艦隊これくしょん-艦これ-(その16):2019年夏イベント完遂しました

白露も過ぎたというのに今週は暑かったですね。昨日はほっと一息つけましたが、明日はまた猛暑日だとか。もしや日本史上屈指の暑い9月なんじゃないでしょうか。本当にもういいかげんにせいや夏将軍!日差しも日暮れもすっかり秋モードだぞ。

私が唯一課金をためらわないでプレイしている(といっても月平均1000~1500円程度)オンラインゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」ですが、先日夏イベント「欧州方面反撃作戦 発動!『シングル作戦』」をクリアしました。8月31日開始ということで、え?この時期に夏イベントですと…?とは思いましたが、気候の方が「艦これ」に合わせてくれるという。そう、この気温はまさに夏。

海域はE1「ブレスト防衛作戦」、E2「ジブラルタルを越えて」、E3「発動!『シングル作戦』」の3つということで、一週間程度で突破できました。といっても胸を張ってのものではありません。E1こそ難易度甲で突破しましたが、E2は難易度乙→丙で日和り、E3は最初から難易度丙でしたから。でも丙提督が偉そうに言うことではないのですが、沼ることもなく、わりとあっさりクリアできたなという印象です。今週はE2とE1でいわゆる「掘り」をやっていました。春イベント以降資源備蓄に励んでいたせいで、珍しく資源不足に悩むことのないイベントでした。

それでは例によって新たにお迎えした艦娘達を紹介しましょう。まずは神風型駆逐艦二番艦の朝風。2016年11月実装で、実は夏イベント前にゲットしました。7月中旬頃から鎮守府海域「南西諸島防衛線」(1-4)のボス海域で夏季限定で邂逅しやすくなっていました。

神風型は「艦これ」では一番古い駆逐艦で、大正時代の建造なので衣装も大正ロマンのいわゆる「はいからさん」スタイルです。CVは「俺の嫁」声優伊藤静。神風型はわりとベテラン声優が起用されているんですが、やはり艦齢的なものが影響しているんでしょうか。神風型はあと四番艦松風が来ればコンプリートなんですが、今回は出会いのチャンスがありませんでした。

イタリア駆逐艦マエストラーレ級二番艦グレカーレ(Grecale)。今イベントで実装されたバリバリのフレッシュ艦です。イベントの舞台が地中海からイタリアなので欧州艦の出番が多かったのですが、ドロップも欧州艦が多かったようです。マエストラーレとリベッチオは明るく元気な女の子という印象ですが、グレカーレはちょっとギャルが入っていて小悪魔感がありますね。

姉のマエストラーレ、妹のリベッチオは既にゲットしていたので、三姉妹揃い踏み。未登場の末妹シロッコが出てくれば全員揃うのですが。ちなみに姉妹は全員風の名前で、マエストラーレは北西の風「ミストラル」、グレカーレは北東の風「ギリシャの強風」、リベッチオは南西の風「リビアの風」、シロッコは南東の風「アフリカからの暑い南風」です。

夕雲型駆逐艦の11番艦藤波。2017年2月実装。夕雲型は現在までに13隻が登場していますが、私が持っているのは8隻だけでした。9隻目としてやって来てくれました。

藤波と言ったら辰巳だろうというのはプロレスファンのお約束ですが、この藤波もその影響を受けているようです。というのは、前髪が不自然に切りそろえられているでしょう?これはいわゆる「飛龍革命」で藤波が髪を切り出したアレを示しているんじゃないでしょうか。さんざん流血試合を平然と行ってきたくせに、藤波がいきなり髪を切り出したくらいで狼狽する猪木が面白かったですね。「まてまてまて」。そのうち「艦これ」のBGMに禁断の「マッチョドラゴン」が入ってきたりして。

ルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ級軽巡洋艦一番艦のルイージ・ディ・サヴォイア・ドゥーカ・デッリ・アブルッツィ。名前がやたら長いので略称「アブルッツィ」。アブルッツィ公爵サヴォイア家のルイージという意味だそうで、本イベントE2クリア報酬です。今年の春イベントのE3クリア報酬だったジュゼッペ・ガリバルディ(略称「ガリバルディ」)の姉になります。

実はE2のラスボスである深海地中海棲姫が、艦娘としての姿を取り戻したのがアブルッツィになるようです。敵であった時の戦闘力がそのまま残っていれば…まあそんな訳にはいかないでしょうが。

正統派の美人で、性格もお嬢様風。元の艦が退役後に映画に登場していたので、“女優として映画にも出演した”と言っています。女優ということでこの美貌か。攻撃されて損傷すると、顔に傷がつくことを嫌がるのも女優魂か。顔はヤバいよ、ボディやんなボディを!それはともかく、これで所有するイタリア艦は9隻。海外艦一の大所帯です。実装されている艦は11隻もあるのでコンプリートしたいのですが…

イギリス駆逐艦J級5番艦のジェーナス。「艦これ」では一番艦ジャーヴィスに続いて二隻目の登場です。本イベントE3クリア報酬です。J級の艦名は全てJから始まっていますが、ジェーナスはローマ神話の出入り口と扉の守護神ヤーヌスの英語読みです。ヤーヌスは前と後に反対向きの2つの顔を持つのが特徴なんですが、昔「ヤヌスの鏡」ってドラマがありましたね(遠い目)。

E3ラスボスであるアンツィオ沖棲姫でした。高耐久高火力に高雷撃まで備えた恐ろしい敵でした。ジェーナスはシングル作戦で戦没した艦なので、まさに怨念で闇墜ちして登場していたんですね。

素のジェーナスはやたら元気なお転婆娘という感じです。口元がドラクエのスライムに似ているとの指摘もあって…確かに似ていますね。よし、今日からホイミンに改名しよう(笑)。

大淀型軽巡洋艦一番艦大淀。最後の連合艦隊旗艦です。2014年8月実装の古参艦で、かつて私の中では水無月、磯風、雲龍と共に「出ない四天王」に名を連ね、最近では雲龍と共に「出ない竜虎」でしたが、遂に、遂にお迎えすることができました。イベントクリア後、出るとされるE2海域で「掘り」をしまくった挙げ句のことで、邂逅時には驚喜するよりため息が出てしまいましたよ。この日が来るのは長かった…。私が「艦これ」をプレイし始めた2016年6月から3年3か月ですからね。


大淀がいないと達成できない任務があるほか、改造後に持ってくる「艦隊司令部施設」が、連合艦隊でのイベント攻略難易度を劇的に変える装備であるとされているのです。2017年秋イベントで入手できたのですが、同イベントではミッション遂行的に「遊撃部隊艦隊司令部」に変換せざるを得ませんでした。

また、かつては軽巡洋艦で4スロット持ちは大淀と夕張のみだったので、その点でも貴重でした。大体攻略サイトの編成例では当然のように大淀が配置されていて、持っていない身としてはそれを見るだけでキレそうになったものでしたよ。仕方なく夕張で代用…でもイマイチ耐久力がなくて。もっとも今ではイタリアのアブルッツィとガリバルディの姉妹が4スロ軽巡として登場してきているので、希少価値は減少しました。

「出ない四天王」も残るは正規空母雲龍のみ。四天王最強は雲龍だった訳ですね。これからは「出ないラスボス」と呼びましょう。「出ない四天王」のCVは水無月の日高里菜を除いて全て川澄綾子でした。なぜ川澄さんはなかなか来てくれないのか。そういやFGOでもセイバーは来てくれないのですが、凜や桜の方が好きだからだろうか(爆)。残念ながら本イベントでは雲龍はドロップしないらしいのでまた次回に期待です。

大淀が出たことで「掘り」は終了しても良かったのですが、今回イマイチ大型艦が登場していないのが寂しくてE1で掘っていたら出てくれたのがフランスの水上機母艦Commandante Teste。2016年11月実装で通称コマちゃん。なんか「のんのんびより」に出てきそうな名前です。フランス艦は二隻しか登場しておらず、長らく戦艦リシュリューには寂しい思いをさせていましたが、ついに相方がやって来ましたよ。

Commandant Teste(コマンダン・テスト)は「テスト司令官」の意味で、フランス初の空母飛行隊設立に関わったポール・テスト(Paul Marcel Teste)海軍少佐にちなんだ命名です。事故で亡くなった直後の命名ということで、当時相当有名な軍人だったことがうかがわれます。

日進が登場するまでは貴重な4スロ水母として名を馳せ、やはり攻略サイトで水母が必要な編成では当たり前のようにコマちゃんが登用されていました。これからレベルを上げて当然のように編成し倒しちゃるわ!

本イベントでは他にもE3で米駆逐艦ジョンストン、英駆逐艦ジャーヴィス、瑞軽巡洋艦ゴトランド、伊戦艦リットリオといった、まだ持っていない垂涎の海外艦がドロップしているらしいのですが、攻略のためには連合艦隊編成しないといけないので、資源を浪費しない程度にゆるーくやってみることにします。
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