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2019年春季アニメ序盤の感想(その2):文豪ストレイドッグス第3シーズン/みだらな青ちゃんは勉強ができない/ぼくたちは勉強ができない

ネモフィラ

 今日は昨日に輪をかけて暑いような。湿度が低めなのが救いですが、いずれこっちも爆上がりしてくるんでしょうね。GWまでは涼しめの日もあったんですが、こうなってくるともう半袖ノーネクタイのクールビズで行くしかありません。クリーニング屋さんは衣替えの客でごった返していますね。せめて画像だけでも爽やかにひたち海浜公園のネモフィラで。

見なかったウルトラマン 

 昨日に引き続き2019年春アニメの途中感想をば。まずは打ち切り状況ですが、「ULTRAMAN」は4月1日に全13話が一気に配信されましたがなんか最初からモチベーションを失ってしまって未視聴です。「続・終物語」は5月18日に全6話一気放送だそうで、こちらは短いから見るんじゃないかなと思います。「7SEEDS」は配信が6月28日に延期されたので、もはや春季アニメとは言えませんね。夏季アニメとして視聴するかどうかも未定です。

文豪ストレイドッグス第3シーズン 

 では最初に「文豪ストレイドッグス第3シーズン」。5話まで視聴。第2シーズンは冒頭「黒の時代」編として過去編が放映され、続いてヨコハマで対立するポートマフィアと武装探偵社に、北米文学者の名を冠する能力者集団「組合(ギルド)」が侵攻してきて三者鼎立の三国志状態となりますが、ヨコハマを廃墟にしようとする組合に対してポートマフィアと武装探偵社が一時的に共闘することでかろうじてヨコハマを守り抜きました。今シーズンはドストエフスキーを頭目とする「死の家の鼠」が敵になるようで、ということはロシア文学者の名を持つ異能力者が登場するのでしょう。

15歳編 

 今回も冒頭3話は「15歳」編として「黒の時代」編より以前の、ポートマフィア時代の太宰治やポートマフィア加入前の中原中也の物語が展開されました。「黒の時代」編もそうですが、過去編の方が面白いのが「文豪ストレイドッグス」の不思議なところ。もうずっと太宰が悪に染まっていた過去の物語でいいのになと思うのですが、おそらくポートマフィアの組織のシビアさに比べ、武装探偵社が甘さが目立つからなのかも知れません。ま、そこは人により好き好きなんでしょうが。

ドストエフスキー 

 北米、ロシアと来ると次は欧米文学者の名を冠する組織が来るのでしょうか。しかし欧州と一言で言っても文学史的には非常に膨大な作家を擁しているので、数カ国分で切り売りしたりして。作家の数は多くても日本で知られているかどうかということはまた別ですしね。中国文学とか、日本でも歴史上の文豪が亡霊のように現れるといった展開もありかな。何にせよ日本の作家陣は日本で知られている数は極めて多いものの、武装探偵社・ポートマフィア、そして内務省異能特務課などに分散してしまっているという弱みも。新興の「ラノベ」軍とか「なろう系」連合なんかも考えられますが、既存の作家陣に一蹴されてしまうでしょうか(笑)。

みだらな青ちゃんは勉強ができない 序盤乾燥 

 続いて補充要員から昇格した「みだらな青ちゃんは勉強ができない」。6話まで視聴。原作は月刊誌「少年マガジンエッジ」に連載されたカワハラ恋の「淫らな青ちゃんは勉強ができない」。さすがの私でも「淫ら」というインパクトのありすぎる字をJKに使うのはあんまりだと思うので、ひらがな表記にしたのは正解でしょう。

高嶺の花青ちゃん 

 どこに出しても恥ずかしくない美少女JK堀江青は、官能小説かを父に持ち、しかも自身の名前が「青姦」に由来しているというとんでもない境遇にありました。大学進学後は父から離れて一人暮らしをしたいと願い、父の出した有名国立大学という条件をクリアするために、青春を犠牲にする覚悟で猛勉強しています。

エロ知識王青チャン

 青ちゃんは官能小説家である父の影響で、エロに関する知識だけは豊富(つまり耳年増)で、「男は性欲の塊、野獣」という先入観を持っており、勉強第一のため女子も含めてクラスの誰ともつるまずに来ましたが、どこから見ても「リア充」に見えるイケメンの木嶋拓海だけは積極的に声をかけてきます。

そそられる青ちゃん 

 木嶋から告られたことで青ちゃんは木嶋のことが頭から離れなくなり、卑猥な妄想が爆発して勉強に身が入らなくなってしまいます。青ちゃんと真剣交際しようとする木嶋、木嶋との関係を推し進めようとする父、木嶋を狙う青ちゃんの幼なじみの高岡雅などが介入してきて関係が入り乱れる中、青ちゃんはさらに妄想を暴走させる日々を送ることとなってしまいます。 

孤独の青ちゃん 

 少女漫画らしいデザインの青ちゃんは実に可愛く、しかも巨乳。そりゃあモテるだろうなと思いますが、むしろ高嶺の花と思われてしまうかも。自分も処女のくせに、まなじ父の影響で耳年増なせいで、木嶋が童貞と知るや上から目線になったりもしますが、青ちゃんのモノローグ中心に話が進むので全然嫌いになりません。

割烹着の青ちゃん 
寝間着の青ちゃん 

 理由は不明ですがママンが不在のため、家事は青ちゃんがこなしており、自宅での普段着はまさかの着物、家事の際は割烹着姿。こ、これは萌える!寝るときもパジャマじゃなくて寝間着だし。

和服外出着の青ちゃん 

 外出の際に和服のことも。和服美少女、いいですね。青ちゃんは一人で着付けができるのか。家事全般もこなしているし、ぜひ嫁さんに頂きたい(昭和的な意味で)。

青ちゃんのパパン 
謎のじいさん 

 そしてなんと言っても可笑しいのが青ちゃんのお父さん(笑)。「ぎゅあんぶらあ自己中心派」に出てくる謎のじいさんみたいなちんちくりんな二頭身ルックスですが、CVはまさかの声もルックスもイケメンな津田健次郎。この人、前に写真集出してましたよね。杉田智和がラジオで買ったと言っていました。

青ちゃんの妄想 

 「堀江花咲」のペンエームで超売れっ子の官能小説家であるほか、テレビアニメの脚本や英語の学習参考書、「フローラル・ホリ」名義で恋愛指南書も執筆するなど、様々な分野で活躍しています。

青ちゃんの拓海イメージ 

 青ちゃん命名「リア充キング」の木嶋拓海は派手は外見で交友も広く、確かにリア充にしか見えませんが、思いのほかピュアで真面目な性格です。普通なら最大の敵となるはずの青ちゃんのお父さんが味方になっているのは実に心強いのですが…

高岡雅 

 拓海が先輩に無理矢理連れていかれた合コンで出会ったのが高岡雅。フローラル・ホリ(お父さん)の本を参考に木嶋を落とそうと手を尽くすも失敗。しかし諦めることなく、青ちゃんと拓海に絡んできます。青ちゃんがいなければ十分美少女なんですが、わざわざ青ちゃんに寄っていくあたり、まるで諸葛亮と周瑜みたいですな。

和氣あず未 

 青ちゃんのCVは和氣あず未。売り出し中の若手声優です。姿も声も清楚ですがセクシー演技には既に定評があるということで、まさにベストな配役ですね。

ぼくたちは勉強ができない序盤乾燥 

 「勉強ができない」でくくった訳ではないのですが、続いては「ぼくたちは勉強ができない」。あちらが講談社ならこちらは集英社ということで、「少年ジャンプ」連載の筒井大志の漫画が原作です。本作は視聴予定作品でも補充要員作品でもなかったのですが、どういう訳か視聴しています。結構面白いんですよね。

努力の人成幸 

 主人公唯我成幸が通う一ノ瀬学園には、特に優秀な生徒に限って大学進学にかかる全ての費用を学校側が負担するという特別VIP推薦の制度がありました。貧しい家庭出身の成幸はその推薦を獲得すべく日夜勉学に励んでいますが、理系文系どちらにも強大な敵がいてトップにはなれませんでした。

緒方理珠 
古橋文乃 

 しかしその強大な敵であるところの、数学・物理においては敵う者がいないと言われる通称「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠と、現代文・古文・漢文を得意とする通称「文学の森の眠り姫」古橋文乃は、他人が羨む才覚を持ちながらも、故あってそれぞれ不得手な分野に強い憧れや将来の夢を見いだしており、理珠は文系の大学、文乃は理系の大学をそれぞれ志望しています。オールラウンダーの成幸は、学校側から「理珠と文乃の2人の教育係に就き、2人が志望する大学に合格させる」ことを条件に特別VIP推薦資格を認められます。

不得意分野は壊滅的

 本気で打ち込みたいことが上手くいかないことの苦しみに共感するところのあった成幸は、才能に恵まれずとも努力で自分の成績を伸ばしてきた今までの自分自身の経験を生かして彼女達に勉強の仕方を教え、希望進路を尊重しようと奮闘します。さらに中学時代からの顔なじみでスポーツ特待生だが勉強全般が苦手な「白銀の漆黒人魚姫」武元うるかの面倒も見ることに…。

武元うるか 

 3人もの女の子に囲まれてどこの「なろう系」だよというハーレムモードの成幸ですが、割と朴念仁で色恋には奥手のようです。努力型の秀才ですが人に教えることには才能を持っているようで、これはもう教職を目指すしかない。

美少女に囲まれる 
ハーレムにはほど遠い現実 

 理珠とうるかは明確に成幸に好意を示している(特にうるかは滅茶苦茶積極的にアプローチしている)のに成幸はそれに気づかず、人の心の機微を読むことに長けた文系の天才文乃はそれに気づいていますが一方に肩入れするわけにもいかずに板挟みになっています。いや、個人的には文乃が一番好みなんですけど。

真冬先生 

 成幸に先行する理珠と文乃の教育係で教師の桐須真冬という人がいて、彼女は自分自身の体験から、教育者は生徒の感情の如何によらず才ある道に導くべき」というポリシーを持ち、生徒に慕われなくても才能を無駄にしない道を進ませるべきという姿勢を貫いていますが、それがために二人に容れられず反発されてしまいました。成幸の方針を強く批判していますが、本当はいい人みたいなので、美人女教師好きとしては真冬先生を推していきたいところです。

キャラ人気投票結果 

 ジャンプでのキャラクター人気投票では文乃を抑えて1位になっているということなので、読者にも受けているようです。じゃあついでに「なんでここに先生が!?」も見ろと言われそうですが…1話見たら私が求める方向性ではなかったので撤収しました。「みるタイツ」は見るかも知れん(笑)。

唯我水希 

 貧乏家庭で家事全般をこなすけなげな成幸の妹・水希が何気にとんでもないブラコンのようで、これからもっと出てきて理珠・文乃・うるかをいびり倒して欲しいところですが…この人マジで兄が好きなんでしょうか?作中一番ヤバい人だったりして。

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