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好きなアニメキャラ(その107):ラフタリア(盾の勇者の成り上がり)

夏の終わりに

 昨日も今日もエアコンを使っていません。昨日より湿度が下がってさらに夏の終わりを感じる大阪。頼む、この寂しい気持ちと共に安らかに往生して欲しいと願うのですが、まあ残暑ってヤツはそう簡単には逝かないんでしょうね。三ヶ月予報でも気温の高い日が多いみたいですし。

油淋鶏定食

 本日は「松のや」で油淋鶏定食を食べてきました。カラッと揚げた鶏モモ肉に長ネギ、ニンニク、生姜などの香味タレが掛かってスパイシー。肉1.5倍のラージ定食を頼んでも780円とリーズナブルな値段でお腹いっぱいになりました。コスパの高い松屋系列にはついつい行ってしまいますね。

ラフタリア全身図

 本日は「好きなアニメキャラ」。本年冬季~春季と2クール放映していた「なろう系」の「盾の勇者の成り上がり」からメインヒロインのラフタリアを紹介しましょう。世界を破滅へと導くとされる「厄災の波」(通称「波」)の襲来に苦しむ異世界の住人で、人間に似た外見をしていますが、動物的な部位をもつ人種である亜人です。

ラフタリアの奴隷紋

 亜人には様々な種類があり、さらに獣の度合いが高い獣人という種族もいますが、ラフタリアはラクーン種の亜人と言われています。タヌキ系と言われますが、タヌキは英語でラクーン・ドッグ(raccoon dog)で、単にラクーン(raccoon)と言うとアライグマになるのでアライグマ系と呼ぶ方が良いのかも知れません。タヌキとアライグマは似ているといえば似ていますが、同じネコ目(食肉目)イヌ亜目とはいえ片やアライグマ科、片やイヌ科なのでそんなに近縁とも言えません。

ロリタリアその1

 かつては両親とメルロマルク王国のルロロナ村で生活していましたが、「波」による魔物の襲来で両親を亡くして奴隷に身をやつることに。両親がいなくなったら即奴隷に墜ちるというのも乱暴過ぎる話ですが、そこにはメルロマルク王国における亜人に対する強い蔑視がある模様です。亜人嫌いで拷問を趣味とする変態貴族に買われたラフタリアは幼なじみの亜人達と拷問された挙げ句、病気にも掛かって廃人同然となって奴隷商人に払い下げられていました。

ロリタリアその2

 10歳位のラフタリアを買ったのは、異世界に召喚されながら相次ぐ不当な扱いで孤立していた盾の勇者・岩谷尚文でした。盾の勇者は防御力こそ極めて高いのですが、攻撃力がほとんどないので仲間がいないとレベルアップが困難です。なので、仲間を欲して奴隷を物色するというところまでは判らないでもないのですが、いくら持ち合わせが少ないとはいえ、捨て値で売られていた心身共に弱った幼女を戦力化しようと思うかね、普通。

奴隷ご指名を受けて

 書籍版では、女(マルティ)に一方的に嵌められて酷い目に遭ったので「女を奴隷として支配下に置く事で自分を陥れたマルティを支配した気分に浸れ、ラフタリアが怯えたり、最悪死んだりするとそれだけで気が晴れる」という最低な購入理由が明らかにされていますが、流石にアニメではそこまでの描写はありませんでした。

ラフタリアとフィーロ

 ラフタリアのお買い上げ費用は値引きもあって銀貨30枚。後に仲間にするフィーロを「魔物の卵くじ」で引き当てますが、その際の初期費用が銀貨100枚だったことを考えると、お買い得感が際立ちます。まあフィーロも鳥のくせに天使みたいな姿になったり、魔物と戦ったり、馬車を牽いたりと銀貨100枚ではおつりが来るほどの活躍ぶりを見せることになるので、尚文は異様に買い物上手なのかも知れません。貧乏という事情があるとはいえ、これは私も欲しい能力ですね。

スイーツとラフタリア

 ラフタリアは「波」やその後の奴隷生活のトラウマで夜泣きが激しく、尚文にも怯えていましたが、まともな食事を与えられて薬も投与され、夜泣きの際も一晩中抱き抱えてあやし続けるといった尚文の不器用な優しさによって心を開いていきます。当初は戦いも嫌がっていましたが、盾の勇者が亜人達から強く崇拝されていたこともあって、一緒に戦う事決意をします。

ラフタリアその2

 なお、この辺が「なろう系」だなと思うのですが、亜人はレベルアップに合わせて成長するという特性があるらしく、戦いの連続で急速にレベルアップしたラフタリアは外見年齢は18歳くらいに育ちました。精神は幼女のままかと言えば精神的にもそれなりに成長しているようで、尚文に異性として好意を持つようになりますが、尚文は異世界転移の際の諸々の事件のせいで女性不信になっており、成長したラフタリアを見ても幼い頃のままのようにしか見られないらしく、全く進展がありませんでした。

ママタリア

 尚文虐待の一環として一度は奴隷紋を消されて「自由の身」という名の下に引き離されましたが、自らの意思で尚文の下に戻って改めて奴隷紋を記して貰い、「盾の勇者の剣」となることを誓いました。このことが異世界転移後ずっと人間不信に苦しんでいた尚文の心を救うことになりました。幼女姿のラフタリアを「ロリタリア」と呼ぶ一方、尚文に母のような愛を降り注ぐラフタリアは「ママタリア」と呼ばれたり。世話焼きだったり、包容力や庇護力があるなど、年下でありながら母性を見出せる相手に対して「バブみがある」なんて言い方がありますが、ラフタリアはまさにバブみがあるキャラということになりますね。

バブみを感じてオギャるシャア

 余談ですが「赤い彗星」のシャアは年下のララァに関し、後年アムロに「ララァ・スンは私の母になってくれたかもしれない女性だ!」と叫んでいますが、これは要するに「ララァにバブみを感じてオギャりたかった」ということですね。だからオマエはロリコン扱いされるんだ。なお、年上のそういった雰囲気がある女性に萌えるのは単なる「姉萌え」とか「マザコン」なんだそうです。シャアは生い立ちからしてマザコンになってもおかしくないところがありましたが、そこでさらにロリに走っているところが彼のこじらせ感を際立たせています。

サイコパスみたいに見えるラフタリア

 外見はすっかり乙女のラフタリアですが、貧乏な尚文に従って厳しい環境での生活を続けてきたせいか、効率性を重視する性格になってしまっており、尚文にアクセサリーを作ってもらった際にもデザインより効果を気にするなど、年頃の女の子としては質実剛健過ぎる性格になっています。

りりしいラフタリア

 アニメ本編ではまだ描かれていませんが、実は単なる従者などではなく、正体はいろいろ大変なものを持っているのですが、アニメ終了時点で本人もまだ知らないことなのでここでは伏せておきましょう。

瀬戸麻沙美近影その1

 CVは瀬戸麻沙美。ヒロインも演じますがやや年上キャラでキャスティングされることも多い瀬戸ちゃんがロリタリアを演じたのはなかなかに新鮮でした。

瀬戸麻沙美近影その2

 なぜか「瀬戸」とか「瀬戸ちゃん」と呼ばれる事が多いので愛称らしい愛称がありません。せめて下の名で呼んでやれよと思いますが、「麻沙美ちゃん」と呼んだのは私が知る限り早見沙織のみ。そのせいかはやみんには至極懐いているようです。フィーロ役の日高里菜とも仲がいいですが、それもはやみんファンつながりがきっかけだとか。なお杉田智和は「セットン」と呼びましたが、そんな宇宙恐竜みたいなあだ名は流布しない方がいいような(笑)。

水着のラフタリア
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