艦隊これくしょん-艦これ-(その26):2021年夏イベント前段作戦をクリアしました

稲妻に叩き起こされた本日未明。そしてザッとにわか雨。夜に洗濯物を干しているもので、慌てて飛び起きて回収しましたが、休日とはいえこういう起き方はイヤですねえ。エアコンを使わず寝られるのはいいのですが。

さて「プリコネR」「ウマ娘」を抑えて私が今なお一番力を入れてプレイしている「艦これ」では、8月21日から夏イベント【増援輸送作戦!地中海の戦い】が開催されています。今回のイベントは“比較的小規模”ということで3海域なんですが、ここのところ一つの海域をクリアするのがややこしくなってきているところ、今回は特に面倒でした。8月31日に後段作戦が開放されましたが、同日になんとか前段作戦をクリアしたので、今回はこの話を。


第一海域(E1)のアレクサンドリア沖/クレタ島沖は「MA3作戦」。舞台はヨーロッパ戦線で、スエズ運河から地中海方面へ進出し、周辺海域を制圧しつつマルタ島への増援輸送作戦を実施するものです。ここのところは前段作戦は難易度甲でクリアできていたのですが、今回はダメでした。なにしろ開始直後は第一ボスが出現しておらず、最初からギミック解除をしてボスを出現させなければならないところ、中ボスどころか雑魚であるはずの集積地棲姫Ⅱが倒せない倒せない。

対地攻撃用の装備が必要なんですが、単に数を揃えるだけでなく、改修して強化していないと全然倒せず。埒が明かないので難易度乙に落としてなんとか突破しましたが、第一ボスが強いどころか第一ボスにたどり着けないかも知れない危機というのは初めてでした。バカンスmodeで遊び半分の敵だというのに何という屈辱。

この集積地棲姫Ⅱ、第三ボスを出現させるためのギミック解除の際にも立ち塞がってきて、もう急がば廻れだと対地装備の強化にいそしんでようやく倒せました。それも難易度乙に落としたからで、甲のままだったら泥沼の戦いになっていたことでしょう。運営さん、ちょっとイベントの難易度を上げすぎと違いますか?


E1からトリプルゲージでギミック二つという面倒さ。これは第二海域(E2)でも引き続いていて、やはりトリプルゲージとギミック二つ。こんなんでは小規模作戦と言われても全然納得がいきません。作戦海域は多くてもいいからもっとサクサク進行できたらいいのに。

E2はカラブリア沖海戦。マルタ島へ基地航空隊を進出し、これと共同して地中海の敵港湾拠点及び敵水上艦隊主力を撃滅するというものです。海外艦に特効があって、特に地元のイタリア艦娘が良い感じです。しかし一回使うと他の海域で使用不可になってしまうので、使いどころの見極めが重要となります。先のことを考えると無駄づかいは出来ないけど、出し惜しむと突破できないというジレンマ。

それにしても、攻略は至極面倒臭いものの、小規模作戦であるためか新規艦娘は少なくて。労多くして実り少ないというのは辛いですね。戦場が地中海なので、懸案の唯一実所有の正規空母葛城は今回も登場せず。しかし、欧州艦しかドロップしないのかといえばそんなことはなく、駆逐艦だの軽巡だのは日本艦娘がゴロゴロドロップしてきます。だったら地中海で葛城がドロップしたとしてもバチは当たらないのでは…


既に持っているので二隻目となりますが、英戦艦Warspite(女王様)と伊軽巡L.d.S.D.d.Abruzzi(映画女優)がドロップしました。海外艦はイベントでもないと入手できないし、全般的に性能がいいので一応育成しましょう。Warspiteは低速戦艦ですが燃費が良く、運の初期値が雪風を超える55。Abruzziは4スロの大型軽巡で、性能的には評価が高いのですが、イタリア艦は地中海での運用を前提としているので、地中海で使う分には強くても、外洋で性能が発揮できるかはかなり疑問です。艦これでは外洋と内海の差を全く付けていないので、ゲーム内では強力な軽巡となっています。

それでは今回邂逅した新規艦娘です。まずはConte di Cavour。コンテ・ディ・カブールと読みます。直訳するとカブール伯爵。E2のラスボスである地中海弩級水姫が“光浮き”して仲間になります。

こちらが地中海弩級水姫時代のお姿。周辺のゴテゴテしたオプションは気味悪いですが、御本体は最初から可愛いですね。

カブール?ああ、「機動戦士ガンダムZZ」に出てきたネオジオンの水陸両用MSでしょ?と思ったあなた。あえて言わせて貰います。「節子、それカブールと違う、カプールや!」

一年戦争時のハイゴッグの発展型ということになっていますが、はっきり言ってハイゴッグの方が格好良いですね。宇宙世紀的にはカプールの方が後発機であるものの、「ガンダムZZ」の制作が1986年、ハイゴッグが登場した「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」が1989年制作だから…。カプールはむしろハロが武装して巨大化したかのような雰囲気です。アムロは暇に任せて魔改造したとか(笑)。

雰囲気はまさに伯爵令嬢といった感じですが、1915年就役の弩級戦艦。1913年に就役した金剛より新しいですが、金剛は超弩級。「弩級」の由来となった英戦艦ドレッドノートの就役が1906年なので、そんなに時代遅れということもないのですが、英国では1912年就役のオライオン級以降の戦艦は超弩級、日本では金剛型以降の戦艦は全て超弩級でした。


それでもイタリアでは待望の新鋭戦艦でしたが、第一次世界大戦では全く交戦する機会はなく、戦間期に仮想敵であったフランス海軍が強化していくのに対抗するため、コンテ・ディ・カヴール級を大改装して当面の対抗戦力とする事が決定されます。

改装は「一から作り直した」かのような大規模なものでした。別途新造戦艦としてヴィットリオ・ヴェネト級戦艦(「艦これ」では2番艦リットリオと4番艦ローマが実装されており、もちろん持っています)も建造されていましたが、第二次大戦開始時点で活動可能な戦艦はコンテ・ディ・カブール級の2隻のみでした。「艦これ」ではこの大改装が反映され、当初から「改二」まで設定されています。「改」以降は高速戦艦に。

大戦初期に今回のE2の作戦である「カラブリア沖海戦」で英艦隊と砲火を交えたものの、1940年にタラント空襲によりコンテ・ディ・カブールは大破・着底してしまいます。翌年に浮揚され、再改装される予定でしたが、イタリア降伏までに修理が間に合わず、その後ドイツが接収するものの米軍機の攻撃で再び転覆沈没してしまい、戦後はスクラップに。現在はその名を引き継いだ軽空母「カヴール」が現役で活躍しています。

もう一隻は潜水母艦長鯨。迅鯨型潜水母艦の2番艦です。E1で「掘り」を行ったところ、比較的短期間でドロップしてくれた良い子です。

明るく元気で、潜水艦の面倒をよく見ているようです。まるで保育園の保母さんか幼稚園の先生のようですが、潜水艦はそこまで幼い訳では…

彼女のコメントの端々に姉の迅鯨が出てくるのですが、どうも任務をほっぽり出して提督をかまってばかりいる様子。迅鯨にはヤンデレの気があるので提督も本当に嬉しいかどうか…。私は長鯨の方が好みなんですが、それを知ったら迅鯨がどうなるかに思いを馳せると、どうしても怖い考えになってしまいます。


愛が重すぎる人はちょっとアレなんで、個人的にはサバサバ系の由良とかやたら気さくなゴトランドがお気に入りです。以前正妻は由良と言っていましたが、最近ではゴトの距離感の近さにやられてきています。まだケッコンカッコカリには至っていませんが、レベル99になったら是非。

前回イベントで取り残した特務艦宗谷もE1でドロップするという話ですが、とりあえず後段作戦クリアを優先します。一応難易度乙のまま行く予定ですが、今回かなり難しいのでどうなることやら。
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