>一億総活躍ならぬ一億総貧困のような悪夢の未来が待ってたりして。
一億総貧困ならまだマシな方だと思いますよ、貧乏もみんな一緒なら誰か一人だけが惨めな想いをすることはないのですから。
一番怖いのは富裕層、中流層とそれ以外の差だけが広がること……ようは格差社会ってやつですよ。今の日本は良くも悪くもアメリカ型……昔は欧米の良い所を取り入れようと奮起していた国だったと思うのですが近年は悪いとこまでアメリカそっくりになってきましたね。
ネットなんか見ていても余裕のなさそうな人(経済的にも精神的にも)多いなあと思います。
オリンピックとか騒いでますけれど正直あれに使う金、もっと他に充てるべき場所があるんじゃないか?とも感じます。
そういえばギリシャもアテネオリンピックから十年後くらいに経済危機に陥りましたね、日本も下手するとギリシャルートになりかねません。
まあそれでもギリシャはなんとか国自体は成り立っているようですが……
>① 愛し、愛されることに極端に飢えている:本人の生い立ちにも原因があるのかも知れません。そういう意味では貧困の再生産とも言えますが、とくかく愛に飢えている気がします。「愛する」ことについては、我が子がいるので対象に困らないのでうが、それだけに無理心中になろうとも離れようとしないという意識を持っています。
これ見てエヴァのアスカ思いだしたわあ、下に貼ってる画像の子も雰囲気似てるし(笑)
アスカもあのまま大人になったらヤバそうですよね、子供できたりしたらまんまここで紹介されているような感じになったりして……
うん、あんまり想像したくないな。
それはさておき、でも日本って元々あんまり裕福な国じゃないですから
「一億総中流」なんて時代のほうがおかしくてある意味今の日本はそう呼ばれる前の時代に戻りつつあるんじゃないかと思います。
ふと日本史を思い返してみるとこの国はいっつも都だけ栄えていてあとはほったらかし(笑)地方過疎化とかも実は日本の伝統なのかもしれません。
今だって結局東京一極集中を改善できていませんし、江戸時代から本質的には何も変わっていない国とも言えるかもしれませんね。
いっそ遷都でもしてみたら何か変わるかもしれません。(大昔、奈良から京、そして江戸東京と移り変わったように)
影月さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。
> 一番怖いのは富裕層、中流層とそれ以外の差だけが広がること……ようは格差社会ってやつですよ。今の日本は良くも悪くもアメリカ型……昔は欧米の良い所を取り入れようと奮起していた国だったと思うのですが近年は悪いとこまでアメリカそっくりになってきましたね。
隣に蔵が建てば腹が立つなんてことわざ(?)もありますし、貧しさよりも嫉妬の方が恐ろしいのかも知れません。一億総富裕という状態で自分だけ貧困だったら辛いですね。さりとて共産主義が目指してた平等とうのも悪平等のような気がするし…。努力が報われる社会というのがいいのかも知れませんが、世の中そんなに甘くはできてませんしね。
> ネットなんか見ていても余裕のなさそうな人(経済的にも精神的にも)多いなあと思います。
ネット接続できるということは究極状態まで行っていないという気もしますが、おそらくネットは昔のテレビとかラジオみたいな存在なんでしょうね。物質的には貧しくとも精神的に豊かであれば…というのは幻想でしょうかね。
> これ見てエヴァのアスカ思いだしたわあ、下に貼ってる画像の子も雰囲気似てるし(笑)
>
> アスカもあのまま大人になったらヤバそうですよね、子供できたりしたらまんまここで紹介されているような感じになったりして……
>
> うん、あんまり想像したくないな。
「愛」ってのは愛することと愛されることのバランスが必要なものなんでしょうかね。そしてどちらも極端に傾くことは危険だったりして。大事なのは「中庸」ってやつなんでしょうか。
> それはさておき、でも日本って元々あんまり裕福な国じゃないですから
> 「一億総中流」なんて時代のほうがおかしくてある意味今の日本はそう呼ばれる前の時代に戻りつつあるんじゃないかと思います。
あれがおかしいのではないかという意見には同意します。でも戦後の日本にとっては第二の「坂の上の雲」だったんじゃないでしょうかね。
> ふと日本史を思い返してみるとこの国はいっつも都だけ栄えていてあとはほったらかし(笑)地方過疎化とかも実は日本の伝統なのかもしれません。
> 今だって結局東京一極集中を改善できていませんし、江戸時代から本質的には何も変わっていない国とも言えるかもしれませんね。
戦国時代なんかを考えると、一極集中だったとはとてもいえない時代が日本にもあったと思います。江戸時代についても、確かに幕府は江戸にありましたが、朝廷は京都にあったし、経済の中心地は大阪だったりしていましたし、300諸侯の幕藩体制というのは今以上に地方分権的だったという気もします。分権しすぎ・細分化しすぎで他藩の災厄には我関せずみたいなことにもなったりしてましたが。
>戦国時代なんかを考えると、一極集中だったとはとてもいえない時代が日本にもあったと思います。江戸時代についても、確かに幕府は江戸にありましたが、朝廷は京都にあったし、経済の中心地は大阪だったりしていましたし、300諸侯の幕藩体制というのは今以上に地方分権的だったという気もします。分権しすぎ・細分化しすぎで他藩の災厄には我関せずみたいなことにもなったりしてましたが。
私は平安時代あたりをイメージしていました(笑)都が華やかな一方で庶民は悲惨という印象が強いんです。
おっしゃるとおり戦国時代は地方に勢いがあった時代と言えるでしょうね。場所によってはそれこそ「平安」な時よりも勢いづいていたのではないでしょうか?皮肉なものです。
江戸幕藩体制もそうでしょうね、以前テレビで宝永大噴火の特集が組まれていたのですが巻き込まれた農村はろくに作物も作ることができないのに自力救済を求められて餓死寸前にまで追いやられていたとか。
その後心ある役人さんが一応助けてくれたそうですが幕府自体は余り手助けしてくれなかったみたいですね。
この頃の日本は「藩」こそがお国みたいな世界で中央=江戸と地方の距離感は我々の想像以上かもしれません。
影月さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。
> 私は平安時代あたりをイメージしていました(笑)都が華やかな一方で庶民は悲惨という印象が強いんです。
防人とか貧窮問答歌とか、万葉集的なイメージではそうですね。でも「羅生門」とかでは都も都で華やかなばかりではなさそうな気もします。楽しいのはいわゆる「王侯貴族」のみ?彼らも彼らで権謀術数渦巻いていて大変そうですが、庶民の苦しみとはまた別格でしょうかね。
> おっしゃるとおり戦国時代は地方に勢いがあった時代と言えるでしょうね。場所によってはそれこそ「平安」な時よりも勢いづいていたのではないでしょうか?皮肉なものです。
生き残るには自領の「富国強兵・殖産興業」は必須ですからね。まともな戦国大名なら領国経営に力を入れただろうし、結果的に「地方の時代」だったと言えるかも知れません。
> 江戸幕藩体制もそうでしょうね、以前テレビで宝永大噴火の特集が組まれていたのですが巻き込まれた農村はろくに作物も作ることができないのに自力救済を求められて餓死寸前にまで追いやられていたとか。
> その後心ある役人さんが一応助けてくれたそうですが幕府自体は余り手助けしてくれなかったみたいですね。
東北でも南部藩と隣の伊達藩では農民の扱いが全然違っていて、南部藩の農民が大挙して伊達藩に逃げたりしたとか。地方に顕現を分譲するのはいいとして、総合調整的な役目はやはり中央にないといかんのでしょうね。
> この頃の日本は「藩」こそがお国みたいな世界で中央=江戸と地方の距離感は我々の想像以上かもしれません。
基本どこへ行くにも徒歩ですしね。石川英輔の「大江戸神仙伝」シリーズや江戸研究本を読むと、江戸時代も悪いことばかりではないと思えます。医療とかは貧弱ですが、超高度循環型社会が成立していました。
どうも、東京修学旅行引率から返ってきた、思いっきり地方在住の望郷士です。・・・疲れた。毎日10km超歩行とは。
生徒達も 影月さん同様、東京の一極集中は肌で実感した様なんですが・・・おもしろいことに東京を羨んでいる様子もないんですね。キツキツで余裕がなさ過ぎるように見えるようです。江戸時代に参勤交代で地元から付いてきた武士達はどう思ったのでしょうね。
私は半年前に「最貧困女子」の方を読了したところでした。いや、保護者でも該当するようなケースが多々あること・・・。思い当たりがある話が多かったです。最近多いんです、保護者の職業がよくわからないってケースが。
各種集金未納の世帯もこれにリンクしてきますし。商売柄、無視できない問題だったりします。
が、教育機関サイドでは介入しにくい問題なんですよね-。厚生労働省系列の機関と文科省系機関(我々はその末端)の接続の悪さが状況を放置させているような印象を受けます。
ただ、農漁村部ではあまりこういう貧窮する人はあまり見られません。都市部になると一気に増えます。学区内に安いアパートが存在すると貧困シングル世帯の割合が増える傾向がある、とは同業者間では周知の事実だったり。
で、子供が親の人生をそのまま辿るケースが多いことは肌で感じます。貧困を抜け出す手っ取り早い方法はまさしく教育を身につけることだと思うんですけど。
残念ながら親がそういうことに価値を持っていないと子どもに教育を受けさせようともしませんし、金も出しません。修学旅行にすら出してやらない。
結局、子どもの進路の選択肢が非常に狭くなってしまい、親の人生の再生産をやってしまっているのが現状ですねぇ・・・やるせないんですが。ダメな親じゃなく、前途ある子ども自身を直接援助する施策が必要ですよ。(就学援助費も流用する親が多すぎる・・・)
望郷士さんこんばんは、いらっしゃい。いつもありがとうございます。
> どうも、東京修学旅行引率から返ってきた、思いっきり地方在住の望郷士です。・・・疲れた。毎日10km超歩行とは。
ガキ共、もとい生徒の引率お疲れ様です。私は中高ともに京都・奈良でした。ああいうところの良さがわかるのは大人になってからのような気がするので、東京とか北海道、沖縄あたりが子供達にはいいのかも知れません。
> 生徒達も 影月さん同様、東京の一極集中は肌で実感した様なんですが・・・おもしろいことに東京を羨んでいる様子もないんですね。キツキツで余裕がなさ過ぎるように見えるようです。江戸時代に参勤交代で地元から付いてきた武士達はどう思ったのでしょうね。
いやあ、どう考えても過密すぎるでしょう。私には札幌あたりがちょうど良かったように思えます。貧乏武士だと物価高の江戸暮らしは大変だったでしょうね。下級の旗本・御家人は内職に精を出したそうですが、単身赴任の大名の家臣もやれたんでしょうかね。
> 私は半年前に「最貧困女子」の方を読了したところでした。いや、保護者でも該当するようなケースが多々あること・・・。思い当たりがある話が多かったです。最近多いんです、保護者の職業がよくわからないってケースが。
> 各種集金未納の世帯もこれにリンクしてきますし。商売柄、無視できない問題だったりします。
> が、教育機関サイドでは介入しにくい問題なんですよね-。厚生労働省系列の機関と文科省系機関(我々はその末端)の接続の悪さが状況を放置させているような印象を受けます。
保育園と幼稚園のバランスの悪さも所管する官庁が違うせいなんでしょうかね。モンスターペアレンツとかいろいろ大変そうですね。格差はやはり深刻な問題なんですね。
> ただ、農漁村部ではあまりこういう貧窮する人はあまり見られません。都市部になると一気に増えます。学区内に安いアパートが存在すると貧困シングル世帯の割合が増える傾向がある、とは同業者間では周知の事実だったり。
> で、子供が親の人生をそのまま辿るケースが多いことは肌で感じます。貧困を抜け出す手っ取り早い方法はまさしく教育を身につけることだと思うんですけど。
> 残念ながら親がそういうことに価値を持っていないと子どもに教育を受けさせようともしませんし、金も出しません。修学旅行にすら出してやらない。
> 結局、子どもの進路の選択肢が非常に狭くなってしまい、親の人生の再生産をやってしまっているのが現状ですねぇ・・・やるせないんですが。ダメな親じゃなく、前途ある子ども自身を直接援助する施策が必要ですよ。(就学援助費も流用する親が多すぎる・・・)
日本版「貧困の文化」を研究する頃合いなのかも知れませんね。オスカー・ルイスはメキシコやプエルトリコからニューヨークに移住してきた家族を研究して、心理的特徴として
・自我が弱く、疎外感・絶望感・劣等感を持ちやすい
・現在の楽しみのみを志向し、将来に対する備えをしない
・衝動性のコントロールにかける
・権威主義への強い志向
・依存性の高さ
・怠け癖
などを挙げましたが、日本においても貧困層に当てはまりそうな。でも違うところもあると思うので、やはりきちんとした研究が必要でしょう。マイルドヤンキーなんてのもある種の貧困の文化なんでしょうかね。低所得だけど貧困までは行っていない気もしますけど。