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2018年秋季アニメの感想(その3):青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない/ゴブリンスレイヤー

十日戎

 昨日は一日中曇天で、気温も上がらず洗濯物も乾かずというどんよりした日でしたが、今日はすっきり晴天。布団の干し甲斐がありました。秋の間は日曜というと外出していたんですが、もう寒いので春までは冬ごもりしようかなとか怠惰に考えております。

風が強く吹いている2期へ 

 さてまだ残っていた秋季アニメの感想を終わらせましょう。その前に冬季に2クール目に突入している作品についてもひとくさり。まず「風が強く吹いている」。箱根駅伝直前に終わらせておくとインパクト大だったような気もしますが、リアル箱根駅伝が終わっても箱根を目指しています。

カケルとハイジ 

 原作を読んでいるので大筋は知っているのですが、主人公蔵原走の性格が原作以上に鬱陶しくなっている気がします。若いんだから大した量もない過去のことなんかあんまり引きずらないで欲しいものです。あと過去のいきさつから走につっかかりまくる榊浩介もかなりウザイ。上級生ばかりずらりといる他大学の連中がいるところに一人で向かっていくなんてちょっと無理があるような。体育会の一年生なんてそれどころじゃないと思いますけどね。二人ともスーパー4年生ハイジを見習って前だけ見て走れといいたいです。

転スラ二期へ 

 もう一本「転生したらスライムだった件」。2クールものとは知らず、序盤がかなり冗長だなあと思っていましたが、2クールあるなら適当だったかと思います。だいぶ実力者の側近も揃ってきたので、さあこれからという展開ですが、原作はもっと長いので2クールやっても途中までということになるでしょう。二期制作となればいいんですが。

仲間が増えたスライム一行 

 生前はおっさんだったのが転生したら女性声になっているあたりに違和感がありましたが、もう見ている方が生前おっさんだった事実を忘れかけているのでこれもま、いいかという感じになっています。転生してからは生前とうって変わって女性キャラにモテモテとなっていますが、異種族でも嬉しいんでしょうかね。もっとも今では性別すら定かでないスライムだから、人間じゃなきゃといった執着はなくなっているのかも。雌ドラゴンとかでもOKなのか。

青ブタ感想 

 それでは個人的今季の双璧作品の感想をつらつらと書いていきましょう。まずは「青ブタ」こと「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」。放映中、「いもいも」こと「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」の直後に見ていたので、その落差もあってか、「青ブタ」はもの凄い傑作ではないかと思いました。原作者的にもこれぐらい丁寧に作画をしてくれれば文句はなかったことでしょう。

咲太とヒロインズ

 原作既刊9巻中、5巻までが使われており、各ヒロインごとの1巻につき2~3話を使っていました。まだ全ての伏線が回収されていないのでぜひ二期を制作して欲しいところです。それはさておき、本作を見ていて感じたのは、「化物語」をはじめとする「〈物語〉シリーズ」に構造が似ているなあということです。

思春期症候群患者達 
 
 各ヒロイン毎に生じる、作中で「思春期症候群」と呼ばれる不可思議な現象は、「〈物語〉シリーズ」における「怪異」を別の言い方で表現したものとも言えると思います。京極夏彦はその作品の中で「妖怪とは現象である」と言っていますが、まさに主人公梓川咲太が目の当たりにしている不思議な現象を、妖怪の仕業と解釈すれば怪異に、量子論や相対論的に解釈すれば思春期症候群になるのではないかと。

桜島麻衣201901 

 ヒロインにしてもメインヒロイン桜島麻衣は戦場ヶ原ひたぎに似ているような気がします。最初のつっけんどんぶりとか、ロングヘアのところとか、Sっ気があるところとか、一件落着後に主人公と恋仲になるところとか。だからと言って「青ブタ」が「〈物語〉シリーズ」のパクリだとか言うつもりは私には全くなく、むしろ冗長化してちょっとうんざり感があったり、ヒロインの性格があまりにも極端だったりすることでリアリティーを失っているような気がする(そもそもリアリティーなんか求めてないと言われればそれまでですが)「〈物語〉シリーズ」よりも、「青ブタ」の方に青春グラフィティとしてはリアル感を強く感じるように思います。

桜島麻衣201901その3 
桜島麻衣201901その2 

 桜島麻衣にも人気女優だったりバニーガールのコスプレをしたりといった浮き世離れした要素はあるものの、普通の女の子らしさがちゃんと描かれており、Sっ気があるといっても足を踏んづけるくらいなので、戦場ヶ原ひたぎの言動に痛感する常人には“手に負えない”感はありません。というか「どっちを彼女にしたい?」と聞かれたら絶対麻衣さんでしょう。

古賀朋絵201901その2 

 4-6話担当で原作2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」のヒロインである古賀朋絵に対しては、咲太は極めてぞんざいな扱いをしています。もうちょっと優しくしてやれよと言いたくなりますが、朋絵の願いが咲太と恋仲になることなので、既に麻衣がいる咲太としては受け入れる訳には行かなかったんでしょうが。

古賀朋絵201901その3 
古賀朋絵201901 

 ルックスも性格も悪くないので、時期が悪かったとしか言いようがないですが、転居のせいで友人が少なく孤独になることを極端に恐れるイマドキJK的な性格は、そういうものを全く頓着しない咲太的には受け入れ難かったかも知れません。CVは東山奈央ですが、こういうちょっとビッチっぽいけど実は純情可憐というキャラを演じさせると「なおぼう」は最高ですね。登場ヒロイン中一番現実にいそうなJKらしいキャラだったと思いますし、番宣で東山奈央も「(朋絵は)デビルじゃない」と強調していました。

双葉理央201901 

 7-8話担当で原作3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」のヒロイン双葉理央は、純粋な友人関係ということもあってか咲太もかなり肩入れします。まあいつもお世話になっているということもあるんでしょうが。理系人間で、自分の事すら客観的に分析する科学者気質ですが、咲太と共通の友人である国見佑真に好意を抱いており、国見を前するとただの恋する乙女になってしまいます。

双葉理央201901その2 
双葉理央201901その3 

 国見はナイスガイとして描かれていますが、既に彼女持ち。それはいいのですが、彼女である上里沙希は、作中描かれている限りにおいては「どうして彼女にしたし?」と言いたくなる性格の悪さで、そんな女と交際を続けていること自体が思春期症候群じゃないかと。私も含めて視聴者の大半は理央を彼女にするべきだと思ったと思いますが、作中の上里は、彼女に極端に嫌われている咲太の視点から描かれているのでバイアスがかかっているのかも知れません。客観的に見れば国見の言うとおり「「彼女は彼女でいいところがある」のかも知れません。そこが描かれることがあるのかどうかは判りませんが。

豊浜のどか201901 

 9-10話担当で原作4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」のヒロイン豊浜のどかは麻衣の異母姉妹でアイドルをやっています。ほぼ登場直後から思春期症候群により麻衣とのどかが入れ替わっているので、のどかのCV内田真礼はほぼ初見で「姿がのどかになってしまった麻衣」を演じなければならなかった訳で、プロといえどこれはかなり難しかったのではないかと。同じ事は「姿が麻衣になってしまったのどか」を演じる麻衣のCV瀬戸麻沙美にも言えますが、まだ初回から出演している分ましだったかと。

豊浜のどか201901その2 
豊浜のどか201901その3 

 のどかがシスコン故に咲太に好意を持っていないこともあり、咲太の方もかなりクールに扱っていましたが、結局は一肌も二肌も脱ぐことに。のどかは金髪でギャルっぽい外見ですが、本来の性格は悪くないので、やはり麻衣より先に出会っていたら彼女になったかも知れません。ちなみに咲太は好意を持たないか、持ってはいけないと思っている相手は名字で呼ぶので、朋絵のことは「古賀」、のどかのことは「豊浜」と呼び続けています。現実世界でも名字呼びをするのが普通だと思いますが、逆にアニメとかでは名前呼びが普通なので、女の子に対して名字呼びをするのはなぜかドキッとしてしまいます。

かえで201901 

 11-13話担当で原作5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」のヒロイン梓川かえでは咲太の実妹。こういう作品では妹は避けて通れない存在なのか(笑)。最初からやたらお兄ちゃんラブな感じで、「いもいも」とかを見慣れていると特に違和感はなかったものの、現実にいたらドン引くレベルでしたね。でも実はいじめが原因で解離性同一性障害を発症してしまった梓川花楓(本当の妹。読みは同じく「かえで」)が産み出した別の人格でした。

かえで201901その2 
花楓

 「花楓」は別人格が生じていることの他に、いじめによる心の傷が身体に本当の切り傷を作り出すという思春期症候群を患っていましたが、あまりに可愛かった「かえで」に比べると「花楓」はリアルっぽいといえばリアルっぽいのですがあんまり可愛くない感じが。「かえで」の消滅と「花楓」の復帰に対して咲太の受けた凄まじいショックは、やはり「かえで」の方が可愛かったからじゃないかと邪推したりして。「かえで」は性格も声色もとにかく可愛いかったので、あれだけ好意を寄せられて良く咲太は「あやまち」を犯さなかったものだなと感心したりして。

 
咲太大ショック

 「青春ブタ野郎」とは、主人公梓川咲太に対する各ヒロインの罵倒(?)のセリフなんですが、「ブタ野郎」ってなんなんでしょう?罵倒であることは理解できますが意味がいまひとつ判りません。チキン野郎なら意気地がないとかいう意味なんでしょうけど。体型的な意味ということでは咲太の場合は当てはまらないし。青春的な物事に貪欲とか?

プチSの麻衣 
蹴りをくらう作太 
胸ぐらをつかまれる咲太 

 各ヒロイン皆魅力的なんですが、咲太が麻衣を選択したことはむべなるかなと。時系列が異なっていたら朋絵とかのどかということもあり得たと思いますが。一歩間違えたら「かえで」ということも十分あり得たと思いますが…

タブー中のタブーに触れやがった  

 やはりそれをやっちゃうとあまりにインパクトが大きすぎて他の物語が霞んでしまうので物語の構造自体が保たないでしょうね。あと「花楓」が戻ってきた後はどうすればいいのかと。作画が良く、テンポが良く、OPED共に良く、実にいい仕上がりだったと思います。咲太自身が抱える思春期症候群(胸の傷)の解決のためにも二期をぜひ。

ゴブリンスレイヤー感想 

 最後に「ゴブリンスレイヤー」。一話のインパクトが実に大きかったので、今季一番の話題作になるかと思いましたが…その後は描写の自主規制もあってかそういうことはなかったぜ!でも個人的には面白く見ました。

ゴブスレさんと辺境の冒険者達 

 RPGなどではザコモンスター扱いされがちなゴブリンを実に脅威的な存在として描き、それを専門的に狩るゴブリンスレイヤーの活躍を描いていました。ずっと独りぼっちで戦ってきた彼にも次第に仲間が生まれていきましたが、全員固有名詞がありません。終始受付嬢とか女神官とかいった一般名詞だけでキャラが構成されていました。同様のキャラが複数出てきたらどうするのかという問題は、名前を呼ばれることもないモブ以外にそれがなかったことで回避(笑)。

ゴブリンから見たゴブスレさん 

 故郷の村をゴブリンに滅ぼされ、姉を惨殺された少年が修行の末にゴブリンスレイヤーになって復讐するというのが発端のようですが、今では害虫駆除業者のような態のゴブスレさん。誰よりもゴブリンの生態・性格に知悉しており、愛憎はまさに表裏一体といった感じです。

ゴブリンシャーマン 
ゴブリンライダー 

 「オーバーロード」シリーズは「転生したらスライムだった件」ではゴブリンは人間ではないけどコミュニケーション可能で共存もできる存在として描かれていましたが、この世界のゴブリンは過小評価がおかしいほどに脅威的な存在です。コミュニケーション不可だし♂しかおらず、繁殖は他の種族に依存するという寄生体質が最大のネックですね。

ゴブリンチャンピオン 
ゴブリンロード

 つまりこの世界のゴブリンは人間やエルフなどのデミヒューマンの♀の借り腹として繁殖する必要があるのです。この場合普通は両者の形質を備えるハーフが生まれるか、形質が違いすぎたらそもそも繁殖することもできないのですが、この世界のゴブリンの場合は相手が人間だろうとエルフだろうとそれとは無関係に100%ゴブリンそのもののゴブリンが生まれるようです。かつて女性を「子供を産む機械」呼ばわりして大批判を受けたという一件がありましたが、ゴブリンにとってはまさにこれ。なので種族繁栄のためにはどうしても「孕み袋」(ゴブリンの人間やデミヒューマンの♀の呼称)を入手する必要があり、これが棲み分けとか共存共栄が出来ない大きな要因となっています。

 お楽しみ中のゴブリンさん達

 さらにゴブリンには「略奪する」という発想しかなく、自分たち自身で新たなものを作り出すことができないようです。武器や道具は使いますが、人間その他の種族の見よう見まねのデッドコピーか劣化コピーのようです。が、ゴブスレさんが「「奴らは馬鹿だが、間抜けじゃない」と指摘するように、暗闇で罠を仕掛けるといった小ずるい

女冒険者は当然こうなる 

 こんな危険な種族ならもっと本格的に対処するべきなのですが、世界は折悪しく魔王とその尖兵の脅威に曝されており、国家や有力な冒険者はそちらに対応せざるを得ないという状況もあります。冒険者ギルドに退治の依頼は来ていますが、報酬が少ない、名声が得られないといった理由から熟練の冒険者は依頼を受けず、依頼を受けた新米の冒険者は知識不足、経験不足などで返り討ちに遭ってしまいがちです。……そういうことなら、やはりもっと脅威度が高くてもおかしくないのですが。

女冒険者は当然こうなるその2 

 特に男の冒険者は敗れた場合殺されるだけ(その前にさんざん拷問されるかも知れませんが)ですが、女性冒険者は敗れるとさんざん陵辱された上に「孕み袋」にされてしまうという悲惨な将来が待っています。これが判っているならゴブリン退治に女性冒険者を向かわせるなよとツッコミたくなりますが。

肉の盾 
救出後の女性 

 ゴブリンも年を経て経験や知識を得ると、魔法が使えるゴブリンシャーマンとか最上位の冒険者に相当する戦闘力を持つゴブリンチャンピオン、高い知性と統率力を持ち、シャーマンやチャンピオンを配下に置く大規模な群れを作るゴブリンロードといった更に剣呑な個体に進化していきます。

獣の列島3巻 

 昔「獣の列島」という漫画作品があって、ワームと呼ばれる怪物は好んで女性を犯して孕ませていました。妊娠期間は短期間で、腹を食い破って生まれ出てくるので女性は必ず死んでそのまま餌になっていましたが、この場合生まれた個体は人間の知性を備えており、他のワームを率いる能力を持っていました。ゴブリンの場合はゴブリンしか産ませることができないようですが、やはり妊娠期間は短いらしく、さらに“量産”が利くので、1つの巣に3~4人の「孕み袋」がいれば、短期間のうちに軍勢ができるとか。

剣の乙女 
剣の乙女の素顔その2 

 「孕み袋」にされてしまった女性は、救出されない限りはゴブリン量産のために酷使され、死んだら餌になる運命ですが、幸運にも救出されても多大なトラウマを抱え、世を儚んで修道院に「出家」したりするとか。社会復帰出来たとしても、例えば作中に登場したかつて魔神王を倒した英雄の一人である「剣の乙女」は、駆け出しの頃にゴブリンに破れて陵辱されるという過去があり、それがトラウマとなっていてゴブリン相手では恐怖で戦えない上、毎晩ゴブリンの悪夢に苦しんでいました。

剣の乙女の素顔 
剣の乙女のトラウマ 

 剣の乙女さんに絶対直接聞けないゲスの極みの質問「ゴブリン何匹産んだんですか?」

中盤のパーティー 

 こんなに恐るべき生態を持つゴブリンを専門に狩っているゴブスレさんの冒険者達からの評価は極めて低いモノと思われていました。冒険者としては銀等級という高位ランクを持っているゴブスレさんですが、他の銀等級冒険者には「弱いゴブリンだけを相手にして、質ではなく数でなった」と思っている者もいた模様。だからゴブリンの脅威に対する認識がいろいろおかしいと(ry

ゴブリン退治を依頼するゴブスレさん 
会戦後その1 
会戦後その2

 終盤には、ゴブスレさんが厄介になっている幼馴染の牛飼娘の牧場がゴブリンの軍勢の標的となっていることが判明し、ダメもとでいつも利用している辺境の街の冒険者ギルドに救援を依頼したところ、ゴブスレさんの予期とはうらはらに冒険者達がこぞって応じ、一大決戦となりました。ゴブリン側はゴブリンロードは率い、ゴブリンチャンピオンを複数抱え、ゴブリンライダー(狼に乗ったゴブリン騎兵)の一隊さえ有する大軍勢。しかも「孕み袋」を「生きた盾」として全面に押し立てる悪辣さ。

聖壁サンドイッチ 
勝利の宴会 

 しかし頭数さえ揃えることができれば、ゴブスレさんの知識と経験が生きます。ゴブリンの姑息な戦法は全て読まれてしまい会戦はゴブリンの惨敗。ゴブリンロードは一人本拠に逃げますが、それも読んでいたゴブスレさんに先回りされ、最後は女神官ちゃんの「聖壁」に挟まれてゴブスレさんにとどめをさされました。

神々が振るサイコロ 

 なおOPなどでやたらにダイスが登場しますが、この世界は「神々の骰子(さいころ)遊びの盤」、人々やモンスターはその上の「駒」であるという考えの上に物語は成り立っていて、登場人物達もしばしば「行動の結果は神々が振る骰子の出目次第」と考えています。ただしゴブスレさんだけは偶然を徹底的に排除して理詰めかつ手段を選ばずに確実にゴブリンを仕留めるため、「神々に骰子を振らせようとしない」キャラとして神々にも知られているようです。

梅原裕一郎恐怖のゴブリンスレイヤー

 ゴブスレさんのCVは梅原裕一郎。昨年病気療養のために休業していましたが、2ヶ月と比較的短期で復帰しました。私が視聴した作品では、「十二大戦」の最強戦士失井、「クジラの子らは砂上に歌う」の異端児オウニ、「キノの旅」のシズ、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のゴロー、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」のジークフリード・キルヒアイスなどを演じていますが、とにかく二枚目声ですが、実物も二枚目だ。同じく二枚目声の中村悠一が酒飲みで剽軽なドワーフの「鉱人道士」を演じていたあたり、世代交代かな?なんて。

小倉唯20190113 
女神官ちゃん

 個人的にはメインヒロインじゃないかと思っている女神官ちゃんのCVは天使声優小倉唯。「いもいも」の氷室舞はいろんな意味で残念なキャスティングだと思いましたが、こちらはジャストフィット。矢で射られたり噛みつかれたり失禁したりと演技的にもかなり過酷な冒険者人生でしたがよく演じたと思います。
 
受付嬢と牛飼娘

 その他のヒロイン(候補)にも牛飼娘に井口裕香、受付嬢に内田真礼、妖精弓手に東山奈央と豪華キャストを揃えていました。日笠陽子の魔女というのもいた(笑)。ひよっちは「グランクレスト戦記」でも魔女をやってて、それはそれは悪い魔女でしたが、こっちの魔女はいい魔女。というか魔法使いの女性という意味ですね。

遠藤綾20190113全身エロエロな剣の乙女
 
 特筆すべきは「剣の乙女」役の遠藤綾。清純なキャラから妖艶なキャラまでこなしますが、フェロモンの塊のような「剣の乙女役」では実に光る演技だったと思います。井上喜久子の領域に届いたような。

兜は脱いでも顔は見せないゴブスレさん 
ゴブスレさんの素顔 

 第二期を制作するような告知があったので激しく期待しています。原作の方はまだ先があるようなので十分制作できるでしょう。ゴブスレさんも駆除業者から冒険者にクラスチェンジしたいらしいので、ぜひ冒険させてやってください。惜しむらくは深夜アニメとはいえいろいろうるさいからでしょうが、ゴブリンの“狼藉ぶり”の描写が抑制気味だったこと。ここはもっと前面に押し出して欲しかったんですが…やっぱ無理ですか?深夜アニメに文句をつける連中は本当に鬱陶しいですね。昔なんか真っ昼間でもなあ…(ry

二期予告? 


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