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記憶に残る一言(その135):柳沢敦のセリフ(FIFAワールドカップ2006 日本対クロアチア戦後のコメント)

梅咲きぬ

 二月尽ですが、今日は天気がいいけど風が強くて寒いですね。冬将軍の最後の攻勢でしょうか。もういい加減寒いのは終わって欲しいですが、そうなればそうなったで今度は花粉が飛び交い出すということで、まさに痛し痒しという状況です。花はいろいろ咲き始めていますね。

伝説のQBK

 前回原村和の「そんなオカルトあり得ません」というセリフを紹介しましたが、ネットでは略称SOAとして流布しているという話を聞いて思い出したQBKが今回の記憶に残る一言です。

2006FIFAワールドカップ

 2006年6月18日、ドイツで開催されていたワールドカップ。あ、いろんな競技にワールドカップはありますが、ただワールドカップといった場合はサッカーをさすそうです。あまた太閤(摂政または関白の職を退いた者)が居る中でただ太閤といえば豊臣秀吉を、またあまた黄門(中納言)がいる中でただ黄門といえば徳川光圀を指すようなものですね。

ボールのコース

 閑話休題、日本が参加したワールドカップ。グループFでの1次リーグの日本の第2戦の相手はクロアチア。お互い1敗同士で決勝進出のためにはどうしても勝利が欲しい試合。特に日本は第3戦がブラジル戦となるのでここで勝てないと全敗の可能性が大きくなります。



 後半6分。オーバラップしたDF加地亮に相手GKがつられて無人となっらゴール。加地からの右クロスを受けた柳沢は軽くゴールに蹴込めばいいところ、右足アウトサイドでシュート。ボールはゴールではなく相手GKに向かってしまい、日本は絶好の得点機を失いました。

全員?

 試合後、柳沢は「うまくいかなかった。インサイドで蹴れば、また違った結果になったかも」と振り返った後、世紀の迷セリフを放ちました。「急にボールがきたので」。略称はQBK。「急」を"K"ではなく、音を拾って"Q"を当てているところがニクいですね。

流行語大賞を狙う?

 試合は0-0のドローに終わり、日本は案の定第3戦のブラジル戦で大敗して2敗1分けで予選敗退。命拾いしたとはいえ日本相手に引き分けたクロアチアも1敗2分けで予選敗退となったのでした。

野球に例えると

 さてこのQBK、サッカーではよくあることとも言われますが、素人目には、サッカーで大金を稼いでいるプロが、まさに試合の最中にQBKはないだろうと思ってしまいます。野球に例えれば、プロ野球のバッターが三振した後にQBKと言ったらファンは納得するでしょうか。またトンネルした内野手がQBKと言って、ピッチャーはしゃあないなと思えるでしょうか。

嘲笑われる

 学校の体育の授業ぐらいだったら笑って許せるでしょうが、柳沢のポジションはFW。いわばゴールを奪うのが本職のポジションのはずなんですが。ピクシブ百科事典の解説は非常に辛辣で、QBKに対し、“世界の強豪同士がシノギを削り合うW杯で、彼曰く「来たボールを一旦止めて深呼吸しながら、シュートをゆっくりと打つ」余裕なんて何処にも全く存在しない。そんなことをしたら敵DF陣に素早く詰め寄られ、ボールをあっさりと取られるのは火を見るよりも明らかであり、「バカも休み休みに言え」と言わざるを得ない。”とバッサリ袈裟斬りにしています。

世界のスター選手から笑われる

 本人はその後「W杯のことは振り返りたくない過去のこと」と口を閉ざしましたが、時間経過と共にあの場面に触れるようにもなったということですが、「QBK」については「1年以上そう言われていたことは知らなかった。(ネットは)あまり見ないようにしてた部分もある。見たくなかった」と話したそうです。まあネットは見たくないという気持ちは判りますな。

BOKETEその1

 一応フォローすると、当時の柳沢は大会直前の練習で右太もも裏に軽い肉離れを負い、急ピッチで調整していたそうです。そもそも3ヶ月前には右足小指を骨折しており、代表メンバー入りもギリギリだったとか。それだけにあそこで決めていれば美談として大いに喧伝されたことでしょうし、結果的に決勝進出は逃したとしても、1勝1敗1分けならよく健闘したとも言われたでしょうが…


 
 なお柳沢は、2011年8月20日のJリーグ仙台対名古屋戦において、無人のゴールへのシュートを外すという新たな伝説も作り上げています。味方のロングキックを一人追いかける柳沢。その勢いに相手キーパーは飛び出て足でボールを処理しようとしますが、柳沢の勢いに焦ってかクリアに失敗。そのボールを取った柳沢は無人のゴールにシュートしますが…。これ、ボールを取るまではとっても良いプレーなんですが、まさに「終わり良ければ全て良し」という格言を体現するかのようです。動画のタイトルは「柳沢敦の何回見ても凄すぎるQBK」となっていますが、これはQBKなのか…。相手GKから自らが奪ったボールまでQBKと言ってしまっては、彼にとってQBKでないボールというのは静止したものしかなくなるような気がします。


 こちらは総集編。QBKの他、KNB(キーパー抜いてバックパス)とかYYY(ユニフォーム敗れてイエローカード)などの別の伝説的プレーも取り上げられています。なんだこれは…たまげたなぁ。



 一方、2010の南アフリカでのワールドカップでは、グループEの日本対カメルーン戦で 本田圭佑が急にボールが来たけど決めたので、このプレーはQBKKと呼ばれることがあるそうです。柳沢にこれが出来ていれば…

週刊女性記事

 余談ですが、2018年には鹿島のコーチだった柳沢に美人サポーターとの不倫報道がされました。それを報じた週刊女性のネット記事に“06年ワールドカップで柳沢がシュートをはずした際の迷言「急にボールが来たので」は頭文字を取って“QBK”と話題になったが、今回はさしずめ“急に美女が来たので”といったところか!?いや、そんな話ではすまされない”との記載があり、ノリツッコミもはなはだしいですが、笑えます。

不倫相手の美人サポーター

 報道後、鹿島は柳沢を自宅謹慎処分としましたが、その理由について、“遠征先のホテルにてチームに無断で第三者と会っていたため。一部週刊誌報道を受けて本人へ事情聴取を行い、規律違反を認めたため”としています。これにサッカーファンは“不倫して自宅謹慎とか家に居場所ないしめっちゃアウェイやん”“自宅謹慎…何よりの地獄だな”“不倫発覚後の自宅謹慎って拘置所の方がまだ天国に見えるくらい、居心地悪いんだろうな…”などと苦笑コメントをしています。常にサッカー界に笑いを届けようとする“漢”(ある意味)なのだろうか、彼は。

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