視聴予定の2018年冬季アニメ:来季は史上最多になってしまいそうです

真冬並みの寒気が流れ込んできているそうで、寒いですね。しかし、ということはまだ真冬ではないということか。真冬っていつなんでしょうか。ちょっと調べたら、寒の頃、つまり小寒の始めから大寒の終わり(立春前)までが真冬になるようです。まあもうすぐ来やがる訳ですね。

そろそろ秋アニメも終わりを迎えつつありますので、2018年冬季アニメを見繕ってみました。その結果すごい数の作品を視聴予定となってしまったんですが…。とりあえず紹介していきましょう。とりあえずあいうえお順です。

「宇宙よりも遠い場所」。日本から約14000km離れた「宇宙よりも遠い」南極に向けて旅を続ける4人の少女の青春を描くオリジナルTVアニメ作品です。メインキャストは水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織と超豪華。そう、本作は今季の「はやみん枠」です。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。京都アニメーションが主催する「京都アニメーション大賞」で初の大賞を受賞した、暁佳奈の小説を原作にしたアニメ作品です。戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンが平和になってから手紙の代筆をはじめる物語です。主演は石川由依。

「からかい上手の高木さん」。「ゲッサン」(小学館)で連載中の山本崇一朗のマンガをアニメ化した作品。中学校の同級生である高木さんと、彼女の隣の席に座る西片くんの何気ないやりとりを軸に、思わせぶりな態度で西片くんをからかう高木さんと、仕返ししようとするもいつも逆にからかわれてしまう西片くんの日常を描く青春ラブコメディです。高木さん役は高橋李依ですが、この人は最近売れまくっていますね。

「カードキャプターさくら クリアカード編」。言わずと知れたCLAMP原作の大人気シリーズですが、旧シリーズの連載開始から20周年を迎えた2016年からスタートした新シリーズ「クリアカード編」を原作に、再びアニメ化が実現しました。メインキャストが変わらないのが某ムーンと違うところ。

なんとさくらさんは中学生になっているそうです。中学では香港に帰国していた小狼と再会し、一緒に学校へ通えることを喜び合ったのもつかの間、ある夜、集めたカードに異変が…!さらに友枝町では、不思議な出来事が次々起こり、さくらは夢で出会った「鍵」に導かれ、再びカードを集め始める…ということです。本来の対象である幼女さんやJS的には特に問題はないでしょうが、大きいお友達の♂的には憎悪の対象たる小狼の再登場が癪に障ることでしょう。JCともなるとあんなことやこんなことがあるかも知れないですしね。だって旦那、かの明里と貴樹がキスしたのも中一なんですぜ。

そういえば脇役で先生と恋愛している子がいたけど、中学校に進学した後はどうなるんでしょう。高校なんかでは先生と生徒が卒業後結婚なんて話がよくありますが、小学校を卒業しても結婚は無理無理無理!案外中学校でイケメン先生を見つけて乗り換えたりして。昔の作品だけに今となっては描写できないものが他にも色々ありそうです。

「グランクレスト戦記」。「ロードス島戦記」で有名な水野良さんが手がけるライトノベルをTVアニメ化したものです。混沌(カオス)がすべてを支配する大陸を舞台に、秩序の結晶である皇帝聖印(グランクレスト)を巡る戦いが展開されます。

「だがしかし2」。週刊少年サンデーで連載されているコトヤマのマンガが原作です。実家の駄菓子屋を継ぎたくない主人公と、駄菓子マニアである菓子メーカー令嬢を中心に繰り広げられるTVアニメの第2期になります。

「たくのみ。」。小学館のマンガアプリ「マンガワン」で連載中の火野遥人の宅飲みコメディーマンガをTVアニメ化したものです。個性豊かな女性が集まるシェアハウス「ステラハウス春野」を舞台に、転職のために上京してきた20歳の主人公・天月みちるが、仕事も年齢もバラバラな同居人たちと美味しいお酒と料理を楽しむ“ほろ酔い宅飲みライフ” が描かれます。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」。オリジナル作品で、遠い未来、戦うことだけを教えられた子供達が、“フランクス”と呼ばれるロボットを駆って、すべてが謎に包まれた巨大生命体“叫竜”に立ち向かいます。

「デスマーチからはじまる異世界狂騒曲」。小説投稿サイト「小説家になろう」発のPV数5億超、小説とマンガのシリーズ累計発行部数110万部突破の大人気作品をアニメ化しました。異世界に迷い込み、ひょんなことから最強の力と財宝を手にしてしまった主人公"サトゥー"が、女の子を助けたり、デートしたり、観光したり、美味しいものを食べたり……という夢のような旅に出かける姿を描いた、ほのぼの異世界観光記だそうです。今季の中二病枠。

「DEVILMAN crybaby」。言わずと知れた永井豪の超名作「デビルマン」のアニメ化。原作の持つセクシャルかつバイオレンスな描写はそのままに、新たな「デビルマン」の世界を紡ぐそうです。1972~73年に放映されたアニメは「同一の基本設定を使用して描かれた別作品」で、2004年の実写映画は“邦画の世界に最底辺を呈示した”“原作がどんなに傑作でも、映画したらゴミ以下になり得る可能性があることを証明してみせた”“「死霊の盆踊り」と「シベリア超特急」を連続で見た方がマシ”などと凄まじく大絶賛されていましたが…。これまでのアニメ作品では描かれなかった、衝撃的なラストシーンまで描かれる予定だそうですが、今度は大丈夫なんでしょうね。美樹ちゃんの“生首踊り”がアニメでやれるのか。

「刀使ノ巫女」。オリジナル作品で、古来より人の世を脅かしてきた異形の存在・荒魂を御刀によって祓う神薙ぎの巫女たちを主人公とした作品です。制服に帯刀が主な出で立ちの彼女たちは、刀使(とじ)と呼ばれ、超法規的な国家公務員でありながら、そのほとんどは全国に五ヶ所存在する中高一貫の訓練学校に通う女子生徒たちだそうです。

「Fate/EXTRA Last Encore」。まだまだ続くFateラッシュ。「Fate」シリーズの世界観がベースのゲーム「Fate/EXTRA」シリーズを原作としたTVアニメです。月海原学園に通う学生である主人公は、万能の願望機「聖杯」に等しい物体を巡る「聖杯戦争」に参加することになるも、予選最終段階で絶命しかけてしまいます。しかし、最後まで諦めなかった意思を見たサーヴァントによって救われ、マスターとして契約。聖杯戦争本戦へ進出した後も、強敵たちと戦いを繰り広げます。

「メルヘン・メドヘン」。世界に散らばった「原書(メルヘン)」をめぐって展開される、見習い魔法使い(メドヘン)の少女たちの物語を描く魔法少女ファンタジー。もうファンタジー作品はお腹いっぱいだろうとは思うのですが、なんと本作、現在私がイチオシの若手声優である本渡楓、加隈亜衣、上田麗奈が全員参加しているという。正直それで選んでみました(笑)。

「ラーメン大好き小泉さん」。竹書房の「まんがライフSTORIA」で鳴見なるが連載しているマンガが原作。クールで無口、他人と馴れ合わないミステリアスな美人女子高生・小泉さんが、おいしいラーメンを求め食べ歩く“本格派ラーメングラフィティ”です。ラーメン大好きなのは、昔小池さん、今小泉さんということか。バンバンアニメ化を進める芳文社に対し、どうしても旗色の悪い竹書房からの久々の反撃の矢。まあ「ポプテピピック」もありますがね。

「BEATLESS」。SF作家・長谷敏司の作品をアニメ化。hIEと呼ばれる人型ロボットに社会活動のほとんどを任せた世界で、17歳の少年・遠藤アラトは人間よりもはるかに優れたアンドロイド・レイシアと出会います。「モノ」が「ヒト」を超える知性を得たとき、「ヒト」が「モノ」を使うのか、「モノ」が「ヒト」を使うのか。「ヒト」と「モノ」のボーイ・ミーツ・ガール作品です。

な、なんと14作品。見られるんでしょうかこんなに。とりあえずつまらなかったら1話からとっとと切っていく方針です。で、こんだけあってなおも補充要員がいるという孔明の罠。まずは「スロウスタート」。芳文社の「まんがタイムきらら」で連載中の篤見唯子原作のマンガが原作。おたふく風邪で入試を受けられずに浪人してしまい、1年遅れで高校に進学した少女・一之瀬花名の高校生活を描きます。絵柄からして「ごちうさ」を彷彿とさせます。
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