好きなアニメキャラ(その88):ロッタ・オータス(ACCA 13区監察課)

今日は天気が良かったですが、気温は低め。そうそう、4月はこんな感じがいいですよ。それにしても一気に新緑の季節になってきましたね。桜に代わってハナミズキが咲いています。中学校の校花でしたが、なにゆえにこの花にしたのか。なお小学校の校花は梅でした。高校は…なんだったかなぁ?(石塚運昇風)。そもそも校花とかがあったのかも不明です。

本日は先週に続いて好きなアニメキャラということで、非常に綺麗にまとまっていたシャレオツアニメ「ACCA 13区監察課」からロッタ・オータスです。

ロッタは主人公・ジーン・オータスの妹です。歳はひと回り離れているようで、ジーンが30歳なので17~18歳といったところでしょうか。制服を着ているのでまだ高校生なのでしょう。ま、制服のある大学もありますけどね。ケープとベレー帽がお洒落です。

両親は列車事故で13年前に死亡してしまいましたが、両親がやっていたセレブマンションの管理人の仕事を引き継いでいます。本来は兄の仕事なんでしょうが、勤めているACCA監察課の仕事が多忙なため、ほぼロッタが一人で引き受けている状態です。

天真爛漫で誰からも好かれる性格で、お年頃にもかかわらずまだまだ色気より食い気な子です。兄は「もらいタバコのジーン」という仇名が付けられていますが、ロッタの方はよくデザートを呼ばれており、さしずめ「もらいケーキのロッタ」といった感じです。兄や兄の友人であるニーノ、兄の上司であるオウルあたりがメインスポンサー。

食べている様子がとても可愛らしいので、彼らならずともおごってあげたくなりますね。というかこの作品、やけに食事シーンや食べ物が出てくるシーンが多いので、なにげに飯テロアニメでした。

実はママンのシュネーはドーワー王国第二王女で、先進的な思想の持ち主だったために王家の外に出ることを望み、それが彼女自身のためにもなると考えた父王が死を偽装して庶民としたのでした。首都バードンの食パンのおいしさの虜になってここに住み続けましたが、食パン好きはロッタにも遺伝しているようです。


“雪のように美しい”と評されたママン譲りの金髪碧眼の美貌の持ち主です。人を疑うことを知らない天然さも、王族という出自のせいかも知れません。いつもは向かって左側に出すような形のポニーテールにしていますが、髪を降ろしても可愛いですな。髪を降ろすと実にママンそっくり。

兄の親友であるニーノとは仲がよく、一緒に食事をしたり旅行に連れて行って貰ったりと第二の兄状態ですが、幼いころには憧れのような感情を抱き、「お嫁さんになる」と言ったこともありました。

しかし、ニーノには真剣な顔で断られてしまいました。そのため彼には何か理由があると察して身を引きましたが、それ以来他の異性に恋愛感情を持つことがなかった様です。まあニーノはルックスも性格もカッコイイので彼を凌ぐ魅力的な異性というのは同年代ではなかなか見つからないでしょう。何しろジーンよりも10歳年上ですから。若作りだけど、もう40歳ですよ。

実はオウルはシュネー王女に仕えていた近衛兵アーベントで、シュネーが庶民になった後も陰ながら見守りつつ、国王に定期的に報告を送っていたのでした。セレブマンションの大家でもあり、管理人という職を与えたのもさりげない援助でした。シュネーは薄々気付いていたようですが。アーベント個人というよりは国王の援助だったかも知れません。

なのでオウルがロッタと食事に行ったりしていたのは望外の喜びだったことでしょう。ロッタに暗殺の魔の手が伸びた際にもさりげなく、しかししっかりと助けていました。監察課課長でジーンの上司という立場も、ジーンとロッタを見守るためにやっていたんでしょうね。

そしてニーノのパパンはアーベントの従者で、パパンと共に直接的な接触の役目を担っていました。10歳もサバを読んで高校の同級生になったのは笑いました。元探偵のフリー記者という表向きの職業の裏で、ACCA内務調査課の覆面局員「クロウ」でもありました。最終回でジーンとニーノが王家に公認されたことで、アーベントから任務からの解放を告げられたので、以後は友人として付き合っていけそうです。ロッタを口説いても構わないのですが…自分の半分以下の年齢のロッタに手を出したらロリコンの汚名は免れないでしょう。

でもロッタも年上好きな感じがするので、本人同士が良ければそれもいいですかね。というか、同年代の友達がちゃんといるのかちょっと心配。年長者から可愛がられる性格なのはいいけど年上の兄とその友人や職場関係者とばかり付き合っているような気が。

ところでロッタって愛称っぽいのですが、正式な名前があるんでしょうかね。シャーロットとかシャルロッテとか。それだとロッテとかになっちゃいますかね?

CVは悠木碧。ロッタのママンであるシュネー王女の声も担当していました。同時期に「幼女戦記」の主人公ターニャ・デグレチャフという非常にあくの強い役を熱演していましたが、王家の血を引くとはいえ普通の女の子であるロッタとの演技の落差は驚異的でした。本人的にはバランスが取れて良かったかも知れませんが。

色んな役を演じられる「こども先生」(命名杉田智和)ですが、ロッタは鹿目まどかに近い感じで個人的に好きな声の出し方をしていました。まどかが娘に欲しいキャラだとすると、ロッタは妹に欲しいキャラですね。

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