艦隊これくしょん-艦これ-(その27):2021年夏イベントを完遂しました

9.11テロから20年が経過しました。当時私は欧州某国におりましたが、事件は現地で昼休みが終わってからだったと思います。CNNを付けたらツインタワーのワールドトレードセンタービルの一方が燃えていて。驚いて見ているうちに、飛行機がもう一方のタワーに突っ込む瞬間を目の当たりにしてしまいました。この時は取材でもしていたマスコミの小型機が誤ってビルに衝突したのかと思っていましたが、繰り返される衝突時のスローモーションで大型旅客機であることが判明して。直後に米国を中心とする多国籍軍がテロ事件を引き起こしたアルカイダに打撃を与えるため、活動拠点だったアフガニスタンに侵攻した訳ですが…20年もの時を経て、当時政権を掌握していたタリバンが再び勢力を盛り返してアフガニスタンを奪還することになるとは思いもしませんでした。

さてそんな本物の紛争とは全く異なる「艦これ」の話題でなんか恐縮ですが、昨日夏イベント「増援輸送作戦!地中海の戦い」を完遂させることができました。3海域の小規模作戦とのことでしたが、各海域とも非常に攻略が大変で難渋しました。

後段作戦のE3「ペデスタル作戦」なんか、戦力ゲージ3,輸送ゲージ1にギミック解除が2つもあるという極悪仕様で、特に最終局面のE3-4は途中で大破撤退に追い込まれることが多くて、画面の前で一人で舌打ちしたり罵声を発っしまくるという「危ない人」と化してしまっていました。

ちょうど昨日から待望の友軍艦隊が来援してくれるようになり、ドラえもんに対するのび太のごとく恥も外聞もなく依存しまくり、当然「強力友軍」を要請した訳ですが、おかげで装甲破砕ギミックを行うことなくラスボスを沈めることができました。結局最初から最後まで難易度乙でした。

ラスボスは「欧州装甲空母棲姫」。鉄仮面のような巨大な被り物をしているので、ぱっと見異形の怪物といった感じです。装甲空母というイメージからでしょうか。その名の通り装甲空母としての特徴を持ち、中破させても攻撃してくる上、圧倒的な耐久力を誇りました。

十分なダメージを与えて鉄仮面を割って「欧州装甲空母棲姫-壊」となると「生前」に近いお姿に。こっちの方が格好いいですね。この姿にしてから、本来ならしち面倒くさい装甲破砕ギミックを消化しなければならないのですが、今回は友軍艦隊が強かったのと、たまたまそのとき自艦隊の損害が少なく皆元気だったおかげで一気に倒し切ることができました。

突破報酬は、その「地中海装甲空母棲姫」が“光浮き”した英装甲空母ヴィクトリアス。イラストリアス級空母の2番艦です。欧州戦線で戦没していないどころか日本本土空襲にも参加しており、第二次大戦後も改装されてジェット機運用能力を得て60年代後半まで運用されました。いつの間に深海棲艦になったのか?ともあれ、これで英艦娘は7人となり、独艦娘を抜いて海外艦娘としては米伊に次ぐ単独3位となりました。戦艦2,空母2,軽巡1,駆逐艦2はわりと戦力バランスが取れているようで、流石グランドフリートの血統です。

最初から、つまり未改造時点で装甲空母というのは「艦これ」では大鳳以来の2隻目で、海外艦娘としては当然初。強靭な防御力を持っていますが、その代償として艦載機数が少ないという問題を抱えています。同じ問題を抱える大鳳はそれでも61機搭載でしたが、ヴィクトリアスの搭載機はたった49機でほぼほぼ軽空母並みです。改装で多少増加しますがそれでも57機。ジェット機が搭載できるというのは強みですが、最大の艦載機搭載量を誇るイントレピッド改(112機)のほぼ半分。ただし正規空母最弱の地位はかろうじてグラーフツェッペリン改(56機)から譲られずに済みました。


なお攻略の過程で、2隻目となりますが伊軽巡ガリバルディ、伊重巡ポーラと邂逅しました。海外艦娘はなかなか入手できないので育成していく方針です。英戦艦ネルソンとか独重巡プリンツ・オイゲンなんかも欲しかったのですが、残念ながら会えませんでしたね。

今後は比較的容易なE1-1で掘りを行い、特務艦宗谷との邂逅でも狙っていこうかと思います。難易度乙での出現確率0.6%というのと、確定ドロップではないというのがちょっと辛いですが。今回実装された第30号海防艦というのも未入手ですが、ドロップ海域がE3深部で攻略困難なのと、海防艦は他は全部揃っているので次回以降でいいかなと。他に前回イベントで実装された涼波もE3でドロップするらしいのですが、掘るかどうかは資源との兼ね合いですね。欲しくない訳ではないのですが…
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