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2020年春季アニメ序盤の感想(その2):イエスタデイをうたって/グレイプニル/八男って、それはないでしょう!

太陽とコロナウイルス

 昨日、今年は寒春ではないかと言ったのが聞こえたのか、今日は暖かいですね。GWも近い晩春の4月下旬となるとまあこんな感じが普通かも知れません。新型コロナウイルスは熱と湿気が弱点で、太陽光や紫外線に弱いなんて米国政府高官が言ったそうですが、ホントですかね?だとしたら日本の夏はコロナウイルスの天敵となるんでしょうけど。

イエスタデイ序盤感想

 さて昨日の続きで春季アニメ序盤の感想です。まずは「イエスタデイをうたって」。4話まで視聴しました。1998年から2015年までの断続的長期連載だったということですが、その間のテクノロジーの進歩は驚くほどなので、序盤と終盤はかなりギャップがあったんじゃないかなんて思ってしまいます。

イエスタデイをうたって序盤感想

 大学を卒業したもののしたい仕事がなかったということでフリーターをしている魚住陸生(リクオ)。そんな陸生になぜかモーションをかける野中晴(ハル)は、カラスを肩に乗せた妙な女の子です。高校を中退したということで、その高校で副担任をしていたのがリクオの想い人で大学の同級生の森ノ目榀子。金沢で非常勤講師をしていましたが、東京の高校に職を得て戻ってきたそうです。そして金沢から榀子を追うようにやってきた美大進学志望の高校生早川浪。浪は榀子の幼なじみであり、榀子の恋人(故人)の弟です。

榀子

 陸生は再会した榀子に告白しますが、故人を忘れられない榀子に振られます。榀子は浪のことも弟のようにしか思えません。まあ7歳も離れていたらねえ。という訳で男性陣、女性陣はそれぞれライバル関係なんですが、モテモテの榀子と相手にされない晴と女性陣は対照的、男性陣は両者片想いという図式になっています。面白いのかというと良く判らないんですが、不思議に説明しがたい雰囲気はあります。

陸生と晴

 まず陸生、就職する人というのは、「これをやりたい」「これが転職」と思って仕事を選択する人ももちろんいるんでしょうが、大方は生活のために何からの仕事を選択していると思うんですよね。就職活動をしたけど結果的にフリーターになってしまったのなら致し方ないと同情の余地もあるんですが、陸生はどうも就職活動自体をしなかったせいでフリーターになった模様。よくそれで高校教師という堅い仕事を持っている榀子に告白するなあと思います。ヒモにでもなるつもりなんだろうか。それとも付き合ってから「一緒に暮らそう!俺、正社員になる!」(byバイトルネクスト)をやるつもりだったのか。言っているのが岩田剛典でも「いや、まずに正社員になってから言えよ」とツッコまれまくっているというのに。

ハル
女子無駄のバカ

 晴は、YouTubeで「『女子高生の無駄づかい』のバカ(田中望)に似ている」と指摘している人がいました。ルックスはそこまで似ていないと思いますが、黒づくめの服装とかカラスを連れていたりするあたり、バカが妄想していた「面白れえ女」的ではあるなあと思います。残念だったのは陸生がそう思わなかったところですが。

榀子と浪

 そして榀子。女教師でCV花澤香菜というと、どうしても「言の葉の庭」を連想してしまいますね。今後浪と色々あるならばますます「言の葉の庭」になるわけですが、どうなんでしょうか。亡くなった恋人を忘れかねているということは、別に人ぞれぞれなので一概に悪いこととは思えません。「めぞん一刻」の響子さんだってそうでしたし。そのうち伊藤という体育教師が出てきて交際→破局で四国で行くのね(笑)。

バンドマン木ノ下

 陸生に信念のような何らかの確固とした想いがあってフリーターをやっているのなら(例えばコンビニの先輩の木ノ下さんバンド活動をしているのでフリーターも理解できます)、ブレッド&バターの名曲「あの頃のまま」をOPかEDに使うとさまになるようにも思えますが、そうでないならさっさと就職しろと思ってしまいます。フリーターで暮らすというのも責任がなくて気楽かも知れませんが、自分一人を養うのがやっとではないかと思うので、それなら告るなと言いたい。

グレイプニル序盤感想

 次は「グレイプニル」。3話まで視聴しました。いつの間にか着ぐるみ状の怪物に変身できるようになった高校生・加賀谷修一とその中に入る青木紅愛(くれあ)という女の子を中心とするのバトルラブコメです。補欠でしたが、「俺ガイル」が延期となったので視聴しています。

バケモノ対決

 謎のコインを集めている宇宙人と名乗る男にコインを持っていくことで変身能力が与えられるようですが、変身後の姿は個人差が非常に大きく、なぜ修一が着ぐるみになるのかは今のところ謎です。コインを持っていくといろいろな願いを叶えてくれるようなので、争奪戦が行われているようです。

悪役風の紅愛
着ぐるみの中

 紅愛は姉の江麗奈がバケモノになって両親を殺したと言っており、真実を知るべく修一を(ほぼ強引に)誘い込みました。当初は悪役の様に見えるキャラで、CV東山奈央としては異色でした。以前「悪役をやりたい」と言っていたので願いが叶ったかなと思いましたが、実は悪役ぽかっただけのようです。3話で登場した江麗奈はCV花澤香菜。「ブギーポップは笑わない」の水乃星透子役を演じた時も思ったのですが、はなざーさんは一見美人で実は怪物という役をやらせると非常にマッチしますね。

江麗奈
怪物江麗奈

 江麗奈によれば修一が着ぐるみのバケモノになった原因は自分にあるとのことなので、今後の展開が気になるところですが、本作の特徴としては妙にエロいシーンが多いことでしょう。やたらパンチラがあるほか、紅愛がやたらに脱ぎまくります。修一の着ぐるみに入るのにもなるべく衣類がない方がいいらしいのですが、男が変身した着ぐるみの中にor
全裸の女の子が入るというのも屈折したエロの極みと言えましょう。

グレイプニルパンチラ
グレイプニルパンツ脱がし
いきなり着替え

 なお、グレイプニルとは北欧神話に登場するドワーフが作った魔法の紐で、神々に災いをもたらすとされた狼の姿の巨大な怪物フェンリルを拘束するのに使われました。当然本作の内容と何らかの関係があるのでしょう。

フェンリルを縛るグレイプニル

 なお「神々の黄昏」ラグナロクではフェンリルは自由になって太陽と月を飲み込み、最高神オーディンさえも飲み込みますが、オーディンの息子ヴィーザルに倒されます。ちなみにフェンリルは北欧神話のトリックスター・ロキの子で、毒蛇ヨルムンガンド、冥界の支配者ヘルの兄にあたります。ラグナロクにおいてヨルムンガンドは雷神トールと相打ちになり、ヘルは冥界から死者の軍勢を送り込むそうで、ロキ自身も光の神ヘイムダルと戦って相打ちになっています。

八男って、それはないでしょう!序盤感想

 最後に「なろう系」の「八男って、それはないでしょう!」。4話まで視聴しました。同時期に放映している同じく「なろう系」の「はめふら」こと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」とは、①現代日本から転生 ②魔法のある世界 ③貴族の子女 といった共通点がありますが、性別が異なる以外にも①魔法の才能の有無 ②実家の財政 ③子供の数 ④住居の所在 などで大きく異なっています。一言で言うと「実家は王都にあって裕福で権勢もあるけど自分には才能がない」のが「はめふら」で、その逆が「八男」です。

うたた寝転生
ショタに転生

 激務のリーマンが深夜に帰宅して食事の準備をしている間に寝入ってしまい、起きたら異世界に転生していました。死んで異世界転生とかゲームの世界がそのまま異世界にといった導入は知っていますが、うたた寝したら異世界というのは斬新といえば斬新。うっかり居眠りもできませんね。

師匠との出会い

 貴族だから裕福だろうと思いきや、貴族と言っても最下級の騎士爵(英国のナイトが有名ですが、英国では世襲の貴族ではなく一代限りの準貴族です。ま、こちらは異世界なので別の制度があってもいいのですが)で、ど辺境の貧乏貴族でした。しかも八男。跡継ぎの長男と分家に婿入りした次男以外は家を出て自活の道を進まなければなりません。八男ヴェンデリンは前世の記憶覚醒時に5歳だったので当面は家に居られますが、「早急に自活する方法を見つけなければ人生詰む」と考えます。魔法の才能があることに気付き、師匠に見いだされて修行した結果、超強力な魔法使いとなり、12歳で冒険者予備校に特待生として入学することになります。

ルイーゼ
イーナ

 冒険者予備校では拳法師範の三女ルイーゼ、槍術師範の三女イーナらと知り合い、兄で五男のエーリッヒの結婚式に参加する為に王都に向かう途中で、骨竜(アンデッド・ドラゴン)を倒したことにより、王都で準男爵に叙爵され、竜の素材の売却で莫大な財を得ることに。このあたりのトントン拍子がいかにも「なろう系」です。それ以前に魔法の師匠(実はゾンビ化してなお弟子を求めていた。理性を失う前にヴェンデリンが浄化)の遺産の相続も認められて屋敷などを継承しているので、住むところにも財産にも困っていないという。ちなみに準男爵も英国では世襲称号ではあっても貴族ではなく平民なんですが…いや、別にいいんですが。

骨竜対ヴェンデリン
ヴェルの屋敷

 飯が炊けるのを待っている間に居眠りして異世界転生…というあたり、どうも「邯鄲の夢」的なオチがあるのではないかと疑ってしまいます。異世界で大冒険をして大成功をしてハーレムを作ったりして大往生を遂げ、はっと気付いたらまだ飯が炊ける前だった、みたいな。それでも一生分の楽しみを味わえるのであれば悪くはないとはいえ、夢オチだと視聴者とか読者が納得しないのでは。まあアニメでそこまで描かれるはずがないので杞憂でしょうけどね。

兄嫁アマーリエ

 長兄クルトはクズっぽい描写がありましたが、その嫁アマーリエはいい人っぽいので、ヴェンデリンがNTRしてしまえばいいのにと思いますが。業界(どこのだ)にはお姉さん×ショタの「おねショタ」というジャンルもあるそうですが、ヴェルデリン6歳時にアマーリエ18歳と一回りも年上なので無理でしょうかね。しかし業界(だからどこのだ(笑))にはより年齢差の広がった熟女×ショタの「おばショタ」というジャンルもあるらしいですぜ。

おねショタ
おばショタ? 
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我々は17年待ったのだ!

おばんです。明日からGWって感じがまるでありませんな。部活動がないので、こんなにフリーに休めるGWは就職後、初めてです…疫病で働き方改革が進むってのもおかしいですけど。

イエスタデイ、よくアニメ化したなぁ、とは二十年来、冬目ファンをしていても思います。
名作「ハチミツとクローバー」と似たような所もありますが、モヤモヤ度はずっと高めですな。
キャラの魅力はあれどもストーリー展開は、と振り返ると悩んでしまう。もどかしさも味なんでしょうが、評価に困る作品ですね。

Re: 我々は17年待ったのだ!

 望郷士さんこんにちは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。

> おばんです。明日からGWって感じがまるでありませんな。部活動がないので、こんなにフリーに休めるGWは就職後、初めてです…疫病で働き方改革が進むってのもおかしいですけど。

 学校の先生は連休といっても部活動で大変なんですね。しかしこのGWはリア充ほど楽しくないものになるのでしょうね。ひきこもりには「私は一向に構わんッッ」なんでしょうけど。

> イエスタデイ、よくアニメ化したなぁ、とは二十年来、冬目ファンをしていても思います。
> 名作「ハチミツとクローバー」と似たような所もありますが、モヤモヤ度はずっと高めですな。
> キャラの魅力はあれどもストーリー展開は、と振り返ると悩んでしまう。もどかしさも味なんでしょうが、評価に困る作品ですね。

 冬目景作品は昔「黒鉄」をちょっと読んだ気がしますが…これも実は終わっていないという長期連載作品ですね。目立たないけど実は冨樫先生もビックリな漫画家かも知れません。「イエスタデイをうたって」は、メジャーになる前の新海誠がアニメ化しそうな作品だなあ、という感じがします。やはりラストはバッドエンドで(笑)。
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