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赤毛のアン:現代日本ならアンはきっと…

アン・シャーリー
 
 赤毛のアンは本にしようかアニメにしようか迷ったんですが、アニメもほぼ本を踏襲しているし、なによりキャラの顔が示せるのでアニメとして取り扱います。

 小学校の図書室には必ずアン・シリーズが置いてありました。片やシャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンのシリーズを男の子が読んでいるとすれば、女の子達はアンを読んでいた訳でしょう。そういうこともあって、アン・シリーズは少女向けの作品だと思って長いこと縁もなく過ごしていたのですが、数年前、いい年したおっさんになってから、図書館で借りる本に困った時に思わず借りてみた訳ですが…これが面白い!

 そういえば名作劇場でかつてアニメ化していたことを思い出して早速一話から見たら、面白くてずるずると最終回まで見通してしまいました。1979年放映なので、私はもう名作劇場は見ていなかったですね…。代わりにガンダム(笑)。

 赤毛のアンは決して少女向け、子供向けの作品ではありません。もちろんこれらの人々も楽しく見ることができることは間違いないのですが、大人も楽しく見ることができます。未見の人、特に男性陣は、今からでも遅くはないので、まずは原作本を読んでみて下さい。そしてアニメへGo!

 この作品の第一の魅力はなんといってもアン・シャーリーに尽きます。アンは痩せっぽっちで青白く、そばかすだらけの顔をしている、おせじにも美人ではない子です。しかも自分の赤毛に強い劣等感を抱いています。アンの両親は生後間もなくに相次いで亡くなり、孤児となったアンは方々に引き取られては子供の世話をさせられながら成長し、11歳の時にマシュウ・マリラのカスパート兄妹に引き取られ、グリーンゲーブルズに住むことになります。ここからアンの人生はようやく光射すものとなっていくのです。

 アンの生い立ちを見ると、痛ましいとも哀れとも言いたくなりますが、決して楽ではない境遇の中でひねくれもせずに育ってこれたのは、その豊かな想像力とお喋りゆえといえましょう。アンはその想像力(「空想の翼」)と、それを言葉に出すことで、あたかもマッチ売りの少女のように一時の幻影に浸ることで、辛い生活を耐えてきたに違いありません。なにしろ悲しい出来事ですらも想像力を駆使して喜びに変えることができる女の子ですから。彦磨呂風に言えば「空想の錬金術士や~!」

 そんなアンについて、マーク・トウェインは作者のモンゴメリに「かの不滅のアリス以来最も可愛らしく、最も感動的で最も利発な子」と絶賛の手紙を送ったといいますが、本当にローティーン時代のアンの可愛さといったらないです。やはり人はルックスじゃないですね。娘にするならつまらない美人よりアン!アンがいれば人生に退屈しません。実際男の子を引き取りたかったのにあてが外れたカスパート兄妹も、アンが来てから幸せになっています。

 しかしそんなアンも時間の流れの中で成長していきます。そして大きくなると、見違えるような乙女になります。アニメでも突然時が流れてアンの風貌が変わるので、マリラが「本当にアンなのかい?」と驚くシーンがありますが、たった一週間ですっかり変貌したアンを見てびっくした視聴者はともかく、お前さんはこれまで物語世界で毎日会っているはずだろうがマリラ(笑)。

成長したアン

 クィーン学院に通って優秀な成績で大学奨学金を得て卒業するアンですが、しかし人生は甘くありませんでした。銀行の倒産によって預金を全て失ったマシュウが、ショックで帰らぬ人になってしまったのです。「マ、マシュウ…当時のカナダに預金保険制度はない…気の毒だが。しかしマシュウ、無駄死にではないぞ!」とシャア張りに言ってみてもどうにもなりません。

アンとマシュウ
 
 物語終盤の47話「死と呼ばれる刈入れ人」と48話「マシュウ我が家を去る」の辺りでは、声優さん達も泣いてしまってアフレコが度々中断しそうですが、本当にこの辺りは見ていても悲しいシーンです。実際に泣かずともその脚が泣いている…

 マシュウ、好きですマシュウ。私も出来ればマシュウになって、死んだ時アンに号泣して貰いたい。でもなけなしの預金はアンに残してやりたいものですが。頼むぞ×井○友銀行!

 こうして大学進学を諦め、小学校の先生として哀しみに沈むマリラと共に暮らして行くことを決めたアンは、「人生は一本道ではなく、曲がり角がある。曲がり角を曲がるとまた違った風景がある」ということを自覚して、新たな人生を歩んでいくのです……というところでアニメは終了します。

 この後、小説では「アンの青春」「アンの愛情」「アンの幸福」…と続いていきます。「アンの青春」は読んだのですが、どうもうこう、成長したアンには子供の頃の魅力がないんですよね。将校になっちゃったのらくろと言うべきか、次郎物語の後半というべきか。個人的には「赤毛のアン」一押しです。

アンとダイアナ

 ところで…あの想像力豊かなアンが現代日本に生きていたとしたら…。思うに、もの凄い腐女子になったのではないでしょうか。実際のアンはハイティーンになるとあまりおしゃべりも空想もしなくなりますが(ああ堕落だ!)、現代日本でならいくつになっても乙女ロードを跳梁跋扈していそうです。「孫悟空とべジータならどっちが攻めでどっちが受けだと思う、ダイアナ?」とか言ってダイアナにドン引きされてたりして。当然コミケは皆勤賞でしょう。でもそんなアンはちょっと嫌だなあ…(笑)
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嗚呼

>でもそんなアンはちょっと嫌だなあ…

そういう女子を多数仕事で相手にしているとすごく疲れます。
その妄想力、じゃなくて想像力、別な方面で使えよ、と。
ハイティーンになると余計そっち方面の能力が高まるしなあ・・・薄い本描いたり。

Re: 嗚呼

いらっしゃいませ、こんばんわ。
> そういう女子を多数仕事で相手にしているとすごく疲れます。
> その妄想力、じゃなくて想像力、別な方面で使えよ、と。

まあ世の中えてしてそういうもので(笑)。今やアニメや漫画は貴重な日本の輸出品なので、まんざら無駄でもないかも知れません。

> ハイティーンになると余計そっち方面の能力が高まるしなあ・・・薄い本描いたり。

そしてコミケや乙女ロードで売るわけですね、わかります。
しかし乙女ロードはそれほど(_゚∀゚)o彡°ケイオス!ケイオス!という訳でもないですよ。執事喫茶とか同人誌専門店とかはあるものの、アキバほどの(_゚∀゚)o彡°ケイオス!ケイオス!ぶりではない。でも一人であの本屋には入れないし、カート牽いてる腐女子の方々(輝き系女子という言い方もあるらしい)に話しかけるのは困難ですね。

妄想族ですが…

妄想とは、人間に授けられし高尚な趣向…ですね(笑)
1979年は、私の生まれ年と言うこともあり、赤毛のアンはリアルタイムでみたことがありません。
個人的には小公女セーラあたりが印象深いので…
ただ、赤毛のアン、最近では少し観てみたいと思う作品なのです。
連続ドラマ小説の影響なのですが(笑)
あ、そうそう。最近の腐女子には、京都の地名で攻め受けを妄想している人がいるそうですよ。
四条×河原町とか…(笑)
どんな妄想でも、妄想をするのは脳にも心にも良いコトだと思って毎日妄想に励んでおります(笑)

Re: 妄想族ですが…

 ぼにたんさんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。ぼにこさんと同一人物ということで間違いありませんよね?

 「花子とアン」のおかげで赤毛のアンも脚光を浴びているとか。時流に乗って今こそ記事にすべきだったというべきか、2年後を予測して「こんなこともあろうかと」記事を書いていたというべきか(笑)。ああ、真田さんは会社に一人欲しい人材ですね。

 小公女セーラは…いじめが壮絶でしたね。しかもいじめまくってたのが赤毛のアンの中の人という。まあそれを言うとセーラの中の人はナウシカやクラリスだったりするのですが。赤毛のアンは小説もアニメも実に面白いのでぜひ見ていただきたいです。

> あ、そうそう。最近の腐女子には、京都の地名で攻め受けを妄想している人がいるそうですよ。
> 四条×河原町とか…(笑)
> どんな妄想でも、妄想をするのは脳にも心にも良いコトだと思って毎日妄想に励んでおります(笑)

 凄いですね。その発想はなかったです。金閣と銀閣ではどっちが攻めでどっちが受けなんでしょうか。平安京×平城京とか、清少納言×紫式部とか(いかん、これは百合だ)。

No title

はじめまして、影月といいます。

たまたま綾波レイの記事を見てから他の記事も漁っていたら
ちょうどいま自分も見ている赤毛のアンというタイトルが目に入ってきたのでコメントさせていただきました。

正直このブログにでてくるアニメのラインナップからまさか赤毛のアンという文字が出てくるとは思いもしませんでしたが(笑)

私は「花子とアン」ブーム?は一切知らずたまたまテレビの再放送で知ったくちなのですが、当初は記事にもあります通り完全に女の子向け作品だと思っており男が大真面目に見るものじゃない、同じ世界名作ならハイジ(正確には世界名作ですらない)でもやれよなんていう今考えると大変愚かな勘違いをしておりました。

しかしある時BS朝日のはぐれ刑事純情派を見ていたら突然天候不順で視聴ができなくなり、その時BSで唯一見ることが可能であったのがBSプレミアムの赤毛のアンだったのです。

最初は完全にはぐれ刑事が復旧するまでの繋ぎにするつもりでアンの行き過ぎたダイアナへの思いに半分引きながら(私が初めて見た回はアンとダイアナもう二度と会えないとか騒いでた話)はぐれ刑事が帰ってくるのを待っていたのですが結局やっさんが再び画面に映ることはなく赤毛のアンを最後まで見てしまいさらに次の週でははぐれ刑事の再放送がやっておらず他にめぼしい番組もなかったのでじゃあこないだ見たアンで時間でも潰すかと思ったらなんかだんだんアンが可愛く思えてきて(笑)気が付くとほぼ毎週赤毛のアンを見るように……

ええはい完全に私もあのアントークにやられてしまいました

静止画だと決してとびっきりかわいいというわけではないのに動いていると妙に愛らしく見える不思議なキャラですよね
(尤も日本で一番有名なアニメーターはアンにまったく魅力を感じなかったそうで同年、ルパン史上不二子の次に有名なヒロインを生み出すのですが……)

娘にするならつまらん美人よりアン、すごい名言……
というかこの一言がアンシャーリーの全てを的確に表していると思います。これでわからんなら四の五の言わずに本編見ろや(爆)と


>アンが現代日本に生きていたとしたら…。思うに、もの凄い腐女子になったのではないでしょうか。

どうでしょうねえ?確かにアンの空想力や発想力は凄まじいものがありますがなんかこういう今の腐女子的なものとは何か一線を画しているというかなんというか………

ほら、腐女子の妄想ってのはなんか生々しいじゃないですか?けれどもアンの妄想はもっと純真で汚れのない澄んだモノだと思うんですよ
純粋無垢でとことんメルヘンチックで現実世界の喧騒と無縁な夢溢れる世界みたいな………(まあ今の日本に生まれていればまた性格や価値観も違ってくるのでしょうが……)

だから私は腐女子とかこういう人たちとはまたちょっと違う方向にいくような気がします。

アンの発想力はどちらかというとロマンス小説とか大人向けの映画なんかに活かせるかもしれませんね、物語クラブで創作活動をしているくらいですし将来は大物作家とかそんなのもアリかもしれません。

それともなんでしょう、札幌市営地下鉄に湧いてきたレギオンの姿に喜ぶアンシャーリーとかのがよいでしょうか?(ブログ主さん北海道の方のようなので笑 ガメラ知らなかったらスミマセン)

女の子って以外と男子よりグロ耐性強かったりするんですよね
だから女性のスプラッター映画ファンは一定数いるとか

アンが特撮やグロ映画にハマるなんていうのもギャップがあって面白いような……尤もそんなもの見ているところをマリラに目撃されたら間違いなく激が飛ぶでしょうねえ


いやなんだか長々と書いてしまいましたすみません
赤毛のアン語れそうな場所って少ないもんですからつい……

アンのお喋りぐせが感染っちゃったのかな?

では

Re: No title

 影月さんはじめましてこんばんは。こんな僻地にようこそいらっしゃい。長文コメントありがとうございます。

> 正直このブログにでてくるアニメのラインナップからまさか赤毛のアンという文字が出てくるとは思いもしませんでしたが(笑)

 はっはっは。懐が深いというか器が大きいというか、はたまた引き出しが多いというか(自分で言うな)。まあ(_゚∀゚)o彡°ケイオス!ケイオス!なブログですので。

> ええはい完全に私もあのアントークにやられてしまいました

 そうですね、私も実は原作読んで面白いのでアニメを見た口でして。アニメも原作を踏襲しているのでそりゃあ面白いわけです。アン役の山田栄子がまたはまっているんですよね。「小公女セーラ」ではまさかのラビニア役ですが。

> 静止画だと決してとびっきりかわいいというわけではないのに動いていると妙に愛らしく見える不思議なキャラですよね
> (尤も日本で一番有名なアニメーターはアンにまったく魅力を感じなかったそうで同年、ルパン史上不二子の次に有名なヒロインを生み出すのですが……)

 そのあたりがマーク・トウェインの違いでしょうかね。あの人にはきっと自分が求める少女像が確固として存在していて、リアルな少女が理解できないのではないでしょうか。それはすなわちロリ…

> どうでしょうねえ?確かにアンの空想力や発想力は凄まじいものがありますがなんかこういう今の腐女子的なものとは何か一線を画しているというかなんというか………

 まあここは人により解釈が違って当然のところなので「もの凄い腐女子になったの可能性があるのではないでしょうか。」くらいの表現にしとくべきでしたね。ただ、「孟母三遷」の諺どおり、子供は環境に大きな影響を受けるモノなので、アンだって19世紀のカナダのプリンスエドワード島の美しい環境で育てばそりゃあああもなるでしょうが、20世紀末とかの池袋あたりで育てば…なんて思ったりもするわけです。

 「想像の翼」も環境次第で「妄想の翼」になったりして。あ、私のは完全に後者です。

 ちなみに私は現在札幌在住ですが、ブログ名からもお判りの通り、4月に北関東から転勤してきたにわか札幌市民です。札幌市営地下鉄はゴムタイヤを履いている画期的な車両ですが、初乗り運賃が高いのでマイッチングです。あと定期の割引率悪すぎ。

> アンが特撮やグロ映画にハマるなんていうのもギャップがあって面白いような……尤もそんなもの見ているところをマリラに目撃されたら間違いなく激が飛ぶでしょうねえ

 でもくじけないアンは「ねえ、こういうスプラッターって素敵じゃない?マシュウもそう思うでしょ」とか言って、優しいマシュウの「そうさのう」を引き出し、味方につけようとするのでした(笑)。

> いやなんだか長々と書いてしまいましたすみません
> 赤毛のアン語れそうな場所って少ないもんですからつい……

 「花子とアン」もあったことだし、今こそ男子は赤毛のアンについて大いに語るべきだと思うのですが、やはり読んだり見たりしている人の絶対数が少ないんでしょうかね。コメント多謝です。よろしければまた送って下さい。

No title

影月です、お返事有り難うございます。

>でもくじけないアンは「ねえ、こういうスプラッターって素敵じゃない?マシュウもそう思うでしょ」とか言って、優しいマシュウの「そうさのう」を引き出し、味方につけようとするのでした(笑)。

あんまり刺激的な映像だと「そうさのう」の前にマシュウの心臓が……
マシュウは気が弱く驚きやすい性格なので普通の映画ファンなら怖がるどころかむしろ笑ってしまうようなB級映画のワンシーンですら危ないかもしれません(笑)

そしてグリーンゲイブルズではマシュウがいる時の映画上映が禁止になりまたマシュウがいない場合であってもあまりにアレな映画は禁止……なんてことに。

さすがのアンさんもマシュウの命の危険が掛かってくればこの決まりは守らざる得なくなるでしょう。(その代わり、物語クラブにおいて創作活動の参考なる名目で上映会が開かれたりして)

> ちなみに私は現在札幌在住ですが、ブログ名からもお判りの通り、4月に北関東から転勤してきたにわか札幌市民です。

いや実は昨日のコメントを書いてから気づいたのですがユースフさん元々は筑波の方だそうでどうりでブログタイトルにも筑波が入っているわけだと………

実を言うと私、生まれも育ちも茨城なものなので後から少しびっくりしました。

冬の札幌はこれからどんどん寒くなっていきそうですが食事や娯楽に関しては茨城よりそちらのほうが充実していそうですねえ。
中心部の発達は水戸やつくば、土浦あたりとは比べ物にならないでしょうし何より北海道は食の宝庫でしょうから。

なんだか少し羨ましくなってきたぞ(笑)

尤も観光ならともかくいざ住んでしまうと案外新鮮味が感じられなくなってきてしまうんですよね。

私も札幌ではありませんが以前ほんの少しだけ西日本の某港町に住んでいた経験があるのでなんとなく分かるんです。
あの街も雑誌とか観光特集なんかではやたら西洋的なおしゃれ感を売りに出しているんですがいざ住んでみるとそんな場所はほんのごく僅かで実際はどちらかと言うと小じんまりとした昔ながらの下町っていう要素のが強い場所でした。

そんなわけで札幌も同じく行く前のイメージと住んでからの印象では結構異なっているのでは?

しかし4月からということはまだ札幌に来て一年も経っていないということですよね?だとしたらこれからの季節冬の北海道で過ごすのは我々関東の人間にとっては大変過酷なものになりそうですね。

お体のほうお気をつけください。

では

Re: No title

 影月さんこんばんは、いらっしゃい。コメントありがとうございます。

 そうでしたそうでした。マシュウは心臓に爆弾を抱えていたのでしたっけ。アンは好奇心旺盛で空想の翼を広げまくる子ですが、ちゃんと思いやりもある優しい子なので、大好きなマシュウにスプラッター映画を見せるようなことはしないでしょう。

 スプラッターについては、なんとなくですがアン以外は賛同者がいない気がします。物語りクラブもアン以外はさほど想像力のなさそうな面子ですしね。まだ薄い本の方がいけるんじゃないかと思います。ダイアナに布教用のBL本を貸し、それがバリー夫人にばれてアン二度目の出入り禁止処分とか。今度はミニーメイにも布教していたことが発覚して解除なし(笑)。

> 実を言うと私、生まれも育ちも茨城なものなので後から少しびっくりしました。

 そうなんですね。実は私は生まれは千葉なのでチバラキ市民……と言いたいところなのですが、間に25年ほどリアル「鬼の哭く街」A立区暮らしが入っています。「俺がこんなにゲスいのも、あたり前田のクラッカー」です。

> 冬の札幌はこれからどんどん寒くなっていきそうですが食事や娯楽に関しては茨城よりそちらのほうが充実していそうですねえ。
> 中心部の発達は水戸やつくば、土浦あたりとは比べ物にならないでしょうし何より北海道は食の宝庫でしょうから。

 いやそうなんです。東京ではまず不可能な都心部ライフを楽しんでいます。北海道といえば美味しいものばかりなのですが、旅で財布の紐が緩んだ観光客はそれでいいのですが、住んでる身としては財政が持たないので日頃はごく質素な食生活をしています。出張者が来るとすすきのに案内したりするのですが、「毎日すすきので遊んでるんでしょ」的な色眼鏡で見られてしまいます。あんたが来たから遊びに連れてきてるんだよ!いつも遊んでたら給料吹っ飛ぶよ!(心の叫び)

> 私も札幌ではありませんが以前ほんの少しだけ西日本の某港町に住んでいた経験があるのでなんとなく分かるんです。
> あの街も雑誌とか観光特集なんかではやたら西洋的なおしゃれ感を売りに出しているんですがいざ住んでみるとそんな場所はほんのごく僅かで実際はどちらかと言うと小じんまりとした昔ながらの下町っていう要素のが強い場所でした。

 ほほう、それは神戸ですか?それとも長崎?どちらも「いいなー」と思われる場所ですよね。普段の生活ってやつをしなければいけないので、住んでいたらそんなにそんなに感動しなくなっちゃいますよね。

> しかし4月からということはまだ札幌に来て一年も経っていないということですよね?だとしたらこれからの季節冬の北海道で過ごすのは我々関東の人間にとっては大変過酷なものになりそうですね。

 ええ。気温は昔住んでいた海外の街の方が寒いのでさほど心配していませんが、雪が怖いです。こんなに雪が降って200万近くの人が住んでる街って他に類を見ないのではないでしょうか。

> お体のほうお気をつけください。

 ありがとうございます。滑って転んで怪我しないように気をつけます。
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