好きなアニメキャラ(その96):色川琉姫(こみっくがーるず)

艦これは初秋イベントが終了しました。9月中にミッションはコンプリートしていたのでそれはいいのですが、大淀を狙って掘りをしまくったのに今回も出会えず。本当は軽巡大淀なんて存在せず、彼女は単なる任務娘なんじゃないのかという妄想が膨らむ今日この頃。2年半近くプレイしていても会えないほどレアな艦娘とは言われていないのですが。

しかし、全くの徒労だったのかといえばそうでもなく、副産物はありました。まずはイタリア重巡ポーラ。ザラ級の三番艦でお酒大好きキャラ。酒好きな艦娘としてはこれまでにも軽空母隼鷹とか重巡那智・加古などがいますが、彼女らはあくまで任務が終わったら飲むぞというわきまえた酒豪でした。が、ポーラはやばい。この人は酒好きとか酒豪とかいうレベルではなく、ほぼアルコール依存症。オフどことか酔ったまま任務に向かっており、一日の半分近くをアルコールが入ったまま過ごしている模様。うーむイタリア(笑)。

そしてそんな妹を心配してか、ザラ級ネームシップのザラもやって来ました。顔立ちは幼さが残り、ややイモっぽい感じもしますが、いたって真面目でハキハキとした性格をしています。イタリア娘らしく基本明るく朗らかですが、妹が妹だけにかなり心配性で、ついでに正規空母なのに軽空母並みの性能のアクィラの面倒も見ているようです。アクィラはアル中ではありませんが、おっとり系天然お調子者なので心配したくなるのも無理はない。これでイタリア艦娘は6隻となり、海外艦娘としては最大派閥に。イタリア艦娘だけで艦隊を編成できるようになりました。戦艦1、正規空母(笑)1、重巡2、駆逐2はなかなかに堂々たる編成です。

さて本日は本当に久々に「好きなアニメキャラ」。なんと昨年11月以来です。週末しか更新しなくなって回数が減ったせいなのか、最近の作品で好きになるキャラが出なかったものか。しかし思い返せばそのうち取り上げようと思っていたのにうっかり忘れていたキャラがいたのでここで紹介しましょう。今回は春季アニメ「こみっくがーるず」から色川琉姫です。

色川琉姫は主人公である「かおす」こと萌田薫子の同級生ですが、漫画家としては先輩で、かおすが女子漫画家寮に入寮した際には既に居ました。ペンネームは「爆乳❤姫子」。なんだそのインパクトのありすぎる名前は。さすがに「アヘ顔Wピース先生」には負けるけど、「エロマンガ先生」とどっこいどっこいのレベルです。

本人は可愛いものが好きで、ベッドや机にウサギのぬいぐるみを置いており、お気に入りのぬいぐるみを抱かないと寝れない乙女チックな性格です。なので幼年誌でかわいらしい動物もののまんがを描きたいと願っていましたが、本人の希望とは裏腹に、その画風が何を描いてもなまめかしくなってしまうものであったため、ティーンズラブ(TL)マンガを描くことを勧められることに。

ちなみにTLとは、少女漫画的な絵柄と人物設定でありながら、成人向け漫画のような、具体的かつ直接的な性的表現が展開される少女向けの商業漫画を指すそうです。少女向けレディコミックということでしょうかね。

ちなみにこれが琉姫の画風。深夜アニメなのにモザイク入っているってどういうことだオイ。ガチエロということですね。これは18禁成人向けではないのか。

それをモザイクなしで見たかおすと同室の恋塚小夢(ペンネーム恋スル小夢)の反応がこれ。漫画家同士でもジャンルが違うとこうなるんですね。

同室の少年漫画家「ウィング・V」こと勝木翼とは小学校からの幼なじみで、「つーちゃん」「るっきー」と呼び合う仲。非常に個性的(ものは言いよう)なキャラがそろった寮生の中では一番の常識人で、説明上手で口がうまく、裕福かつ厳格な家庭出身の翼が漫画活動をする際や入寮の際に親の説得を行ったり、帰省の際もフォローをしており、それだけの信頼を勝ち取っている模様です。


学校の成績は優秀で、スレンダーな長身。主要キャラの中では一番の美形で、徹夜明けなど疲れている時には、本人の意志とは関係なく妙にアンニュイかつ色っぽくなって周囲をざわつかせます。運動は苦手で機械音痴という欠点はありますが、それはご愛敬。もうほぼ完璧超人じゃないかと思われますが…


実は貧乳をコンプレックスにしています。かおすの同室小夢に言わせると、バストサイズは「がんばってAくらい」ということで、スタイルの良いJKが跋扈するこのご時世にそれはかなり。普段は胸パットを多めに入れているのでさほど貧入感を感じないし、胸が全てじゃあるまいしとは思うのですが、なにしろペンネームが「爆乳❤姫子」ですから。


絵柄から担当編集者に付けられたそうですが、本人も自著の自画像とメッセージでいかにも巨乳の持ち主であるような表現をしているので、全面的に編集者が悪いとはもはや言えません。初コミックス「くんずほぐれつランデブー」は人気作品で、この作品の発売を記念したサイン会をすることになりましたが、これまで作ってきた爆乳キャラと貧乳の真実の狭間で苦悩することに。





当日朝の鏡の前での苦悩シーン、やたら尺を取って丁寧に描いていたのでちょっとだけ再現。スタッフの琉姫への愛を感じます。見かねた結局元漫画家の寮母・花園莉々香がメイクとスタイリストを買って出てくれることに。寮母さんも脇役だけどいいキャラなんですよね。


そして完成した大人琉姫。胸は…うまく隠したな(笑)。

サイン会に着たのは大半が若い女性ですが、琉姫よりは年上。メイクのおかげもあって女子高生の琉姫を「お姉様」と呼ぶことに違和感がない様子。琉姫も「爆乳❤姫子」になりきってブルゾンちえみのネタみたいな発言をしまくっていました。サイン会の成功により、琉姫は吹っ切れて自分の漫画家人生が間違っていらず、恥ずかしくないと思うようになりました。

CVは大西沙織。この人が主演キャラを務める作品は結構見てきました。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のアイズ・ヴァレンシュタインとか「あまんちゅ!」の二宮愛とか「ガーリッシュナンバー」の柴崎万葉とか「クロックワーク・プラネット」のマリー・ベル・ブレゲとか「エロマンガ先生」の千寿ムラマサとか。

しかし、それぞれの作品ではもっとお気に入りのキャラが登場するので、個人的には今ひとつ印象に残らない声優さんだなあと感じていました。琉姫でついにブレイク(あくまで私的にですが)。こういう色っぽさがあるのキャラをもっとやってくれるとうれしいのですが。

演じるキャラはクール系で頭の良さそうな役とか寡黙な役を演じる事が多いようですが、素の本人はそれとは真逆で、明るめの天然系がちょっと入った「アホの子」だそうです。加隈亜衣と組んだ「キャン丁目キャン番地」や佐倉綾音と組んだ「佐倉としたい大西」など、ラジオで評価が高く、特に「佐倉としたい大西」では二年連続最優秀ラジオ大賞を獲得しています。意外に(失礼)女子力が高いらしく、杉田智和のラジオ番組「アニゲラ!ディドゥーン!!!」によると本渡楓が狙っているとかなんとか。

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