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2020年夏季アニメの感想(その2):魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~/Re:ゼロから始める異世界生活第2期/やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

早い夕暮れ

 秋は一年で一番好きな季節なんですが、日が暮れるのが早いというのが玉に瑕ですね。日曜日なんかちょっとぼーっとしてるとあっという間に暗くなってしまって。秋の夕暮れは風情がありますが、時間が短すぎですね。なかなか暮れない春の夕暮れくらいの時間があれば。

魔王学院の不適合者感想

 それでは昨日の続きで2020年夏季アニメの感想です。最初は「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」。タイトルの長さでおわかりでしょうが「なろう系」です。「なろう系」は多すぎるとうんざりしますが、なきゃないで寂しいので毎季1本は欲しいところ。まあ何本あっても1本だけ見てればいいようなものですが。

主人公アノス

 「なろう系」主人公によく見られる特徴として、「とにかく作品名が長い」の他、「序盤で主人公がチートと呼ばれるほどの力を得る」「女性キャラにモテモテでハーレムを作る」があります。他にもいくつかありますが、本作はとりあえず上記三つの特徴を兼ね備えています。作品名の長さはともかく、残り二つの特徴は、作者の願望ないし読者が求めていると考えているものじゃないかと思えたりもしますが、批判を受ける際に最もやり玉にあげられる部分でもあります。個人的には主人公の能力がチートであってもギャルにモテモテであってもいいのですが、読者を納得させられる理由が描けるかどうかがキモなんではないかと思います。

アノスと両親
 本作の場合、転生ものではあるんですが、2000年前の魔王が同じ世界の未来に転生しているということで、読者からすると異世界の物語なんですが、主人公にとっては異世界転生ではありません。魔王が2000年前の記憶と能力を持ったまま転生したということで、チート能力保有の理由もはっきりしています。魔族の寿命がよくわからないので2000年という時の流れが長いのか短いのか判然としませんが、転生した魔王がが驚いたのは、魔法レベルがひどく低下していたことと、魔王の伝説が歪められていたことです。魔法レベルの方は平和だったからとして、なぜ魔王の伝説が別人のものになっていたのか。世界の謎を探るべく魔王は活動を開始します。

かませ犬の皇族

 なにしろ主人公アノスは“人、精霊、神さえも滅ぼし暴虐の魔王と恐れられた魔王の始祖”なので強いのなんの。そしてその強さにも十分説得力がありますが、むしろ不思議なのはこれだけの強さを見せつけられていて、なお「不適合者」呼ばわりして差別的に扱う周囲の魔族達です。まるでスカウターが爆発しているのに「故障」と思い込んでるようなものです。

七魔皇老の一人

 アノスは過去に七魔皇老という側近を持っていましたが、ことごとく洗脳されて偽魔王の記憶を受け付けられていました。ということ偽魔王もそれなりの強者であることは確実で、一体誰で何を目的にしているのかを探る…という展開ですが、なにしろアノスは魔王なので次々に現れる障害とか敵をことごとく粉砕しながら進んでいくのである意味ストレスフリーです。

 アノスファンクラブ

 真相は終盤明らかになって結構「へえ~」と思いますし、ラスボス(偽魔王にあらず)も「世界の法則」を自称していましたが、よくわからないままアノスらに倒されてしまいました。“円環の理”となったアルティメットまどかと戦うようなもので、無茶じゃないかとも思えましたが、まあ「叛逆の物語」での悪魔ほむらという先例もありますから。

サーシャとミーシャ
ミサ

 個人的にはダブルヒロインはあまり魅力的ではなかったので、アノス派ではあるけどアノスのハーレムには入らないであろうミサがお気に入り。原作ではもっと重要な役割があったようですが、1クールで物語を収束させるために改編されてしまったようです。

リゼロ2期前半感想

 続いて「Re:ゼロから始める異世界生活第2期」。通称リゼロ。これも「なろう系」作品ですが、「なろう系」としては最も物語世界=異世界をしっかり構築している作品だと思います。というか、異世界転生ものではあるけれど、本作を「なろう系」でくくるのはもはや正しい認識ではないとさえ思います。

スバル泣き顔

 主人公ナツキ・スバルは目つきの悪さや性格的な面からヘイトを集めやすいキャラですが、彼が辿る道のりの過酷さを考えると、好感を持たれたり共感しやすいキャラだと読者の精神が保たない可能性があるので、あえてああいうキャラを設定したのではないかと思います。「盾の勇者の成り上がり」も序盤は主人公がやたら酷い目に遭いますが、スバルの場合は序盤だけでなく延々酷い目に遭い続けますから。

ベアトリスとスバル
大兎の攻撃

 今回は2期で、1期で何度も死んで自殺したり発狂したりするほどの酷い目に遭いつつも、何とか当面の目標をクリアしたスバル。その過程で異世界の人々とも繋がりを作り、これからはもう少し楽にやっていけるのかと思いきや、1期以上に八方塞がりな状況になっています。1期は2クール連続でしたが、2期は分割2クールで後半は来年冬季から。待ち遠しいですね。

揉めるスバル
ヤバいロズワール

 ニートの主人公がいきなり異世界に放り出されるという展開は、「なろう系」の王道ですが、スバルにはチート能力は特になく、ゲームで言えばセーブポイントに戻るかのような「死に戻り」だけが与えられています。しかしこの能力のことは誰にも言えず(言おうとすると激痛が襲うほか、それでも言うと聞いた相手が死ぬ)、死に戻りに回数制限があるのかとか、スバルに不本意な展開でもセーブポイントが移動してしまうことがあるのかなど、解明できない謎がいっぱいです。

大罪の魔女達
大罪司教

 異世界転移(転生ではない)の理由も、異世界の「嫉妬の魔女」に愛されたからのようですが、なぜ一介のニートだったスバルが選ばれたのかは依然不明。魔女は7人登場していますが、いわゆる「七つの大罪」に相当しているようで、性格も能力も人間を逸脱した理解しがたい存在です。「嫉妬の魔女」以外の6人もなぜかスバルを気に入っている様子。この世界には「嫉妬の魔女」を信奉して忌み嫌われる「魔女教」という狂信者集団が存在し、やはり「七つの大罪」に相当する大罪司教という幹部が率いていますが、魔女が直接彼らに関与しているような描写は今のところありません。

スバルと両親

 女性メインキャラに好かれ、魔女達に好かれている状況は一見ハーレムなんですが、スバルの場合はあんまり羨ましくないし、そもそもその状況を楽しめるような状態でもないという。2期で原作の第四章までが終了すると思われますが、原作は現在第六章ということで、今後3期4期の制作もありえるでしょう。

エルザ

 お気に入りキャラは悪役ですが暗殺者のエルザ・グランヒルテ。なんとV能登さんなのに悪役。悪役を演じる場合、それまでとは全然違う声色で演技をするケースが多い(「お姉ちゃん」こと井上喜久子など)ですが、エルザの場合、いつもの能登キャラとあまり変わらない声色のまま残虐行為をするのが逆に怖さを増幅させています。実は能登さんもあんな虫も殺さないような顔のまま極悪なことをしているんじゃないか…なんて妄想をかき立ててみたり。「剣聖」ラインハルトや精霊のパックやベアトリスの攻撃でも倒れない超人的戦闘力を持っているのに、容姿は妖艶な雰囲気の美女というのがいいですね。

俺ガイル完感想

 最後に「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」。アニメ第3期にして完結編。第1期放映が2013年で第2期放映が2015年。このペースで2017年あたりに制作していればもっと盛り上がった気がしますが、第2期から5年が経過してしまうと作品自体の人気がもはや(涙)。しかし原因は完結しなかった原作のせいでしょう。

ヒッキーハーレム

 実は主人公比企谷八幡達の高校2年生の1年間を描いただけなんですが、作品内でもの凄く時間が経過しているような印象です。それだけ序盤と終盤でキャラの性格が激変している印象なんですよね。

勝者雪乃 

 話の展開的を端的にはしょると、結局のところヒッキーは雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣の二大ヒロインのどっちを選ぶの?ということなんですが、当初の予想通りヒッキーは雪乃を選びました。しかし結衣どころか第三のヒロイン一色いろはもヒッキーを諦めていない様子が伺われます。

一色いろは

 客観的に見ると雪乃はCVはやみんとはいえ面倒臭いと思います。性格だけでなく、家庭環境とかも。さらに姉(CV中原麻衣)とママン(CV井上喜久子)が輪を掛けて面倒臭いので、キン肉マンソルジャー(アタル兄さん)はキン肉マンに「キン肉王家三つの心得」のその一として、「おだやかな道とイバラの道の二通りの道があるとすればイバラの道を進め」と言いましたが、まさにヒッキーもイバラの道を進むのか。

キン肉王家心得
雪乃ママ
結衣ママ

 一方結衣の方はママンのCV大原さやか。井上喜久子と大原さやかなら互角とも言えますが、作中のキャラとしてなら圧倒的に結衣ママンの方が素敵。絶対結衣と付き合った方が「おだやかな道」なんですが…ヒッキーはキン肉王家の出身なのか。9才で家出したアタルがなぜ「キン肉王家三つの心得」を知っているのかは謎ですが(だって“ゆで”だから…)。

平塚先生

 今回転勤が決まった平塚先生まではヒッキーに恋愛感情に近い好意を示していました。もうこれは♂だけど見た目も性格も乙女の戸塚や妹の小町も併せてヒッキーハーレム完成ではないか。

敗者結衣

 今回は結衣が涙する切ない場面が多かったせいでどうしても結衣びいきになってしまいます。CV東山奈央キャラは「負けヒロイン」になることが多いようですが、社交的なのはいいけど空気を読みすぎるせいかな。ヒッキー的には友人としては楽しいけど、憧れの対象にはなり得ないのかも知れませんが、結衣と結婚したら楽しい人生を送れそうな気が。作品は完結してしまったけど、数年後には色々あって案外ヒッキー×結衣になっているかも知れません。まあそんなことを言ったらヒッキー×いろはだってありですが。

城廻めぐりっしゅ

 今回は本来春季に放映するはずが、コロナ禍で延期になったという経緯がありましたが、その分作画は一番良かったように思います。この作画で私のお気に入りの城廻めぐりをもっと登場させて欲しかったですが、もう卒業という時期だったのでまあ仕方ないですね。雪乃の姉の陽乃すら今後の展開によってはヒッキーハーレム入りの可能性がある(いや、下手をすれば雪乃ママンさえも)ところ、めぐり先輩はその心配がなさそうで一安心です。

小町とヒッキー
百合でええやん
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