソルシエ王国では、大抵の高位貴族の子女は社交界デビューの前後で婚約者が決まるそうなので、婚約者がいないニコルとかフレイは珍しいケースなのかも知れません。そういえばカタリナも8才にして婚約者持ちになっていましたね。しかしクラエス公爵を継ぐはずのキースにも婚約者どころかお見合い話もないようですが…それはシスコン故なのか。

山のようなお見合い話

 山のようなお見合い話の中から、何度かお見合いをしてみたニコルですが、どうしても見合い相手をカタリナと比べてしまい、上手くいきません。貴族令嬢としては型破り(というか破天荒レベル)のカタリナが好きならそりゃあそうでしょう。

お見合いフレイ

 そして何度目のお見合いか。ついに出会ってしまったのがフレイ。しかしフレイは誰とも婚約をするつもりはないのでご安心をと意外なことを言います。彼女はニコルも全然乗り気ではないことを見抜いていました。

You奪っちまいなYO

 庭を歩きながらこれまで誰にも話せなかった想いを語るニコル。それに対して「You奪っちゃいなyo!」(要旨)と言うフレイ。

それはダメだろJK

 カタリナの婚約者は友人のジオルドだし、婚約者から奪うなんてoioiありえないだろうJKと常識人面をするニコル。

その顔でJKとか

 その顔で色気をまき散らし、散々老若男女を誑かしておいて今更常識的にってNANDAYO!と笑うフレイ。ついでに生徒会の後輩で既に面識もあったことをカミングアウト。釣書にも書いてあったはずなのに、案の定全然読んでいないニコル。そんな状態で上手くいくお見合いがあるものか。

貴族の奥様としてではなく男性のように家の外で働きたい

 話を変えようと、なぜフレイは婚約する気がないのかと問うニコル。フレイは、自分の力で生きていきたい、貴族の奥様としてではなく男性のように家の外で働きたいと答えます。バリキャリ指向ということですね。

憧れている人がいるんです

 親には結婚をせかされていて難しいことは分かっていても、憧れの人がいると言うフレイ。その人は魔法省で女性ながら上に立って働いていると。

ラーナじゃあ

 それってもしや…とニコルが思い浮かべたのがラーナ・スミス。ずばり正解。そしてその正体はフレイの実姉のスザンナなのです。

美しいフレイ

 従来、魔法省に高位貴族の令嬢が勤めるなんてまず不可能だったけど、最近カタリナが勧誘されていると話があるので、それが実現すれば自分にとって大きな希望になると言うフレイ。いやスザンナだって高位貴族令嬢なんですけど。まあスザンナの場合は本人の魔法の才能と国一番と称される秀才ぶりによる「例外中の例外」ということでしょうか。確かに魔法も学力もへっぽこなカタリナが魔法省に入れるのならばそれは希望ですね。

やれるだけやりたいのです

 カタリナは特例でおそらく婚姻するまでの期限付きだろうと指摘するニコルに、それは知ってるけど諦めたくないからやれるだけやってみたいと告げるフレイ。私はこういう意思の強い美人が好きですじゃあ。

当たって砕けなさい

 だからあなたも諦めずに当たってみては?やれるだけやってみないと何事も分からないと焚き付けるフレイ。いっそ姉のように偽装身分的にニコルと婚約してはどうですかね?

自分の心に正直でいないといつかきっと後悔すると思うんです

 「自分の心に正直でいないといつかきっと後悔すると思うんです」

これが決定的にニコルを変える

 このセリフがニコルの心に響き、彼を決定的に変えることになります。実は原作ではこれを言ったのは名称不明のお見合い相手だったそうですが、アニメではフレイになりました。スザンナという「生き方の目標」を姉に持つ彼女が言っているのは非常に説得力が高いので、これは良い改変だと思います。

実にいい女フレイ

 これを語っている時のフレイのなんとも美しいこと。これでフレイに惚れないとは大概だぞニコル君。

ありがとう
見つめ合う二人
夕映えフレイ
握手

 この四コマの展開、フレイは完全にヒロイン化していますね。

潘めぐみ

 フレイのCVは潘めぐみ。1989年6月3日生まれで東京都出身。「HUNTER×HUNTER」の主人公ゴン、「ハピネスチャージプリキュア!」のキュアプリンセス(白雪ひめ)などを演じています。

潘親子

 特筆すべきは声優の潘恵子の娘だということでしょう。昔からたくさんの役を演じてきている名優ですが、一つ挙げるとするとガンオタ的にはどうしてもララァ・スンですね。イセリナも演じていたので、シャアとガルマの心を捉えていたと言うことに。潘めぐみも四コマギャグマンガを原作とする「ガンダムさん」でララァさんを演じています。

略奪婚です

 なお余談ながら、どうしてニコルのパパンが結婚を急かしたりしなかったのかについては、妹のソフィアが知っていました。パパンはママンに一目惚れして、婚約者から奪い取って結婚したのです。うーむ略奪婚。キミたちリリンはNTRとも言うね。

略奪婚成立

 ママンの父上は猛反対し(そりゃそうだ)、“お前が宰相にでもなれば娘はくれてやる”と言ったので、必死になって宰相まで上り詰めて結婚を認めてもらったそうです。そりゃあお見合いを勧めない訳だ。略奪愛こそはアスカルト家の伝統ッッ!とか開き直ったりして。

ふふっ
ふふふっ

 それにしてもニコル×フレイ、実に良いカップルだと思いますが。上級貴族夫妻にして宰相&魔法省幹部なんて、ソルシエ王国に新たな歴史的転機を生みだしそうですけどね。あの展開でフレイに惚れないニコルはやはりどうかしている(笑)。じゃあフレイは貰っていきますねとぜひ言いたいところです。
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