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2021年冬季アニメ序盤の感想(その1):裏世界ピクニック/ゆるキャン△ SEASON2/天地創造デザイン部

冬の夕暮れ

 今日も雨&曇天。布団を干したいという欲求はどこに向けたらいいのでしょうか。布団乾燥機を買うという方向へですか?経済を回すためにはそれもありなんでしょうが。そういえば年末ジャンボ宝くじ、正規のとミニを30枚ずつ買ったんですが、結果は1万8000円払ってリターンは1万4800円。いつになくリターンは多かったのですが、宝くじに望んでいるのはそういう微妙な損得じゃない。

ラストダンジョン

 今回から冬アニメ序盤の感想を綴っていきたいと思いますが、まずは打ち切り作品から。「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」、3話まで見ましたがもう見ません。打ち切ります。

またなんかやっちゃいました?

 タイトルの長さ的にはどう見ても「なろう」系ですが、ライトノベルが原作だという。もはや「なろう」とライトノベルはボーダーレスなのか。内容的にも「なろう」的だったんですが、主人公がイキり倒すのは評判が悪いから純真無垢系にしとこうといった「工夫の跡」はないでもないのですが、やはりやってることは「俺、またなんかやっちゃいました?」なんですよね。あと演出のせいなのか、展開が冗長だしサブキャラに魅力を感じないし。だいたい「序盤の町」なら、町中に巨大モンスターが頻繁に出現しちゃダメでしょう。あと3話終盤に登場した魔王を主人公が倒すと思われますが、いくら「ラストダンジョン前の村」に住んでたって、一般住民が魔王を倒せるもんじゃないでしょう(それなら勇者は不要)。

裏世界ピクニック序盤その1

 ではまず「裏世界ピクニック」。3話まで視聴しました。紙越空魚(そらを)と仁科鳥子の異世界探索行です。ストルガツキー兄弟の「ストーカー」を意識した作品ということで、人知を超える異世界での財宝探索を行っています。

裏世界ピクニック序盤 

 ただ、「ストーカー」が異星人が短期間滞在したエリア(ゾーンと呼ばれる)の探索がテーマとなっており、原題「路傍のピクニック」が示すとおり、人間が野宿をしてゴミ類をそのまま放置して去って行った跡というのは、そこを訪れた昆虫にとって、エサもあるけど、死の危険もある場所(空き缶に入って出られなくなるとか)であるのと同様の場所だということを示しているのですが、本作の裏世界は完全に日本のネット怪談がベースになっています。

くねくね
裏世界のお宝

 これまでに登場した異形は、くねくね、八尺様、巨頭ォで、全部日本発。日本から入る裏世界はやっぱり日本ということなんでしょうか。もっとも外国発の未知の異形が登場すると見ている我々がさっぱり判らないということなるから仕方ないのかな。

八尺様

 「くねくね」との接触により、空魚は裏世界の存在を見る目を、鳥子は裏世界の存在をつかめる手を手に入れます。“妖精を見るには、妖精の目がいる”ということですね。空魚は登場時、このまま裏世界で死んでもいいという雰囲気でしたが、鳥子には裏世界で行方不明になった冴月(元家庭教師)を捜すという目的があり、これに引きずられる形で空魚も裏世界行に付き合うことに。

巨頭ォ

 裏世界には他にも出入りしている人間がいるらしく、入る方法も複数あるようです。裏世界にはなぜか銃器類が落ちていて、空魚や鳥子はそれを使って異形と戦いますが、なぜかことごとくソ連製。裏世界の研究者がいたりして、裏世界はそれなりに「知る人ぞ知る」場所のようです。しかし登場する異形が今のところインターネット出現後のものばかりなので、昔からあったかどうかは不明です。何気に空魚と鳥子の主人公コンビは、「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」の主人公ロイドとマリーと「中の人」が完全に同じ(花守みゆり&茅野愛衣)でした。

ゆるキャン△season2

 続いて「ゆるキャン△ SEASON2」。3話まで視聴しました。きらら系の、JKが一人や仲間とキャンプをする様子を緩く描く作品です。緩いこととつまらないということとは全く別の問題で、毎週楽しみにしています。これも主人公の各務原なでしこのCVは花守みゆり。今季は花守祭りか。

富士の裾野で

 第1期は2018年冬季アニメだったということで、3年前だったんですね。今時だとそんなに長い時間が経過したわけではのでしょうが、続編制作を楽しみにしていたので長く感じましたね。番外編の5分アニメ「へやキャン△」はありましたが、やはり本編こそ至高。「ごちうさ難民」達も本作と「のんのんびより」のおかげで一息つけているのではないでしょうか。

富士五湖と野クル

 時間軸は第1期直後から再開されていて、クリスマスキャンプを皆で楽しんだ後、リンは再びソロキャンに戻って年末年始を静岡で過ごし、なでしこら「野外活動サークル」(略称「野クル」)はアルバイトにいそしみつつ、なでしこは浜松でリンと合流したり、千明とあおいは鳥羽先生とご来光を見に行くなど、それぞれに楽しい年末年始を過ごしています。

ゆるキャン△その3

 確か第1期冒頭でリンは冬キャンをしていましたが、あれが多分11月頃で、まだ2ヶ月くらいしか経っていないということに。女の子が冬に一人でキャンプするなんて、もの凄い変わり者のように思ってしまうところですが、本作を見ると楽しそうなんでやってみたくなるんですよね。でも自分だとスマホいじりに終始してしまいそう。

ゆるキャン△その4

 一人で過ごしていても、SNSで繋がっていて、しばしば連絡し合ったり画像を送り合ったりしているので、孤独感はないかも知れませんね。一人でベーコンでも炙りながら火を見つめる…なんて孤高なキャンプはリンの祖父あたりの“昭和なキャンプ”だけなのかも知れません。

中学時代のなでしこ

 しかし現代風キャンプ、全然悪くないです。独りでキャンプしていたリンが、野クルメンバーと交流することで、常に一緒に行動してキャンプをするようになるといったベタな展開ではなく、リンはソロキャンを愛し続けつつ、たまには皆一緒でにぎやかにキャンプするのも悪くはないなという程度に変わったというあたりが、それぞれの価値観を尊重している感じでいいなと思います。

天地創造デザイン部

 最後は「天地創造デザイン部」。3話まで視聴しました。全知全能の神が天地を創造し、生物たちを産み出そうというところで面倒になり、下請けに丸投げしたという。丸投げされた「天地創造社」は、文字通り「お客様は神様」(笑)。デザイナー達が原案を作り、エンジニアが試作して問題点などを洗い出し、神が採用の可否を出してきます。

天デ部原作その1天デ部原作その2

 「天地創造社」の社員達は一見ただの人間のようですが、人間が作られる以前のはずなので只の人間とは思えません。まあ名字は普通の人間にしか思えませんが。でも連絡係の天使を見て「来たな天使ども」と言っているので、天使でもないのか。孫がいるデザイナーもいるので、子孫を作れるみたいですが、一体何者なんでしょうか。名字が惑星名に由来しているような気もしますが、もしかするとセーラー戦士なのか。「冥戸」さんのの冥王星は今では準惑星になっちゃってますがNE!

お客様は神様です

 主人公格の下田とその上司の上田は天使で、あからさまな翼はありませんが、服の襟などに翼をモチーフにしたデザインがあるので見分けられます。神の意志が直接伝えられるらしく、神がデザインを気に入った場合、「天啓」と叫んで採用を決定します。

デザイナー6人衆

 基本世界中にいる奇抜な生物を、こういう経緯でデザインして採用されたと紹介するような展開で、ドラゴンとかペガサスのような没作品や、なぜ不採用なのかといった理由についても説明されています。3話では安易な生物の多重合体でクトゥルフを産み出してしまい、封印処分とされてしまいましたが、そうか、旧支配者達はこういうことで封じられているのか(笑)。

天啓です

 神は面倒くさがりのわりに、天地創造社への注文は結構面倒な物も多く(例えば「翼がなくても飛べる生物」とか)、まあどこの世界でもクライアントは面倒臭い物なのかも知れませんね。

アニメ化を喜ぶ天デ部

 なかなか面白い作品ですが、デザイン部の他は虫部しかなくて、それで古代生物を含む全生物をデザインするというのも中々にハードな職場のような。デザイン部のデザイナーは6人しかいないので、かなりブラックな職場かもしれません。締め切りとかノルマがなさそうなのはいいですが、採用数で優劣とかついちゃうんですかね。

邪神誕生 
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ハヤカワなんですよねえ

ご無沙汰しております。今年は寒いですなあ。
転居により、BS環境も光回線も失い、地上波と4Gスマホしか戦える武器がなくなったというえらい状況下で。
昨今のアニメも語れやしない。(見られない。)

「裏世界~」、現在発売中のSFマガジン(百合SF特集号!)にもショートストーリーが載っていることからわかるように、ハヤカワ文庫発のアニメですね。ヒロイン造形とか、ちょっとなつかし感じがしますが、そういう事情も関係しているでしょうね。

ハヤカワ発で話題作って、けっこう珍しいかも知れません。(「マルドゥック」とかないでもないですが)
原作を探そうとして見つけられない人も出ているとか。
ネットで検索すればすぐわかりそうなもんですけどねえ。

なお、ここ数号、SFマガジンを購読しておりますが、狙いは「戦闘妖精・雪風 第4部アグレッサーズ」のみです。いつ完結するんだか。
しかし中国SFが台頭していたり、時代の変化を感じますよ。

Re: ハヤカワなんですよねえ

 望郷士さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

 拍手はそこそこ頂けているのですが、コメントを貰うのは半年以上ぶりですよ。たまげたなあ。
「裏世界」は在日米軍が登場して一気にミリタリー色が。自衛隊が異世界に行く「GATE」みたいになりはしないでしょうね。いや「GATE」も第二期作って欲しいのですがね。
 米兵達は日本のネット怪談に登場する怪異を認識できるのか。それとも登場人物s達が勝手にそう認識しているだけで、正体は別ものなのでしょうか。

 中国発作品はアニメも出てきています。まだまだ視聴に耐えられるレベルではないみたいですが、スマホなんかみたいにいずれは追いつき、追い越していくのか。しかしかの国には色々と規制が多いようなので、我々を驚かせ、満足させるようなものが作れるかどうか。SFの方は「ストーカー」など旧ソ連が秀作を輩出しているので、中国だっていけるかもですが。
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