好きなアニメキャラ(その105):青羽ここな(ヤマノススメ)

最近、夏物衣料やらスポーツウェアなどをユニクロとドンキで調達しています。今までなんとはなしに敬遠していたんですが、劣化とかサイズが合わないなどの理由で止むにやまれず。というか近くに他に適当な店がないということでもあったんですが…行ってみれば、なぜ今まで敬遠したいたしと思うほど良い感じですね。安くて高機能なんて最高かよ。昨年はニトリで寝具類を調達したので、今年はユニクロとドンキで衣類調達だ。

本日は好きなアニメキャラです。今まで取り上げるのを忘れていた、「ヤマノススメ」からスーパーJC・青羽ここなを紹介します。「ヤマノススメ」は「ゆるふわアウトドア」作品とされサードシーズンまでアニメ化されていますが、見かけは「ゆるふわ」を体現するようなキャラですが、その実態は…。

初登場はファーストシーズン9話(九合目)「森の中で森ガール!」。「モモンガがいると聞いて探してきた」と高尾山に登ってきたところで主人公であるあおいとひなたい出会いました。その姿はまさに「森ガール」。靴の裏が剥がれて困っていたところをあおい達に助けられたことで山友達として親しくなりました。


あおい達と同じく埼玉県飯能市在住で中学2年生。あおい達の2歳年下になります。明るい茶色のウェーブのかかった髪で、前髪の一部を三つ編みで結んでいます。モモンガに限らずかわいいものや動物全般が好きで、特に馬には目がなく、実際の馬以外にも飯能市のイメージキャラである「夢馬(むーま)くん」や群馬県のマスコットキャラである「ぐんまちゃん」といった馬をモチーフとしたゆるキャラが大好きです。

一人っ子で両親が共働きのため、家で一人きりのことが多いようで、家事全般をこなしているようです。特に料理には詳しく、登山の先達である斉藤楓も含めた4人組の中でも最も女子力が高く、手先も器用です。何しろ浴衣を自作するくらいなので。

身長144cm、体重38kgと華奢な体格ですが、驚くほど体力と運動神経があり、あおいが富士山で高山病になったり、ひなたが金峰山で膝を痛めたりとトラブルを起こす中、全く面倒ごとを起こしたりお荷物になるという描写がありません。

時おり妄想にふける癖があるものの、学業成績も良く、JCなのにあおい達JKを圧倒するハイスペックぶりを発揮するここなは、完璧超人とも噂されていますが、実は泣き所がないでもありません。もっともこれは彼女の責任ではないのですが…

それはズバリ「貧乏」。ここなに責められる理由は何もありませんが、3人のJK達がどういうわけかびっくりするくらい裕福な家庭の出身なので、格差社会を体現しているかのようです。その貧乏ぶりを見てみましょう。
貧乏その1:住居

ここなが暮らす家は、木造2階建てのアパート。レ○パ○スかも知れません。その外観、そして首都圏でも郊外の飯能市という点を考慮すれば、家賃もさほど高額ではなさそうです。

なお他の3人の家がこちら。上からあおい、ひなた、楓の家です。このブルジョワどもがッ!立てよ同志、革命だッッ!と思わず決起したくなりますね。ここなが少女革命家となるならば1万円くらいカンパしたい。
貧乏その2:電話

いまどきのJCはスマホを持っていても全然おかしくないのですが、ここなはスマホなし。まあそれくらいならどうこう言うまでもありませんが、家の電話がまさかの黒電話なのにはびっくりです。21世紀に黒電話を使い続ける家があったとは。
貧乏その3:テレビ

ここなとママンの家での様子。ちゃぶ台に座布団という昭和のようなインテリアもさることながら、部屋の片隅にあるテレビに要注目です。これはどうみてもブラウン管のテレビですよね。地デジチューナーも見当たらないようなので、実際にはテレビが映らない可能性が高いです。もしやインテリア?N○Kも青羽家から受信料を徴収したいなら、地デジチューナーを支給するかアナログ放送を再開するしかないと思われます。
貧乏その4:風呂

家賃数万円と思われるここなのアパートには一応浴室もあるのですが、ここなの裸体に目を奪われそうになりますが、ぐっと我慢して視線をその奥に移してくだしゃんせ。なんとバランス釜というガス風呂釜を使っています。

バランス釜、正式名称バランス型風呂釜は1965年に開発され、公団住宅を中心に全国的に普及していきましたが、その後屋外壁掛け式の給湯器が主流となったために衰退し、1990年代以降に建築された住宅ではほとんど見られません。ということはこのアパートは80年代以前の建築なのでしょうか。となると築30年前後ということに。私も10年以上前に鬼の哭く街・枚方市に住まされた時のアパートがこれでした。点火操作が面倒でね…。もっとも鬼の哭く街・A立区に住んでいた子供時代はそもそもアパートに風呂がなく銭湯通いでしたが。それにしても私は「鬼の哭く街」ばかりに住んでることだなあ(詠嘆)。

なおブルジョア3人娘の家の風呂がこちら。まあ家がでかけりゃ風呂もでかいわけですな。むしろ楓の風呂がやたらこじんまりしているような感じに見えますが、もしやこれは楓専用の風呂なのかも。
貧乏その5:ケーキ

ここなの誕生日に例によって遅く帰って来たママンが買ってきたのが売れ残りのモンブラン一個。仕事が大変なのは仕方ありませんが、誕生日にケーキ一個というのはあまりに…。でもこの後、ここなは喜んでケーキを食べるんですよ。そのいじらしさ、健気さに全米が泣いた。もしやここなには家が貧乏という自覚がないのか…

なお“中の人”小倉唯(後述)は、「私は、お母さんとのエピソードがすごく好きで、格差社会に負けずお母さんがここなにケーキを買ってきてくれるんです。『え、ここなのお家でもケーキ食べられるんだ!』っていう。嬉しかったです。」と言っています。演者である小倉唯自身は“ここな=貧乏”と強く認識していることがわかりますね。
貧乏その6:カメラ

「写ルンです」を持ってるここな。ちなみに隣にいるほのかが持ってるのは10万越のデジカメらしいです。レンズ付きフィルムも確かに今でも生産されているそうですが、2010年代以降はほぼ見かけなくなりましたね。やはりデジカメとかスマホの普及によるんでしょう。もしや貧乏なせいというよりは、宗教上の理由その他で断固デジタル化を拒否しているからなのかも知れません。

登場する家族は毎日夜遅くまで働いているママンだけ。実はパパンもいるらしいのですが、単身赴任かなんかで不在にしている模様。しかし共働きならもう少し生活水準が高くても、と思ってしまいますよね。単身赴任って、もしや“長いお務め、ご苦労様でした”な所なのか?そうであれば貧乏な理由も明快ですが…

まあそんな境遇に負けず元気に育っているここな。もはや貧乏を楽しんでるふうでもありますね。トム・ソーヤー効果であおい達が「私も貧乏暮らししたい!」とか言い出したりして。代わってやろう、ただし永続的にな!なんて。

なおそんなに貧乏なのに登山という地味に金のかかる趣味に興じていていいのかという疑問が湧いてくるのですが、私のように衣料品や消耗品をユニクロとドンキで調達すれば案外いけるのかも。あとは持ち前の体力があればあおいやひなた程度(失礼)と互していくのはさほど困難ではないかも知れません。楓からガチ登山を誘われたら逃げよう(笑)。

CVは前述のとおり小倉唯。ふんわり感のあるここなにぴったりのキャスティングだと思いますが、本人が言うにはビジュアルイメージと性格が違うのだそうで、サバサバしていて男っぽい性格なんだそうです。

ただ、ここなも見た目がふわふわしていて口調もとても柔らかいですが、年下なのにしっかり者だったり、みんなを陰ながら支えていたりするので、やはり似ているのかも知れません。なお、群馬出身なので“思い出の山”谷川岳やぐんまちゃんなど群馬ネタが頻繁に登場するのは嬉しかったそうです。

かつて「美人が多い都道府県は?」というアンケートで群馬が最下位だったそうですが、個人的には美人が多いという印象だったんで意外でした。出身地である群馬県みどり市の観光大使も務める美人声優小倉唯の他、井森美幸とか乃木坂46の白石麻衣とかもいますし、決してブス県ではないと思います。

群馬の女性は働き者で、昔から「男性に代わって家計を助ける」と言われており、美人不美人が話題になること自体があまりないそうですが、働き者で美人だったらこれはもう三顧の礼で迎えるしかないでしょう。

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