記憶に残る一言(その90):眼鏡君のセリフ(グラップラー刃牙)

艦これ、秋イベントE-3まで攻略完了しました。しかし最後のE-4のとんでもなさよ。攻略完了前に資源が吹っ飛びそうです。諦めてE-1かE-2で“掘り”でもした方がいいのかも知れません。

あ、それからニューフェイスの艦娘がもう一隻やって来ました。陽炎型駆逐艦の9番艦、天津風。「さよなら天さん…」ならぬ「こんにちは天さん」な訳ですが、天津飯と間違えないで下さい。CVは天使声優小倉唯です。肌の色がほんのりと赤いのは、次世代艦隊型駆逐艦用の新型高温高圧缶の試験艦となったからだそうです。他の駆逐艦よりボイラーの温度が高いことを示しているという。芸が細かいですね。

本日は「記憶に残る一言」ですが、タイトルを変えつつも1991年から26年以上連載されている板垣恵介作の格闘漫画通称「刃牙シリーズ」の第1部「グラップラー刃牙」、その1話「ヤツの名は刃牙!!」に登場するセリフです。

フルコンタクト系空手の全国ナンバーワンを決める大会、その決勝試合直前です。最強を自負する男達の集う日本最大の格闘団体「神心会」(館長はあの愚地独歩)。その神心会の空手家を軒並みKOして決勝に進出した謎の白帯「範馬刃牙」。決勝の相手は末堂厚です。

これが末堂厚。大会三連覇中の全日本王者で、身長205cm、体重130kg。ベンチプレスで270kgを持ち上げ、100mは裸足で11秒を切るという驚異的な身体能力を持っています。初登場時は迫力ありましたね。後の悲惨な雑魚扱いには全米が泣きました。

強敵との大戦を前に、我関せずの刃牙は控室で特大タッパーに入ったおじややバナナをかっ喰らってます。


さらにはコーラのペットボトルを振りまくって炭酸をとばして一気飲み。

それを見ていた神心会のモブ空手家達が「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」と嘲笑します。彼らは末堂の圧倒的な強さを信頼しているのでしょう。

しかし、試合の時間を告げにきた大会関係者の眼鏡君は違いました。炭酸抜きのコーラを飲むバキを見て、「ほう炭酸抜きコーラですか…たいしたものですね」と感心します。

彼によれば「炭酸を抜いたコーラはエネルギーの効率がきわめて高いらしくレース直前に愛飲するマラソンランナーもいるくらいです」ということです。本当かいなこれ。

「なんでもいいけどよォ」「相手はあの末堂先輩だぜ」となおも嘲笑しようとするモブ達。ですが全然聞いていない眼鏡君。「それに特大タッパのおじやとバナナ」

「これも即効性のエネルギー食です。しかもウメボシもそえて栄養バランスもいい」

「それにしても試合直前だというのにあれだけ補給できるのは超人的な消化力というほかはない」誰も尋ねてもいないのに、べらべらと喋り倒す眼鏡君。まあこれで読者は刃牙の能力に期待感を持たざるを得ないことになるんですね。

コーラを飲み終えて悠然たる刃牙。それにしても今の画風と全然違いますね。このころは勇次郎もまだ普通の人間らしさが残ってましたしね。

では例によってパロディをいくつか。まずはコミケでのコスプレ。セリフのフキダシもお手製でしょうか。「死ぬわアイツ」のモブが似ていて笑いますね。

濃口醤油編。コーラではなく濃口醤油を飲んでいる刃牙。眼鏡君も「死ぬわアイツ」。

特大タッパーにも醤油。「超人的なアホというほかはない」と眼鏡君も匙を投げていますが、当の刃牙は「薄口だわコイツ」(笑)。

葬式編。お通夜に駆けつけた刃牙ですが、やはりコーラは飲むのね。眼鏡君が坊さんになっています。オイオイオイは泣き声だったのか。

誰が死んだんだかわかりませんが、弔問客の少なさから個人の超人的人望の無さをディスる眼鏡君。え?末堂が死んだんじゃないの?良く見ると真ん中の「そもそも誰が死んだんだよ」と言っているモブ眼鏡の身体が透けているような。なんと君か!!霊感も強いらしい刃牙、気配に気付いているようです。

不法侵入者編。不法侵入して勝手に人のコーラをがぶ飲みする刃牙。

しかも彼らのおじやとバナナも食べちゃったようです。超人的な面の皮の厚さって、もはや一回回って褒めています。

バカ編。登場キャラがことごとく頭が悪いという。

「すごい…」という眼鏡君の小学生並みの感想が笑えます。

飲んでいたのは実は眼鏡君だったという出オチギャグ。おそいかかるマラソンランナーというのがシュールです。

刃牙サゲのはずのモブ達がアゲアゲにしています。出番をなくした眼鏡君が悲しい。

飲んでいたのは勇次郎だった。サインを貰いに行くミーハー達。果たしてサインしてくれるんでしょうか?
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