2016年春季アニメの感想(その2):文豪ストレイドッグス/あんハピ♪

「艦これ」は、各艦娘のレベルアップ→改装を行っているところですが、そのせいで弾薬不足が深刻になっています。タマがなければ戦はできず。課金するのもなんですしね。プレイしなければ自然回復するんですが、ついやってしまうんですよね。そんな中潜水艦娘を二人入手しました。伊168と伊58。「イムヤ」と「ゴーヤ」だそうです。潜水艦は砲撃はできませんが、開幕雷撃と夜戦前と夜戦中に強力な雷撃を行います。また耐久力は低いものの砲撃を受けず、駆逐艦・軽巡洋艦・雷巡・対潜能力を持つ艦載機の攻撃以外通用しません。燃費が安く修理時間も早いので、私のような貧乏提督にはもってこいかも。潜水艦隊を創設したいところですが、なかなか出てこないのが欠点。

さて「艦これ」話でもいいんですが、2016年春季アニメも続々と終了しているので、ここはそっちの話を進めていこうと思います。まずは「文豪ストレイドッグス」。文豪達がキャラ化して、代表作を名称とする異能力を使って戦うという中二病的バトルものです。

主人公中島敦が所属することとなった武装探偵社と、彼に多額の懸賞金が掛かっていたことから身柄を狙うポートマフィアの戦いが描かれていましたが、最終盤にきて中島敦に懸賞金を掛けていた海外の異能力者集団「組合(ギルド)」が登場。第三勢力の登場で三つ巴の戦いが展開されるであろうというところで終了しました。これはもう第二期制作間違いなしだろうと思ったら、10月からやるみたいです。

中島敦の異能力は「山月記」に由来する「月下獣」で、強力な白虎に変身するというものでした。当初は変身を全く制御できずにいましたが、武装探偵社で異能力者達に揉まれているうちに、自発的に変身できるようになり、能力の一部を引き出して肉体を強化したり、身体能力をアップさせたり、治癒能力を作用させるなどが可能になりました。ただ、なぜ「組合」が彼の能力をそんなに欲しているのかはまだ明らかになっていません。

武装探偵社とポートマフィアに二分された文豪達、何を持って振り分けられたのかはよくわかりませんが、異能力的に見るとポートマフィアの方が暴力的・破壊的な異能力の傾向が強いようです。もっとも、仕込み杖を持った白い甲冑武者姿の「夜叉白雪」を召喚して戦うという異能を持つ泉鏡花(14歳の美少女)が武装探偵社に加入(仮?)したので、中島敦と共に戦力アップになったかも知れません。

「組合」は顔見せ程度しか出てきませんでしたが、海外の文豪キャラで構成されており、先鋒として「赤毛のアン」のルーシー・モンゴメリが登場しました。「組合」はアメリカ・カナダの文豪達で構成されているようですが、ラヴクラフトもいるらしいので、ケイオスケイオスであろう異能力「旧支配者」が楽しみです。

自分の好きな文豪が登場している場合、「オレの○○はこんなんじゃねェ!」と激おこぷんぷん丸(古い)になってしまうかも知れませんが、海外の文豪登場で余計にその傾向が強まるかも知れませんね。「おこ」は6段階に分かれているらしいので、激おこぷんぷん丸でもまだ3段階も残しているんですね。あずささんの例を見ると、激おこぷんぷん丸あたりならまだ何とかなりそうな気がしますが、最後のは怖い。

続いて「あんハピ♪」。名門女子校・天之御船学園になぜか存在する「幸福クラス」に入った5人の女子校生達のブラックコメディです。サブタイトルには毎回日付が入っていて、入学から夏休みの林間学校までが描かれました。これは当然人気次第で二期制作ということになるんでしょうが、人気はどうだったんでしょうか。

メインキャラの花小泉杏・雲雀丘瑠璃・久米川牡丹・萩生響・江古田蓮は、"負の業"を背負ったJK女子高生ということになっていますが、とにかく天文学的レベルで不運な花古泉杏(はなこ)と、よく毎日登校しているなと思えるほど病弱虚弱の久米川牡丹(ぼたん)は確かに業を背負っていると言わざるを得ないレベルですが、残りの3人はそれほどでもないかな、と。


雲雀丘瑠璃(ひばり)は建設現場の立て看板が好きという妙な性癖があるため、不憫な"悲恋"を抱えているとうことになっていますが、それ以外はごく真っ当な子なので、むしろはなこやぼたんのトラブルに巻き込まれることで不幸になっているような気がします。



萩生響(ひびき)の方向音痴と江古田蓮(れん)の種を超えた"女難"も、すごいっちゃすごいけどはなことぼたんが突出しすぎているのであれに比べれば…というレベルです。


一番怪しいのは彼女達の担任の小平先生。下の名前も不明だし、普段はにこやかななのに、怒らせるととてつもなく恐ろしく、普通に銃などを所持し、海外で特殊傭兵部隊に所属していたという噂があるという謎の人物です。なぜ不幸な彼女達を幸福にしようとしているのか、理由は不明ですが、一体いつ寝ているんだろうと思うほど研究熱心です。


そもそもこの学校、「幸福クラス」なんた不要だと言っている先生もいる傍ら、幸福クラス専用としか思えない地下施設を多数有しており、実は幸福クラスのために存在している学校なのではないかとも邪推してしまいます。

「がっこうぐらし!」を超える驚愕の事実がどーんと示されるのではないかという気がしていたが、別にそんなことはなかったぜ!

幸せは心の持ちようみたいな終わり方をしていたので、ここで終了でもまあいいのですが、小平先生とかウサギ型学園案内ロボット・チモシーとか、天之御船学園そのもののとかの謎が解明されるといいなと思います。好きなキャラはひばりちゃんと小平先生。OPの「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」は中毒性のある電波ソングですが、作詞者を見たら案の定畑亜貴でした(笑)。やっぱすごいわこのお方は。

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