サンポート高松:ふと海が見たくなって


今のところ無課金でプレイしている「ウマ娘 プリティダービー」ですが、CV鬼頭明里の☆3ウマ娘セイウンスカイのピックアップをやっているところ、貯まっていた石でガチャを引いたら、最初の10連でナリタタイシンが、次の10連でセイウンスカイが来ました。どちらも思ったより強く、2回のトライでURAファイナルに勝利できました。特にセイウンスカイは3冠(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)ウマ娘になったほか、15戦14勝という無双ぶりで、最長距離(3200メートル)の天皇賞(春)だけ惜しくも2位でした。

じゃあガチャ運が強いのかといえば、さにあらず。同じくCygamesの「プリコネR」で強い強いと言われていてずっと欲しかった水着サレンに待望のピックアップが来たのでガチャを引いたいたら、200連やって☆3はクロエ(聖学祭)の1枚しか出ず、水着サレンは天井での交換となりました。あちらが良ければこちらはダメと、ある意味バランス取ってきますねCygames。200連引くのに必要な石は3万個。金額に換算するとなんと6万円という大金になりますが、なんだかんだと石が貯まっていくゲームでもあるので、金を掛けずに7万個くらい持っていたのでなんとか平気でした。今怒濤の水着キャラのガチャラッシュが来ていますが、現状でも手持ちキャラが多すぎて育成に手が回らない状態になっているので、「絶対取れ」と言われているキャラ以外はスルーする方針です。

今日はゲームの話なのかと言えばさにあらず。梅雨の晴れ間、ふと海が見たくなったので、ぶらっと高松港に行ってきましたのでその話題をば。歩いて30分ほどでサンポート高松に行けるのですが、海まで徒歩30分という場所に住むのもこれまでなかったことです。

高松港とその周辺約42ヘクタールの再開発プロジェクトは「サンポート高松」と呼ばれています。1988年に瀬戸大橋が出来るまでは宇高連絡船が就航して四国の玄関口となっていましたが、小豆島や直島行きのフェリーが就航しているほか、高松駅と岡山駅がマリンライナーでつながれているので、旅客と観光客で賑わっています。

高松駅から数分でシーフロントプロムナード。視界を遮る防波堤などなく、海の眺望を楽しめます。望んでいるのは太平洋とか日本海のような大きな海ではなく、内海の瀬戸内海ですが、島がたくさんあるのは眺め的にむしろいいように思います。海だけの景色ってすぐに飽きちゃうんですよね。多島海はいい。彦摩呂風に言えば瀬戸内海は日本のエーゲ海や!


高松港の正面にあるのは女木島。泳いで渡れそうな距離のように見えます。実際4キロほどしか離れていないようなので、泳ぎが達者は人なら渡れそうです。桃太郎の伝説は岡山が本場のように思っていましたが、5月15日付の「岡山遠征(その2)」(高松港とその周辺約42ヘクタールの再開発プロジェクト)で触れたように、高松も桃太郎ゆかりの土地とされており、女木島が鬼ヶ島のモデルであると言われています。

女木島で大正時代に発見された人口の洞窟(紀元前100年頃に作られたと言われています)は、鬼ヶ島大洞窟と呼ばれて観光スポットになっています。

こちらは高松港から西側を写した画像。左側に写っているのは大槌島、小槌島、高松西部の大崎の鼻などです。


海沿いの歩道のフェンスにはなぜかネットが張られています。海に落ちないように?いや、所々に注意文書が貼られています。“イノシシに注意”。山ならともかく、なんで海にイノシシがと思って注意文を読むと、海からイノシシが泳いでやってくるとのこと。ネットはイノシシの上陸を防ぐためのものなんですね。どこから来るのかと考えたら、やはり一番近い女木島のような気がします。鬼ヶ島ならぬシシが島なのか。

こちらは東側を写した画像。高松東港の工業地帯のその先に屋島が見えます。昔は島でしたが今は陸続きになっています。硬い溶岩に覆われたせいで浸食に耐えた、典型的な卓上台地(メサ)となっています。遠くからも目立つので古来から瀬戸内海の海路の目印となってきた、高松のシンボルです。

北東に延びた玉藻防波堤を歩いてみます。540メートルもあるそうで、散策にとても良い場所ですね。

防波堤の先には灯台が。通称「せとしるべ」と呼ばれる高松港玉藻防波堤灯台です。全体が赤い色をしていますが、世界初の総ガラス張りの灯台で、内部から灯台を照明するという珍しい灯台です。

こちらが夜のせとしるべ。灯台そのものが赤く発光しています。98年の改築前も塗料で赤く塗られて「赤灯台」と呼ばれたそうですが、夜も赤いのはいいですね。シャア専用灯台とか言ったら信じるガンオタもいたりして。

防波堤先端からの光景です。折しもフェリーが出航していきました。左に豊島、小豊島、右手に大島が見える中、中央付近にうっすらと見えているのが小豆島です。地図で見ると目と鼻の先のようですが、実際に見ると遙か彼方にあるような。小豆島はぜひ一度行きたいんですよね。

先ほどのフェリーはこれ。「なおしま」と書かれていますので、直島行きですね。

直島といったらアートの島。草間彌生作のカボチャがシンボルとなっています。こちらにも一度は行ってみたいと思っています。小豆島にしても直島にしても高松港からフェリーが出ているので個人的にはとても便利ですね。

防波堤から振り返って高松市街を見るとこんなふう。高松シンボルタワーやホテルクレメント高松が見えます。これらの建物にはオサレなレストランがあったりするそうですが、一人だとちょっと行く気にならないですね。誰か遊びに来た時に使うのに良いかも知れません。

ぶらりと海沿いを散策するのは予想以上に気持ちが良かったですね。真夏はともかく、秋なんか視界も良くなって一層いいんじゃないでしょうか。また来ましょう。
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