プリンセスコネクト!Re:Dive(その1):5年の時を経て再びプレイ

列島直撃も懸念されていた台風14号、どうやら本土上陸はなくなったようで一安心。秋雨は降りしきっていますが、これはまあ許容範囲ですかね。洗濯とか布団干しの都合があるので週末は晴れて欲しいところですが。

本日は春アニメが面白かったのでついプレイを始めてしまった「プリンセスコネクト!Re:Dive」(通称プリコネR)の話題です。スマホゲーが原作のアニメは大抵つまらないのですが、「プリコネR」のアニメは別格の面白さでした。「この素晴らしい世界に祝福を!」シリーズの金崎貴臣監督が手掛けたせいか、「顔芸」が多かった(特にキャル)あたりよく似た雰囲気がありました。




そして思い出しました。前作「プリンセスコネクト!」(通称プリコネ)の存在を。私、5年ぐらい前にプレイしていたのです。ただ、内容とかはすっかり忘却の彼方で。ブログで取り上げていたかなと検索してみたら、5年前に2件ほど書いていました。

https://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-1122.html
https://nocturnetsukubane.blog.fc2.com/blog-entry-1129.html

正直、自分でもこれを見て「ああ、そうだったそうだった」と膝を叩いてしまいましたよ。十年一昔と言いますが、5年前でも記憶を失ってしまうとは。…もしや、印象が薄いゲームだったのかも。

自分で自分の弁護をしても仕方がないのですが、実は「プリコネ」、1年半程度しか続かなかったんですね。始めましたという記事は書いても終わりましたという記事は書かないので、あまりに短いゲーム寿命だったことも忘れていましたが、「プリコネR」作中の主人公(通称「騎士くん」)も「プリコネ」時代の記憶をうっかり失ってしまっているので、まあいいかな。

「プリコネR」は2018年2月に稼働ということで、「プリコネ」終了後1年半ほどで開始されていたんですね。「プリコネ」のゲームジャンルは“キミと心をつなぐRPG”だったのに対し、「プリコネR」のゲームジャンルは“アニメRPG”。その名のとおり本編中にバリバリとアニメーションが挿入されます。

今は大人気の「プリコネR」ですが、なぜ前作「プリコネ」は短命で終わったのか。詳しいことは知りませんが、一説には「プリコネ」はCygamesが開発して親会社のサイバーエージェントが運営していたところ、そのやり方に不満だったCygamesが打ち切って、今度はシステム周りから全部自社で完結すると意気込んで開発したのが「プリコネR」だとか。確かに「プリコネ」は当時としても古いタイプのゲームシステムだった印象が。今「プリコネR」を見ると余計そういう気がします。

もっとも古いシステムだからダメかというと、必ずしもそうとは限らず、サイバーエージェントが直営している「ガールフレンド(仮)」(そういえば「プリコネ」はシステムが「ガルフレ」に似ていましたな)はもうすぐ8周年という長寿作品となっています。「ガルフレ」より長いのは「パズドラ」と「クラッシュ・オブ・クラン」くらいでしょうか。でも「プリコネR」を見るとやはり新しいシステムの方が魅力的…。

が、なお新キャラを登場させている「ガルフレ」にも引き続き頑張って欲しい。「ガルフレ」はシステムよりキャラで魅せるゲームですから。それにしても絶対王者村上先輩の強さよ。

「Re:Dive」と付いているとおり、「プリコネR」は「プリコネ」のストーリーを完全に継承しており、主人公「騎士クン」はフルダイブ型VRオンラインゲーム「レジェンドオブアストルム」(通称「アストルム」)を強制的にプレイさせられることになりました。実は「騎士クン」、同じパーティーメンバーの力を増大・解放させ、「ユニオンバースト」という秘技を発動させる能力を持つ特異なジョブ「プリンセスナイト」だったのです。

ユイ・レイ・ヒヨリとパーティーを組み、メインヒロイン・ユイをプリンセスとして戦った騎士クンでしたが、ラスボス覇瞳皇帝に敗れて意識を失うというバッドエンドを迎えてしまいました。「プリコネR」はバッドエンドのその先の物語となります。全ての記憶を失い、幼児退行を引き起こしていた騎士クンは、新キャラコッコロ、ペコリーヌ、キャルと新ギルドを結成して新たな冒険を始めることになります。

幼児退行レベルの騎士クンはもとより、その他のキャラも大半は「プリコネ」の記憶を失っており、「アストルム」がゲームの世界であることさえ認識していません。現実世界については「夢」という形で断片的にしか把握していません。「プリコネR」のストーリーは第2部に入っていますが、私はまだ第1部第10章途中までなので、ストーリーにはこれ以上触れません。

ゲームシステムは様々なスキルを持つキャラを集めてパーティーを編成し、バトルをクリアしていくことでゲームを進めます。1パーティに5人のキャラを編成し、クエスト上に存在する敵や、他のプレイヤーが設定しているパーティーとのバトルに立ち向かいますが、基本攻撃やスキルの使用はオートで行われます。

一時期「Fate/grand order(FGO)」の主人公が「イキリ鯖太郎」なんて揶揄されていました。私は言い得て妙だと思いましたが、怒った人は怒ったみたいですね。でもその怒り方でさらに揶揄されたり。主人公は後方でサポートに徹し、実質的に戦っているのはサーヴァントなんですが、アニメ「絶対魔獣戦線バビロニア」では、傷つく女性(サーヴァント)の後ろにいる主人公の姿が初見勢にシュールに映り、「主人公が女の子達の後ろに隠れながらイキり散らしてる」と揶揄されました。

サーヴァントは本来男性も多数いるんですが、たまたまアニメではサーヴァントがマシュとかアナ(ほぼ幼女)だったのも間が悪かった。

しかし、そんなことを言ったら「プリコネR」の騎士クンはもっとヤバイ。プリンセスナイトは自分では直接戦わないでパーティーメンバーの能力を増幅させるので、FGOのマスターに良く似た立ち位置だし、なによりもパーティーメンバーは女の子ばかりです。「アストルム」には男性キャラも多数いるのですが、騎士クンの仲間になるのは全員女の子。なんだこれは…たまげたなぁ。アニメでは一応女の子を守って戦う場面もありましたが。

しかし、ゲームのアニメーションシーンでは騎士クンはペコリーヌに「あなたは女の子たちに守られて、良いご身分ですね」と言われています。

まさにそうとしか言えない場面ですが、この頃の騎士クンは完全に“恍惚の人”状態なので…

という範馬勇次郎くらいの気持ちで生暖かく見守ってあげて下さい。明日は我が陣営の主力メンバーについて紹介しましょう。
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