好きな声優さん第5期(その6):中村悠一~姿も声もイケメン声優

6月というのにいい天気です。まあ関東地方は梅雨入りは平均8日頃らしいのですが、実は空(カラ)梅雨だったりして。雨ばかり降っても憂鬱ですが、空梅雨も渇水で困ったことに。何事もほどほどがよろしいようで。

本日は4月ぶりに「好きな声優さん」です。前回杉田智和を紹介したので、そのマブダチである中村悠一も紹介せずにはいられませんな。杉田智和がはやみんこと早見沙織を好きなのは周知の事実ですが、そのはやみんとなにかと共演することが多いのが中村悠一。親友に彼女をNTRされる的なシチュエーションはなかなかにそそるものが(笑)。

中村悠一は1980年2月20日生まれで香川県高松市出身。高校卒業後、声優になるために上京し、代々木アニメーション学院を経て2001年に声優デビューしました。2007年に「CLANNAD」の岡崎朋也役でテレビアニメで初主演を務め、同年以降主要キャラクターを次々と演じて知名度を上げて行きました。

「特技は1日24時間ゲームプレイ」と言うほどのゲーム好きで、かつては「バーチャファイター」の全国大会本戦への出場資格を得たことがあるそうですが、交通費が自腹だったので参戦を断念したそうです。それ以外にも多くのゲームをプレイし、ネットゲームやアーケードゲームも嗜み、ゲーム好きな声優仲間と様々なゲームをプレイしています。

杉田智和とは、アニメデビュー作「電脳冒険記ウェブダイバー」で共演したことを契機に交友が始まりましたが、当時同年代の男性声優が非常に少なかったのと、お互いゲーム好きということからあっという間に親しくなった模様です。杉田智和は「アニゲラ!ディドゥーーン」など自身のラジオであまりに頻繁に中村悠一の話題を出すので、彼の近況は杉田智和のラジオを聞けばだいたい判ってしまうという。リスナーや共演者もよく承知しており、わざわざ中村悠一の話題を振ることがあります。

デビュー当時からの愛称「ゆうきゃん」は、鈴村健一命名。目立った活躍がない頃から鈴村健一や福山潤などに注目の若手声優として推されていて、しばしばメディア上で話題に出されていたそうです。見ての通りイケメンですが、カロリーが高い物が好きで、2014~5年あたりは本人が「宣材に映っているやつ(痩せていた時の自分)は死にました」と言うくらい太っていましたが、2016年に減量を始め、ダイエットに成功しています。

好きな女性声優は能登麻美子だそうです。うむ!いい趣味。好きな音楽のジャンルは「ケルト音楽」で、学生時代は吹奏楽部でユーフォニアムを担当していたほか、2008年に何か新しいことを始めようとヴァイオリンを購入したそうです。

それでは私が知っている中村悠一の演じたキャラです。概ね年代の古い順。まずは「ときめきメモリアル4」の七河正志。私はこれで中村悠一を知りました。

このゲームには男友達が2人登場しますがその一人で、イケメンでスポーツが得意で女生徒から人気があるものの、恋愛には興味がないという“無駄イケメン”。しかし他人の恋愛には敏感なようで、主人公にときめいている女の子がいる状態で彼と下校しようとすると、気を遣って主人公を女の子と帰らせたりします。そういうところがまたモテるんでしょうな。

双子の姉である瑠依が正志に変装してよくきらめき高校に潜入してくるのですが、彼女と仲良くなると周囲からはモーホーの疑惑を持たれてしまうという。しまいには「オレと伝説になろう!」とウホッな迫り方をしてきます。うわぁガチホモじゃねーか!と思いきや夢オチでしたが。瑠衣が入れ替わっている時は学校を休んでいるそうですが、代わりに瑠衣の学校(「ときめきメモリアル2」の舞台であるひびきの高校)に女装して登校すればいいのにと思いましたが…身長が180センチもあったら流石にばれますかね。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の高坂京介。「俺妹」の主人公にして語り手です。非凡な才能を持つ妹・桐乃に対し、平凡が服を着たような人物として描かれていますが、一度決めたことは恥をさらしてでも貫き通す責任感の強い一面もあり、周りからは「お節介焼きのお人好しだが少し鈍い」という印象を持たれています。

平凡といいながら、幼馴染みの麻奈実、桐乃のオタク友達黒猫(五更瑠璃)、桐乃のリアル友達新垣あやせ・来栖加奈子など、多くの女性キャラから好意を持たれており、ほぼハーレム状態。にも関わらずそれらをすべて拒否して実妹である桐乃に告白するというまさに外道。クリスマスから卒業式まで限定で恋人になり、卒業したら普通の兄妹に戻るという約束でしたが、恋愛ってそんなビジネスライクに出来るモノなんですかねえ。

あやせなんか京介がちょっかい出しまくった挙げ句に好きにさせておいて、告白を断るという鬼畜プレイをしてましたからね。ゲームではあやせに刺されるバッドエンドもありましたが、アニメでは意外にも穏やかな結末でした。あやせといえばはやみんに「ヤンデレに定評のある早見沙織」というタグを付与するに至ったキャラですが、これが私が見た中村×早見の初共演です。

「氷菓」の主人公にして探偵役の折木奉太郎。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」がモットーのものぐさ省エネ君ですが、姉の脅迫で廃部寸前だった古典部に入部したことからヒロイン千反田えるに出会い、推理力を見込まれることになりました。

人間関係は基本的に淡白で、親友の福部里志ともお互いの家に遊びに行く仲ではなく、とりとめのない会話を学校・下校中にする程度でした。えるの「私、気になります!」に振り回される形で様々な事件を解決していく中、えるへの好意を自覚していきますが、原作がまだ完結していないので「恋の行方」はまだ不明です。早く原作を執筆して貰い、アニメ二期を制作して欲しいですな。

「魔法科高校の劣等生」の主人公司馬達也。妹の深雪が「四葉家」現当主の姪で、“四葉の最高傑作”とされて次期当主に指名されているのに対し、達也は深雪のボディガード程度にしか認識されておらず、四葉家や第一高校では不遇な扱いを受けていますが、実は色んな意味で「さすがはお兄様です!」(by深雪)な人です。

6歳のとき「人造魔法師実験」の被験者にされ、「人工魔法演算領域」を与えられた唯一の成功例となりましたが、その性能は一般的な魔法師が生来持つ魔法演算領域と比べると著しく劣っており、生来使える「分解」と「再成」以外の魔法は全てその「人工魔法演算領域」でしか行使できないことから、魔法科高校では劣等生扱いを受けています。

しかし、実際には非常時や実戦における咄嗟の対応力や戦闘能力は超一流で、国防陸軍の独立魔装大隊所属の「戦略級魔法師・大黒竜也特尉」でたった一人で一国の侵攻軍を壊滅させたり、伝説の魔法工学エンジニア「トーラス・シルバー」の片割れで画期的な製品を世に送り出していたりと「さすおに」のオンパレードで、中二病患者が憧れ、かくありたいと熱望するであろうキャラとなっています。

近日劇場版「魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」が公開されますが、アニメ第二期もはよ。なお本作では深雪を演じるはやみんとは兄と妹ですが、原作ではなんと婚約することになるという。まるで「俺妹」で果たせなかったあやせの悲願が成就するかのようですな。

「六畳間の侵略者!?」の主人公里見孝太郎。某大俳優そっくりの名前です。直情的な性格で自他共に頭は良くないと認識しており、細かい気配りが出来ないので女性にもてないタイプだと思われていますが、無意識のうちに人に優しい態度をとっており、人が本当に嫌がるような態度も取らず、一緒にいると安心できるためか、親友からは「極少数の魅力的な女性が孝太郎に惚れる」と評されています。

実際登場する大半のヒロインたちから好意を抱かれていますが、幽霊・地底人・宇宙人・魔法少女と、涼宮ハルヒだったら狂喜乱舞しそうなラインナップとなっています。

六畳一間ですがバストイレキッチン付きの「ころな荘」106号室に住んでいます。ころな荘の家賃は月5万円ですが、幽霊が出ると噂になっている106号室のみは月5千円の格安設定。孝太郎にとっては格安物件ですが、幽霊にとっては両親の帰りを待つ場所、魔法少女にとっては魔力溜まりのある場所、地底人にとっては父祖の霊を奉る祭壇を設置する場所、宇宙人にとっては試練のために侵略をする場所になっています。

原作は27巻も出ているので二期カモンなんですが、音沙汰がないところを見ると円盤の売れ行きに問題があったのでしょうか。はやみんも登場していましたが、宇宙人の姫のお付きだったので関係性は他の作品に比べるとやや弱かったような。桜庭先輩が好きでしたが…

「終わりのセラフ」の一ノ瀬グレン。吸血鬼殲滅部隊「月鬼ノ組」の総隊長で日本帝鬼軍中佐。主人公百夜優一郎の命の恩人であり、軍にスカウトしました。常に飄々としており、毒舌家でもありますが、自分の部下達を「家族」として大事に思っており、チームワークや軍規を遵守させることを重視している面も。

日本帝鬼軍を設立した柊家の分家筋で軍上層部の会議に参加する権利を持っていますが、柊本家からは嫌われており、階級も低く抑えられている様子です。中佐なのに部下に大佐がいるという。


ヒロインである柊シノアの姉・真昼は幼い恋の相手でしたが、シノアによれば真昼はグレンに殺されたとか。グレンの持つ刀型の鬼呪装備「真昼ノ夜」には、鬼になった真昼が宿っているそうです。実は既に鬼になる一歩手前の「生成り」と化しており、一日の時間を二つの人格が行ったり来たりしています。もう一つの人格は死んだ恋人である真昼に取りつかれて鬼になり果てており、敵である吸血鬼の有力貴族フェリドと手を組み、「終わりのセラフ」の実験を行っています。

本作でははやみん演じる柊シノアとは上司と部下という関係でしたが、当初は信頼関係にあったものの、グレンの奇妙な行動により次第に疑念が湧いてきたようです。小悪魔的なシノアははやみんの新たな魅力を引き出しており、大好きなキャラでしたね。シリアスになった後半より、飄々としていた前半のシノアが魅力的でした。

「ワンパンマン」の無免ライダー。ヒーロー協会所属のプロヒーローでランクはC級1位。本作ではヒーローのランクはS級~C級の四段階に分かれており、S級となると軍の一個師団並みの戦闘力を持っているとされますが、C級は最下級ランクで普段は主に強盗やひったくりなど、人間の犯罪者を退治して過ごしています。また数が多いために足切りされることが多く、一週間ヒーロー活動を行わなかった者は名簿から除名されてしまうという。

ボディースーツに競輪風ヘルメットとゴーグルを身に付けた「正義の自転車乗り」で、かつては持っていた原付免許は、事件現場に急行するためにスピード違反を繰り返したため失効してしまい、現在は自転車「ジャスティス号」を愛車としています。

本来、ヒーローの各階級の1位は上のランクへの昇格権を得られますが、本人は自分の実力ではB級で通用しないと理解しており、C級1位として日々善行に励んでいます。格上のヒーロー相手でも毅然とした態度を取り、常に弱者に寄り添う姿勢を貫く好漢であり、弱くても一般大衆からは高く支持されています。

S級やA級ヒーローを苦も無く倒した深海王に対しても怯むことなく戦いを挑み、一方的に痛めつけられながらも決死の覚悟で食い下がることで、結果的にサイタマが到着するまでの時間を稼ぐことに成功しました。その奮闘ぶりにはサイタマも「よくやった。ナイスファイト」と称賛を送り、事件後サイタマに感謝の手紙を贈り、その後屋台で一緒に食事をして以降、友情が芽生えました。

はやみんはB級1位の地獄のフブキを演じていましたが、アニメではほんのちょっとしか出番がなく、ましてや無免ライダーとの絡みも一切ありませんでした。フブキと無免ライダーが絡まなくてもいいからぜひ二期を早く制作して欲しいです。

「甘々と稲妻」の犬塚公平。主人公で高校の数学教師にして幼稚園児つむぎのパパンです。半年前に最愛の妻多恵を病気で亡くし、娘のつむぎと2人暮らしとなりました。家事すべてを1人で行っており、つむぎを溺愛しているものの、妻を亡くしてからは仕事と家事に追われ、また自身が食に関心が薄かったこともあり、つむぎとまともな食事をしていませんでした。

ひょんなことから教え子である飯田小鳥と料理をするようになり、食べる楽しさ、作る楽しさに目覚めていきます。小鳥は小学3年生の時に両親が離婚し、以降は料理研究家のママンと二人暮らしをしています。ママンは料理屋「恵」を営んでいるが、料理研究家としてのテレビ出演などで忙しくなり、店を閉めることが多くなっており、また小鳥は包丁で怪我をしたことがトラウマとなり、包丁が持てず料理を作れません。

小鳥は当初は一緒に料理を作るという建前で、包丁を持てない自分の代わりに公平に包丁を使わせて利用するという形となっていましたが、つむぎに美味しいものを食べさせたい、店のあかりを消したくないという互いの利害が一致し、WinWin関係で共に料理を作ることとなりました。

料理会は、小鳥の友達で料理は手慣れた子鹿しのぶや、公平の高校時代の友人でカフェバーを経営している八木祐介らも参加することがあり、この人達が参加すると賑やかで一層楽しくなります。

はやみんは当然(?)飯田小鳥役。そして中村悠一との関係からして必然的(?)に犬塚公平に好意を抱いていきます。ただ、現状でははっきりした恋愛感情にはなっておらず、自分でも感情の正体がわかっていません。つむぎ役の遠藤璃菜がリアル小学生だったこともあり、中の人三人が並ぶとほぼ家族のように見えます。つむぎの通う幼稚園の園児達には本物の子役を使っているのが本作の特徴で、もし数年後に二期を制作ということになると、同じ子役を使えるかどうか(特に男児)と余計な心配をしてしまいます。

最後に「小林さんちのメイドラゴン」の滝谷真。主人公小林さん(下の名前不明)の会社の同僚で友人。普段は人当たりが良く穏やかな性格の好青年です。

実はメイドや執事関連の隠れオタクで、そのモードに入ったときには突如瓶底眼鏡をかけて、なぜか出っ歯になって語尾に「ヤンス」を付けるなどの変貌を遂げます。

人間界に住むことに決めた雄のドラゴン・ファフニールをアパートの自室に居候させ、テレビゲームを通じて親しくなっていきます。ファフニールを「ファフ君」という固有の愛称で呼ぶことを認められていますが、後にその行為は強制的に彼に強い主従契約を結べる状況を作り出しているのだと知りますが、争う事があってもゲームで勝敗を決めるなど、2人の関係はあくまで対等なものとして捉えています。トールからは、力を介さずにファフニールとそれなりの関係を築いている事を不思議がられていたりします。

トールは滝谷を小林さんに関して恋のライバル(?)視していますが、滝谷は小林さんを、あくまでオタネタを分かち合える友達と考えている様子です。

う~む、主なところでもこんなに登場していたか。さすが人気声優。私は見てませんが「おそ松さん」他人気作品にも大量に登場しています。流石人気声優。出演作品がやたらに多いから、私の「はやみん枠」での視調作品にもよく登場するというのも道理なのかも知れませんが、はやみんが同業者と結婚するなら杉田智和より中村悠一だよなと思ってしまいます。本当のところはどうか知りませんけど。

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