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2019年春季アニメの感想(その1):みだらな青ちゃんは勉強ができない/ワンパンマン2/異世界かるてっと

遅まきながら7周年

 カレンダーの関係で6月は10回更新が可能かと思っていたんですが、まさかの休日出勤とかがあってやはり一桁台にとどまってしまいました。人生と同じでなかなか思い通りにはならないものです。そうそう、全く関係ないですが当ブログも7周年を迎えてしまいました。1か月半以上前に(笑)。誕生日とか記念日関係に全く興味がないもので、いつもうっかり越えてしまいます。

みだらな青ちゃんは勉強ができない感想

 明日は7月ということで、終了ラッシュを迎えて春アニメの感想など行ってみましょう。完結順ということでまずは「みだらな青ちゃんは勉強ができない」。

木嶋拓海

 ルックス的にはとんでもない美少女で、どう見てもリア充一直線な堀江青(青ちゃん)ですが、パパンが官能小説家だったこと、そして自分の名前が「青姦」に由来していたというとんでもない事実に絶望し、家を離れて一人暮らしするために遠くの有名国立大学を目指して孤独に勉強の日々を送っていましたが、そこに現れたのはイケメン木嶋拓海。

青ちゃんの妄想その1

 やたら声をかけてくる拓海に、パパンの職業柄耳年増になっている青ちゃんは貞操の危機を感じて毛嫌いしていましたが、次第に拓海のことが頭から離れなくなっていきます。拓海は見た目に関わらず真面目な交際を求めていたのですが、青ちゃんの方はどんどん卑猥な妄想を爆発させていくようになるのが面白かったです。「やられる!」から「やれよ!」「やらんのか~い!」って変わりスギィ!

青ちゃんの妄想その2

 事後とかいろいろなシーンが登場しますが、大半は青ちゃんの妄想の産物。お前は「ポゼッション」のアンナか!…とってもわかりにくい突っ込みで恐縮です。この頃のイザベル・アジャーニの美しさは格別ですな。

急接近の二人

 青ちゃんの妄想とは関わりなくキスエンドという高校生らしい終わり方をしていましたが、模試の成績は下げ止まらず、受験はどうなるんだろうかと人ごとながら心配。まあ拓海と交際するなら家を出なくてもいいような気もしますが。パパンも応援しているし。

和氣あず未さん

 巨乳美少女青ちゃん役は和氣あず未。見た目にはみんなやりたがる役なんですが、エロい妄想を大爆発させなければならないのでアイドル声優とかはNGかも。個人的には20歳越えたらどんな役でもやれよと言いたいですけどね。和氣あず未はぱっと見清純派なのでよく受けたなと思いますが、本人曰くよく妄想するところは似ているそうです。

和服の青ちゃん

 ママンが不在で家事はほぼ全てこなしている青ちゃんは、自宅では和服で過ごしており、どうみても良妻賢母風なのですが、てっきりママンはお星様にでもなってしまったのかと思いきや、実は生きているらしいです。ママン登場は大学生編になってからのようですが、果たしてアニメの二期はあるのかどうか。やったら見ますが。

ワンパンマン2感想

 続いて「ワンパンマン2」。一期と制作会社が変わっており、アクションシーンの描写が異なりますが、ストーリーは踏襲されています。個人的には一期のまま続けて欲しかったのですが…

災害レベル竜以上のボロス

 一期終盤、宇宙からやってきた暗黒盗賊団ダークマターとその頭目ボロス。ボロスはサイタマに「強いわ、おまえ」と言わしめたワンパンマン史上最強の敵でした。普通の怪人はそれこそワンパンで撃破されるのに、ボロスはサイタマの攻撃を何発も耐え、ワンパンマンの名前を返上しなければならないのかと思いきや、本気の時のみ使う「マジ殴り」を使用することでやはりワンパンで撃破してしまいました。サイタマに本気を出させただけで凄いという評価を受ける世界…

怪人王オロチ

 二期は一貫してヒーロー協会の向こうを張る「怪人協会」と、「人間の怪人」を名乗るガロウが敵として登場します。例によってサイタマと遭遇するとどんな敵でもワンパンで撃破されてしまうので、怪人協会の怪人達が同時多発的に出現して各地でヒーロー達とバトルを展開しているのを尻目に、サイタマ自身は異種格闘技大会に出場していたり。それも強くなるためとかではなく、武術とは何なのかちょっと興味があって、くらいのノリで。

怪人細胞
強くなりたくば喰らえ

 怪人協会は災害レベル至上主義で、ヒーローで言えばS級に相当する災害レベル竜が「幹部」として扱われるようです。首領は怪人王オロチですが、強さはまだ不明。怪人協会の怪人は食べた人間を怪人化させる「怪人細胞」を持ち込んで、「強くなりたくば喰らえ!!!」と範馬勇次郎ばりに勧めるのですが、容易に怪人化できる反面、元々その個体が持つ才能に準拠した変化しか起きないようです。「CRAYMORE」で妖魔に覚醒したクレイモアがそれ以前の戦闘力を反映しているようなものですね。喰うときは「おれは人間をやめるぞ!」とか言って欲しかった。

ガロウ

 一方ガロウは流水岩砕拳の使い手であるS級3位のヒーロー・シルバーファング(バング)の元弟子で、幼少時にヒーローごっこの怪人役を強要された経験から、怪人がヒーローに勝てないという理不尽さに憤っており、自ら最強の怪人になってヒーローを倒すことを目標としています。「ヒーロー狩り」と称してヒーローを襲う一方、一般人に攻撃をしかけることはほとんどありません。バングの一番弟子だけあって格闘の天才で、戦った相手の戦闘技術をすぐに自分の技術に組み込むことができます。バングと対峙して師弟対決開始というところで二期が終わってしまったので早く三期をと言いたいところです。

ワンパンならぬワンチョップ

 ガロウは今後災害レベル竜以上というボロス並の怪人になるようですが、これまで二度ほどサイタマに遭遇してそれぞれ一撃喰らってK.O.されていますが、なぜかサイタマにやられたという自覚は全くない様子。サイタマの方も怪人とは思っていなかったので、対人用の弱攻撃だったのでしょうが、それにしてもサイタマは認識阻害のスキルでも持っているんでしょうかね。強者は強者を知るといいますが、作中登場する大半の強者がサイタマを強者と認識できていません。スカウターなら即爆発するレベルなのに。

ジェノス対ガロウ

 サイタマ唯一の弟子(押しかけ弟子)ジェノスは相変わらずイケメンかつハードボイルドでかなり強いはずなんですが、作中では敗北を繰り返しています。その度に博士の改造でパワーアップしているはずなんですが、それでも負けるんですよね。自分の力を過信しすぎて詰めが甘いのか。今回はガロウ戦をバングに横取りされたので敗北はしませんでしたが、あのまま続けていたらやはり負けたのか。

武術大会に出たサイタマ

 なおサイタマは3年間毎日腕立て伏せ・上体起こし・スクワット各100回とランニング10キロメートルを行い、毎日三食欠かさず食べ、夏冬問わずエアコンの使用厳禁の末に無双の力を手に入れましたが、それで誰もがあそこまで強くなれるというのなら、天性で強過ぎる肉体を与えられたが故に鍛錬を捨てたという花山薫もトレーニングに励み出すレベルでしょう。

異世界かるてっと感想 

 今回最後は「異世界かるてっと」。「オーバーロード」「幼女戦記」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」の登場人物がさらなる異世界に飛ばされた上にプチキャラ化して一堂に会するというクロスオーバー作品です。基本的にクロスオーバーものはあんまり好きではないのですが、全作品を視聴していたので珍しく見ました。

主役と相方?

 各作品とも、主人公が異世界転生しているということで共通しているのですが、彼らがさらなる異世界に転移し、学園生活を送ることになるという妙な展開に。アインズとターニャは以前は日本のリーマンだっということで共感が芽生える一方で、カズマとスバルは以前は高校生のヒキニート(高校生だったらヒキニートのはずはないのに)だったということで共感というより「お前の方がオレよりまし」という嫉妬が生まれるという。やはりヒキニートにはコミュ力がないのか(笑)。

仲良くなったターニャとアインズ
近親憎悪?

 それにしても元の世界に戻る必然性がない人達ばかりのような気もしますが、「こんしんかい」「りんかいがっこう」「たいいくさい」と矢継ぎ早の学園イベントの連続で半ば無理やり仲良くさせられたという感じですが、各作品が持っている設定を破壊しないように気をつけてやってるなあという印象でした。

教室の一同

 「幼女戦記」を除いては小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた、いわゆる「なろう系」作品なのですが、「幼女戦記」も別の小説投稿サイト「Arcadia」で連載されていたので広義の「なろう系」にはなるのでしょう。4作ともKADOKAWAが出版したライトノベルなのでKADOKAWA系と呼ぶべきかも。

ひどい仕打ち
りんかいがっこう

 最終回でそれぞれの世界に戻るような気がしていましたが、別にそんなことはなかったぜ!ということでまさかの二期制作明示。円盤の売り上げも判らないうちから大胆だなあとも思いますが、多分本作自体が各作品の小説や円盤売り上げ促進のために存在しているからなのでしょう。

機動要塞デストロイヤー

 「このすば」の機動要塞デストロイヤーが登場していたので、二期制作なら「幼女戦記」の「存在X」とかリゼロの魔女、オバロのドラゴンといった強者(?)も登場させて欲しいですね。これらについて他作品のキャラがどういう風に思うのか興味深いです。特に「存在X」や魔女をアインズやアクアがどう思うのかとか。

アクアのターンアンデッド
アインズに効く

 一応女神でありアンデッドには滅法強いアクアの神聖属性攻撃「ゴッドブロー」「ゴッドレクイエム」はアインズに効くのか(ターンアンデッドはかなり効いていた)とか、スバルの心臓に伸びてくる謎の黒い手に他作品のキャラは対処できるのか(アインズは覚知したようですが)とか、いろいろ興味深い展開は考えられるのですが、物語の本質に迫るようなことはクロスオーバーものでは無理かな。

揃った一堂
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