記憶に残る一言(その81):恵那司のメール文(大相撲八百長問題)


日曜日はスーパーアニメタイムで、一週間分のアニメを見ている訳ですが、「クズの本懐」の直後に「セイレン」を見ると、同じ女子校生を巡る恋愛ものでも、かくも内容が違うものかとびっくりします。まあ上の画像ではどれだけ違うかわかりませんが、全然違います。どれくらい違うかと言うと…


「幼女戦記」での“化け物”ターニャの時と「ACCA13区監察課」での“普通の女の子”ロッタの時の悠木碧の演技の差くらいは違います。おいちゃんはすげーなやっぱり。


で、どっちがいいと訊かれたら…もちろん宮前先輩の方が断然いいに決まってるじゃないですか。宮前先輩は裏表がなさそうだし。花火は声は綺麗だけどパーペキメンヘラこじらせ系女子なので面倒くささマックスですし。透(とおる)という男っぽい名前が玉に瑕だけど。ちなみに宮前先輩の兄貴って、常木燿編でグラサン竹刀だった夏期講習の鬼講師ですよね?世間は狭いなあ。

本日は記憶に残る一言ですが、たまには実在の人物のセリフを取り上げようと思います。元幕下・恵那司のセリフというかメールの文面です。

2011年に起きた大相撲八百長事件。発覚の端緒となったのは2010年の大相撲野球賭博問題(日本相撲協会の現役の大相撲力士、年寄などによる野球賭博などの違法賭博への関与をめぐる問題)で、警察が押収した力士の携帯のデータから、大相撲本場所での取組での八百長への関与が窺われる内容が判明したことでした。

特別調査委員会の調査の結果、八百長を認めた力士が出たことで大問題となり、春場所の開催中止にまで至りました。この問題で引退・解雇された力士は58人にも及び、多数の親方も処分を受けました。まあ昔の話だし、今回この問題を糾弾したい訳でもないので詳細は控えておきましょう(調べれば簡単に判ります)。

この時、関取同士の八百長を画策したとみられるメールを出した一人が恵那司でした。当時30歳を超えていた恵那司は、関取への昇進は果たせず、現役晩期は幕下と三段目との往復が続いていました。その恵那司が春日錦に送った文面が今回の記憶に残る一言「立ち会いは強く当たってあとは流れでお願いします」です。これに対して春日錦は「了解いたしました!では流れで少し踏ん張るよ。」と答えたとか。

春日錦は2011年初場所で現役を引退して親方になっていましたが、八百長への関与により職務停止2年の処分を下された後、2011年4月に退職しています。恵那司も同月に引退しています。

八百長関連メールの文面はその他にも多数あるのですが、このフレーズが問題を端的に象徴し、かつ使い勝手が良かったらしく、当時は流行語にもなりました。

当時、課長と不倫(?)する某OLさんは、“この前のメールにはビックリ。「明日のデートは夕方からホテルに行こうと思っているのですが、部屋に入ったら立ち合いは強く当たって、あとは流れでお願いします」だって。完全に大相撲の八百長メールのパクリじゃん。それで私も「流れですぐに挿入されないように少しは踏ん張るよ」と返信。本当にバカですよね、私たち。”という投稿をしてたりします。実に楽しそうだなあんたら(笑)。

写真やテキストを投稿するオンラインサービス「bokete」にも色んな作品が投稿されていましたので一部ご紹介。

鳥獣戯画編。ウサギを投げ飛ばすカエルですが、実は八百長だったのか。一説には負けっぷりにもオプション価格があったりするとか。ここまで吹っ飛ぶとはオプション料金払ったんですかね。

ア○パ○マン編。相手に黒い囁きをしているア○パ○マン。ところで相手は何マンなんでしょうかね。ネギ?

ウ○ト○マン編。メフィラス星人に八百長を持ちかけるウルトラマン。確かにメフィラス星人はウルトラマンに負けなかった強者ですが…はッ、あの引き分けすらも八百長だったの?

ストイコビッチ編。監督なのに退場になったピクシーの言い訳。選手時代もグランドでプレーしているより退場になっている時間の方が長いと言われた人ですが、監督になっても…。だがそれがいい。

プロレスラー編。試合前の煽りで八百長を持ちかけるとは。しかしこの二人誰なんだろう。ジャイアント・キマラのような気がしていたけど、別にそういうことはなかったぜ!

北朝鮮編。若き指導者に何事かを囁く軍幹部。対米外交姿勢とかについてのアドバイスなんでしょうかね。実は異母兄弟抹殺に関しての…あわわわ。
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