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2021年冬季アニメ序盤の感想(その4):回復術士のやり直し/はたらく細胞!!/はたらく細胞BLACK

春一番吹く
 
 立春を過ぎたらいきなり春一番。そして今日の筑波嶺の最高気温は15度。早春の光が降り注ぎ、風もないので部屋の温度は暖房なしで20度。本当に春が来たんじゃないでしょうか。この冬は結構寒い日も多かったので、ありがたいです。

回復術士のやりなおし序盤感想

 なおも続く冬アニメ序盤の感想ですが、実は明日まで続きます。本日はまず「回復術士のやり直し」。4話まで視聴しました。タイトルは短めですが「なろう」系です。残酷描写や異常性癖の描写が多い成人向けな内容はアカウント削除の遠因となるということで、「小説家になろう」からは削除されていますが、書籍版は角川スニーカー文庫(KADOKAWA)から刊行されており、コミカライズもされています。

ケヤル

 【癒】の勇者ケヤルは、単なる回復ではなく、欠損した腕などを元通りにするという、通常は不可能とされる能力を持っていましたが、相手の痛みや恐怖といった経験をまともに受け止めなければならないというデメリットがありました。そのため能力の発揮を拒否するケヤルに対し、ジオラル王国の第一王女にして【術】の勇者でもあるフレアや他の勇者は、ケヤルを麻薬漬けにして廃人同様にし、回復のための「道具」として扱いました。

フレイア

 しかしケヤルは、薬漬けの果てに薬物耐性のスキルを獲得して正気に戻り、魔王との最終決戦の際に叛逆に出て、魔王を倒して手に入れた「賢者の石」を使って時間を巻き戻し、前世の記憶を元に人生のやり直しと復讐しての旅に向かうことに。ケヤルはケヤルガと名前を変え、フレアは記憶を改竄して従者フレイアとして共に旅立ちます。

フレアのクスリ漬け

 普通時間を巻き戻してやり直すというと、「ああいうことが起きないようにこうしよう」という展開が多いのですが、本作ではなぜか判っているのに一周目と同じコースに乗って同じ目に遭うという。もちろん薬物耐性は作に身につけておいて正気を保ちつつ廃人のふりをするのですが、むしろその方が大変じゃなかろうか。ケヤルはさらっとモノローグで流していましたが、廃人状態でかなり「ウホッ」「アッー」な目に遭っている(この世界にはやけに多いらしい)のですが、ノンケにして正気ならむしろこれで改めて心が壊れたりしないでしょうか。

ウホッ

 あと名前。ケヤルとかケヤルガとか、FFシリーズかよと。ホイミ・ベホイミ並に安直なネーミングです。彼の使う魔法は【回復】(ヒール)一辺倒なんですが、相手の技能をコピーする【模倣】、相手の能力や記憶を奪う【略奪】、対象の肉体や能力を望んだ形にする【改良】、壊れた形に癒す【改悪】など、様々な能力を発揮するものの、全て名称は「ヒール」。ヒール(万能)ということでいいんでしょうか。

ウホッパート2

 そもそも一周目の世界でも土壇場で裏切った辺りで復讐は済んでいるような気もしますが、ケヤルは執拗に復讐を続行します。一応、二周目の世界でも相手から手を出してきてから復讐するというスタイルは取っていますが、相手に凶行をさせないというやり方はなかったのか。なお内容的にかなりアダルトというか18Rで、そのせいで不自然なアングルの止め絵などがしばしばあります。おそらく放映版と別に無修正のDVD版なんかがあるんでしょうが、最初からR18アニメで作っても良かったような。

恐怖の拷問

 フレイとフレイアの性格の豹変ぶりがケヤルも驚くほどなんですが、元からとんでもない人間だったのではなく、それまでの人生とか境遇なんかでああなってしまっていたのか。それなら復讐対象に復讐するよりも、クズな性格の原因をそれこそヒールしてやって別人に変えた方が建設的な気もしますが。【癒】の勇者であるならばそうするべきだとは思うのですが、もう一周目で彼の心は不可逆的に壊れてしまったのかも知れません。原作者が過去に陰湿ないじめとかを経験していて、その恨み辛みを込めて書いたのが本作なのか、とか思ってしまいますが、それだけにくせが強くて視聴者を選ぶ作品でしょう。

はたらく細胞!!序盤感想

 続いて「はたらく細胞!!」4話まで視聴しました。「はたらく細胞」の第2期で、「!!」が付きました。基本第1期とキャラは同じで、同じように人間の体内で働いています。起きる症状とか怪我が1期とは違うのですが、たんこぶを作るとか命に関わるようなものでなくても、体内では大騒ぎになっているというあたり、なるべく怪我や病気をしないようにしようと思ってしまいますね。血小板がことごとく幼女キャラなので、彼女らに面倒をかけてはいかんなとか。

ウイルスに感染した細胞

 これまで登場してきた細菌類は、身体に有害で白血球ほか免疫機構が殲滅に当たるような連中ばかりでしたが、4話で善玉菌が登場。マトリョーシカのような形をしていて、「にゅー、にゅー」と鳴きます。鳴き声どおり乳酸菌なんですが、流されているところを見た一般細胞が助けて匿っていたという。

乳酸菌

 本作の一般細胞って、集合住宅に住み、赤血球から酸素と栄養素を受け取り、室内で培養槽を用いて自身のコピーを製造・育成することを仕事としている存在なんですが、今回は白血球と共に体内を旅に出かけることに。白血球と同じ血球で、血管の中を動き回るのが仕事の赤血球ならともかく、一般細胞が持ち場を離れるというのはありなんでしょうか。

血小板幼女

 本作は体内の細胞を擬人化しているところが面白いのですが、擬人化もいきすぎると誤った認識を持たれたりしないかちょっと心配です。まあ血小板が全員可愛い幼女として描かれているあたりで既にもうダメなのかも知れませんが(笑)。自分の身体の中に可愛い幼女がたくさんいると思ったら、ロリコンも大満足?

ピロリ菌
膿

 ところで細胞達が働いているこの身体の持ち主はどういう人なんでしょうね。擦り傷やたんこぶ程度は誰でも経験あるものでしょうが、第1期では食中毒になったり熱中症になったり、出血性ショックで命の危機に陥ったりしていました。これはもう子供ではないようですが…第2期でニキビがネタになっていたので、もしかするとまだ若い人なんでしょうか。

はたらく細胞BLACK序盤感想

 本日最後は「はたらく細胞BLACK」。4話まで視聴。タイトルどおり「はたらく細胞」のスピンオフ漫画が原作です。細胞達が働く劣悪な環境をブラック企業に喩え、「はたらく細胞」よりもアダルトでダークな内容が取り上げられています。例えば飲酒とかセックスとか淋病。なので身体の持ち主は成人男性で、かつ本人自身もブラック企業で働いているのかも。ブラック企業で働くと体内もブラック企業のようになるのか。

hatarakusaibo_black_tokubetsu.png
やさぐれ血小板

 全編を通してシリアスかつ殺伐とした雰囲気があり、赤血球は全員男、白血球は全員女など、役職により性別が分かれていたりします。血小板は幼女だけど、すれっからし感があり、マクロファージも「はたらく細胞」同様エプロンドレスの女性ながら、雰囲気はヤバイ感じで、全般的にこちらの細胞群はあまり体内にいて欲しくないような。不摂生か?不摂生がみんな悪いのか?

ブラック赤血球
ブラック職場

 新米赤血球が主人公で、同期の新米がやたら有給休暇くれとか騒ぐのですが、体内環境の善し悪しにかかわらず、はたらく細胞に休みを与えると身体が死ぬぞ(笑)。血球とかは交代で休めたらとか思わんでもないですが、心臓とか脳は休んだら駄目すぎる。

肝細胞

 唯一、肝臓だキャバクラ、肝細胞がキャバクラ嬢のように描かれていて、ここだけはちょっといいなという感じでしたが、このキャバクラ、赤血球に酒を飲ませるのではなく、アルコールを含んでしまった赤血球からアルコールを抜くのが仕事。アルコールを分解したアセトアルデヒドの毒素に蝕まれて健康を害しつつありますが、客である赤血球たちの前では笑顔を絶やさないあたり、「沈黙の臓器」の面も面目躍如です。私の肝細胞もここで描かれたような美人キャバ嬢だといいですね。近年は酒は控えているのでお茶を引いているかも知れませんが、その分健康を害するようなことはないかも。

射精

 3話でセックスの際の赤血球達の活動が描かれ、無事に射精も行われたようですが、4話で淋菌が侵入してきたところから、相手は妻や恋人ではなく、風俗業系だったのだろうと予想されます。それでもちゃんとコンドームをしてたらこういうことにはならないと思われますが、要はナマでやったのね。

淋菌

 本編では抗生物質の援軍によりかろうじて淋菌を殲滅・勝利していましたが、実際免疫系だけでは勝利は困難なんでしょうか。抗生物質も乱用されたことで高い耐性を持つ耐性菌が蔓延しつつあるとか。恐いですね。

絶体絶命
 
 
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